JPS60198158A - 血液処理装置 - Google Patents
血液処理装置Info
- Publication number
- JPS60198158A JPS60198158A JP59038269A JP3826984A JPS60198158A JP S60198158 A JPS60198158 A JP S60198158A JP 59038269 A JP59038269 A JP 59038269A JP 3826984 A JP3826984 A JP 3826984A JP S60198158 A JPS60198158 A JP S60198158A
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- JP
- Japan
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- plasma
- filter
- blood
- pump
- separated
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、血液処理詳しくは２重ろ過血漿分離の改良に
関するものである。最近、いろいろな免疫疾患に対して
血漿分離治療が広く適用されている。血漿分離処理治療
法においては、第１ろ過器で分離した血漿成分を全て新
しい代替血漿と置換するいわゆる血漿交換法と第１ろ過
器で分離した血漿成分を第２ろ過器に導き、浄化された
浄化血漿と有害な高分子物質とに分離する２段ろ過血漿
分離法とがある。しかし、代替血漿の不足から後者がよ
り重要視されつつあり、前者は止むを得ない場合にのみ
限られているのが現状である。
関するものである。最近、いろいろな免疫疾患に対して
血漿分離治療が広く適用されている。血漿分離処理治療
法においては、第１ろ過器で分離した血漿成分を全て新
しい代替血漿と置換するいわゆる血漿交換法と第１ろ過
器で分離した血漿成分を第２ろ過器に導き、浄化された
浄化血漿と有害な高分子物質とに分離する２段ろ過血漿
分離法とがある。しかし、代替血漿の不足から後者がよ
り重要視されつつあり、前者は止むを得ない場合にのみ
限られているのが現状である。
しかし、２段ろ過血漿分離法においては、第２ろ過器で
は有害な高分子物質を分離するため、第２ろ過器が高分
子物質により目詰りを起こし、分離効率の低下を来たし
易い。
は有害な高分子物質を分離するため、第２ろ過器が高分
子物質により目詰りを起こし、分離効率の低下を来たし
易い。
そのため、第２ろ過器の交換を余儀なくされることも多
い。従って、人手も掛り、また交換に要する時間による
治療時間の延長、また第２ろ過器の使用個数の増加など
の不具合が発生ずる。そこで本発明者らは前述した従来
の２段ろ過血漿分離法の欠点を改良すべく種々検討した
結果、本発明に到達したものである。
い。従って、人手も掛り、また交換に要する時間による
治療時間の延長、また第２ろ過器の使用個数の増加など
の不具合が発生ずる。そこで本発明者らは前述した従来
の２段ろ過血漿分離法の欠点を改良すべく種々検討した
結果、本発明に到達したものである。
即ち、血液を第１ろ過器により血球成分と血漿成分とに
分離し、該分離血漿を第２ろ過器に導き浄化血漿と有害
な高分子物質とに分離し、先に分離した血球成分と浄化
血漿とを混合して返血する２段ろ過血漿分離法において
、第２ろ過器を逆洗浄すると、第２ろ過器に補集された
有害な高分子物質を洗い流すことになり、目詰りを解消
し、洗浄護は、第２ろ過器を継続して使用できることを
確かめた。ここで逆洗浄とは、第２ろ過器の流れを正常
な運転状態における流れと逆方向に洗浄液を流すことを
意味する。通常中空糸タイプの第２ろ過器においては、
分離血漿の流れは中空糸の内から外へ流れるのに対し、
逆洗浄時の洗浄液は中空糸の外から内へ流れる。
分離し、該分離血漿を第２ろ過器に導き浄化血漿と有害
な高分子物質とに分離し、先に分離した血球成分と浄化
血漿とを混合して返血する２段ろ過血漿分離法において
、第２ろ過器を逆洗浄すると、第２ろ過器に補集された
有害な高分子物質を洗い流すことになり、目詰りを解消
し、洗浄護は、第２ろ過器を継続して使用できることを
確かめた。ここで逆洗浄とは、第２ろ過器の流れを正常
な運転状態における流れと逆方向に洗浄液を流すことを
意味する。通常中空糸タイプの第２ろ過器においては、
分離血漿の流れは中空糸の内から外へ流れるのに対し、
逆洗浄時の洗浄液は中空糸の外から内へ流れる。
逆洗浄の方法は、適当な洗浄液をポンプにより送液すれ
ばよい。２段ろ過血漿分離法においては、原則的には濃
縮された有害な高分子物質を含む血漿（以下除血漿と言
う）を廃液し、これに相当する置換液と置換する。そこ
で本発明者らはチューブ回路に改良を試み、置換液を送
液する置換液ポンプと切替器とを組合せることにより、
逆洗浄が可能であり、効果的であることを突き止めた。
ばよい。２段ろ過血漿分離法においては、原則的には濃
縮された有害な高分子物質を含む血漿（以下除血漿と言
う）を廃液し、これに相当する置換液と置換する。そこ
で本発明者らはチューブ回路に改良を試み、置換液を送
液する置換液ポンプと切替器とを組合せることにより、
逆洗浄が可能であり、効果的であることを突き止めた。
これにより置換液ポンプと逆洗浄ポンプとを兼用するこ
とができ装置の経済性を高める。
とができ装置の経済性を高める。
逆洗浄を行うにあたっては、タイマにより任意の時間に
行ってもよいが、第２ろ過器の入口圧力を検出し、ある
設定圧力になった時に自動的に逆洗浄する方法が好適で
ある。もちろん、任意の時間に手動で逆洗浄しても差支
えない。
行ってもよいが、第２ろ過器の入口圧力を検出し、ある
設定圧力になった時に自動的に逆洗浄する方法が好適で
ある。もちろん、任意の時間に手動で逆洗浄しても差支
えない。
以上から明らかのごとく、本発明の目的は、２段ろ過血
漿分離法において第２ろ過、器が目詰りを起こした場合
、第２ろ過器を交換することなく、逆洗浄により容易に
目詰りを解消できる機能を備えた２段ろ過血漿分離装置
を提供することにある。しかも、チューブ回路を改良す
ることにより置換液ポンプと逆洗浄ポンプとを兼用した
２段ろ過血漿分離装置を提供することができる。以下、
本発明に係る２段ろ過血漿分離装置の実施例について図
面を参照しながら詳細に説明する。
漿分離法において第２ろ過、器が目詰りを起こした場合
、第２ろ過器を交換することなく、逆洗浄により容易に
目詰りを解消できる機能を備えた２段ろ過血漿分離装置
を提供することにある。しかも、チューブ回路を改良す
ることにより置換液ポンプと逆洗浄ポンプとを兼用した
２段ろ過血漿分離装置を提供することができる。以下、
本発明に係る２段ろ過血漿分離装置の実施例について図
面を参照しながら詳細に説明する。
第１図は本発明に係る血液処理装置、詳しくは２段ろ過
血漿分離装置の一実施例を示す系統図である。
血漿分離装置の一実施例を示す系統図である。
採血ポンプ１で採血された血液はチューブ２を経て第１
ろ過器３へ送られ、ここで血球成分と血漿成分とに分離
される。
ろ過器３へ送られ、ここで血球成分と血漿成分とに分離
される。
分離された血球成分はチューブ４からドリップチャンバ
５へ送られる。一方、分離された血漿成分は血漿る。第
２ろ過器へ送られた血漿はここで再度ろ過されて、浄化
された浄化血漿と濃縮された有害な高分子物質を含む除
血漿とに分離される。浄化血漿はチューブｌＯから切替
器１１へ流れる。これに対して除血漿はチューブ１２．
除血漿ポンプ１３．切替器１４．チューブ２０．切替器
２３．置換液ポンプ２４を経て切替器１１で浄化血漿と
混合された後ドリップチャンバ５へおくられる。ドリッ
プチャンバ５で先に分離された血球成分と混合され、チ
ューブ６より返血される。
５へ送られる。一方、分離された血漿成分は血漿る。第
２ろ過器へ送られた血漿はここで再度ろ過されて、浄化
された浄化血漿と濃縮された有害な高分子物質を含む除
血漿とに分離される。浄化血漿はチューブｌＯから切替
器１１へ流れる。これに対して除血漿はチューブ１２．
除血漿ポンプ１３．切替器１４．チューブ２０．切替器
２３．置換液ポンプ２４を経て切替器１１で浄化血漿と
混合された後ドリップチャンバ５へおくられる。ドリッ
プチャンバ５で先に分離された血球成分と混合され、チ
ューブ６より返血される。
以上が正常運転時の２段ろ過血漿分離法であるが、経時
的に第２ろ過器９は目詰りを起こし、ろ過圧力は上昇し
、分離効率が低下し、やがて運転は継続不可能な状態と
なる。その時点で従来は第２ろ過器９を交換し、運転を
継続することが多かった。しかし、本発明においては、
まず切替器１１． １４． ２３ｔ−切ｔ工、置換液ポ
ンプ２４を使って、洗浄液容器２１．チューブ２２．切
替Ｎ２３および切替器１１からチューブ１０を経て洗浄
液を第２ろ過器９へ送り込み、除血漿のラインであるチ
ューブ１２．除血漿ポンプ１３を通じて切替器１４にて
チューブ１７から洗浄液廃液容器１８へ送液する。この
過程で第２ろ過器９に詰った有害な高分子物質は洗い流
される。
的に第２ろ過器９は目詰りを起こし、ろ過圧力は上昇し
、分離効率が低下し、やがて運転は継続不可能な状態と
なる。その時点で従来は第２ろ過器９を交換し、運転を
継続することが多かった。しかし、本発明においては、
まず切替器１１． １４． ２３ｔ−切ｔ工、置換液ポ
ンプ２４を使って、洗浄液容器２１．チューブ２２．切
替Ｎ２３および切替器１１からチューブ１０を経て洗浄
液を第２ろ過器９へ送り込み、除血漿のラインであるチ
ューブ１２．除血漿ポンプ１３を通じて切替器１４にて
チューブ１７から洗浄液廃液容器１８へ送液する。この
過程で第２ろ過器９に詰った有害な高分子物質は洗い流
される。
洗浄液による洗浄液量あるいは洗浄時間はケースバイケ
ースで条件によって異なるので安全性を考慮し、洗浄液
量あるいは洗浄時間を決めればよい。通常、洗浄液量は
０．２〜２β、洗浄時間は２〜２０分（洗浄液流量；１
００ｍ１／ｍ１ｎ）が好適である。
ースで条件によって異なるので安全性を考慮し、洗浄液
量あるいは洗浄時間を決めればよい。通常、洗浄液量は
０．２〜２β、洗浄時間は２〜２０分（洗浄液流量；１
００ｍ１／ｍ１ｎ）が好適である。
逆洗浄のタイミングは、先にも述べたごとく、タイマに
より任意の時間に行ってもよいが、第２ろ過器の入口圧
力を検出し、ある設定圧力になった時に自動的に逆洗浄
する方法が好適である。また、任意の時間に手動で逆洗
浄する方法でもよい。
より任意の時間に行ってもよいが、第２ろ過器の入口圧
力を検出し、ある設定圧力になった時に自動的に逆洗浄
する方法が好適である。また、任意の時間に手動で逆洗
浄する方法でもよい。
以上の方法により、第２ろ過器で起こる目詰りによる分
離効率の低下は従来、第２ろ過器を交換するなどが不可
欠であったが、本発明によれば極めて容易に手間を掛け
ることなく、短時間の治療時間で分離効率の回復が可能
となった。
離効率の低下は従来、第２ろ過器を交換するなどが不可
欠であったが、本発明によれば極めて容易に手間を掛け
ることなく、短時間の治療時間で分離効率の回復が可能
となった。
また、第２ろ過器を数多く使用することが不要となるた
め経費節減にもなり経済性の点でも改善される。
め経費節減にもなり経済性の点でも改善される。
実施例；
第１図に示す２段ろ過血漿分離装置において第２ろ過器
にろ過面積ｉ、ｏ％、平均ボアーサイズ０．０２μのも
のを用いて、２段ろ過血漿分離を３時間実施した。条件
は採血流量：ｌＧＯｍβ／ｍｉｎ、分離血漿流量；２５
１１１Ｎ／ｍｉｎ、除血型流量： ５ ｍｌｌ ／ｍｉ
ｎであった。約２時間経過した時点で、第２ろ過器入口
圧力が２５０ｕｕ１４まで上昇したので手動で１００
ｍｌ ／ｍｉｎ Ｘ ２ｍ１ｎの逆洗浄を行ったところ
、第２ろ過器の入口圧力は運転開始時の１１０１＋＊Ｈ
ｇに回復した。その後順調に運転を継続し、終了時第２
ろ過器の入口圧力は１２０ｍｍ１ｇであった。以上、本
発明の好適な実施例について説明したが、種々の設計変
更をなし得ることはいう迄もない。
にろ過面積ｉ、ｏ％、平均ボアーサイズ０．０２μのも
のを用いて、２段ろ過血漿分離を３時間実施した。条件
は採血流量：ｌＧＯｍβ／ｍｉｎ、分離血漿流量；２５
１１１Ｎ／ｍｉｎ、除血型流量： ５ ｍｌｌ ／ｍｉ
ｎであった。約２時間経過した時点で、第２ろ過器入口
圧力が２５０ｕｕ１４まで上昇したので手動で１００
ｍｌ ／ｍｉｎ Ｘ ２ｍ１ｎの逆洗浄を行ったところ
、第２ろ過器の入口圧力は運転開始時の１１０１＋＊Ｈ
ｇに回復した。その後順調に運転を継続し、終了時第２
ろ過器の入口圧力は１２０ｍｍ１ｇであった。以上、本
発明の好適な実施例について説明したが、種々の設計変
更をなし得ることはいう迄もない。
第１図は本発明に係る２段ろ過血漿分離装置の一実施例
を示す系統図である。 １・・採血ポンプ、３・・第１ろ過器、５・・ドリップ
チャンバ、８・・血漿ポンプ、９・・第２ろ過器７− １１．１４．２３、・・切替器、１３・・除血型ポンプ
、１６・・除血尿容器、１８・・洗浄液廃液容器、１９
・・置換液容器、２１・・洗浄液容器、２４・・置換液
ポンプ。 ）Ｆ午詩工刷又日機装株式会社
を示す系統図である。 １・・採血ポンプ、３・・第１ろ過器、５・・ドリップ
チャンバ、８・・血漿ポンプ、９・・第２ろ過器７− １１．１４．２３、・・切替器、１３・・除血型ポンプ
、１６・・除血尿容器、１８・・洗浄液廃液容器、１９
・・置換液容器、２１・・洗浄液容器、２４・・置換液
ポンプ。 ）Ｆ午詩工刷又日機装株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）血液を第１ろ過器により、血球成分と血漿成分と
に分離し、該分離血漿を第２ろ過器に導き、浄化血漿と
有害な高分子物質とに分離し、先に分離した血球成分と
浄化血漿とを混合して返血する２段ろ過血漿分離法にお
いて、第２ろ過器を逆洗浄する機能を備えたことを特徴
とする血液処理装置。 （２、特許請求の範囲第ｔｉ）項において、置換液ポン
プと逆洗浄ポンプとを兼用したことを特徴とする血液処
理装置。 （３）特許請求の範囲第（１１項において、逆洗浄を自
動的に行うことを特徴とする血液処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59038269A JPS60198158A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 血液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59038269A JPS60198158A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 血液処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60198158A true JPS60198158A (ja) | 1985-10-07 |
| JPH0116182B2 JPH0116182B2 (ja) | 1989-03-23 |
Family
ID=12520593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59038269A Granted JPS60198158A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 血液処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60198158A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0239970A2 (en) * | 1986-03-31 | 1987-10-07 | Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha | Assemblage of hydroxyl apatite particles and liquid chromatography column using the same |
| WO1994016751A1 (en) * | 1993-01-28 | 1994-08-04 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Secondary filter cleaning method in blood plasma filtration method |
| JP2009529386A (ja) * | 2006-03-14 | 2009-08-20 | アデクスター・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 粒子を含有する液体を体外処理するための再生可能なフィルター及びその使用 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP59038269A patent/JPS60198158A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0239970A2 (en) * | 1986-03-31 | 1987-10-07 | Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha | Assemblage of hydroxyl apatite particles and liquid chromatography column using the same |
| WO1994016751A1 (en) * | 1993-01-28 | 1994-08-04 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Secondary filter cleaning method in blood plasma filtration method |
| US5516431A (en) * | 1993-01-28 | 1996-05-14 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Method of washing secondary filter in process for filtering plasma |
| JP2009529386A (ja) * | 2006-03-14 | 2009-08-20 | アデクスター・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 粒子を含有する液体を体外処理するための再生可能なフィルター及びその使用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0116182B2 (ja) | 1989-03-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |