JPS6019810Y2 - ダイカストマシンの型締装置 - Google Patents

ダイカストマシンの型締装置

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JPS6019810Y2
JPS6019810Y2 JP17685681U JP17685681U JPS6019810Y2 JP S6019810 Y2 JPS6019810 Y2 JP S6019810Y2 JP 17685681 U JP17685681 U JP 17685681U JP 17685681 U JP17685681 U JP 17685681U JP S6019810 Y2 JPS6019810 Y2 JP S6019810Y2
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JP
Japan
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mold
mold clamping
fixed
movable
platen
Prior art date
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Expired
Application number
JP17685681U
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English (en)
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JPS5885456U (ja
Inventor
正志 内田
Original Assignee
宇部興産株式会社
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Publication date
Application filed by 宇部興産株式会社 filed Critical 宇部興産株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダイカストマシンの型締装置に関するものであ
る。
一般にダイカストマシンにおいては射出プランジャによ
って、固定金型及び可動金型の付き合わせ面に形威され
た金型キャビティ中に溶湯を射出して底形を行うが、こ
の場合に金型キャビティ中にガスが残存している場合に
は、このガスが製品中に混入し、いわゆる巣が生じ、成
形品の品質を悪化させる結果となる。
本考案は、以上のような従来の欠点を除去するためにな
されたもので、きわめて簡な構造により、金型キャビテ
ィ内のガスの排出と、溶湯の噴出を防止することができ
るように構成したダイカストマシンの型締装置を提供す
ることを目的としている。
本考案においては、上記の目的を遠戚するために、可動
金型と固定金型の間、又は可動盤と固定盤との間に金型
間の隙間保持用の圧縮ばねが油圧シリンダなどの保持部
材を設け、弱い型締力が作用している場合には保持部材
の作用で可動金型と固定金型間に隙間を形威し得るよう
にし、強い型締力が作用している場合は可動金型を固定
金型に対して密着させることができるようにした構造を
採用した。
以下図面に示す実施例に基づいて、本考案を詳細に説明
する。
第1図及び第2図は本考案の1実施例を説明するもので
、図において全体を符号1で示す竪型ダイカストマシン
は下端部に固定盤2を有し、これと対向して上側に可動
盤3を有し、固定盤2側には固定金型4が固定され、可
動盤3には可動金型5が固定されている。
6はコラムであり、このコラム6は固定盤2と、型締シ
リンダ7と一体になっているプラテン7aとの間を連結
してり、前記可動盤3を摺動自在に案内する役目とも果
たしている。
13は可動盤3とプラテン7a間に設けられた型開シリ
ンダである。
型締シリンダ7と型開シリンダ13には、電磁切替弁1
4、強い型締力を規制するリリーフバルブ15を介して
油圧ポンプ16が連結されている。
また、リリーフバルブ14のドレンボードには電磁切替
弁17を介して、弱い型締力を規制するリリーフバルブ
18を連結した。
この場合、リリーフバルブ15.1B、電磁切替弁17
などは、型締発生中に型締力を変化させうる装置という
ことができる。
符号8で示すをのは射出プランジャ、8aは射出スリー
ブで、この射出プランジャ8により金型キャビティ内へ
の溶湯が供給が行なわれる。
固定金型4側には金型すきま保持用の圧路ばね9が複数
個設けられている。
この圧縮ばね9と対向して可動金型5側には凹部5aが
設けられており、圧縮ばね9の上説が嵌入し得る構造と
されている。
この圧縮ばね9の強さは、可動金型5と固定金型4とが
合わされようとして、強い型締力発が加わった場合に、
金型どうしの間に、例えば、0.5〜21rr!It程
度の隙間Xが生じる程度の強さが選ばれる。
本実施例は以上のように樹皮されているため、電磁切替
弁17を切替えてリリーフバルブ18を作用させておけ
ば、射出成形時において可動金型5と固定金型4とが接
触し、弱い型締力が作用したとき、隙間保持用の圧縮ば
ね9の作用で上下の金型間にはXだけの空間を有する隙
間が保たれている。
この状態で射出プランジャ8による溶湯の射出が行われ
る。
射出された溶湯は金型キャビティ内に充填し始めるが、
この間にあってはキャビティ内のガスは隙間Xを通して
金型外に排出される。
一方、溶湯が金型キャビティ内を充満する直前において
、例えば、射出プランジャ8のストロークを検出するリ
ミットスイッチ等の検知装置によってその状態が検出さ
れ、その信号によって電磁切替弁17が閉じ、それによ
ってリリーフバルブ15により設定圧が回路内に作用す
る。
すなわち、型締シリンダ側の油圧回路中に設けられた圧
力変更装置が切り換えられ、型締シリンダ7によって強
い型締による型締が行なわれる。
そうすると、圧縮ばね9は押付けられ、上下の金型間X
の隙間はまったく無くなり、両者の隙間は完全にOなり
、密着する。
したがって、ガスの排出が行われた直後において金型間
が完全に密着する状態となるため、ガスの排出は、行わ
れるが、溶湯の噴出はまったく生じない。
ところで、第2図に示す実施例にあたっては、圧縮ばね
9は可動金型5と固定金型4との間に設けた構造を示し
たが、これは、第3図に示すように、例えば、コラム6
を利用して固定盤2と可動盤3との間に設けた構造を採
用しても、上述した実施例とはまったく同様の効果が得
られる。
また、これは、圧縮ばね9の代わりに、第4図または第
5図に示すように、固定盤2または固定金型4に取付け
て油圧式のシリンダ19を用い、シリンダ19のピスト
ンロッド19aの上端が、可動盤3または固定金型5に
設けられている凹部5aに入りうるようにしてもよい。
この場合、シリンダ19の圧力は、弱い型締力が作用し
ているとき、金型4,5どうしの間に、隙間Xが生じる
程度の強しが選ばれる。
なお、本考案においては、圧縮ばね9がシリンダ19な
どは、金型すきまの保持用の保持部材ということができ
る。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、可動
金型と固定金型との間、又は、可動盤と固定盤との間に
圧縮ばねやシリンダなどの金型すきま保持用の保持部材
を設け、弱い型締力が作用している場合には保持部材の
作用で可動金型と固定金型に隙間を形成させ得るように
し、強い型締力が作用している場合には可動金型と固定
金型を密着させ得るように樹皮されているため、特別な
ガス抜き装置などまったく必要とすることなく、射出中
にガス抜きを充分に行って巣のない良質の製品を確実容
易に得ることができるとともに、溶湯の噴出も完全に防
止することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適応されるダイカストマシンの正面図
、第2図は本考案の1実施例の説明する縦断正面図、第
3〜5図はそれぞれ本考案の他の実施例を説明する正面
図である。 1・・・・・・竪型ダイカストマシン、2・・・・・・
固定盤、3・・・・・・可動盤、4・・・固定金型、5
・・・・・・可動金型、6・・・・・・コラム、7・・
・・・・型締シリンダ、訃・・・・・射出プランジャ、
9・・・・・・圧縮ばね、19・・・・・・シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型締力発生中に型締力を変化させうる型締装置を用い、
    可動金型と固定金型の間、又は、可動盤と固定盤の間に
    金型すきま保持用の保持部材を設け、弱い型締力のとき
    は保持部材の作用で可動金型と固定金型間にすきまを形
    威させうるようにし、強い型締力のときは可動金型を固
    定金型に密着させうるようにしたグイ功ストマシンの型
    締装置。
JP17685681U 1981-11-30 1981-11-30 ダイカストマシンの型締装置 Expired JPS6019810Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17685681U JPS6019810Y2 (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ダイカストマシンの型締装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17685681U JPS6019810Y2 (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ダイカストマシンの型締装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5885456U JPS5885456U (ja) 1983-06-09
JPS6019810Y2 true JPS6019810Y2 (ja) 1985-06-14

Family

ID=29970199

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17685681U Expired JPS6019810Y2 (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ダイカストマシンの型締装置

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JPS5885456U (ja) 1983-06-09

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