JPS60197801A - 合金粉末成形体の焼結時固定用組成物 - Google Patents

合金粉末成形体の焼結時固定用組成物

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JPS60197801A
JPS60197801A JP59034887A JP3488784A JPS60197801A JP S60197801 A JPS60197801 A JP S60197801A JP 59034887 A JP59034887 A JP 59034887A JP 3488784 A JP3488784 A JP 3488784A JP S60197801 A JPS60197801 A JP S60197801A
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小西 俊春
Yukio Shimizu
清水 行雄
Takafumi Sakuramoto
孝文 櫻本
Tsuyoshi Morishita
強 森下
Shigezo Osaki
茂三 大崎
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    • C09J133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09J133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/02Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は合金粉末と合成樹脂系感圧性接着剤組成物と
の混和物を圧延成形゛してなるシート状物やその類似物
品からなる合金粉末成形体を金属母材上に載置しこれを
焼結して母材表面に合金層を形成する際に使用する焼結
時固定用組成物に関する。
従来より市場に供されているた、とえば自溶性合金粉末
と合成樹脂系接着剤とを用いた合金粉末シートなどにあ
っては、これを金属母材上に載置して焼結さモる場合、
・接着剤が作用する2−00〜300℃までは母材との
接着が可能であるが、温度がさらに上昇ず−ると接着剤
が焼失、揮散誇しまい接着剤としての機能を失って母材
との接着性が消失する。したがって、母材のぶ1面や湾
曲面さらには下向きの面などのように合金粉末シートの
重量が母Vとの接着面に作用する場合には上記シートの
重量を支えきれなくなって母材から上記シートが剥^U
ないし脱落してしまうという問題があった。
一方、この発明者らがすでに特願昭r7−198125
号として提案した如き耐摩耗性共晶合金粉末と合成樹脂
系感圧性接着剤組成物との混和物を圧延成形してなる合
金粉末シートは、接着剤の分解温度である250〜40
0°C以上金属同志の焼結温度に至るまでの高温におい
ても母材との間に必要な接着力、結合力を示し、とのた
めこの種シートを金属母材上に載置したのち焼結処理す
ることによってこの処理中に前記問題をきたすことなく
上記母材上に所要の耐摩耗性合金層を形成できるという
利点を有している。
しかしながら、この発明者らの引き続く研究において、
上記提案の合金粉末シートを用いてメツシュベルト式や
プッシャ一式の連続焼結炉あるいは真空焼結炉などの炉
内搬送中に振動や衝撃のかかる焼結処理を施す場合など
にあっては、上記シートを金属母材に対してこのシート
の重量が母材との接着面に作用する如く載置したとき、
接着剤の分解温度から金属の焼結が起こるまでの間に上
記振動や衝撃が原因でシートの剥離や脱落を起こす恐れ
があることがわかった。
この発明者らは、上記問題、を解決するために鋭意検討
した結果、上記提案の合金粉末シートを金属母材上に載
置する際に上記シートと上記母材との間に特定の組成物
を介在させるとともに、この状態で上記シートを焼結す
る際、に特定の昇温手段を採用したときには、′前述し
たような特定の載置態様を採ったり振動や衝撃が加わる
ような焼結処理を施した場合でも、シートの剥離や脱落
を起こす恐れがないことを知り、この発明を完成するに
至った。
゛ すなわち、この発明は、上記提案の合金粉末シート
の如き成形体をその焼結に当たって金属母材上に安定に
接着固定するための焼結時固定用組成惣を提供せんとす
るものであっ÷、その要旨とするところは、合金粉末と
合成樹脂系感圧性接着剤組成物との混和物を圧延成形し
てなる合金粉末成形体を金属母材上に載置して非酸化性
雰囲気下150〜400℃で少なくとも5分間保持した
のち焼結する際に前記成形体と前記母材との間に介在さ
せ、て前記成形体が焼結するまでの間桶記″成形体を前
記母材上に接着固定するために用いる組成物であって、
アルキル晶の平均炭素数が2〜12の範囲にある(メタ
)アクリル酸アルキルエステル80〜99. !5.重
量%と分子内に官能基を有する重合性単量体20〜0.
5重量%とのアクリル系共重合体またはこれとこの共重
合体100重量部に対して0.1〜100重量部の接着
性付与樹脂との混合物を主成分とするとともに、゛常温
での接着力として0.1〜30X IQ −6cot 
/ dyneの10秒剪断クり−プコンブラーイアンス
を有しかつ非酸化性雰囲気下300℃で80分間加熱し
たときの未揮散物が少なくとも30重足%であることを
特徴とする合金粉末成形体の焼結時固定用組成物にある
この発明の上記組成物は、これを合金粉末成形体と金属
母材との間に介在さ・Uて焼結処理に供したとき、15
0 ’C程度までの分解温度以下ではその感圧接着力に
よって上記成形体の上記母材上への接着固定を補助する
作用を発揮する。ところが、上記温度からさらに400
℃程度までの昇温過程では分解し、この分解が急激にお
こる。と接−着固定という本来の補助作用を失ってシー
トの剥離、脱落を防正しにくくなる。 ゛ しかるに、この間つまり150〜400℃の範囲での昇
温を緩やかに行い、上記温度範囲に少なくとも4分間保
持する如く昇温すると、上記組成物はこの間に熱分解重
縮合反応を起こしてクールピッチ状の粘着性物質を生成
し、これが上記温度範囲およびこれよりさらに高い温度
である成形体が焼結し始める700°C程度までの温度
範囲における上記成形体の上記母材への接着固定を効果
的に補助する作用を発揮する。このため、成形体を母材
の斜面や湾曲面さらには下向きの面など龜装置しまた炉
内搬送中に振動や衝撃がかかるような焼結処理に供した
ときでも、焼結処理中に成形体の剥離!脱落という問題
を招くことはない。
このように、この発明の組成物によれば、これを合金粉
末成形体と金属母料との間に介在させて特定の焼結処理
を施すことにより、焼結処理中の剥離、脱落の問題を生
じることなく、母材と合金粉末との金属同志の結合によ
って母材1に強固に固着された所望の合金層を形成する
ことができる。
この発明において使用するアクリル系共重合体は、アル
キル基の平均炭素数が2〜12の範囲にある(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル80〜99.5重足%、kf
通には90〜98重景%と表示内に官能基を有する重合
性単量体20〜0.5重量%、好適には10〜2重量%
との共重合体である。
上記の(メタ)7クリル酸アルキルエステルは、組成物
を高温加熱処理して炭化させたときのガス発生量を少な
くして合金層に膨れなどが発生ずるのを防く機能を有す
るものであり、この量が80重■%に満たないときには
上記機能に劣り、また99.5重間%を越えると常温で
の接着性が低下し、しかも作業性に劣るなどの問題があ
り不適当である。また、アルキル基の平均炭素数が2に
満たないかあるいは12を越えてしまうと接着性低下の
問題がありやはり適当でない。
このような(メタ)アクリル酸アルキルエステルの具体
例としては、たとえば、アルコール残基としてのアルキ
ル基がn−ブチル、イソブチル、1−エチルプロピル、
■−メチルペンチル、2−メチルベーンチル、3−メチ
ルペンチル、■−エチルブチル、2−エチルブチル、イ
ソオクチル、2−エチルヘキシル、3・5・5−トリメ
チルヘキシル、デシル、ドデシルなどのエステルを挙げ
ることができる。
分子内に官能基を有する重合性車量体は、主として組成
物の常温での接着力の向上に寄与する成分であり、この
量が0.5重量%に満たないときには上記機能に劣り、
また20重量%を越えると粘着性が低下する恐れがあり
不適当である。
このような重合性単量体の具体例としては、たとえば官
能基としてカルボキシル晶を有する(メタ)アクリル酸
、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、フェノール酸
、フマル酸などが、また官能基として水酸基を存する(
メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)ア
クリル酸−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル
酸−1−メチル−2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキ
シビニルエーテルなどが、また官能基どしてエポキシ基
を有するグリシジル(メタ)アクリレートやメチロール
基を有するN−メチロール(メタ)アクリルアミドなど
が、さらに官能基としてアミノWを有するN−N−ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−ターシャ
リ−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−タ
ー シャリ−ブチルアミノブチル(メタ)アクリレート
などが挙げられる。
このアクリル系共重合体の平均分子量としては、−Jm
に重1M平均で5万以上のものが好ましく、分子量が低
すぎると常温時および高温加熱時での成形体の接着固定
力に劣るので好ましくない。
この発明においては、上記のアクリル系共重合体を単独
で使用することもできるしまたこのアクリル系共重合体
とともに接着性付与樹脂を併用することもできる。この
接着性付与樹脂は主に常温での接着力に寄与する成分で
あり、前記のアクリル系共重合体100重量部に対して
0.1〜100重量部、好適には5〜70重量部のυ1
合で使用する。この量が0.1重量部に満たない場合は
上記の効果が得られず、また100重量部を越えてしま
うとアクリル系共重合体の前記特性が損なわれるため不
適当である。
このような接着性付与樹脂の具体例としては、アルキル
フェノール系樹脂、クマロンインデン系樹脂、ポリテル
ペン系樹脂、ロジン系樹脂、石油系樹脂、ポリビニルエ
ーテル系樹脂などを挙げることができる。
この発明の焼結時固定用組成物は、上述のアクリル系共
重合体またはこれと接着性付与樹脂との混合物を主成分
とし、これに必要に応じて軟化剤としてキシレン樹脂、
パラフィンワックス、プロセスオイル、アビエチルアル
コール、充填剤としで炭酸カルシウム、シリカ、タルク
、可塑剤としてジオクチルフタレート、ジオクチルアジ
ペート、トリフェニルフォスフェート、ジブチルフタレ
−トなどの各種の添加剤を配合することができる。
このような構成成分からなる上記組成物は、その“常温
での接着力として0.1〜30 X 10−6ctA/
dyneの10秒剪断クり]プコンプライア゛ンスを有
している必要があり、上記値が0. l X 10−b
cnマ/dyneに満たないときには高温加熱時はもち
ろんのこと分解温度に達しない低温加熱下でも成形体の
接着固定力に欠け、また上記値が30 X 10−bc
J/dyneを越えてしまうと柔らかすぎるために保持
力に劣り、剥がれが生じるなどの問題があり適当でない
なお、10秒剪断クリープコンプライアンスとは、特定
の条件下で測定された高分子材料の「ズレ易さ」をいう
ものであって、具体的には、平行板剪断クリープブラス
ト計器中に、平滑なフィルム(例えばポリテトラフルオ
ロエチレンフィルム)上に500μm厚に形成した試料
体を載せたものを入れ、何重をかけて、変形ズレ(d)
と試料体面積(A)と試料の厚さくh)と荷重の重力加
速度(F)をめ、下式にて測定される。
式J (t) −Ad/hF ここでdおよびhがcm、Fがdyneで表されるとき
、J (t)はcJ/dyneで与えられる。なお、t
は時間(秒)である。
そしてJ(20)が01〜30 X ] ]0’−6c
J/dynのとき、適用面へのポリマー層の接着面積が
増大されるとともに界面#福Wを誘発しないものである
また、この発明の上記組成物は、上記接着力とともに非
酸化性雰囲気下300℃で80分間加熱したときの未揮
散物が少なくとも′30重量%であること、換言すれば
揮散物が70重足%以下であることが重要であり、これ
によって初めて前記この発明の効果が奏し得られるもの
である。すなわち、未揮散物が30重量%に満たない場
合は、高温加熱中の成形体の接着固定力の改善を図りえ
なくなる。
上記の如き未揮散物の量設定は、前述のアクリル系共重
合体を用いることによりまた接着性付与樹脂や添加剤の
種類、量を適宜設定することにより、容易になしうるち
のである。未揮散物の特に好適な量としては45〜75
重足%の範囲にあるのがよい。 ノ つぎに、この発明の焼結時固定用組成物の使用法につき
説明する。まず、金属母材上に合金粉末と合成樹脂系感
圧性接着剤組成物との混和物を圧延成形してなる合金粉
末成形体を載置するに当たって、上記母材と上記成形体
との間にこの発明の前記焼結時固定用組成物を介在させ
る。この介在は上記組成物を予めフィルム化して行って
もよいし、上記母材または上記成形体のいずれか一方ま
たは両方に上記組成物を塗布する方法で行ってもよい。
介在させる上記組成物のフィルム厚みないし塗布厚みと
しては、一般に5〜50μm1好適には10〜30μm
程度とするのがよい。上記厚みが″ 薄すぎてはこの発
明の効果が得られないし、また厚くなりすぎると母材と
成形体との界面でのガスの発生量が多くなり、焼結時の
固定あるいは焼結後の接合強度が低下するなどの問題が
あり、いずれも好ましくない。
上記に用いる合金粉末成形体は、合金粉末と合成樹脂系
感圧性接着剤組成物との混和物をシート状ないしその類
領形状に圧延成形してなるものであり、シート状のもの
では通常0.5〜5鶴程度の厚みを有するものが用いら
れる。
上記合金粉末としては、この発明者らがすでに提案した
特願昭58−198125号に記述されるものがいずれ
も使用可能であり、特にFe−M−C系の多元耐摩耗性
共晶合金粉末が好ましく用いられる。上記のMはMo、
BおよびPのうちいずれか少なくとも一種を主成分とし
、副次的な元素としてCr、V、W、Nb、Ta、Ti
を含むことがあり、また他の元素としてS r 、 N
 s + Mnなどを含むことができる。
かかる多元共晶合金粉末は焼結温度が比較的低く、一般
に1000〜1150°Cの温度範囲で液相が10〜5
0容量%となり、しかもこの液相は母材に対して濡れ性
に優れているという特徴を有pている。上記多元共晶合
金粉末の各元素の役割につき触れると以下の如くである
まず、MがPの場合の多元共晶合金粉末において、Pは
Fe、Cと結合して燐共晶を形成し、耐摩耗性を向上さ
せるとともに、融点を下−げる役割を有するものであり
、一般に0.5〜2.5重量%の範囲で使用する。Cは
Fe、Pと結・合して基地の強化および硬質相の形成を
行うとともに、燐共晶を形成し密度の上昇および母材と
の接合に役立つものであり、一般に1.5〜4.0重量
%の範囲で使用する。
また、MがMoの場合の多元共晶合金粉末において、M
oば基地の強化およ゛び硬質相の形成に寄与するととも
に、F″e、Cと結合して融点を下げる役割をするもの
であり、通常2.5〜10.5重量%の範囲で使用する
。さらに、MがBの場合の多元共晶合金粉末において、
Bは上記P ’P M oの場合と同様にFe、Cと結
合して硬質相を形成するとともに融点を下げる役割をす
る元素であり、−船に0.5〜3.0重足%の範囲で使
用する。
これら多元共晶合金粉末における副次的な元素として使
用するCr、V、W、Nb、Ta、Tiばいずれも基地
の強化特に靭性の向上に役立ち、またCと結合して硬質
相を形成するのに好ましい元素であり、通常10重量%
以下の範囲で用いられる。またSiは合金粉末製造時の
溶湯の流動性を改善するとともに、接合時に母材との濡
れ性をも改善する元素であり、一般に5.0垂量%以下
の範囲で使用する。さらにNiやMnはいずれも基地の
強化に役立つ元素であり、通常5.0重量%の範囲で使
用する。
このような構成からなる耐摩耗性共晶合金粉末の粉末粒
度としては、これが焼結相の気孔率に大きな影響を与え
るため、一般に、150メツシユ以下であるのが好まし
い。これより大きくなると気孔率の上界で焼結相の耐摩
耗性が損なわれてしまう。
なお、上記構成の耐摩耗性共晶合金粉末とともに、必1
要に応して上記同様の粒度を有するステンレス製などの
他の金属の粉末を併用することもできる。その併用割合
としては、上記共晶合金粉末との合計量中20〜80重
量%の範囲内とするのが好ましい。
」二記合金粉末と混和する合成樹脂系感圧性接着剤組成
物としては、この発明の焼結時画淀用組成物の主成分と
して用いる前記アクリル系共重合体またはこれに接着性
?=J与樹脂を加えてなるアクリル系感圧性接着剤組成
物が好ましく用いられる。
上記の合成樹脂系感圧性接着剤組成物をアセトン、トル
エン、メチルエチルケトンな・どの適宜の有a?8剤で
希釈し、その固型分1重量部に対して前記の合金粉末1
0〜100重量部を加えて混練し、これを一般に1i1
1【型紙を被せた型枠上に流し込み、溶剤を116発さ
せたのち、圧延ロールに通ずなどしてシート状その他の
形状に成形することにより、所望の合金粉末成形体が得
られる。
この成形体をこれと金属母材との間にこの発明の焼結時
固定用組成物を前述の如(介在させて非酸化性雰囲気上
焼結処理するが、この際焼結温度に至らせる前の150
〜400℃の温度範囲に少なくとも5分間保持すること
が肝要である。すなわち、上記温度範囲に所定時間保持
することにより、上記組成物は急激な分解をきたすこと
なく接着に有効に寄与するタールピッチ状の粘着性物質
に変換され、その後焼結温度に至までの間上記成形体を
上記母材上に安定に接着固定する。
上記保持すべき温度が150°Cより低くなると分解量
が少なくなりすぎ、また400℃より高くなると急激な
分解を起こし、いずれも接着に有効に寄与するタールピ
ッチ状の粘着性物質を生成しがたい。また保持時間が5
分に満たない場合も上記同様の結果となり不適当である
。保持時間の上限は特に規定されないが、通常は120
分程変電でとするのがよい。
なお、焼結処理を非酸化性雰囲気下で行う理由は明らか
で、酸化性雰囲気では成形体が処理中に酸化劣下して所
望の合金層を形成できないためである。非酸化性雰囲気
とは水素ガス雰囲気や窒素ガス雰囲気のばか真空などで
あってもよい。
上記保持後さらに焼結温度まで昇温しで所定時間保持す
ると、上記タールピッチ状の粘着性物質は最終的に完全
に炭化消失しまた成形体中の同様の物質も炭化消失する
一方、成形体中の共晶成分により液晶が晶出してこれが
母材に拡散することにより、母材と強固に接着接合した
合q層が形成される。
図はこの発明の焼結時固定用組成物を用いて150〜4
00℃の温度範囲に保持させることによって奏しえられ
る前述の接着効果を明らかにするためのもので、密度4
.8g/cl、厚み2鰭の後記実施例1に係る合金粉末
シートをl cm’X l ’cmに切断し、これに同
形同寸で厚みが10μmとされた後記実施例1に係る焼
結時固定用組成物からなるシート片を貼りつけ、これを
そのままあるいは前記温度範囲で所定時間加熱処理した
のち、鋼製母材の垂直面に接着させたときの100℃か
ら1000℃の温度範囲での剪断接着力を調べたもので
ある。
図中、曲線−1は未処理の場合、曲線−2は水素ガス雰
囲気中250℃で60分間の加熱処理を施した場合、曲
線−3は水素ガス雰囲気中300℃で6θ分間の加熱処
理を施した場合、曲線−4は水素ガス雰囲気中380℃
で60分間の加熱処理を施した場合、である。
この図から明らかなように、未処理の場合は初期の接着
力は大きいが400℃付近では1 g / cnl゛以
下まで低下し、母材からのシートの脱落を防止できな(
なる。何故なら上記試験に係る合金粉末シートの重量は
0.96 gであるため、接着面には0.96g/cn
lの剪断力が作用しており、シートの母材からの脱落を
防ぐためにはこの値以上の接着強度を維持しなければな
らないからである。
これに対し、所定の加熱処理を施した曲線−2゜3.4
にあっては、初期の接着強度はそれだけ低下しているが
、400℃付近においてもまたこれより高い焼結が始ま
る700℃付近においてもなおシートの脱落を防止しう
る接着強度を維持している。これはとりもなおさず上記
加熱処理によって介在シートに接着に寄与するタールピ
ッチ状の粘着性物質が生成していることを意味するもの
である。そして焼結温度以降は液晶による母材拡散効果
により接着力は逆に増大しはじめ、最終的に大きな接着
強度が得られるに至る。
以下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説明
する。なお、以下において部および%とあるはそれぞれ
垂遣部および重量%を意味するも゛のとする。
実施剤1 2−エチルへキシルアクリレート 90部エチルアクリ
レート 3部 メチルメタクリレート 2部 アクリル酸 5部 酢酸エチル 100部 ヘンシイルバーオキサイド 0.1部 上記の各成分を反応容器に仕込み、60℃で8時間重合
反応させて、重量平均分子量が70万のアクリル系共重
合体を含む溶液を得た。この溶液をこの発明の焼結時固
定用組成物として、これを離型紙上に塗布乾燥し、厚み
10μmのシートと、した。このシートの10秒剪断ク
リープコンプライアンスは1.2 ’x 10−’cI
ll/dyne、水素ガス中3OO℃で80分間加熱し
たときの未揮散物は65%であった。
一方、M o 10..5%、Cr’2.5%、P2.
4%。
C3,6%、残部Feの化学成分からなる粒度150メ
ツシユ以下の多元共晶合金粉末48.5%と、5US4
10からなる粒度150メツシユ以下の粉末48.5%
と、さらにアクリル酸(メタ)アルキルエステル系樹脂
3%とを、溶剤としてアセトンを用いて湿式混練したの
ち、ロール圧延して、厚み2IIm、密度4.8g10
11の合金粉末シートを作製した。
このシートを1cmXicmの大きさに切断し、これに
同形同寸に切断した前記の焼結時固定用シートを貼りつ
けたのち、鋼製母材の垂直面に接着した。その後、水素
ガス雰囲気中15℃/分の速度で昇温加熱し、300℃
で60分間保持した。ついで、15℃/分の速度で10
90℃まで昇温し、この温度で20分間保持したのち徐
冷した。
このようにして、焼結処理中に合金粉末シートの脱落を
全くきたすことなく、鋼製母材上に強固に接合固定され
た厚さが1:6〜1.65mm、硬さがHRCで62〜
65.密度が7.6〜7.75g/cJの耐摩耗性合金
層を形成できた。
なお、別の実験で上記実施例1で用し「た焼結時固定用
シートを300℃で60分間保持し、さらに500“C
で加熱したのちの炭素と水素の元素重量を調べたところ
、C91,7%、H5,9%で、11/Cが0.77で
あった。一般に、ピッチ類と総称されるものの)I /
 Cは、アスファルト類の1.0以上からコールタッチ
ピッチ類のQ、5〜0.6までであるため、上記の加熱
処理によりタールピッチ状の物質が生成し、これが粉末
シートの接着固定に太きくM4しているものであること
は明らかである。
実施例2 ブチルアクリレート 87部 酢酸ビニル −5部 エチルアクリレ−1−5部 2−ヒドロキシエチルアクリレート 3部酢酸エチル 
150部 ベンゾイルパーオキサイド 0.5部 上記の各成分を反応容器に仕込み、70℃で10時間重
合反応させて、重量平均分子量が60万のアクリル系共
重合体を含む溶液を得た。この溶液にアクリル系共重合
体100部に対して30部の接着性付与樹脂としてのテ
ルペンフェノール系樹脂を加えてこの発明の焼結時固定
用組成物とし、これを離型紙上に塗布乾燥して、厚み3
0μmのシートとした。このシートの10秒剪断クリー
プコンプライアンスは1.8 X 10−6cJ/dy
ne、水素ガス中300℃で80分間加熱したときの未
揮散物は70%であった。
一方、実施例1で用いた多元共晶合金粉末58゜8%と
、5US410からなる粒度150メツシユ以下の粉末
39.2%と、アクリル酸(メタ)アルキルエステル系
樹脂2%とを、溶剤としてトルエンを用いて湿式混−線
したのぢ、ロール圧延して、厚み1鰭、密度4.65 
g / cJの合金粉末シートを作製した。
このシートをl(@xlc+nの大きさに切断し、これ
に同形同寸に切断した前記の焼結時固定用シートを貼り
つけたのら、鋼製母材の垂直面に接着した。その後、水
素ガス雰囲気中20℃/分の速度で昇温加熱し、200
℃で80分間保持した。ついで、15°C/分の速度で
1080℃まで昇温し、この温度で15分間保持したの
ち徐冷した。
このようにして、焼結処理中に合金粉末シートの脱落を
全くきたすことなく、鋼製母材上に強固に接合固定され
た厚さが0.8〜0.82mm、硬さがHRCで61〜
63.密度が7.6〜7.7g/c111の耐摩耗性合
金層を形成できた。
実施例3 イソオクチルアクリレート 97.9部グリシジルメタ
クリレート0.1部 アクリル酸 2部 トルエン 120部 へンソ゛イルバーオニトサイド 0.2 部上記の各成
分を反応容器に仕込み、75℃で8時間重合反応させ一
ζ、重量平均分子量が50万のアクリル系共重合体を含
む溶液を得た。この溶液をこの発明の焼結時固定用組成
物として、これを゛111111部塗布乾燥し、厚み1
0μmのシートとじた。このシートの10秒剪断クリー
プコンプライアンスは0.7 X 10−6cA / 
dyne、水素ガス中300℃で80分間加熱したとき
の未揮散物は52%であった。
一方、実施例1で用いた多元共晶合金粉末38゜6%と
、5US410からなる粒度150メツシユ以下の粉末
57.9%と、アクリル酸(メタ)アルキルエステル系
樹脂3.5%とを、溶剤としてトルエンを用いて湿式混
練したのち、ロール圧延して、厚み1.5+n+、密度
4.8g/eraの合金粉末シートを作製した。
このシートをl cm X l amの大きさに切断し
、これに同形同寸に切断した前記の焼結時固定用シート
を貼りつけたのち、鋼製母材の垂直面に接着した。その
後、水素ガス雰囲気中10℃/分の速度で昇温加熱し、
380℃で30分間保持した。ついで、15℃/分の速
度で1100℃まで昇温し、この温度で20分間保持し
たのち徐冷した。
このようにして、焼結処理中に合金粉末シートの脱落を
全くきたすことなり、鋼製母材上に強固に接合固定され
た厚さが1.3〜1.35mm、硬さがHRCで60〜
62.密度が7.5〜7.7−′g/ adの耐摩耗性
合金層を形成できた。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の焼結時固定用組成物を用いて合金粉末成
形体を焼結処理する際の加熱温度と接着強度との関係を
力くず特性図である。 特許出願人 日東電気工業株式会社(外1名)手続補正
書 昭和59年 5月23日 特願昭59−34887号 2、発明の名称 合金粉末成形体の焼結時固定用組成物 3、補正をする者 率件との関係 特許出願人 住 所 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号名 ti 
(396)日東電気工業株式会社代表者 土 方 三 
部 (外1名〕 4、代理人 郵1!本号 530 7、補正の内容 A、明細書: (1)特許請求の範囲を別紙のとおりに訂正いたします
。 (2) 第5頁第2行目、第6頁第3行目、第6頁第7
行目、第17頁下から第2行目、第18頁第7行目、第
19頁第7行目、第20頁第5行目および第20真下か
ら第7行目;r400’cJとあるをそれぞれ「380
°C」と訂正いたします。 (3)第6頁第9行目; 「4分間Jとあるを「5分間Jと訂正いたしまず。 別紙 補正後の9.1゛許1;1冒j(の範囲[(1)合金わ
)末と合成樹脂系怒圧性接着剤組成物との混和物を圧延
成形してなる合金粉末成形体を金属ハ1材」−に載置し
て非酸化性雰囲気下150〜38.0℃で少なくとも5
分間保持したの5焼結する際に前記成形体と前記母材と
の間に介在させて前記成形体が焼結するまでの間前記成
形体を前記母材上に接着固定するために用いる組成物で
あって、アルキル栽の平均炭素数が2〜12の範囲にあ
る(メタ)アクリル酸アルキルコニステル〜99.5i
1fRt%と分子内に官能基を有する重合性単量体20
〜0.5重量%とのアクリル系共重合体またはこれとこ
の共重合体100重量部に対して0、1〜100重量部
の接着性付与樹脂との混゛合物を主成分とするとともに
、常温での接着力として0、 1 〜3 0 X 1 
0 −6aA / dyneの10秒剪断クリープコン
プライアンスを有しかつ非酸化性雰囲気下300℃で8
0分間加熱したときの未揮敗物が少なくとも30重M%
であることを特徴とする合金粉末成形体の焼結時固定用
組成物。−1特許出願人 日東電気二[業株式会社(外
1名)手 j瞥七Tiミ −12市 二重 ニー−1−
;二昭和60−年 4月24日 特願昭59−34887号 2、発明の名称 合金粉末成形体の焼結時固定用組成物 3、補正をする者 率1′1との1ltl係 特許出願人 件 所 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号名 +* 
(396)日東電気工業株式会社代表者 土 方 三 
部(外1名) 4、代理人 郵1!番号 530 明細書の1特許請求の範囲」、「発明の詳細な説明」7
、補正の内容 A、明細店: (11特許請求の範囲を別紙のとおり訂正いたしまず。 (2)第5頁第12〜13行目; 「の接着力とし°C」とあるを削除いたします。 (3)第3頁第4〜5行目、; r57−198125Jとあるを[57−193125
Jと訂正いたします。 (4)第11頁第2〜3行目; 「その常温での接着力として」とあるを1常温で」と訂
正いたします。 (5)第14頁第8行目: r58−198125Jとあるをr 57−19312
5Jと訂正いたします。 (6)第19頁第3行目および第20真下がら第1行目
; 「液晶」とあるをそれぞれ「液相」と訂正いたします。 〉川 1氏 補正後の特許請求の範囲 [(1)合金粉末と合成樹脂系感圧性接着剤組成物との
混和物を圧延成形してなる合金粉末成形体を金属母材上
に載置して非酸化性雰囲気下150〜380℃で少なく
とも5分間保持したのち焼結する際に前記成形体と前記
母材との間に介在させて前記成形体が焼結するまでの間
前記成形体を前記母料上に接着固定するために用いる組
成物であって、アルキル基の平均炭素数が2〜12の範
囲にある(メタ)アクリル酸アルキルコニステル〜99
.5重量%と分子内に官能基を°有する重合性、中尾体
20〜0.5重望%とのアクリル系共重合体またはこれ
とこの共重合体100重量部に対して0、1〜100重
量部の接着性イマ1与樹脂との混合物を主成分とすると
ともに、常温で0,1〜30×10−6C績/dyne
の10秒剪1すtクリープコンプライアンスを有しかつ
非酸化性雰囲気下300°Cで80分間加熱したときの
未揮11(物が少なくとも30重足%であることを特徴
とする合金粉末成形体の焼結時固定用組成物。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合金粉末と合成樹脂系感圧性接着剤組成物との混
    和物を圧延成形してなる合金粉末成形体を金属母材上に
    載置して非酸化性雰囲気下150〜400 ’Cで少な
    くとも5分間保持したのち焼結する際に前記成形体と前
    記母材との間に介在させて前記成形体が焼結するまでの
    間前記成形体を前記母料上に接着固定するために用いる
    組成物であって、アルキル基の平均炭素数が2〜12の
    範囲にある(メタ)アクリル酸アルキルエステル80〜
    99.5重量%と分子内に官能基を有する重合性単量体
    20〜0.5重量%とのアクリル系共重合体またはこれ
    とこの共重合体100重量部に対して0゜1〜100重
    量部の接着性付与樹脂との混合物を主成分とするととも
    に、常温での接着力として0゜1〜30 X I 0−
    bcJ/dyneの10秒剪断クリープコンプライアン
    スを有しかつ非酸化性雰囲気下3OO℃で80分間加熱
    したときの未J1i敗物が少なくとも3(3Mm%であ
    ることを特徴とする合金粉末成形体の焼結時固定用組成
    物。
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