JPH08229696A - 金属部材の接合材およびそれを用いた金属部材の接合方法 - Google Patents

金属部材の接合材およびそれを用いた金属部材の接合方法

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JPH08229696A
JPH08229696A JP3996795A JP3996795A JPH08229696A JP H08229696 A JPH08229696 A JP H08229696A JP 3996795 A JP3996795 A JP 3996795A JP 3996795 A JP3996795 A JP 3996795A JP H08229696 A JPH08229696 A JP H08229696A
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JP3996795A
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Masaomi Harada
正臣 原田
Takio Ito
滝男 伊藤
Hirohito Onishi
啓仁 大西
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に焼結後の接着力においてさらに優れる金
属部材の接合材およびそれを用いた金属部材の接合方法
を提供すること。 【構成】 本発明の金属部材の接合材は、被接合金属部
材よりも低融点のろう材と、該ろう材の焼結温度におけ
る非酸化性雰囲気中での残渣率が3.5〜10重量%の
粘着剤とを含有してなるものである。また、本発明の金
属部材の接合方法は、被接合金属部材間に上記接合材を
介在させ、ついで該接合材中のろう材を焼結して該被接
合金属部材を接合するものである。 【効果】 ろう材の焼結時に適量のタールピッチ状物質
が生成し、このタールピッチ状物質によって被接合部材
とろう材との間の接着力が向上している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属部材の接合に用い
る接合材およびそれを用いた金属部材の接合方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】自動車や自動二輪車のブレーキ板、クラッ
チ板等の摩擦材としては、近年その有害性が指摘されて
いるアスベストに代えて、メタルパッド、セミメタルパ
ッド、カーボンメタルパッド等が使用されるようになっ
てきているが、これらの摩擦材とブレーキ板やクラッチ
板との接合のような、金属部材間の接合の方法として、
ろう付け方法が知られている。このろう付け方法は、接
合を意図する二つの部材(被接合部材)の間に、これら
の部材よりも低融点の金属または合金、即ちろう材を挟
持させ、ついでこのろう材を焼結することによって該被
接合部材を接合する方法である。
【0003】上記ろう付け方法において、ろう材の形状
としては、箔状、粉末状等があるが、箔状のろう材を用
いる場合は、該ろう材を被接合部材間に挟持させた際
に、被接合部材とろう材とが固定されていないため、ろ
う材を焼結する前に振動や衝撃により被接合部材間に位
置ずれが生じたり、ろう材が脱落したりするという問題
がある。一方、粉末状のろう材を用いる場合は、通常こ
れを樹脂と混練りしペースト状としたり、ひまし油と混
合し液状としたりして被接合部材に塗工するが、均一な
厚みに塗工することや、被接合部材の形状に追従した形
状とすることが困難である。また、被接合部材の表面に
ろう材をメッキする方法もあるが、これによれば工程が
増えコストも増大するという問題がある。
【0004】上記のような問題を解決するため、被接合
部材とろう材とを粘着剤で固定することがなされている
(特公平1−59074号公報参照)。この方法は、粘
着剤によって被接合部材間の位置ずれやろう材の脱落を
防止し、簡便にろう付けを行おうとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
粘着剤を用いたろう付け方法に改良を加え、特に焼結後
の接着力においてさらに優れる金属部材の接合材および
それを用いた金属部材の接合方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、被接合金
属部材とろう材とを固定する粘着剤として特定のものを
用いることによって焼結後の接着力を向上させ得ること
を見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明の
金属部材の接合材は、被接合金属部材よりも低融点のろ
う材と、該ろう材の焼結温度における非酸化性雰囲気中
での残渣率が3.5〜10重量%の粘着剤とを含有して
なるものである。また、本発明の金属部材の接合方法
は、被接合金属部材間に上記接合材を介在させ、ついで
該接合材中のろう材を焼結して該被接合金属部材を接合
するものである。
【0007】
【作用】特定の有機物質を加熱すると、熱分解重縮合反
応が起こってタールピッチ状物質が生成するが、本発明
は、被接合部材とろう材とを固定する粘着剤として、該
ろう材の焼結温度における非酸化性雰囲気中での残渣率
が3.5〜10重量%のものを用いて、ろう材の焼結時
に被接合金属部材の接合にとって適量のタールピッチ状
物質が生成するようにし、このタールピッチ状物質によ
って被接合部材とろう材との間の接着力を向上させたも
のである。
【0008】以下、本発明の金属部材の接合材をさらに
詳細に説明する。
【0009】本発明においては、被接合部材とろう材と
を固定する粘着剤として、ろう材の焼結温度における非
酸化性雰囲気下での残渣率が3.5〜10重量%、好ま
しくは4〜8重量%、より好ましくは5〜8重量%のも
のを用いる。粘着剤の残渣率が3.5重量%以上であれ
ば、十分な量のタールピッチ状物質が生成して被接合金
属部材とろう材との間の接着力が向上し、一方10重量
%以下であれば、タールピッチ状物質の生成量が多すぎ
てろう材による金属の接合が阻害される、ということが
少ない。ただし、本明細書において、粘着剤の残渣率
は、粘着剤 7.5mgを採取し、以下の条件で熱重量分析を
行うことにより算出されるものとする。なお、試料とな
る粘着剤は、粘着付与剤等の各種添加剤を含有するもの
であってもよい。 温度範囲:室温〜500℃(500℃で30分間保持) 昇温速度:5℃/分 雰囲気ガス:窒素/水素=3/1の混合ガス
【0010】上記粘着剤としては樹脂よりなるものが好
ましく、当該樹脂としては、アクリル系樹脂、例えばア
クリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルの重合体
および共重合体、あるいはこれらのエステルと共重合可
能な官能基を有する重合性単量体との共重合体等が好適
に使用される。
【0011】上記アクリル酸系エステルとしては、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸イソアミル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸イソノニル、
アクリル酸デシル、アクリル酸ドデシル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル
酸イソオクチル等が例示される。これらは、単独で用い
ても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0012】上記エステルと共重合可能な官能基を有す
る重合性単量体としては、一般に、アクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸等の酸系
モノマー、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル
酸2−ヒドロキシプロピル等の水酸基含有モノマー、
N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N−t−
ブチルアミノエチルアクリレート等のアミノ基含有モノ
マー、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロ
ールアミド等のアミド基含有モノマー、グリシジルメタ
クリレート等のオキシラン環含有モノマー等や、その他
のアクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル等が例示
される。
【0013】上記粘着剤には、テルペン系、テルペンフ
ェノール系、クロマンインデン系、スチレン系、ロジン
系、キシレン系、フェノール系、石油系等の樹脂からな
る粘着付与剤(好ましくは室温で液状の粘着付与樹
脂)、プロセスオイル、ポリエステル系可塑剤、ポリブ
テン、液状ゴム等からなる軟化剤、ポリイソシアネー
ト、チウラム架橋剤、過酸化物等からなる架橋剤等の各
種添加剤が本発明の主旨に反しない範囲で配合されてい
てもよい。
【0014】上記ろう材としては、被接合部材よりも低
融点の金属または合金が使用される。一般的には銀ろ
う、リン銅ろう、黄銅ろう、ニッケルろう、アルミニウ
ムろう、チタンろう、金ろう、パラジウムろう等が例示
されるが、例えば被接合部材の少なくとも一方の材質が
カーボンメタルの場合、ろう材としては銀ろう、金ろ
う、リン銅ろう等が例示され、なかでも接着特性の点か
ら銀ろう、リン銅ろうが好適に使用される。
【0015】上記ろう材の形状としては、箔状、シート
状、テープ状、粉末状等任意の形状が可能であるが、均
一な厚みを有し、かつ被接合部材の形状に追従する形状
であることが好ましく、このため例えば被接合金属部材
の接合面が平面状の場合は、ろう材の形状としては箔
状、シート状またはテープ状が好ましい。またこの箔
状、シート状またはテープ状のろう材の厚さは、被接合
金属部材を確実に接合できるよう、1〜500μm程
度、好ましくは30〜100μm程度が適当である。
【0016】箔状、シート状、テープ状等のろう材を用
いる場合は、例えば、図1に示すようにろう材31の両
面に粘着剤層32を設け、これにより該ろう材31と被
接合金属部材1,2とを固定するようにすればよい。
【0017】上記粘着剤層の厚さは、被接合部材や粘着
剤の種類にもよるが、通常5〜500μm程度、好まし
くは10〜200μm程度が適当である。粘着剤層の厚
さが5μm以上であれば良好な接着性が得られ、一方5
00μm以下であればコストの点で好ましい。また、こ
の粘着剤層は、例えばトルエン、アセトン等の溶剤に粘
着剤を溶解し、これを被接合部材および/またはろう材
表面に塗布したり、あるいは別に作製した粘着テープを
ろう材と被接合部材との間に挟持させたりすることによ
り形成することができる。
【0018】一方、粉末状のろう材を用いる場合は、こ
の粉末状ろう材に、25〜85容量%、好ましくは50
〜75容量%程度の粘着剤および適量のトルエン、アセ
トン等の溶剤を加えて混練し、これを厚さ30〜500
μm程度、好ましくは30〜100μm程度のシート
状、テープ状等に成形して使用することが好ましい。粘
着剤の含有量が25容量%以上であれば焼結前の接合材
の接合力の点で好ましく、一方85容量%以下であれ
ば、ろう材の金属結合を阻害することが少なく好まし
い。なお、例えば粘着剤の含有量が20容量%以下程度
である場合は、このシート状またはテープ状接合材の焼
結前の接着力を補うため、例えば図5に示すように接合
材3の両面にさらに粘着剤層32を設けることが好まし
い。この場合、粘着剤層32の厚さおよび形成方法は前
記図1に示す態様の場合と同様とすればよい。なお、粉
末状ろう材の粒度は、粘着剤中での分散性の点から平均
粒径1〜500μm、好ましくは10〜200μm程度
が適当である。
【0019】本発明の接合材は、焼結前1×10-3N/20
mm以上、好ましくは5×10-3N/20mm以上の接着力を有
するものであることが好ましく、これによれば、ろう材
を焼結する前に被接合部材間を接合材で確実に固定して
おくことができ、振動や衝撃により被接合部材間に位置
ずれが生じたり、接合材が脱落したりすることが防止で
きる。なお、本明細書において、接合材の焼結前の接着
力は以下の方法で測定されるものとする:シート状接合
材を20mm×100mmのサイズに調製し、これを#28
0のサンドペーパーでサンディングしたSUS板上に載
せ、その上を2kgのローラを一往復させて圧着し、20
分放置後、23℃、65%RHにて引張速度300mm/m
inで180°剥離を行い、この剥離に要する力を測定す
る。
【0020】上記のような接合材の焼結前の接着力は、
例えば粘着剤とろう材との比率を適度に調整することに
より得られる。
【0021】本発明の接合材が適用できる被接合部材の
材質としては、金属または合金よりなるものであれば特
に制限されないが、本発明は、被接合部材の少なくとも
一方がカーボンメタルよりなるものである場合に特に有
用である。即ち、従来の接合材ではカーボンメタルより
なる被接合部材を接合するのに十分な接着力(焼結後)
を得ることが困難であったが、本発明の接合材は、カー
ボンメタルよりなる被接合部材に対しても優れた接着力
を示す。
【0022】次に、本発明の金属部材の接合方法につい
て説明する。
【0023】まず、被接合部材間に前記接合材を介在さ
せる。前記したように、箔状、シート状、テープ状等の
ろう材を用いる場合は、例えば、図1に示すようにろう
材31の両面に粘着剤層32を設け、これにより該ろう
材31と被接合部材1,2とを固定することが好ましい
が、図2や図3に示すようにろう材31が少なくとも接
合部分に近接する位置にあればよい。
【0024】一方、粉末状のろう材を用いる場合は、前
記したように粘着剤および溶剤を加えてシート状、テー
プ状等に成形したものを、図4に示すように被接合部材
1と2との間に配設すればよいが、例えば粘着剤の含有
量が20容量%以下程度である場合は、図5に示すよう
に該接合材3の両面にさらに粘着剤層32を設けること
が好ましい。この場合も、上記と同様に、接合材3が少
なくとも接合部分に近接する位置にあればよい。
【0025】ついで、ろう材を焼結して被接合部材を接
合する。上記ろう材の焼結は、該ろう材の焼結温度以上
の温度まで加熱昇温して行う。その際、昇温速度は1〜
40℃/分、好ましくは3〜10℃/分とすることが望
ましい。昇温速度が1℃/分以上であれば、焼結を短時
間に行うことができ、一方40℃/分以下であれば、粘
着剤中の低沸点成分が急激に揮発することがなく、接着
面に気泡が発生して被接合部材に位置ずれが生じるとい
ったことが抑止される。
【0026】上記ろう材の焼結は、金属および粘着剤の
酸化を防ぐため、非酸化性雰囲気中で行うことが好まし
く、具体的には、例えば窒素、アルゴン等の不活性ガス
雰囲気中、水素等の還元性ガス雰囲気中、真空中等にお
いて(なかでも、窒素/水素=2/1〜10/0の混合
ガス中において)ろう材の焼結を行うことが好ましい。
【0027】本発明の金属部材の接合方法は、前記した
ようにカーボンメタルよりなる被接合部材に対しても優
れた接着力(焼結後)を有する接合材を用いるため、少
なくとも一方がカーボンメタルよりなる被接合部材間の
接合に特に有用なものである。
【0028】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。なお、もとより本発明はこれら実施例に限定
されるものではない。
【0029】実施例1 (接合材の作製)粒度100μm以下の銀ろう粉末50
容量%と、表1に示す組成および残渣率を有する粘着剤
(A)50容量%と、適量のトルエンとを混練りし、こ
れをセパレータ上に塗布、乾燥して、厚さ100μmの
シート状接合材を作製した。ついで、上記接合材を20
mm×100mmのサイズに調製し、これを#280のサン
ドペーパーでサンディングしたSUS板上に載せ、その
上を2kgのローラを一往復させて圧着し、20分放置
後、23℃、65%RHにて引張速度300mm/minで1
80°剥離を行った。この剥離に要する力を焼結前の接
着力として測定したところ、表2に示す結果が得られ
た。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】(被接合部材の接合)上記シート状接合材
を20mm×20mmのサイズになるように裁断し、これを
厚さ5mmのカーボンメタル板(100mm×20mm)2枚
の間に挟み押圧して接着した。ついで、これを窒素/水
素=3/1の混合ガス雰囲気中で、昇温速度5℃/分で
500℃まで昇温させ、この温度に30分間保持して接
合材中の銀ろうを焼結した後徐冷して、上記カーボンメ
タル板を接合した。
【0033】実施例2〜4および比較例1〜4 上記実施例1において、ろう材と粘着剤との配合比およ
び粘着剤を表2に示すように変える以外は全て同様にし
て接合材の作製ならびに被接合金属部材の接合を行っ
た。
【0034】実施例5 実施例1で用いた粘着剤(A)をトルエンに溶解し、こ
れを厚さ100μmの銅箔の両面に塗工してそれぞれ厚
さ50μmの粘着剤層を形成し、厚さ200μmのシー
ト状接合材を作製した。さらにこの接合材を用いて実施
例1と全く同様にして2枚のカーボンメタル板の接合を
行った。
【0035】(接合材の評価)上記実施例1〜5および
比較例1〜4のそれぞれにおいて、接合材により接合し
た被接合部材について剪断試験を行って接着力を測定し
たところ、表2に示す結果が得られた。なおこの剪断試
験は、23℃、65%RHにて、引張速度1mm/minで行
った。
【0036】
【効果】本発明の金属部材の接合材は、被接合部材とろ
う材とを固定する粘着剤として、該ろう材の焼結温度に
おける非酸化性雰囲気中での残渣率が3.5〜10重量
%のものを用いているので、ろう材の焼結時に適量のタ
ールピッチ状物質が生成し、このタールピッチ状物質に
よって被接合部材とろう材との間の接着力が向上してい
る。
【0037】また、本発明の金属部材の接合方法は、被
接合部材を上記接合材で接合するものであるので、被接
合部材、就中カーボンメタルよりなる被接合部材の接合
をより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属部材の接合材を用いて被接合部材
を固定した状態の一例を示す模式断面図である。
【図2】本発明の金属部材の接合材を用いて被接合部材
を固定した状態の他の例を示す模式断面図である。
【図3】本発明の金属部材の接合材を用いて被接合部材
を固定した状態の他の例を示す模式断面図である。
【図4】本発明の金属部材の接合材を用いて被接合部材
を固定した状態の他の例を示す模式断面図である。
【図5】本発明の金属部材の接合材を用いて被接合部材
を固定した状態の他の例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1,2 被接合部材 3 接合材 31 ろう材 32 粘着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 11/04 JAS C09J 11/04 JAS // B22F 7/00 B22F 7/00 B C09J 1/00 JAA C09J 1/00 JAA

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接合金属部材よりも低融点のろう材
    と、該ろう材の焼結温度における非酸化性雰囲気中での
    残渣率が3.5〜10重量%の粘着剤とを含有してなる
    金属部材の接合材。
  2. 【請求項2】 焼結前1×10-3N/20mm以上の接着力を
    有する請求項1記載の金属部材の接合材。
  3. 【請求項3】 被接合金属部材間に請求項1または2記
    載の接合材を介在させ、ついで該接合材中のろう材を焼
    結して該被接合金属部材を接合する金属部材の接合方
    法。
JP3996795A 1995-02-28 1995-02-28 金属部材の接合材およびそれを用いた金属部材の接合方法 Pending JPH08229696A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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