JPS6019773A - 塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物 - Google Patents

塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物

Info

Publication number
JPS6019773A
JPS6019773A JP12727183A JP12727183A JPS6019773A JP S6019773 A JPS6019773 A JP S6019773A JP 12727183 A JP12727183 A JP 12727183A JP 12727183 A JP12727183 A JP 12727183A JP S6019773 A JPS6019773 A JP S6019773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isocyanuric acid
chlorinated isocyanuric
acid
sodium
chlorinated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12727183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0119388B2 (ja
Inventor
Masanori Oota
正典 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
Priority to JP12727183A priority Critical patent/JPS6019773A/ja
Publication of JPS6019773A publication Critical patent/JPS6019773A/ja
Publication of JPH0119388B2 publication Critical patent/JPH0119388B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩素化イソシアヌル酸配合物にα−オレフィン
スルボネートを配合する事により、保存安定性に優れ、
塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物に関する。
更に詳しく述べると、保存時に塩素臭が少なく、塩素化
イソシアヌル酸の分解が少ない、保存安定性の優れた、
塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物に関する。
ここで云う塩素化イソシアヌル酸とはlジクロロイソシ
アヌル酸、ジクロロイソシアヌル酸、ジクロlフィンシ
アヌル酸のアルカリ金属塩とその水和物であり、これら
の化合物は単独あるいは絹合せで使用してもよいし、更
に必要に応じて、例えばビルダーとしての無機系化合物
、助剤、増巨剤等を配合してもよい。
これらの塩素化イソシアヌル酸は、一般に粉体のま\、
または粒状、顆粒状、錠剤形に成型され、殺菌洗浄剤、
消毒剤、漂白剤等として広く使用されてきている。特に
塩素化イソシアヌル酸のうち、トリクロロイソシアヌル
酸を主成分とする配合物は水の殺菌に、例えばプール水
、上水、下水の殺菌に利用されている。またジクロロイ
ソシアヌル酸のすl・リウムまたはカリウム塩の無水塩
及び含水塩を主成分とする配合物は、台所用、浴場用等
の殺菌漂白的洗浄剤として用いられている。
このジクロロイソシアヌル酸のナトリウムまたはカリウ
ム塩の無水塩及び含水塩は、台所用、浴場用等の殺菌漂
白的洗浄剤としてアルカリ金属の燐酸塩、炭酸塩、珪酸
塩、及び硫酸塩等のビルダーや、界面活性剤等を配合し
て粉体として用いられている。界面活性剤としては、大
別して陰イオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤が
使用される。
陰イオン性界面活性剤としては、アルキル硫酸すトリウ
ム塩(例えばラウリル硫酸ナトリウム)、アルキルベン
ゼンスルボン酸塩(例えばドデシルヘンゼンスルボン酸
ナトリウム)等は単体または硫酸ナトリウムとのスプレ
ードライ品の粉末として、ビルダーとともに塩素化イソ
シアヌル酸に配合される。非イオン性界面活性剤として
はポリオキシエチレンアルキルエーテル(例えばポリオ
キシエチレンラウリルエーテル)、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル(例えばポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル)等がスプレーにより均一に粉
末に添加される。
これらの陰イオン性及び非イオン性界面活性剤は、塩素
化イソシアヌル酸とビルダー、助剤、増量剤等との混合
された配合物に添加して洗浄力を付与するために用いら
れる。この配合の際に塩素化イソシアヌル酸の配合率が
10%以上である場合はその安定1(口J低下しやすい
傾向がある。特にジクロロイソシアヌル酸のすl・リウ
ム、カリウム塩に対し前記陰イオン性及び非イオン性の
界面活性剤は安定性を1i]なう原因物質であり、この
為め前記ビルダーと併用することで安定性を高めている
。しかし、ビルダーば塩素化イソシアヌル酸と界面活性
剤との反応による塩素化イソシアヌル酸の分解を抑制さ
−1ているが、前記ビルダーは、水に導けてp IT 
l O−12のアルカリ性を呈する事から、手の肌荒れ
等、好ましくない事の原因となる。この為に(J水に溶
けた際のp Hが中性になる様な組成物にする必要があ
るが、ビルダーを少なくしていくと、前述の如く、界面
活性剤と塩素化イソシアヌル酸の反応が促進され、塩素
化イソシアヌル酸の分解による分解ガスの発生及び有効
塩素含有率が低下する。
この様に界面活性剤は塩素化イソシアヌル酸に対して悪
影響を及ぼす事から、従来から各種の安定化方法が検討
されている。例えば、固体非イオン性芳香族化合物を添
加する方法(特公昭41−8069号)、あるいは塩素
化イソシアヌル酸または界面活性剤粉体を異種の不活性
のビルダー等による表面被覆法(米国特許310896
9号)等がある。
この様な界面活性剤と塩素化イソシアヌル酸の混合安定
性、分解ガス発生の挙動等について鋭意研究の結果、驚
くべきことに陰イオン性界面活性剤として知られている
α−オレフィンスルホネートが塩素化イソシアヌル酸に
対して極めて安定であるばかりか、むしろ、塩素化イソ
シアヌル酸の分解を抑制する安定化剤としての作用を見
い出し本発明の完成に至った。
即ち、本発明は塩素化イソシアヌル酸配合物に炭素数1
0〜22のα−オレフィンスルホネートを配合する事を
特徴とする塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物
に関する。
本発明に使用されるα−オレフィンスルボネートばα−
オレフィンの硫酸化の条件によって種々の異性体が存在
するが、一般的製法によって得られるα−オレフィンス
ルホネートは一般式RCH= CHCIT2 S O3
N aで表されるアルケンスルホン酸ナトリウム塩が約
40〜60%と、一般式 RCI((OT() CHz
 S 03 N aで表されるヒドロキシアルカンスル
ホン酸ナトリウム塩が約40〜60%から成る化合物で
ある。アルケンスルホン酸ナトリウム塩の二重結合の位
置は2゜3位及び3.4位不飽和体が主であるが、更に
インナー不飽和体が少量台まれている。また、ヒドロキ
シアルカンスルホン酸ナトリウム塩のヒドロキシル基の
位置は3位が主であるが、少量の他の位置の異性体も存
在する。本発明において使用されるα−オレフィンスル
ホネートは上記異性体を含むものである。本発明で使用
するα−オレフィンスルボネートの使用形態は粉末状ま
たは顆粒状ノモノテする。従って本発明で使用するα−
オレフィンスルポネー!・の炭素数は10〜22、好ま
しくは炭素数12〜18の物である。α−オレフィンス
ルホネートの配合量は塩素化イソシアヌル酸配合物の使
用目的により異なるが、塩素化イソシアヌル酸100重
量部に対し、1〜500重量部を添加する事により塩素
化イソシアヌル酸の安定化の効果が得られる。1重量部
以下では塩素化イソシアヌル酸の安定化の効果が少なく
なり、500重量部以上では安定化の効果は得られるが
、多く添加する必要はない。
本発明の組成物では前記のビルダーを加えなくとも塩素
化イソシアヌル酸は安定であるが、前記ビルダーを配合
してもよい。またその他の添加剤、例えば助剤、増量剤
等を配合してもよい。助剤としては、重炭酸塩と固体の
有機酸からなる発泡助剤、またはカルボキシメチルセル
ロース等の崩壊剤等、増量剤としては、芒硝、食塩、珪
酸塩、炭酸塩、燐酸塩等が挙げられる。本発明の組成物
は粉末、粒状、顆粒状、或いは錠剤の何れの形状でも使
用できる。
本発明で使用するα−オレフィンスルホネートば塩素化
イソシアヌル酸、中でも!・ジクロロイソシアヌル酸、
ジクロロイソシアヌル酸のナトリウム及びカリウム塩と
混合しても極めて安定であり、塩素化・イソシアヌル酸
の分解ガス(三塩化窒素)の発生は少なく、むしろ、無
添加の場合よりも分解ガスの発生を抑制する効果もある
。また他の知られている界面活性剤を塩素化イソシアヌ
ル酸に配合した時よりも、α−オレフインスルホネー1
・は塩素化イソシアヌル酸に対し優れた安定性がある。
以下、実施例、参考例及び比較例を挙げて更に詳しく本
発明を説明するが、本発明の技術的範囲はこれによって
制限されるものでない。先ず、配合に使用した原*゛1
と安定性の評(i[1i方法について述べる。
〔配合原利〕表−1に使用した塩素化イソシアヌル酸、
表−2に界面活性剤を示す。
表−1 ()内の英字は化合物の略語(以下同じ)表−2 0 〔安定性の評価方法〕 表−Iの塩素化イソシアヌル酸単品5.0gまた器オ塩
素化イソシアヌル酸5.0gに表−2の界面活性剤0.
1g〜2.0gを加え、均一に混合した後に、ガラス容
器に入れ、密栓し55℃で151=1間保存し、その後
取り出して開栓時に、容器内の分解ガス(三塩化窒素)
の発生量を感応により評価する。また、混合した直後に
該混合品の有効塩素と、15日間の保存試験後の有効塩
素の含有量をヨー素滴定法によりめ、その差を混合した
直後の有効塩素の含有量で除した値をもって有効塩素の
分解率とする。
感応検査結果の表示方法 1 −−−−−−−−一極めて弱い塩素臭2 −−−−
−−−−一弱い塩素臭 3−−−−−〜−−−−強い塩素臭 4 −−−−−−−極めて強い塩素臭 有効塩素の分解率 1 参考例1〜3、It’に例1〜8 表−1、表−2の配合原料を表−3の様な配合で保存試
験を行った。結果を表−3にまとめて示す。尚、以下の
表に用いる英字は前記の表に記されている化合物のl’
li語である。
表−3 2 表−3続き 実施例1〜7 表−2のAO3を使用して比較例、参考例と同様に配合
し、保存試験を行った。結果を表−4に示す。
3 表−4続き 実施例に示す様に、界面活性剤としてα−オレフィンス
ルホネー1・を使用した時は、比較例で使用した他の界
面活性剤の時より、・安定性が優れている。
特許出願人 F1産化学工業株式会社 4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩素化イソシアヌル酸配合物に炭素数10から2
    2のα−オレフィンスルホネートを配合する事を特徴と
    する塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物。
  2. (2)炭素数10から22のα−オレフィンスルボネー
    トの配合量が塩素化イソシアヌル酸100重量部に対し
    て1〜500重量部を配合する事を特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の塩素化イソシアヌル酸が安定化され
    た組成物。
JP12727183A 1983-07-12 1983-07-12 塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物 Granted JPS6019773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12727183A JPS6019773A (ja) 1983-07-12 1983-07-12 塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12727183A JPS6019773A (ja) 1983-07-12 1983-07-12 塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6019773A true JPS6019773A (ja) 1985-01-31
JPH0119388B2 JPH0119388B2 (ja) 1989-04-11

Family

ID=14955868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12727183A Granted JPS6019773A (ja) 1983-07-12 1983-07-12 塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6019773A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5503768A (en) * 1991-06-06 1996-04-02 S.T. Chemical Co., Ltd. Halogen scavengers
WO1997007188A1 (en) * 1995-08-18 1997-02-27 The Procter & Gamble Company Hand dishwashing powder with chlorine bleach
JP2012072265A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd バイオフィルム除去剤、および、バイオフィルム除去用組成物

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CHEMICAL ABCTRACT *
CHMICAL ABCTRACT *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5503768A (en) * 1991-06-06 1996-04-02 S.T. Chemical Co., Ltd. Halogen scavengers
WO1997007188A1 (en) * 1995-08-18 1997-02-27 The Procter & Gamble Company Hand dishwashing powder with chlorine bleach
JP2012072265A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd バイオフィルム除去剤、および、バイオフィルム除去用組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0119388B2 (ja) 1989-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4789495A (en) Hypochlorite compositions containing a tertiary alcohol
US3944663A (en) Mild light duty detergent containing homopolymers of ethylene oxide
DK159554B (da) Stabiliseret enzymholdigt flydende rensemiddel
US4057505A (en) Liquid cleaning and bleaching composition
JPH09510997A (ja) 増粘次亜塩素酸アルカリ金属組成物
EP0778341A1 (en) Use of amido compounds in halogen bleach-comprising compositions for improved mildness to the skin
JPH06108092A (ja) 強アルカリ液体洗浄剤組成物
US6172024B1 (en) High foaming grease cutting light duty liquid detergent comprising a poly (oxyethylene) diamine
US3458446A (en) Abrasive scouring cleanser
US6147044A (en) High foaming, grease cutting light duty liquid detergent
US4029591A (en) Liquid detersive bleaching composition
KR20000048940A (ko) 표백제, 설팜산 및 폴리카복실레이트 중합체를 포함하는 세정 조성물
US6214783B1 (en) High foaming, grease cutting light duty liquid detergent
US2320280A (en) Detergent and sterilizing composition
US5804545A (en) Stable alkaline chlorine compositions
JP2908892B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JPS6019773A (ja) 塩素化イソシアヌル酸が安定化された組成物
KR930003244B1 (ko) 진한 세척용 수성 조성물
JPS6050399B2 (ja) 洗剤組成物
JPS60231665A (ja) 安定化塩素化イソシアヌル酸組成物
JPS6357362B2 (ja)
JPH03140387A (ja) 粘度低下防止剤及び該防止剤を含有する液体漂白剤組成物
JP3847596B2 (ja) スルホン酸型界面活性剤含有組成物
JPH07197090A (ja) 液体洗浄剤組成物
JPH07197081A (ja) 安定性に優れたα−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩含有物および洗浄剤組成物ならびに安定化方法