JPS60197690A - Dc−52の塩 - Google Patents
Dc−52の塩Info
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- JPS60197690A JPS60197690A JP59051578A JP5157884A JPS60197690A JP S60197690 A JPS60197690 A JP S60197690A JP 59051578 A JP59051578 A JP 59051578A JP 5157884 A JP5157884 A JP 5157884A JP S60197690 A JPS60197690 A JP S60197690A
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- JP
- Japan
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- addition salt
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D498/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D498/22—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains four or more hetero rings
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はDC−52の塩に関する。さらに詳しくは本発
明はDC−52とDC−52に対し0,5−2.0当量
の無機酸、スルホン酸、酸性アミノ酸。
明はDC−52とDC−52に対し0,5−2.0当量
の無機酸、スルホン酸、酸性アミノ酸。
クエン酸、 trans〜アコニット酸、α−ケトグル
タル酸、イタコン酸、マロン酸又はアスコルビン酸との
薬理的に許容されるDC,52酸付加塩に関する。
タル酸、イタコン酸、マロン酸又はアスコルビン酸との
薬理的に許容されるDC,52酸付加塩に関する。
DC−52はストレプトマイセス・メラノビナセウス(
Streptomyces melanovinace
us) D O−52(微工研菌寄第5911号)の生
産する物質で下記の構造を有し、ロイケミアP−388
111木型腫瘍細胞に対し抗腫瘍活性を有する(特開昭
57−170189>。
Streptomyces melanovinace
us) D O−52(微工研菌寄第5911号)の生
産する物質で下記の構造を有し、ロイケミアP−388
111木型腫瘍細胞に対し抗腫瘍活性を有する(特開昭
57−170189>。
しかしながら、DC−52は不安定であり、精製中及び
粉末化時(例えば凍結乾燥時)に分解が起こり高純度の
DC−52を得ることができず、又保存中にも分解が進
行する。
粉末化時(例えば凍結乾燥時)に分解が起こり高純度の
DC−52を得ることができず、又保存中にも分解が進
行する。
DC−52の水溶液中でのp)(に対する安定性を測定
したところ、第1表に示すごと<pH5〜6でやや安定
性が向上するが、DC−52に対して2当量、等当量の
塩酸を加えてpHII以下にすると安定性が極端に低下
することが判明した。
したところ、第1表に示すごと<pH5〜6でやや安定
性が向上するが、DC−52に対して2当量、等当量の
塩酸を加えてpHII以下にすると安定性が極端に低下
することが判明した。
*IDC−52に対する当量比とした。なお、DC−5
2は1モルを2当量とした。
2は1モルを2当量とした。
*2 調製直後に対する値である。
DC=52の分析はDC−52として1000μg/m
Iに調整した各溶液10μ)をヌクレオチジル10C1
8(ガスクロ工業製)を充填剤とし、アセトニトリル:
0. I Mリン酸バッファー(pH7,0)−1!
Ifを移動相とする高速液体クロマトグラフィー(測定
波長271 nm)に付すことにより行った。 。
Iに調整した各溶液10μ)をヌクレオチジル10C1
8(ガスクロ工業製)を充填剤とし、アセトニトリル:
0. I Mリン酸バッファー(pH7,0)−1!
Ifを移動相とする高速液体クロマトグラフィー(測定
波長271 nm)に付すことにより行った。 。
そこで、DC−52塩酸塩の安定性はI)C−52より
悪く、DC−52の塩による安定性向上は困難と考えら
れた。ところが以外なことに、DC。
悪く、DC−52の塩による安定性向上は困難と考えら
れた。ところが以外なことに、DC。
52の塩酸塩水溶液を直ちに凍結乾燥して粉末化して純
度を測定したところ、第2表に示すごとく極めて純度の
高い粉末が得られるこきが判明した。
度を測定したところ、第2表に示すごとく極めて純度の
高い粉末が得られるこきが判明した。
*IDC−52に対する当量比
*2 DC−52の分析は各粉末を第1表注記上置条件
の高速液体クロマトグラフィーに付すことにより行った
。
の高速液体クロマトグラフィーに付すことにより行った
。
*3 粉末を1000μg /mlの水溶液にしたとき
のph すなわち、凍結乾燥時の安定性が塩酸塩では顕著に改善
されている。
のph すなわち、凍結乾燥時の安定性が塩酸塩では顕著に改善
されている。
そこで他の酸との塩についても検討したところ酸の種類
により安定性に差があること、凍結乾燥時の安定性が良
好なもののなかに保存時の安定性が良いものが多いこと
が見い出された。又、塩酸塩の場合と同様、塩中におけ
るDC−52と酸との当量比によって安定性が影響を受
けることも判明した。
により安定性に差があること、凍結乾燥時の安定性が良
好なもののなかに保存時の安定性が良いものが多いこと
が見い出された。又、塩酸塩の場合と同様、塩中におけ
るDC−52と酸との当量比によって安定性が影響を受
けることも判明した。
以上のどと(本発明はDC−52の特定の酸付加塩にあ
っては水溶液での安定性と粉末化時や保存時の安定性が
異なること、酸付加塩中のDC−52と酸との当量比に
よって安定性が異なること等の種々の新規な知見の上に
なりたつものであり、単なる酸付加塩に関するものでは
ない。
っては水溶液での安定性と粉末化時や保存時の安定性が
異なること、酸付加塩中のDC−52と酸との当量比に
よって安定性が異なること等の種々の新規な知見の上に
なりたつものであり、単なる酸付加塩に関するものでは
ない。
本発明のDC−52の各種塩の抗腫瘍活性はDC−52
と同等の活性を有する。
と同等の活性を有する。
本発明で使用する酸のうち無機酸は塩酸、臭化水素酸、
ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等をスルホン酸はメ
タンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン
酸、メタンジスルホン酸。
ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等をスルホン酸はメ
タンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン
酸、メタンジスルホン酸。
α、β−エタンジスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p
−)ルエンスルホン酸等を、酸性アミノ酸はグルタミン
酸、アスパラギン酸等をそれぞれ包含する。
−)ルエンスルホン酸等を、酸性アミノ酸はグルタミン
酸、アスパラギン酸等をそれぞれ包含する。
本発明のDC−52の酸付加塩中のDC−52に対する
酸の比率は0.5−2.0倍当量(ただし、DC−52
,1モルを2当量とする)であるこ、とが安定性を高度
に持続するために必要であり、特にほぼ1.0倍当量が
好ましい。
酸の比率は0.5−2.0倍当量(ただし、DC−52
,1モルを2当量とする)であるこ、とが安定性を高度
に持続するために必要であり、特にほぼ1.0倍当量が
好ましい。
又、本発明の酸付加塩は粉末状態であることが好ましい
。粉末化の方法は特に限定されないが凍結乾燥が好まし
い。
。粉末化の方法は特に限定されないが凍結乾燥が好まし
い。
本発明のDC−52の酸付加塩はDC−52と一定量の
適当な酸とを常法により水溶液中で反応させ、!I縮・
乾燥するか、凍結乾燥することにより得ることができる
。反応後、再結晶等の精製操作を加えてもよい。
適当な酸とを常法により水溶液中で反応させ、!I縮・
乾燥するか、凍結乾燥することにより得ることができる
。反応後、再結晶等の精製操作を加えてもよい。
なお、DC−52は特開昭57−170189号公報に
記載されている方法で取得できる。すなわち、生産菌ス
トレプトマイセス・メラノビナセウスDo−52を炭素
源としてグルコース、フラクトース、シュークロース、
澱粉等、窒素源として硫酸アンモニウム、塩化アンモニ
ウム、尿素。
記載されている方法で取得できる。すなわち、生産菌ス
トレプトマイセス・メラノビナセウスDo−52を炭素
源としてグルコース、フラクトース、シュークロース、
澱粉等、窒素源として硫酸アンモニウム、塩化アンモニ
ウム、尿素。
ヘフトン、肉エキス、酵母エキス、コーンスチープリカ
ー、大豆粉等、無機塩として食塩、塩化カリウム、硫酸
マグネシウム、炭酸カルシウム、リン酸カリウム、硫酸
マンガン、硫酸亜鉛等、その他ビタミン類等を適当に組
み合せた培地に植菌し、液体培養を行う。培養液温度は
25−40℃。
ー、大豆粉等、無機塩として食塩、塩化カリウム、硫酸
マグネシウム、炭酸カルシウム、リン酸カリウム、硫酸
マンガン、硫酸亜鉛等、その他ビタミン類等を適当に組
み合せた培地に植菌し、液体培養を行う。培養液温度は
25−40℃。
pH4〜10で通常1〜7日培養を行うとDC−52が
培養液中及び菌体中に蓄積する。培養終了液から菌体を
分離し、培養液を多孔性樹脂に通塔する。その後メタノ
ール、アセトン、酢酸エチル等を用いて吸着物質を溶出
させる。この溶出液を濃縮し、セライト粉末に吸着し、
メタノール、アセトン等でDC,52を溶出し、更に溶
媒抽出、分配クロマトグラフィー等を組み合わせて精製
する。
培養液中及び菌体中に蓄積する。培養終了液から菌体を
分離し、培養液を多孔性樹脂に通塔する。その後メタノ
ール、アセトン、酢酸エチル等を用いて吸着物質を溶出
させる。この溶出液を濃縮し、セライト粉末に吸着し、
メタノール、アセトン等でDC,52を溶出し、更に溶
媒抽出、分配クロマトグラフィー等を組み合わせて精製
する。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1゜
種菌としてストレプトマイ七ス・ミラノビナセウスDO
−52を用い該菌株を21容量の三角フラスコ中第1種
培地[K(14%1M已SO,・71(,00,5g/
j!、 KII2P0. 1.5g/I1.硫酸アンモ
ニウム5.0 g /β、シュークロース 20g/β
。
−52を用い該菌株を21容量の三角フラスコ中第1種
培地[K(14%1M已SO,・71(,00,5g/
j!、 KII2P0. 1.5g/I1.硫酸アンモ
ニウム5.0 g /β、シュークロース 20g/β
。
フラクトース lOg/1.グルコース 10g/l、
コーンスチープリ力−5,0g / j! 、 CaC
O520g/β、pH7,0〕 300m1に植菌し、
30℃で48時間振盪(22Orpm)培養する。この
ようにして潜られた第1種培養液1500mlを200
1容量の発酵槽中の第2種培地〔第1種培地と同じ成分
)1004!に加え30℃で48時間通気攪拌培養(回
転数15’ Orpm、通気量70F/min )する
。得られる第2種培養液100I/、を2層容量の発酵
槽中の発酵培地〔グルコース50g/ A 、 Kll
□PO40,3g/β、に−HPO40,4g /’
l。
コーンスチープリ力−5,0g / j! 、 CaC
O520g/β、pH7,0〕 300m1に植菌し、
30℃で48時間振盪(22Orpm)培養する。この
ようにして潜られた第1種培養液1500mlを200
1容量の発酵槽中の第2種培地〔第1種培地と同じ成分
)1004!に加え30℃で48時間通気攪拌培養(回
転数15’ Orpm、通気量70F/min )する
。得られる第2種培養液100I/、を2層容量の発酵
槽中の発酵培地〔グルコース50g/ A 、 Kll
□PO40,3g/β、に−HPO40,4g /’
l。
MgSO4・7H200,2g/l、粉末人豆粕20g
/R,CaCL 1 g/ji’、p)(7,0〕 1
屁に加え、30℃で72時間通気攪拌培養〔回転数15
0rpm。
/R,CaCL 1 g/ji’、p)(7,0〕 1
屁に加え、30℃で72時間通気攪拌培養〔回転数15
0rpm。
通気量200j!/ min :lする。培養終了後の
培養液中には50pg /mlのDC−52が蓄積する
。
培養液中には50pg /mlのDC−52が蓄積する
。
この培養液に濾過助剤を添加し菌体を濾別し、培養濾液
1.1妊を得る。培養濾液を多孔性吸着樹脂ダイヤイオ
ン)IP−10(三菱化成工業KK商品名〉50pに通
塔してDC−52を樹脂に吸着させる。吸着後水洗し6
%アセトン水で溶出、溶出液を減圧濃縮して濃縮液10
fを得る。この濃縮液にエタノール4Hを加えて不純物
を沈殿させ、遠心分離して上澄液を取得する。この上澄
液を減圧濃縮し、エタノール:水−15;lの溶液を加
え、シリカゲルのチャージ液とする。
1.1妊を得る。培養濾液を多孔性吸着樹脂ダイヤイオ
ン)IP−10(三菱化成工業KK商品名〉50pに通
塔してDC−52を樹脂に吸着させる。吸着後水洗し6
%アセトン水で溶出、溶出液を減圧濃縮して濃縮液10
fを得る。この濃縮液にエタノール4Hを加えて不純物
を沈殿させ、遠心分離して上澄液を取得する。この上澄
液を減圧濃縮し、エタノール:水−15;lの溶液を加
え、シリカゲルのチャージ液とする。
エタノール:水−15=1の溶出剤で充填したシリカゲ
ル(関東化学部、 100−100−2O0+> 10
J2にチャージ液を通し、ついで溶出剤で展開すると
樹脂量の4倍量から6倍量の間でDC,−52が溶出さ
れる。このDC−52を含む区分を集めて減圧濃縮後、
水を加え再度濃縮し、エタノールを除く。
ル(関東化学部、 100−100−2O0+> 10
J2にチャージ液を通し、ついで溶出剤で展開すると
樹脂量の4倍量から6倍量の間でDC,−52が溶出さ
れる。このDC−52を含む区分を集めて減圧濃縮後、
水を加え再度濃縮し、エタノールを除く。
濃縮液をミリボアーフィルター(ポアサイズ0.45ミ
クロン)で濾過し濁り物質を除き、DC−52濃度42
g/Rの濾液250mlを得る。この濾液10m1を5
℃に冷却した後、塩酸を加えて、溶液のpHを2.8に
調整して、凍結乾燥を行いDC−52の塩酸塩粉末〔当
量比: 0.90 (DC−52に対する塩酸の当量比
である)〕5508mを得る。
クロン)で濾過し濁り物質を除き、DC−52濃度42
g/Rの濾液250mlを得る。この濾液10m1を5
℃に冷却した後、塩酸を加えて、溶液のpHを2.8に
調整して、凍結乾燥を行いDC−52の塩酸塩粉末〔当
量比: 0.90 (DC−52に対する塩酸の当量比
である)〕5508mを得る。
融点: 160−180℃
紫外部吸収スベクFル : 第1図
赤外部吸収スペクトル(にBr錠剤法〉:第2図実施例
2゜ 実施例1で得られるDC−52ミlJボア一濾液10m
1を5℃に冷却しリン酸を加えてpH2,7に調整し、
ついで凍結乾燥を行い、DC−52のリン酸塩粉末(当
量比0.90)524mgを得る。
2゜ 実施例1で得られるDC−52ミlJボア一濾液10m
1を5℃に冷却しリン酸を加えてpH2,7に調整し、
ついで凍結乾燥を行い、DC−52のリン酸塩粉末(当
量比0.90)524mgを得る。
融点: 128−132℃
紫外部吸収スペクトル : 第7図
赤外部吸収スペクトル(KBr錠剤法):第8図実施例
3゜ 実施例1で得られるDC−52ミIJポアー濾液10+
nlを5℃に冷却し、アスコルビン酸を224mgを加
え、ついで凍結乾燥を行いDC−52了スコルビン酸塩
粉末(当量比0.50)705mgを得る。
3゜ 実施例1で得られるDC−52ミIJポアー濾液10+
nlを5℃に冷却し、アスコルビン酸を224mgを加
え、ついで凍結乾燥を行いDC−52了スコルビン酸塩
粉末(当量比0.50)705mgを得る。
融点: 129−132℃
紫外部吸収スペクトル : 第3図
赤外部吸収スペクトル(KBr錠剤法):第4図実施例
4゜ 実施例1で得られるDC−52ミIJボア一濾液10m
1を5℃に冷却し、クエン酸を加えて溶液をp H3,
0に調整し、ついで凍結乾燥を行いDC−52のクエン
酸塩粉末(当量比1.1)630mgを得る。
4゜ 実施例1で得られるDC−52ミIJボア一濾液10m
1を5℃に冷却し、クエン酸を加えて溶液をp H3,
0に調整し、ついで凍結乾燥を行いDC−52のクエン
酸塩粉末(当量比1.1)630mgを得る。
融点: 105−150℃
紫外部吸収スペクトル : 第5図
赤外部吸収スペクトル(にBr錠剤法):第6図実施例
5゜ 実施例1〜4に準じて得られるDC−52の各趣i#七
の堆(r)(”ニー52と酸との当量比1:1)(凍結
乾燥品)を調製直後及びアンプル中真空打栓して30℃
の恒温器中に60日間保存後高速液体クロマトグラフィ
ー〔充填剤:ヌクレオジル10C18,展開溶媒ニアセ
トニトリル: 0.1 Mリン酸バッファー(p)17
.0)=1 : 9]で分析した結果を第3表に示す。
5゜ 実施例1〜4に準じて得られるDC−52の各趣i#七
の堆(r)(”ニー52と酸との当量比1:1)(凍結
乾燥品)を調製直後及びアンプル中真空打栓して30℃
の恒温器中に60日間保存後高速液体クロマトグラフィ
ー〔充填剤:ヌクレオジル10C18,展開溶媒ニアセ
トニトリル: 0.1 Mリン酸バッファー(p)17
.0)=1 : 9]で分析した結果を第3表に示す。
第3表から本発明の酸付加塩が粉末化過程での安定性に
優れていること及び概して保存後の安定性に優れている
ことが明らかである。
優れていること及び概して保存後の安定性に優れている
ことが明らかである。
第3表
利 製造直後の粉末を1.000μg /mlの水溶液
にしたときのpH 実施例6゜ 実施例1〜4に準じて各種当量比のDC−52クエン酸
塩を調製し、実施例5と同様にして純度。
にしたときのpH 実施例6゜ 実施例1〜4に準じて各種当量比のDC−52クエン酸
塩を調製し、実施例5と同様にして純度。
pH1保存後残存率を検査した。結果を第4表に示す。
第4表
実施例7. 抗腫瘍活性
DBA/2雄性マウスの腹腔内に継代されているロイケ
ミアP−388細胞の5X106個/m+の細胞浮遊液
を滅菌生理食塩水で作成する。この細胞浮遊液0.2m
lを体重約25gのCDF、雄性マウス1群5匹に腹腔
内移植する。腫瘍移植1日後、5日後、9日後にDC−
52,DC−52塩酸塩、DC−52クエン酸塩を表に
示した各投与量腹腔内に投与する。
ミアP−388細胞の5X106個/m+の細胞浮遊液
を滅菌生理食塩水で作成する。この細胞浮遊液0.2m
lを体重約25gのCDF、雄性マウス1群5匹に腹腔
内移植する。腫瘍移植1日後、5日後、9日後にDC−
52,DC−52塩酸塩、DC−52クエン酸塩を表に
示した各投与量腹腔内に投与する。
薬物非投与群の平均生存日数(C)に対する薬物投与群
の平均生存日数(T)のパーセン) T/C%で抗腫瘍
活性を表した結果を第、5表に示す。
の平均生存日数(T)のパーセン) T/C%で抗腫瘍
活性を表した結果を第、5表に示す。
第5表
上表から3つの化合物の抗腫瘍活性はほぼ同様であると
いえる。
いえる。
第1.3,5.7図fiDC−52塩酸塩、DC−52
アスコルビン酸塩、DC−52クエン酸塩、DC−52
!Iン酸塩の紫外部吸収スペクトルを示す。 第2.4.6.8図はDC−52塩酸m、DC−52ア
スコルビン酸塩、DC−52クエン酸塩、DC−521
Jン酸塩の赤外部の吸収スペクトルを示す。
アスコルビン酸塩、DC−52クエン酸塩、DC−52
!Iン酸塩の紫外部吸収スペクトルを示す。 第2.4.6.8図はDC−52塩酸m、DC−52ア
スコルビン酸塩、DC−52クエン酸塩、DC−521
Jン酸塩の赤外部の吸収スペクトルを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1)式 で表される化合物(以下、DC−52という)とDC−
52に対し0.5−2.0当量の無機酸。 スルホン酸、酸性アミノ酸、クエン酸、 trans−
アコニット酸、α−ケトグルタル酸、イタコン酸、マロ
ン酸又はアスコルビン酸との薬理的に許容されるDC−
52酸付加塩。 (2)無機酸が塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸。 硫酸、硝酸又はリン酸であり、スルホン酸がメタンスル
ホン酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、メタ
ンジスルホン酸、α、β−エタンジスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸又はp−トルエンスルホン酸であり、酸性
アミノ酸がグルタミン酸又はアスパラギン酸である特許
請求の範囲第1項記載の酸付加塩。 (3)D(、−52に対する酸の使用量が0.5−2.
0当量である特許請求の範囲第1又は2項記載の酸付加
塩。 (4) DC−52に対する酸の使用量が1当量である
特許請求の範囲第3項記載の酸付加塩。 (5)酸伺加塩が粉末状態である特許請求の範囲第1又
は2項記載の酸付加塩。 (6)酸イー1加塩が凍結乾燥品である特許請求の範囲
第5項記載の酸付加塩。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59051578A JPS60197690A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | Dc−52の塩 |
US06/697,918 US4649199A (en) | 1984-03-16 | 1985-02-04 | Salt of DC-52 and a pharmaceutical composition containing the same |
EP85101381A EP0157126A1 (en) | 1984-03-16 | 1985-02-08 | A salt of DC-52 and a pharmaceutical composition containing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59051578A JPS60197690A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | Dc−52の塩 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60197690A true JPS60197690A (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=12890823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59051578A Pending JPS60197690A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | Dc−52の塩 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4649199A (ja) |
EP (1) | EP0157126A1 (ja) |
JP (1) | JPS60197690A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988002369A1 (en) * | 1986-10-01 | 1988-04-07 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Dc-52 type oncostatic compound |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4822882A (en) * | 1986-10-03 | 1989-04-18 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | DC-52 derivatives and their antitumor use |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57170189A (en) * | 1981-04-11 | 1982-10-20 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | Dc-52 and its preparation |
JPS59210086A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-28 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | Dx―52―1類及びその塩類 |
-
1984
- 1984-03-16 JP JP59051578A patent/JPS60197690A/ja active Pending
-
1985
- 1985-02-04 US US06/697,918 patent/US4649199A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-02-08 EP EP85101381A patent/EP0157126A1/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988002369A1 (en) * | 1986-10-01 | 1988-04-07 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Dc-52 type oncostatic compound |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4649199A (en) | 1987-03-10 |
EP0157126A1 (en) | 1985-10-09 |
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