JPS60196304A - パ−テイクルボ−ドの耐水処理方法 - Google Patents
パ−テイクルボ−ドの耐水処理方法Info
- Publication number
- JPS60196304A JPS60196304A JP5208684A JP5208684A JPS60196304A JP S60196304 A JPS60196304 A JP S60196304A JP 5208684 A JP5208684 A JP 5208684A JP 5208684 A JP5208684 A JP 5208684A JP S60196304 A JPS60196304 A JP S60196304A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particle board
- emulsion
- paraffin
- board
- synthetic rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27N—MANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
- B27N7/00—After-treatment, e.g. reducing swelling or shrinkage, surfacing; Protecting the edges of boards against access of humidity
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパーティクルボードの耐水処理方法に関する。
パーティクルボードは、木材または他の繊維質材料の小
片を接着剤を用い、熱と圧力などでかためて作られた板
材料で、任意の大きさが得られ、小林、廃材を合理的に
利用でき、比較的均質であるなどの利点から広く利用さ
れている。
片を接着剤を用い、熱と圧力などでかためて作られた板
材料で、任意の大きさが得られ、小林、廃材を合理的に
利用でき、比較的均質であるなどの利点から広く利用さ
れている。
しかし、この種パーティクルボードは、木材小片が多孔
質であシ、シかも小片間にも空隙が多数存在した成形体
であることから、水分の吸湿、脱湿が大きく、またこれ
に伴う寸法変化が大きい点に問題があった。この問題の
改善策として、溶融パラフィンを収容した１１中にパー
ティクルボードを浸漬し、液切シを行って冷却する方法
が提案されている力ζパラフィンの粒子は夫々が独立し
た結晶をなしているためパラフィン粒子間隙をぬって水
分が浸透し、時間の経過と共に吸水を起こす不具合があ
シ、耐水性が充分であるといえなかった。
質であシ、シかも小片間にも空隙が多数存在した成形体
であることから、水分の吸湿、脱湿が大きく、またこれ
に伴う寸法変化が大きい点に問題があった。この問題の
改善策として、溶融パラフィンを収容した１１中にパー
ティクルボードを浸漬し、液切シを行って冷却する方法
が提案されている力ζパラフィンの粒子は夫々が独立し
た結晶をなしているためパラフィン粒子間隙をぬって水
分が浸透し、時間の経過と共に吸水を起こす不具合があ
シ、耐水性が充分であるといえなかった。
本発明は、前記のような従来の耐水処理法の不具合を解
消し、きわめて耐水性の高いパーティクルボードを得る
ことができるようにしたもので、その特徴とするところ
は、パラフィンの乳化またＬ分散液と合成ゴムの乳化液
、又は／及び合成樹脂の乳化又は分散液の混合液を作シ
、この用液でパーティクルボードを処理することで撥水
性を持たせることにある。
消し、きわめて耐水性の高いパーティクルボードを得る
ことができるようにしたもので、その特徴とするところ
は、パラフィンの乳化またＬ分散液と合成ゴムの乳化液
、又は／及び合成樹脂の乳化又は分散液の混合液を作シ
、この用液でパーティクルボードを処理することで撥水
性を持たせることにある。
以下本発明を具体的に説明する。
本発明は、パーティクルボードの耐水処理にあたシ、処
理剤として、次のＡとＢ１又はＡ、！：ＣもしくはＡと
ＢとＣの混合液を用いる。
理剤として、次のＡとＢ１又はＡ、！：ＣもしくはＡと
ＢとＣの混合液を用いる。
Ａ パラフィンの乳化液か分散液
Ｂ 合成コムの乳化液
Ｃ合成樹脂の乳化液又は分散液
ここで、合成ゴムとしては、スチレン、ブタジェンで代
表されるジエン系のもの、イソプレンで代表されるオレ
フィン系のもの、アクリルゴム系のもの、クロロプレン
系のものなど任意のものを用いることができる。同様に
合成樹脂としては、アクリル、ポリエステル、ポリウレ
タン、エポキシなど熱可塑性・熱硬化性の種々のものを
用いることができる。
表されるジエン系のもの、イソプレンで代表されるオレ
フィン系のもの、アクリルゴム系のもの、クロロプレン
系のものなど任意のものを用いることができる。同様に
合成樹脂としては、アクリル、ポリエステル、ポリウレ
タン、エポキシなど熱可塑性・熱硬化性の種々のものを
用いることができる。
前記入のＢ又はＣに対する配合量は任意であるが、３〜
９９重ｉｓの範囲が適当である。
９９重ｉｓの範囲が適当である。
Ａの含有量が大きくなるに従って粘着性が小さくなる利
点を有し、ｌｒｆＫｓｗｔ１以上好ましくは１０ｗｔチ
以上でとの傾向が大きくなる。
点を有し、ｌｒｆＫｓｗｔ１以上好ましくは１０ｗｔチ
以上でとの傾向が大きくなる。
次いで、前記混合液でパーティクルボードを処理する。
その処理方法Ｌ１容器中に混合液を収容し、パーティク
ルボードを所定時間浸漬してもよいし、スプレーガン等
の手段でパーティクルボードに噴霧してもよいし、刷毛
やローラ等により塗布してもよい。
ルボードを所定時間浸漬してもよいし、スプレーガン等
の手段でパーティクルボードに噴霧してもよいし、刷毛
やローラ等により塗布してもよい。
前記処理は一般に常温で行われるが、場合によっては加
熱条件下で実施してもよい。処理はパーティクルボード
全表面に施してもよいし、木口のみに施してもよい。こ
のようにして処理を終った後乾燥して水分を除去し、製
品とする。
熱条件下で実施してもよい。処理はパーティクルボード
全表面に施してもよいし、木口のみに施してもよい。こ
のようにして処理を終った後乾燥して水分を除去し、製
品とする。
本発明拡パラフィンの乳化または分散液と合成ゴムの乳
化液との混合液か、パラフィンの乳化また社分散液と合
成樹脂の乳化また祉分散液との混合液でパーティクルボ
ードを処理する。パーティクルボードの表面は高密度で
あるが、乳化液ないし分散液であるため浸透性がよく、
パーティクルボードｌの表面から内部に図示のごとく合
成ゴム又は合成樹脂が浸透して内層膜２を形成し、さら
にパーティクルボード表面に表層膜３を形成し、さらに
パーティクルボード表面に表層膜３を形成する。パラフ
ィンは次第にブリードして外膜４が形成される。
化液との混合液か、パラフィンの乳化また社分散液と合
成樹脂の乳化また祉分散液との混合液でパーティクルボ
ードを処理する。パーティクルボードの表面は高密度で
あるが、乳化液ないし分散液であるため浸透性がよく、
パーティクルボードｌの表面から内部に図示のごとく合
成ゴム又は合成樹脂が浸透して内層膜２を形成し、さら
にパーティクルボード表面に表層膜３を形成し、さらに
パーティクルボード表面に表層膜３を形成する。パラフ
ィンは次第にブリードして外膜４が形成される。
単ＩＮＫエマルジョンタイプのパラフィンを用いて浸漬
するだけでは、パラフィン粒子がボード内部に浸透して
も十分に成膜されないため、耐水性が不充分である。こ
れに対し、本発明は、１地として合成樹脂又は合成ゴム
の内層膜２と表層膜３を形成し、その上に薄いパラフィ
ン膜を形成することから、凹凸のない均一な膜性状とな
り、適切な撥水性が得られる。
するだけでは、パラフィン粒子がボード内部に浸透して
も十分に成膜されないため、耐水性が不充分である。こ
れに対し、本発明は、１地として合成樹脂又は合成ゴム
の内層膜２と表層膜３を形成し、その上に薄いパラフィ
ン膜を形成することから、凹凸のない均一な膜性状とな
り、適切な撥水性が得られる。
次に具体的な実施例を示す。
実施例 １゜
固形分４５％のアクリル樹脂分散液（ロームアンドハー
スジャパン社製、商品名アクリソールＷＳ２４）７０ｗ
ｔ％ とパラフィン濃度４５チのパラフィン分散液（三
菱化成工業、商品名ダイヤプルーフ）３０ｗｔ％全均一
に混合して処理液とし、これを厚さ１５鵡のパーティク
ルボードの全面に刷毛量シし、乾燥した。
スジャパン社製、商品名アクリソールＷＳ２４）７０ｗ
ｔ％ とパラフィン濃度４５チのパラフィン分散液（三
菱化成工業、商品名ダイヤプルーフ）３０ｗｔ％全均一
に混合して処理液とし、これを厚さ１５鵡のパーティク
ルボードの全面に刷毛量シし、乾燥した。
実施例 ２゜
ハラフィン濃度４０％のパラフィンエマルジョン（中東
油脂社製、商品名セロゾール醜６８６）８０ｗｔチを固
形分５５％のアクリル樹脂乳化液（日本合成ゴム社製、
商品名ＡＴ−３３３） ２０ ｗｔ％を均一に混合して
処理液と（７、これを実施例１と同じパーティクルボー
ドの全面に刷毛量シした後、乾燥した。
油脂社製、商品名セロゾール醜６８６）８０ｗｔチを固
形分５５％のアクリル樹脂乳化液（日本合成ゴム社製、
商品名ＡＴ−３３３） ２０ ｗｔ％を均一に混合して
処理液と（７、これを実施例１と同じパーティクルボー
ドの全面に刷毛量シした後、乾燥した。
実施例 ３゜
パラフィン濃度４５チのパラフィン分散液（実施例１と
同じ）１０ｗｔ％と固形分４５−のアクリル乳化液（ロ
ームアンドハースジャパン社製、曲品名ブライマルＡＣ
−６１）９０Ｗ１％とを均一に混合して処理液とし、実
施例１のパーティクルボードの全面に刷毛塗シした後、
乾燥した。
同じ）１０ｗｔ％と固形分４５−のアクリル乳化液（ロ
ームアンドハースジャパン社製、曲品名ブライマルＡＣ
−６１）９０Ｗ１％とを均一に混合して処理液とし、実
施例１のパーティクルボードの全面に刷毛塗シした後、
乾燥した。
実施例 ４゜
パラフィン乳化液（濃度３５％）ｓｓｗｔチとスチレン
ブタジェンラテックス７０ｗｔ％とを均一に混合して処
理液とし、パーティクルボードの全面に刷毛塗シした後
、乾燥した。
ブタジェンラテックス７０ｗｔ％とを均一に混合して処
理液とし、パーティクルボードの全面に刷毛塗シした後
、乾燥した。
実施例 ５゜
パラフィン乳化液（濃度５０％）５５ｗｔ％とポリエス
テル樹脂分散液（固形分４５％）４５ｗｔ％とで処理液
を作シ、スプレーガンでパーティクルボードの全面に塗
布した後、乾燥した。
テル樹脂分散液（固形分４５％）４５ｗｔ％とで処理液
を作シ、スプレーガンでパーティクルボードの全面に塗
布した後、乾燥した。
実施例１〜実施例５の処理を行ったパーティクルボード
を、水中に３．５時間、４８時間それぞれ浸漬した後、
撥水性を検討した。実施例１〜実施例５のいずれも全ｎ
１１撥水という良好な結果が得られた。
を、水中に３．５時間、４８時間それぞれ浸漬した後、
撥水性を検討した。実施例１〜実施例５のいずれも全ｎ
１１撥水という良好な結果が得られた。
比較のため、固型パラフィン（融点６６．１℃）を容器
中で１４０℃に溶融し、前記パーティクルボードを１０
秒〜２分間浸漬した後、液切シして冷却したものについ
て、同一条件で撥水性試験を行った。その結果、３．５
時間では５０チ以上のぬれが生じ、４８時間では全面ぬ
れが生じた。この結果から本発明はすぐれた耐水性が得
られることがわかる。
中で１４０℃に溶融し、前記パーティクルボードを１０
秒〜２分間浸漬した後、液切シして冷却したものについ
て、同一条件で撥水性試験を行った。その結果、３．５
時間では５０チ以上のぬれが生じ、４８時間では全面ぬ
れが生じた。この結果から本発明はすぐれた耐水性が得
られることがわかる。
以上説明した本発明によるときには、簡単な手法でかつ
安価に耐水性の高いパーティクルボードを得ることがで
きるというすぐれた効果が得られる。
安価に耐水性の高いパーティクルボードを得ることがで
きるというすぐれた効果が得られる。
図面は本発明によるパーティクルボード処理面を模式的
に示す断面図である。 特許出願人 株式会社ケミコート
に示す断面図である。 特許出願人 株式会社ケミコート
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 パラフィンの乳化液または分散液と合成ゴムの乳
化液又は／及び合成樹脂の乳化液または分散液との混合
液を製造し、この混合液をパーティクルボードに含浸さ
せ、乾燥することを特徴とするパーティクルボードの耐
水処理方法。 ２、 混合液の含浸方法が、噴霧、浸漬、刷毛塗シ、ロ
ーラー塗りのいずれかから選択される特許請求の範囲第
１項記載のパーティクルボードの耐水処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5208684A JPS60196304A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | パ−テイクルボ−ドの耐水処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5208684A JPS60196304A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | パ−テイクルボ−ドの耐水処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60196304A true JPS60196304A (ja) | 1985-10-04 |
Family
ID=12905013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5208684A Pending JPS60196304A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | パ−テイクルボ−ドの耐水処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60196304A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61293805A (ja) * | 1985-06-22 | 1986-12-24 | Dantani Plywood Co Ltd | 耐水性パ−テイクルボ−ドの製造方法 |
| CN105082298A (zh) * | 2014-05-06 | 2015-11-25 | 长沙创远环保科技有限公司 | 秸秆密度板的生产工艺 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537923A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-24 | Matsushita Electric Works Ltd | Plate for construction |
| JPS55147582A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Imparting of water-proofing and water-repellent property to base material |
-
1984
- 1984-03-21 JP JP5208684A patent/JPS60196304A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537923A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-24 | Matsushita Electric Works Ltd | Plate for construction |
| JPS55147582A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Imparting of water-proofing and water-repellent property to base material |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61293805A (ja) * | 1985-06-22 | 1986-12-24 | Dantani Plywood Co Ltd | 耐水性パ−テイクルボ−ドの製造方法 |
| JPH0467489B2 (ja) * | 1985-06-22 | 1992-10-28 | Dantani Plywood Co | |
| CN105082298A (zh) * | 2014-05-06 | 2015-11-25 | 长沙创远环保科技有限公司 | 秸秆密度板的生产工艺 |
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