JPS6019626Y2 - 合成樹脂製脚

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【考案の詳細な説明】この考案はステレオ受信機等の音響機器の筐体に使用す
る脚に関する。

従来音響機器の脚はゴム脚が多く用いられていた。

ゴム脚は弾力性を有するので放間の誤差は吸収して終い
ガタつくことはなかった。

しかしゴム脚は長期に渡ると被設置面に跡がつくという
欠点を有していた。

従って跡のつかない合成樹脂の脚が脚光を浴びて来た。

しかじ合成樹脂の固い脚は高さが完全に一致していない
とガタつきの原因となっていた。

本案はか）る点に鑑み考案されたものでドライバーで高
さを調整することにより完全にガタつきをなくすことが
出来ると共に外観的にも優れたものである。

本案を図面に従って説明する。

第１図は本案の脚の一部破断図を示す。

１はレベル調整台で、その中心にプラス又はマイナスド
ライバーの入る溝４がある。

レベル調整台１には緩衝材３例えばフェルト等が貼付け
られている。

２は脚本体で合成樹脂で作られる。

筐体の方には脚の取付けられる部分に第３図に示すよう
な孔９を３個設けておく。

脚本体２には孔９に対応する係止片６が３本山ていてこ
れを筐体の孔９に押圧挿入することによってワンタッチ
で取付けられる。

係止片６は爪８を有し筐体に係止されるようになってい
る。

１０は中心孔で脚本体の中心突起７が入るよう構威され
ている。

５はレベル調整用ネジが切っである突起で所定のピッチ
でネジ切っである。

第２図は脚本体２の底面図を示すものである。

尚この脚本体はレベル調整台１の周囲を覆うようにガー
ド１１が設けられているので脚本体２とレベル調整台１
との間に出来るスキ間１２が外から見えないので外観的
にも優れているものである。

以上の様に構威することにより合成樹脂で脚を構威し、
高さを細かく調整出来るようにしたのでガタつきのない
脚を得ることが出来る。

また外観的にもガド１１によりレベル調整台１と脚本体
２のスキ間１２が見えないので非常に優れたものを得る
ことが出来る。

中心突起７とその周囲に同心状に複数の弾性係止片６，
６を有するから、係止片６，６をシャーシ等の孔９，９
に嵌合、係止させる場合、中心突起７を中心孔１０に挿
入し、回転すれば良く、中心突起７が位置決めガイドと
して機能し、取付け、作業性が良好となる。

又中心突起７は、嵌合、係止後、弾性係止片６，６の弾
性でガタついたり、外れたりすることを防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案の合成樹脂製の脚の一部破断図、第２図は
第１図の底面図、第３図はシャーシーに設けられた取付
けのための孔を示す。ここに、訃・・・・・爪、６・・・・・・係止片、２・
・・・・・脚本体、５・・・・・・突起、１・・・・・
・レベル調整台、１１・・・・・・ガードである。