JPS60196138A - ド−ナツの製造方法 - Google Patents
ド−ナツの製造方法Info
- Publication number
- JPS60196138A JPS60196138A JP59049900A JP4990084A JPS60196138A JP S60196138 A JPS60196138 A JP S60196138A JP 59049900 A JP59049900 A JP 59049900A JP 4990084 A JP4990084 A JP 4990084A JP S60196138 A JPS60196138 A JP S60196138A
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- JP
- Japan
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- dough
- oil
- plate
- donut
- donuts
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- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Confectionery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は所望の形状のドーナツを簡便に効率よく製造す
る方法に関するものである。
る方法に関するものである。
従来技術
ドーナツは小麦粉と水を主体とするドーナツ生地を油中
でフライすることにより、所望の形状のものを得ること
ができるが、一般にはドーナツ型と呼ばれる環状にする
ことが多い。
でフライすることにより、所望の形状のものを得ること
ができるが、一般にはドーナツ型と呼ばれる環状にする
ことが多い。
従来からドーナツを製造する方法としては次のようなも
のが知られている。
のが知られている。
(イ)小麦粉、イースト、砂糖、調味料等を水で適当な
粘度になるように混練し、これをチューブから押出し、
熱油中に落下させる方法である。チューブは出口が開い
たとき、上部から圧力をかけて生地を押出し、適量が押
出されたとき出口が閉じるようになっている。
粘度になるように混練し、これをチューブから押出し、
熱油中に落下させる方法である。チューブは出口が開い
たとき、上部から圧力をかけて生地を押出し、適量が押
出されたとき出口が閉じるようになっている。
(ロ)比較的固い生地をつくり、これを麺棒などで圧延
して板状とし、これを抜き型で型抜きし、その後油中に
入れてフライする方法である。
して板状とし、これを抜き型で型抜きし、その後油中に
入れてフライする方法である。
しかし、このような従来の方法は次のような欠点があっ
た。即ち、ドーナツの生地を直接油中に入れてフライす
るため、生地が油を多量に吸いとり、油の消費量が多い
上に、フライに長い時間がかかった。上記(イ)の方法
では種々の形状のドーナツを得ることが困難であり、(
ロ)の方法では型は鍾々つくることができるものの、型
の抜きあとの分を再び混練し、圧延して再利用する労力
を要する欠点があった。
た。即ち、ドーナツの生地を直接油中に入れてフライす
るため、生地が油を多量に吸いとり、油の消費量が多い
上に、フライに長い時間がかかった。上記(イ)の方法
では種々の形状のドーナツを得ることが困難であり、(
ロ)の方法では型は鍾々つくることができるものの、型
の抜きあとの分を再び混練し、圧延して再利用する労力
を要する欠点があった。
発明の目的
本発明は上述の従来技術の欠点を改善し、吸油率が少な
く、短時間でフライし、経済的で効率のよいドーナツの
製造方法を提供することにある。
く、短時間でフライし、経済的で効率のよいドーナツの
製造方法を提供することにある。
発明の構成
本発明の構成は、所望の形状を凹状に形成した金属また
は耐熱素材の板の凹状部に、小麦粉と水を主体とするド
ーナツ生地を注入し、熱処理することにより一次焼成し
、得られた固形生地を熱油中に入れて油揚するドーナツ
の製造方法をその要旨とするものである。
は耐熱素材の板の凹状部に、小麦粉と水を主体とするド
ーナツ生地を注入し、熱処理することにより一次焼成し
、得られた固形生地を熱油中に入れて油揚するドーナツ
の製造方法をその要旨とするものである。
以下、本発明の構成を更に具体的に説明する。
本発明はまずドーナツの生地を、凹状部を有する熱板上
で一次焼成するが、このとき使用する板の素材は鉄、銅
、しんちゅう、アルミ等の金属、これらの金属表面にフ
ッ素樹脂を塗布したもの、あるいは耐熱性の合成樹脂ま
たはセラミックス等で耐熱性のものであれば特に限定さ
れない。このような耐熱性板状物の表面に形成する凹状
部の形状はドーナツの形状を決定するものであり、必要
に応じて環状、円盤状、四角、三角、星形等、適宜選択
することができる。凹状部の大きさ、深さは焼成時間と
の関係があり、またドーナツを手で持つて食べることを
考えると直径が約3〜8ocm。
で一次焼成するが、このとき使用する板の素材は鉄、銅
、しんちゅう、アルミ等の金属、これらの金属表面にフ
ッ素樹脂を塗布したもの、あるいは耐熱性の合成樹脂ま
たはセラミックス等で耐熱性のものであれば特に限定さ
れない。このような耐熱性板状物の表面に形成する凹状
部の形状はドーナツの形状を決定するものであり、必要
に応じて環状、円盤状、四角、三角、星形等、適宜選択
することができる。凹状部の大きさ、深さは焼成時間と
の関係があり、またドーナツを手で持つて食べることを
考えると直径が約3〜8ocm。
四部の深さがo、5〜2cmが好ましい。凹状部の数は
1個でも良いが、営業的生産性を考慮すれば同一板上に
2〜loo個設けるのが好ましい。金属または耐熱性素
材の板は一枚の平板になっている必要はなく、たとえば
全体が加熱オーブンを形成し、その天板を兼ねている構
造にすることもできる。
1個でも良いが、営業的生産性を考慮すれば同一板上に
2〜loo個設けるのが好ましい。金属または耐熱性素
材の板は一枚の平板になっている必要はなく、たとえば
全体が加熱オーブンを形成し、その天板を兼ねている構
造にすることもできる。
ドーナツの生地は従来用いられているものを使用するこ
とができ、通常、小麦粉、イースト、砂糖、調味料、場
合によっては鶏卵、着色料等を牛乳または水で適当な粘
度に混練したものを使用する。このような流動性のある
生地を上記の金属または耐熱素材の板の凹状部に注入す
るが、注入の方法は手作業または機械的な方法が適用さ
れる。
とができ、通常、小麦粉、イースト、砂糖、調味料、場
合によっては鶏卵、着色料等を牛乳または水で適当な粘
度に混練したものを使用する。このような流動性のある
生地を上記の金属または耐熱素材の板の凹状部に注入す
るが、注入の方法は手作業または機械的な方法が適用さ
れる。
手作業の場合は底に小孔のあいた可焼性の容器に生地を
入れ、これを手で握ることにより適量を凹状部に注入す
ることができるし、機械の場合は開閉機構を有するチュ
ーブから加圧によって一定量の生地を正確に注入するこ
とが可能である。
入れ、これを手で握ることにより適量を凹状部に注入す
ることができるし、機械の場合は開閉機構を有するチュ
ーブから加圧によって一定量の生地を正確に注入するこ
とが可能である。
また、一つの凹状部に注入後、隣接する次の凹状部へ移
行する方法は注入機を移動させる方法あるいは板を移動
させる方法があり、いずれも適用可能である。注入され
た生地は凹状部を有する板全体を加熱することにより、
−次焼成される。焼成温度および焼成時間は凹状部の大
きさ、形状等によって異なり、経験的に決定されるが通
常180〜250度、5〜10分である。この−次焼成
によって生地は形状が固定され、水分は低減すると同時
に表面がち密化する。また、熱が生地の中まで通り、い
わゆる焼けた状態となる。こうして得られた固形生地を
熱油中に投入してフライするのである。油の温度は従来
性なわれている温度であるが、フライに要する時間は、
一度焼成されているため短時間でよい。たとえば、直径
1oanのリング状ドーナツの場合、生地をそのままフ
ライするには約2〜3分かかつていたが、本発明の場合
、約30秒〜1分で完全にフライすることが可能である
。
行する方法は注入機を移動させる方法あるいは板を移動
させる方法があり、いずれも適用可能である。注入され
た生地は凹状部を有する板全体を加熱することにより、
−次焼成される。焼成温度および焼成時間は凹状部の大
きさ、形状等によって異なり、経験的に決定されるが通
常180〜250度、5〜10分である。この−次焼成
によって生地は形状が固定され、水分は低減すると同時
に表面がち密化する。また、熱が生地の中まで通り、い
わゆる焼けた状態となる。こうして得られた固形生地を
熱油中に投入してフライするのである。油の温度は従来
性なわれている温度であるが、フライに要する時間は、
一度焼成されているため短時間でよい。たとえば、直径
1oanのリング状ドーナツの場合、生地をそのままフ
ライするには約2〜3分かかつていたが、本発明の場合
、約30秒〜1分で完全にフライすることが可能である
。
実施例
小麦粉、イースト、砂糖、鶏卵、調味料を水で混練し、
適当な粘度の生地を作り、自動注入機に入れた。一方長
さ5.3cm、幅3cm、深さ1.80mの寸法を存し
て半円型に形成する種型を9個連結して凹状天板を設け
、同凹状天板に対して生地を自動注入機で一定量ずつ注
入した後、オーブンを加熱し固化した=注入された生地
は約8分で焼成され、固化した。この固形生地を約19
0度に加熱した食用油の中に投入しフライした。約45
秒で完全にフライされ、良好な棒状ドーナツが得られた
。この操作を繰返し行なったが、油の汚れは少なく、油
の消費も−少なかった。
適当な粘度の生地を作り、自動注入機に入れた。一方長
さ5.3cm、幅3cm、深さ1.80mの寸法を存し
て半円型に形成する種型を9個連結して凹状天板を設け
、同凹状天板に対して生地を自動注入機で一定量ずつ注
入した後、オーブンを加熱し固化した=注入された生地
は約8分で焼成され、固化した。この固形生地を約19
0度に加熱した食用油の中に投入しフライした。約45
秒で完全にフライされ、良好な棒状ドーナツが得られた
。この操作を繰返し行なったが、油の汚れは少なく、油
の消費も−少なかった。
発明の効果
本発明はドーナツの生地を型中で一次焼成し、その後油
中で7ライする方法であるため、次のような優れた効果
を奏する。
中で7ライする方法であるため、次のような優れた効果
を奏する。
(イ)−次焼成によって生地の中に完全に熱が入るため
、フライに要する時間を著しく短縮することができる。
、フライに要する時間を著しく短縮することができる。
(ロ)−次焼成によって生地の表面が・ち密化し、吸油
率が低下し、経済的に有利となる。
率が低下し、経済的に有利となる。
(ハ)凹状の型を種々用意することにより、あらゆる形
のドーナツを作製することができる。
のドーナツを作製することができる。
に)油中処理工程がnn略化されるため、最小の設備投
資で大量生産が可能となる。
資で大量生産が可能となる。
(ホ)−次焼成と油揚工程が別々に行なわれるため、生
地への火通しをチェックすることができ、確実に品質を
揃えることができる。
地への火通しをチェックすることができ、確実に品質を
揃えることができる。
(へ)生地の吸油率が低いため、油の酸化による製品の
保存期間低下を防止することができる。
保存期間低下を防止することができる。
(ト)焼成と油揚の2工程を経ることにより、残溜水分
を容易に調整でき、事故の低減をはかることができる。
を容易に調整でき、事故の低減をはかることができる。
(イ)油中に投入するときは完全に固化しているため油
の汚れを減少することができる。
の汚れを減少することができる。
(す)吸油率が低いため、通常使用される油脂より高級
な油脂を使用しても従来品と比ベコストが高くなること
がない。
な油脂を使用しても従来品と比ベコストが高くなること
がない。
Claims (1)
- 所望の形状を凹状に形成した金属または耐熱素材の板の
凹状部に、小麦粉と水を主体とするドーナツ生地を注入
し、熱処理することにより一次焼成し、得られた固形生
地を熱油中に入れて油揚することを特徴とするドーナツ
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59049900A JPS60196138A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | ド−ナツの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59049900A JPS60196138A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | ド−ナツの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60196138A true JPS60196138A (ja) | 1985-10-04 |
JPS625569B2 JPS625569B2 (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=12843891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59049900A Granted JPS60196138A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | ド−ナツの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60196138A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63245632A (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-12 | 林 君夫 | 内包材入りド−ナツの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650934A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-08 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-resistant prepreg |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP59049900A patent/JPS60196138A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650934A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-08 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-resistant prepreg |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63245632A (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-12 | 林 君夫 | 内包材入りド−ナツの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS625569B2 (ja) | 1987-02-05 |
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