JPS60196112A

JPS60196112A - コンバイン用ヘツダ−

Info

Publication number: JPS60196112A
Application number: JP5022984A
Authority: JP
Inventors: 友彦市川; 隆夫杉山; 間中　正雄
Original assignee: Institute of Agricultural Machinery
Current assignee: Institute of Agricultural Machinery
Priority date: 1984-03-15
Filing date: 1984-03-15
Publication date: 1985-10-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】０　産業上の利用分野本発明は言過型のコンバインの前部に設けられるヘッダ
ーに関し、特に掻込みオーガと刈取り機構との相対位１
２１Ｗ係を改良したコンバイン用ヘッダーに関するもの
である。

（２）従来技術従来周知の普通型のコンバイン用ヘッダーＡは、第９図
に示すように、コンバインの前部に設けられ、デバイダ
−Ｂと、リールＣと、レシプロ式の刈刃りと、掻込みオ
ーガＥと、掻込みＡ−ガＥの底板Ｆと、刈刃りにより刈
取られ、掻込みオーガＥにより掻込まれた作物を図示し
ない脱穀部へ送るコンベヤＧ等からなり、刈刃りは、底
板Ｆの先端部に直接取（＝Ｊけられている。このため、
着莢位置が低い大豆や倒伏した水稲等を刈取る場合には
、どうしても刈高さを低くし、株際の茎を切断する必要
があるが、このとき、刈刃（刈取り機構）で刈取られた
作物の茎稈と共に圃場表面にある土や石がそのまま掻込
みオーガＥにより掻込まれて底板ＦからコンベヤＧによ
って脱穀部に供給され、この土が脱穀部まで持込まれる
と籾や大すが泥で汚れ、また、石は扱室の受網等を破損
する危険があった。

ぐ９　発明が解決しようとする問題点本発明は、上記の問題点を解消すべく、刈取り機構によ
り刈取られた作物と共に、土や石が脱穀部に持込まれな
いようにしたコンバイン用ヘッダーを提供しようとする
ものである。

（ハ）　問題を解決するための手段この目的を達成するために、本発明の１つは、前記掻込
みオーガの底板先端部から前方に所定の間隙をありで刈
取り機構を設けたことを特徴とするものであり、また本
発明の他の１つは、前記掻込みオーガの底板先端部から
前方に所定の間隙をあけて刈取り機構を設け、このｍ＃
！３ｉ部分に土、石等が漏下可能な漏下部材を設けたこ
とを特徴とするものである。

０）　実　施　例以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、符＠１はコンバインを示し、このコン
バイン１は、車体２にクローラ式の走行装置３を装備し
、前部にヘッダ一部４、車体２上に脱穀・選別部５を設
け、ヘッダ一部４と脱穀・選別部５との間に搬送部６が
設けられている。脱穀・選別部５および搬送部６の一側
には操縦部７が設けられている。

ヘッダ一部４は、第２図および第３部に示すように、左
右一対のデバイダ８．８と、このデバイダ８．８間に設
けられたレシプロ式の刈刃９と、この刈刃９の後方に間
隙１０を有して設けられた掻込みオーガ１１の底板１２
と、リール１３とで構成されている。刈刃９は、底板１
２の先端部に刈刃支持枠１４に支持されている。掻込み
オーガ１１は、螺旋羽根１１ａと、螺旋羽根１１ａの先
端部に設けられた拡散棒１１ｂと、複数のクランクフィ
ンガー１１Ｃ等とからなり、掻込みオーガ１１の上側に
ゴム板１５が垂下されている。底板１２の彎曲部には開
閉板１２ａが設けられている。

前記間隙１０は、第４図に示ずように底板１２Ｎに、刈
刃９との間隔を調節可能なスライド板１６、第５図に示
すように刈刃９側を支点として開閉可能な開閉板１７を
ｇＵ　＜ノてもよいものである。また、第６図に示すよ
うに、刈刃支持枠１４自体を前後に摺動可能に支持する
摺動支持部１４ａ　−ｔ一段υて間１ｌｌｌ＋１０の間
隔を調節するようにしてもよいものである。さらに間隙
１０には、第７図に示す漏下網１８（漏下部材）、第８
図に示す多孔板１９（漏下部材）を設りてもよいもので
ある。

前記搬送部６はスラットコンベヤ６ａで構成され、脱穀
・選別部５には、スクリューオーガ式の扱胴２０、受網
２１、選別用スクリューオーガ２２、選別網２３等が設
けられている。

このような構成のコンバインにおいては、稲、大豆等の
作物を収穫ジるときは、まずデバイダ８で分草し、リー
ル１３で掻込まれ、株元が刈刃９によって刈取られ、オ
ーガ１１によって掻込み、搬送が行われ、クランクフィ
ンガー１１ｃから搬送部６のスラットコンベヤ６ａに引
継がれ、脱穀・選別部５で脱穀・選別処理される。

ここで、刈刃９で刈取られた作物がオーガ１１の螺旋羽
根１１ａ、拡散棒１１ｂ１またクランクフィンガー１１
０に掻込まれるとき、作物の株元部、あるいは圃場表面
にある土、石等は、間隙１０、漏下網１８、多孔板１９
からｍＪＩＪｋ：＠下し、作物のみがオーガ１１により
掻込まれ、搬送される。また、作物の種類、収穫状況に
よっては、スライド板１６、摺動支持部１４ａにより刈
刃９と底板１２の先端部との間隔を調節してもよく、ま
た、開閉板１１をｆ７ｆｌｒ！Ｊ調節してもよいもので
ある。

また、作物と共に土や石がオーガ１１に掻込まれ底板１
２の彎曲部に滞積した場合には、コンバインを停止して
収穫作業を一時中断し、開閉板１２ａを開けて圃場に放
出することができる。この土や石の底板１２への滞積状
況は、操縦部７がら観察できるものである。

なお、上記実７１１例においては、本発明を、脱穀・選
別部にスクリューオーガ式のものを用いたものに適用し
たが、従来周知の全量収穫式の普通型コンバインにも同
様に適用できるものである。

（へ）　発明の詳細な説明したように、本発明による＝ｌシンバインヘッダ
ーによれば、掻込みオーガ１１の底板１２先端部から前
方に所定の間隙１０をあけて刈刃９を段番ノたから、刈
刃９により刈取られた作物の株元と共にオーガ１１に掻
込まれようとする土や石等が間隙１０から圃場に落下し
、掻込みオーガ１１に掻込まれることが少なくなり、掻
込みオーガ１１はもとより搬送部６、脱穀・選別部５を
損傷することがなく、また、作物の穀粒に泥土が付着し
て汚損するのを防止できる。

また、底板１２の先端部と刈刃９との間隙１０に、漏下
部材１８．１９を設けたから、作物の株元部と共に掻込
みΔ−ガ１１に掻込まれた作物中の土、石が１ｊＩｉｌ
場に渥下し、上述と同様に掻込みオーガ１１、搬送部６
、脱穀・選別部５等に損傷を与えることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示ずコンバイン全体の部分縦
断側面図、第２閃はヘッダ一部の概略側面図、第３図は
同平面図、第４図および第５図は本発明の他の実施例を
示す概略側面図、第６図は同斜視図、第７図および第８
図は本発明のさらに他の実施例を示す平面図、第９図は
従来例を丞す概略側面図である。１・・・コンバイン、２・・−車体、３・・・走行装置
、４・・・ヘッダ一部、５−・・脱穀・選別部、６・・
・搬送部、６ａ・・・スラットコンベヤ、７・・・操縦
部、８・・・デバイダ、９・・・刈刃、１０・・・間隙
、１１・・・掻込みオーが、１１ａ・・・螺旋羽根、１
１ｂ・・・拡散棒、１１ｃ・・・クランクフィンガー、
１２・・・底板、１２ａ・・・ＵＮ閉板、１３・・・リ
ール、１４・・・刈刃支持部、１４ａ・・・摺動支持部
、１５・・・ゴム板、１Ｇ・・・スライド板、１１・・
・開開板、１８・・・漏下網、１９・・・多孔板、２０
・・・扱胴、２１・・・受網、２２・・・選別用スクリ
ューオーガ、２３・・・選別網。第２図第３図ソ第６図第７図５

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　１ｉＩＡ場に植立している作物を刈取り機構で
刈取り、刈取られた作物の全量を掻込みオーガ等を介し
て脱穀部へ送り、脱穀処理するコンバインにおいて、前
記掻込みオーガの底板先端部から前方に所定の間隙をあ
けて刈取り機構を設電プたことを特徴とするコンバイン
用ヘッダー。０）　前記掻込みＡ−ガの底板先端部と刈取り機構との
間隙を調節可能としたことを特徴とする特許請求の範囲
第（１）項記載のコンバイン用ヘッダー。＜３＞　Ｈｉｔ場に植立している作物の全量を刈取り機
構で刈取り、刈取られた作物を掻込みオーガ等を介して
脱穀部へ送り、脱穀処理するコンバインにおいて、前記
掻込みオルガの底板先端部から前方に所定の間隙をあけ
て刈取り機構を設け、この間隙部分に土、石等が漏下可
能な漏下部材を設けたことを特徴とするコンバイン用ヘ
ッダー。