JPS60195441A - 表面分析装置 - Google Patents
表面分析装置Info
- Publication number
- JPS60195441A JPS60195441A JP59051244A JP5124484A JPS60195441A JP S60195441 A JPS60195441 A JP S60195441A JP 59051244 A JP59051244 A JP 59051244A JP 5124484 A JP5124484 A JP 5124484A JP S60195441 A JPS60195441 A JP S60195441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- molecules
- ionization chamber
- mass spectrometer
- analysis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/02—Details
- H01J49/10—Ion sources; Ion guns
- H01J49/14—Ion sources; Ion guns using particle bombardment, e.g. ionisation chambers
- H01J49/142—Ion sources; Ion guns using particle bombardment, e.g. ionisation chambers using a solid target which is not previously vapourised
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
仁の発明は固体表面の組成あるいは不純物含有量を高感
度に分析する表面分析装置に関するものである。
度に分析する表面分析装置に関するものである。
従来、この種の装置としては二次イオン質量分析計があ
る。これは第1図のように構成されている。つま夛第1
図において、ノは分析すべき試料、2は高速のイオンビ
ーム、3は試料ノから放出する二次イオン、4は質量分
析計であり、この動作は以下の如くである。
る。これは第1図のように構成されている。つま夛第1
図において、ノは分析すべき試料、2は高速のイオンビ
ーム、3は試料ノから放出する二次イオン、4は質量分
析計であり、この動作は以下の如くである。
高速イオンビーム(通常−次イオンと称する)2が分析
試料1を衝撃し、これによって分析試料1の表面が原子
状あるいは分子状でスノヤツタ−fる。スパッターした
粒子の大多数Fi電気的中性の原子又は分子であるが、
その中に0.1〜2%程度、イオンとなってスパッター
する粒子がある。これが二次イオン3である。二次イオ
ン3を質量分析計4で分析し、分析試料1の組成あるい
は不純物濃度を同定するものである。
試料1を衝撃し、これによって分析試料1の表面が原子
状あるいは分子状でスノヤツタ−fる。スパッターした
粒子の大多数Fi電気的中性の原子又は分子であるが、
その中に0.1〜2%程度、イオンとなってスパッター
する粒子がある。これが二次イオン3である。二次イオ
ン3を質量分析計4で分析し、分析試料1の組成あるい
は不純物濃度を同定するものである。
上記の二次イオン質量分析計においては2つの欠点があ
る。
る。
■ ス・ヂツターする全粒子中にわずか数%含まれるイ
オンを検出しようとするので、高す分析感度が得られな
い。
オンを検出しようとするので、高す分析感度が得られな
い。
■ 分析試料1が電気的に絶縁性の物質である場合には
、−次イオンビーム2の電荷が分析試料10表面に蓄積
し、二次イオン3の放出を妨げ、分析誤差の原因となる
。
、−次イオンビーム2の電荷が分析試料10表面に蓄積
し、二次イオン3の放出を妨げ、分析誤差の原因となる
。
本発明はこれらの欠点を除去するため、■−次イオンの
代シに電気的中性の原子線を用い、■二次イオンを検出
する代りにス・母ツタ−した原子又は分子を検出するこ
とにより、高い分析感度が得られ、かつ分析誤差をなく
し得る表面分析装置を提供することを目的とする。
代シに電気的中性の原子線を用い、■二次イオンを検出
する代りにス・母ツタ−した原子又は分子を検出するこ
とにより、高い分析感度が得られ、かつ分析誤差をなく
し得る表面分析装置を提供することを目的とする。
本発明は、高速原子線が放出されこの高速原子線が分析
試料に衝撃して分析試料の表面から原子もしくは分子を
スパッターする高速原子線源と、前記分析試料からスパ
ッターした原子もしくは分子をイオン化するイオン化室
と、このイオン化室から出射したイオンを分析する質量
分析計とを具備することを特徴とする表面分析装置であ
る。
試料に衝撃して分析試料の表面から原子もしくは分子を
スパッターする高速原子線源と、前記分析試料からスパ
ッターした原子もしくは分子をイオン化するイオン化室
と、このイオン化室から出射したイオンを分析する質量
分析計とを具備することを特徴とする表面分析装置であ
る。
第2図は本発明の一実施例であって、1ノは分析すべき
試料、12は試料1ノを衝撃する高速原子線(例えば3
ka’Vアルゴン原子縁)、ノ3は試料11からスパ
ッターする原子又は分子、14は質量分析計、15は熱
電子衝撃形のイオン化室、16は高速原子線12を放出
する高速原子線源、17はガス導入口、18は高速原子
線12を発生するためのガス(例えばアルゴンがス)、
19は真空容器、20は真空ポンプである。
試料、12は試料1ノを衝撃する高速原子線(例えば3
ka’Vアルゴン原子縁)、ノ3は試料11からスパ
ッターする原子又は分子、14は質量分析計、15は熱
電子衝撃形のイオン化室、16は高速原子線12を放出
する高速原子線源、17はガス導入口、18は高速原子
線12を発生するためのガス(例えばアルゴンがス)、
19は真空容器、20は真空ポンプである。
すなわち、高速原子線(例えば3 keVのAr原子線
)12が分析試料1ノを衝撃し、これによって分析試料
11の表面が原子状又は分子状でス・母ツタ−する。そ
れが試料1ノからスノセツターする原子又は分子13で
ある。スノfツタ−した原子又は分子13はまずイオン
化室15に入り、ここで熱電子衝撃を受けてイオン化し
、つづいて質量分析計14に入って分析が行なわれる。
)12が分析試料1ノを衝撃し、これによって分析試料
11の表面が原子状又は分子状でス・母ツタ−する。そ
れが試料1ノからスノセツターする原子又は分子13で
ある。スノfツタ−した原子又は分子13はまずイオン
化室15に入り、ここで熱電子衝撃を受けてイオン化し
、つづいて質量分析計14に入って分析が行なわれる。
これで分析試料11の組成あるいは不純物濃度が同定さ
れる。
れる。
なお、上記熱電子衝撃形イオン化室15の構造を第3図
に示す。図中、21はフィラメント、22はフィラメン
ト加熱電源、23は熱電子加速電源、24はグリッド、
13は分析試料からス/4’ツタ−した原子又は分子、
25はイオンである。
に示す。図中、21はフィラメント、22はフィラメン
ト加熱電源、23は熱電子加速電源、24はグリッド、
13は分析試料からス/4’ツタ−した原子又は分子、
25はイオンである。
この動作は次のとおりである。
フィラメント21はフィラメント加熱電源22Vcよっ
て加熱されて熱電子を発生する。この熱電子は熱電子加
速電源23によって加速されグリッド24の目を通過し
てグリッド内部に侵入する。ここで試料から飛来したス
パッター原子又は分子13と衝突してこれをイオン化す
る。発生したイオン25はグリッド24の内部を通過し
て質量分析計に導かれる。
て加熱されて熱電子を発生する。この熱電子は熱電子加
速電源23によって加速されグリッド24の目を通過し
てグリッド内部に侵入する。ここで試料から飛来したス
パッター原子又は分子13と衝突してこれをイオン化す
る。発生したイオン25はグリッド24の内部を通過し
て質量分析計に導かれる。
なお、上記の熱電子衝撃形イオン化室15の代、DK第
4図に示すような光イオン化による光イオン化室26を
用いても同様の効果が得られる。第4図において、13
は分析試料からスノ量ツタ−した原子又は分子、27は
スノ平ツタ−した原子又は分子I3の入射孔、28は光
の入射光、29は光イオン化室26内で原子又は分子5
− 13をイオン化する光(例えばレーザー)、30はイオ
ンの出射孔、31は光29によって発生したイオンであ
る。
4図に示すような光イオン化による光イオン化室26を
用いても同様の効果が得られる。第4図において、13
は分析試料からスノ量ツタ−した原子又は分子、27は
スノ平ツタ−した原子又は分子I3の入射孔、28は光
の入射光、29は光イオン化室26内で原子又は分子5
− 13をイオン化する光(例えばレーザー)、30はイオ
ンの出射孔、31は光29によって発生したイオンであ
る。
本発明は試料の衝撃に原子線を用いると同時に、試料か
ら放出する粒子についても電気的に中性な原子又は分子
に着目してこれを分析するのであるから、試料が電気絶
縁性のものであっても、電荷の蓄積に起因する分析上の
不都合が生じない。また二次イオンよシもはるかに大量
にスパッターされる原子2分子を検出するために高感度
が得られる等の利点がある。
ら放出する粒子についても電気的に中性な原子又は分子
に着目してこれを分析するのであるから、試料が電気絶
縁性のものであっても、電荷の蓄積に起因する分析上の
不都合が生じない。また二次イオンよシもはるかに大量
にスパッターされる原子2分子を検出するために高感度
が得られる等の利点がある。
第1図は従来の二次イオン質量分析計の構成説明図、第
2図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第3図は第
2図の熱電子衝撃形イオン化室の一例を示す構成説明図
、第4図は本発明に用いる光イオン化室の一例を示す構
成説明図である。 11・・・分析すべき試料、12・・・試料1ノを衝6
− 撃する高速原子線(例えば3 keVアルゴン原子線)
、13・・・試料11からスパッターする原子又は分子
、I4・・・質量分析計、15・・・熱電子衝撃形のイ
オン化室、16・・・高速原子線12を放出する高速原
子線源、17・・・ガス導入口、18・・・高速原子線
12を発生するためのガス(例えばアルゴンがス)、1
9・・・真空容器、20・・・真空ポンプ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦7− 第1図 第2図 1 247− 第3図
2図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第3図は第
2図の熱電子衝撃形イオン化室の一例を示す構成説明図
、第4図は本発明に用いる光イオン化室の一例を示す構
成説明図である。 11・・・分析すべき試料、12・・・試料1ノを衝6
− 撃する高速原子線(例えば3 keVアルゴン原子線)
、13・・・試料11からスパッターする原子又は分子
、I4・・・質量分析計、15・・・熱電子衝撃形のイ
オン化室、16・・・高速原子線12を放出する高速原
子線源、17・・・ガス導入口、18・・・高速原子線
12を発生するためのガス(例えばアルゴンがス)、1
9・・・真空容器、20・・・真空ポンプ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦7− 第1図 第2図 1 247− 第3図
Claims (1)
- 高速原子線が放出されこの高速原子線が分析試料に衝撃
して分析試料の表面から原子もしくは分子をスパッター
する高速原子線源と、前記分析試料からスパッターした
原子もしくは分子をイオン化するイオン化室と、このイ
オン化室から出射したイオンを分析する質量分析計とを
具備することを特徴とする表面分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59051244A JPS60195441A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 表面分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59051244A JPS60195441A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 表面分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195441A true JPS60195441A (ja) | 1985-10-03 |
Family
ID=12881534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59051244A Pending JPS60195441A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 表面分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60195441A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5171187A (ja) * | 1974-12-18 | 1976-06-19 | Hitachi Ltd | |
JPS52119986A (en) * | 1976-04-02 | 1977-10-07 | Hitachi Ltd | Neutral beam generator |
JPS5836818A (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-03 | Natl House Ind Co Ltd | 部材搬送機構 |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP59051244A patent/JPS60195441A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5171187A (ja) * | 1974-12-18 | 1976-06-19 | Hitachi Ltd | |
JPS52119986A (en) * | 1976-04-02 | 1977-10-07 | Hitachi Ltd | Neutral beam generator |
JPS5836818A (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-03 | Natl House Ind Co Ltd | 部材搬送機構 |
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