JPS60195276A - 煙突の内筒設置工法 - Google Patents

煙突の内筒設置工法

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JPS60195276A
JPS60195276A JP4720984A JP4720984A JPS60195276A JP S60195276 A JPS60195276 A JP S60195276A JP 4720984 A JP4720984 A JP 4720984A JP 4720984 A JP4720984 A JP 4720984A JP S60195276 A JPS60195276 A JP S60195276A
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chimney
inner cylinder
lift
units
installation
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鶴田 賢治
小島 信男
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Obayashi Gumi Ltd
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Obayashi Gumi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、煙突の内筒設置工法に関する。
火力発電所、工場等に構築されている高煙突あるいは超
高煙突は、鋼製筒身を鉄筋架構で支持する架構式煙突か
、若しくは3〜4本の鋼製筒身を構造体とづ゛る3〜4
脚自立型集合煙突が主流である。
この種の煙突は昭和30〜40年代に構築されたものが
多く、横築された当時は排煙の拡散を図るためその高さ
が重視されていた。
その後、硫酸雨などの出現により環境汚染の意識が高ま
り、公害防止上、排煙脱硫装置の設n″が行なわれ、煙
突からのイオウ酸化物の排出tよ確実に削減されたが、
煙突には次のような問題が生じた。
すなわち、水と石灰石スラリーを用いた湿式の脱硫装置
の設置により、排煙温度が酸露点温度以下に低下して煙
突内で硫酸が生成され、これがいわゆる酸露点腐蝕を惹
起した。
これを防止するためアフターバーニング等を行なって、
排煙温度の維持、上昇をざぜることでこの問題を解消し
ているものの、アフターバーニングに要する燃料費は、
例えば発電所では発電に消費する燃料費の5〜6%を占
めるため、極めて不経済となり、アフターバーニングを
中止する煙突が続出した。
このようなアフターバーニングを行なわない煙突では、
煙突内に施されlζライニングが侵され、煙突自体の耐
久性は充分有しているにもがかわらず、その機能が喪失
され、結果的に耐用年数が低下する。
この問題を解決りる手段どして、耐酸性に優れlζ内筒
例えばm llt強化プラスチックス製(F、 R、P
)の内筒を設置−りることが考えられる。
この場合、設置方法として比較的低い煙突の場合、クレ
ーン等の懸吊ににって行えるが、高さが100m以上の
高煙突あるいは超高煙突になるとこれが難しくなる。
一方、煙突内部の上端に懸吊用のリフトアップ装置を配
設して、分割した内局を内部で多段状に積上げる方法も
考えられるが、この方法では煙突内に作業スペースを確
保する必要があって、内筒の径が小さくなって、設置前
の断面積が大幅に小さくなり、煙突の排煙機能が低下タ
ーる。
また、特に複数の煙突が近接して立設された乗台型煙突
では、内筒設置工事中に他の煙突を運転することができ
ないため、全部の排炒を停止しなければならず、設置工
期は短時間が望まれるが、これに対応できる工法が確立
されでいなかった。
この発明は上述した背景に鑑みてなされたものであって
、その目的とするところは、高煙突あるいは超高煙突内
に耐酸性に優れた内筒を、設置前の煙突の機能を余り低
下さぼることなく、しかも短期間に施工できる煙突の内
筒設置工法を提供覆るところにある。
この目的を達成りるため、この発明は、煙突内に内向を
設置する工法において、リフトアップ装置を煙突の外部
に設置し内筒は予め所定長のユニットに分割されそれぞ
れ連結手段を設けるとともに、煙突の上喘近1′fJに
その内部に侵入可能な懸吊用ワイヤを取f]ける一方、
前記煙突の下端近傍を前記内筒ユニットと略同−長切除
し、この切除部分に前記内筒ユニツ1〜を位置させ前記
リフトアップ装置でもってこれを吊り上げ、その下方に
他の内筒ユニットを順次連結して前記煙突内に前記内筒
を形成した後、前記切除部分を修復覆ることを特徴とす
る。
以下、この発明のりY適な実施例について添fJ図面を
参照して詳細に説明する。
第1図から第4図は、この発明に係る煙突の内筒設置工
法の一実/1題例を示すものである。
この実施例では、既設の煙突10内に内筒を設置づる場
合を示しており、煙突10は、外側が鋼製でその内側に
モルタル等のライニングが施されていて、その周囲にザ
ボー1へ用の支柱12が立設され、支柱12の上端には
点検用ステージ14が取付【プられている。
この発明は1記炸突10内に、耐酸11に優れた内筒1
6を設置する工法であって、内筒10としては例えば、
ガラス繊維、カーボン繊維等で補強したF、R,Pある
いはステンレス等が用いられ予め所定長のユニット16
a、161)に分割されているとともに、これらのユニ
ット16a、16bには第2図(a ’) 、(,1)
 )に例示するように連結手段が設けられている。
第2図(a)、(11)に示づ連結手段は、F。
R,P内筒ユニツ1へ16a、16bを用いた場合であ
って、同図(a >では各ユニット168.16bの端
部近傍を、若干肉厚にでるとともに、この部分に略U字
形に折曲された連結金具18が、それぞれ埋め込み固定
され、これらを連通してボルトナツトを用いて緊結づる
とともに、連結される端部は一方端が他方端に侵入する
ようにして嵌合され、適宜な接着剤20でシールする。
また、同図(1))に示す手段は、各ユニット15a、
16bの端部近傍を肉厚とし、且つこの部分に連結金具
18をそれぞれ埋設固定し、連結される端部は外方に突
出したフランジ部22を形成し、このフランジ部22を
挾み込むようにして連結金具18−18間をボルトナラ
1〜で緊結する。
この場合にも接着剤20でシールしてもよい。
なお、上記連結金具18は、連続したリング状として設
けである。
一方、上記煙突10の上端近傍には、第3図および第4
図に示ずリフトアップ装置24が取付けられている。
リフトアップ装置24は、上記煙突10に細長な開口部
26を穿設するとともに、この上下端に対向す゛るよう
に一対の環状のリングプレート28゜28を固設し、且
つ該開口部26の左右端には一対の剪断プレー1〜30
.30を固設し、この剪断プレート30.30間に回転
可能な転向シーブ32を軸支し、さらに、剪断プレート
30.30の上端には7711式リフトアップジヤツキ
34が係止されている。
リフ1へアップジヤツキ34のワイ1136は、に記転
向シーブ32に当接されて開口部26から煙突10内に
侵入し、取り外し用のターンバックル38を介しC定着
ボルト40と連結されている。
また、定着ポル1−40は、上記剪1171プレー1〜
30.30の内面にそれぞれ添接固定された定着リブブ
レー1〜/12,112に支持された定着プレート44
を貫通し、定盾ナツl= 11.6を螺着して、このプ
レート44に係Itされている。
なお、上記リフ(〜アップ装置24は、設置づる内筒1
6の内径、高さ、ユニット16a、16bの重囲等によ
って少くとも2基以上、望ましくは3基周方向に宿・間
隔で取イ]ける。
さらに、リフトアップ装置24は、例えば本実施例のよ
うに煙突10に点検用ステージ14が設りられている場
合には、このステージ14上で後述づるリフ1〜アップ
作業ができるような位置にレットJ゛る。
次に煙突10内に内筒16を設置する方法について説明
する。
先ず、煙突10を支社12あるいは別の架台(図示U”
ず)を設りて仮受()し、第5図に示すにうに、煙突1
0の下端近傍を上記内筒ユニット16a、16bと略同
−長切除する。
次いで、この切除部分に煙突10内に設置される内筒1
6の最上段のユニツl−168を位置さU、上記リフ1
ヘアツブ装置24の定jシボル1〜40の下端と、この
最上段ユニット16aにのみ形成され1g吊治具/I8
とを連結して、リフトアップジヤツキ34を駆動し、ワ
イヤ36を上方に引き上げることでユニツl−16aを
、その長さに相当する分だけ上がさ−Uた後、このユニ
ツ1〜16aの下方に他の内筒ユニツl−16bを位置
ざ「る。
なお、上記吊治具4Bは、上記連結金具18で兼用でき
ることは言うまでもない。
この後に、これらのユニット16a、16bを、上述し
たようにポル)〜ナラ1〜を用いて緊結して、これを再
び土″j1さける。
そして、この1ノ、うな操作を順次繰返すことで、煙突
10内にユニツl−16a 、 161)・・・・・・
が連結された内筒1Gを設置することができる。
しかる後、上記ターンバックル38.転向シーブ32.
リフトアップジヤツキ34等を取り外し、内筒16を定
11リブブレー1− /l 2に固定した状態で、剪断
プレーh30.30の上面をプレート50で閉塞した後
に、煙突10の下端切除部分を鉄1fil!笠でpi 
ts> LJ−ることて工事が完了する。
さて、1.述した如き工法で煙突10内に内筒16を設
置すると、高煙突あるいは超高煙突10内に耐酸性に侵
れた内筒16を比較的簡単に設置できるとともに、煙突
10の内壁ど内筒1G問は、連結部分の幅に相当する間
隔が保たれればよく、従って内fI 16の断面積は、
設置以前の断面積を大幅に削減することなく設置でき、
煙突10の機能は実用上支障がある程度低下しない。
また、設置作業は、煙突10の外部から点検用ステージ
14等を利用してでき、内筒10は予めユニット化され
ているため、設置期間は比較的短≦でき、集合型の煙突
においてもF’F 、L1期間は短くて流む。
なお、煙突の形状は、上記実施例のものに限られず、各
種のものに適用できることは言うまでもなぐ、既設、新
設の煙突を問わず、実施例で詳述した設置方法で内筒を
取付(プることかできる。
以上、実施例で詳細に説明したように、この発明に係る
煙突の内筒設置工法にあっては、高煙突あるいは超高煙
突内に耐酸性に優れた内局を、設置前の煙突機能を余り
低下さぼることなく、しかも短時間に施工でき、煙突の
耐用年数を建替えることなく蘇生ざLoることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用される煙突の一例を示ず全体図
、第2図は内筒の連結部分の断面図、第3図はリフ1−
アップ装置の断面図、第4図1よ第3図の正面図、第5
図は第1図の煙突下端近傍を切除した説明図で(iりる
。1 10・・・・・・煙突 12・・・・・・支柱14・・
・・・・点検用スデージ 16・・・・・・内筒18・
・・・・・連結舎具 20・・・・・・接着制22・・
・・・・フランジ部 24・・・・・・リフ1〜アツプ
装置26・・・・・・開口部 28・・・・・・リング
プレート30・・・・・・剪断プレー1−32・・・・
・・転向シーブ34・・・・・・リフ1−)7ツブジA
7ツキ36・・・・・・ワイヤ 38・・・・・・ター
ンバックル40・・・・・・定着ボルト 42・・・・
・・定着リブプレート44・・・・・・定着プレート 
48・・・・・・吊治具50・・・・・・プレート 第 1 図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)煙突内に内筒を設置する工法において、該内筒は
    予め所定長のユニットに分割されそれぞれ連結手段を説
    【ノるとともに、該煙突の上端近傍でその内部に侵入可
    能な懸吊用ワイヤを備えたリフトアップ装置を取イ4(
    )る一方、該煙突の下端近傍を該内筒ユニットと略同−
    長切除し、この切除部分に該内筒ユニットを位置さぜ該
    リフトアップ装置でもってこれを吊り上げ、その下方に
    他の内筒ユニツ1〜を順次連結して該煙突内に該内筒を
    形成した後、該切除部分を修復することを特徴とする煙
    突の内筒設置工法。
JP4720984A 1984-03-14 1984-03-14 煙突の内筒設置工法 Granted JPS60195276A (ja)

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JP4720984A JPS60195276A (ja) 1984-03-14 1984-03-14 煙突の内筒設置工法

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JPH0424509B2 JPH0424509B2 (ja) 1992-04-27

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943316U (ja) * 1972-07-13 1974-04-16
JPS5115339A (en) * 1974-07-27 1976-02-06 Iwatsu Electric Co Ltd Raitopenno shijimaakuhyojisochi
JPS582312A (ja) * 1981-06-19 1983-01-07 ケミツシユ・フアブリク・ストツクハウゼン・ゲ−エムベ−ハ− 架橋共重合体
JPS58224220A (ja) * 1982-06-21 1983-12-26 Techno Yunibaasu Kk 鉄製煙突に耐蝕管を取付ける方法
JPS6026782A (ja) * 1983-07-21 1985-02-09 三菱重工業株式会社 煙突の構築方法

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