JPS60194710A

JPS60194710A - 長尺物用固定治具

Info

Publication number: JPS60194710A
Application number: JP59050576A
Authority: JP
Inventors: 嘉作鎌田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-03-15
Filing date: 1984-03-15
Publication date: 1985-10-03
Also published as: JPH0424930B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】零発８Ａは、例えば、スイッチボックスやプールボック
ス等の電気配線ボックスに対してこれに接続される電気
グーグルを固定する場合などに用いられる長尺物用固定
治具に関する。

この種の長尺物の一例である電気グープルの固定治具と
しては、従来から第６図で示すように、電気ケーブル＋
１１の挿通孔（２ａ）を有し、かつ、他物への取付は用
雄ねじ部（２ｂ）を備えた本体（２）に、電気グープル
＋１１の長手方向に着脱自在なナツト（５）を螺合し、
このナラ日５）内に保合保持された筒状部材（６）と前
記本体（１）の内周面に形成した段部との間に筒状ゴム
（８）を介在し、もって、前記ナツト（５）の螺合操作
による本体（２）と筒状部材（６）との相対近接移動に
伴って筒状ゴム（８）を圧縮することにより、この筒状
ゴム（８）を電気ケーブルｉｌ）の外周面に圧接させて
該電気グープル＋１１を挟持固定すべく構成したものが
存在する。

上述の従来固定治具による場合は、前記ナツト（５）に
よる筒状ゴム（８）の締付は力を強くすると、電気ケー
ブル＋１１の挟持固定力、つまり、筒状ゴム（８）と電
気ケーブル（１）との間の摩擦力を増大することができ
るものの、筒状ゴム（８）と電気ケーブル＋１１との接
触面積が小さいため、この接触部での応力集中によって
電気クープルｔｌ）に環状凹部等の損傷を招来するばか
りでなく、筒状ゴム（８）に常時作用する大なる圧縮力
によって該筒状ゴム（８）の寿命が著しく低下する問題
がある。

また、前記ナラ）　（６１Ｋよる筒状ゴム（８）の締付
は力を弱くすると、電気ケーブルｔ１）の損傷抑制及び
筒状ゴム（８）の寿命延長を図ることができる反面、面
状ゴム（８）と電気グープル（１）との間の摩擦力が小
δくなるため、電気ケーブルｔｌｌに引張力る問題があ
る。

本発明は、上述のような二律背反的な問題点を改善する
点に目的を有する。

上記目的を達成するために講じられた本発明による長尺
物用固定治具の特徴構成は、長尺物押通孔を有し、かつ
、他物への取付は部を備えた本体に、前記長尺物の適宜
長さに亘って套嵌ａ丁能で、かつ、前記本体から離間す
る方向の引張力が作用したとき縮径して前記長尺物の外
周面に密着する挟持体の一端側を取付けるとともに、前
記挾持体の他端側を長尺物の外周面に固定可能に構成し
た点にある。

上記特徴構成による作用効果は次の通りである。

つまり、電気ケーブル等の長尺物と本体とのが長尺物Ｋ
１．−＜接触する又は少し浮き気味状態にある。　それ
でいて、長尺物に設定以上の引張力が作用したときには
、これに伴う挟持体の縮径によって該挟持体が長尺物の
比較的広い範囲に亘って強く富者挟持されるから、従来
のような応力集中を極力避は乍ら長尺物を引張力に抗し
て確実に固定保持することができる。　また、このよう
な構成改に、例え、前記本体が従来と同様に長尺物の挟
持固定機能を有するものであっても、これによる挟持固
定作用は補助的なもので充分であり、その挟持力を設定
するに当っても長尺物及び本体寿命に悪影響を与えない
範囲で自由に設定することができる。

従って、長尺物の損傷抑制及び固定具の寿命以下、本発
明の実施例を図面に基ついて説明する。

第１図乃至第３図で示すように、可動装置（Ａ）の電気
配線ボックス（Ｂ）に対して長尺物の一例である電気ケ
ーブルｉｌ）を固定する場合に用いられる固定治具を構
成するに１電気ケーブル（１）挿通孔（２ａ）を有し、
かつ、前記電気配線ボックス（Ｂ）への取付用雄ねじ都
（他物への取付は都の一例である。）（２ｂ）を備えた
本俸（２）に、電気グーゾル＋１１の、前記本体（２）
の軸芯長さの複数倍に相当する適宜長さに亘って套嵌可
能で、かつ、前記本体（２）から離間する方向の引張力
が作用したとき縮径して前記電気ケーブル（１）の外周
面に強く密着する挾持体（３）の一端側を取付けるとと
もに前記挟持体（３）の他端側を挟持固定具（４）を介
して電気ケーブルｆｌ）の外周面に固定している。

前記挟持体（３）は、０］撓性線材の一例である複数本
のワイヤー（８ａ）・・を網目状でかつ節状に編成して
構成されている。　また、この挟持体（３）は、編成時
においては電気グーグルｉｌ＋よりも小なる窄まり状態
にあり、電気グープルｆｌ＋への套嵌に伴って拡径変形
されるように構成されている。

更に、前記本体（２）の、前記雄ねじ部（２ｂ）に工具
操作用六角部（２ｃ）を介して連設された他の雄ねじ部
（２ｄ）に、電気ケーブル＋１１の長手方向に着脱自在
なナツト（５）を螺合し、このナツト（５）内に、前記
挟持体（３）のワイヤー（８ａ）・・の端部に固着され
たストッパー（８ｂ）−−に対する係上溝（６ａ）を形
成しである筒状部材（６）を保合保持させるとともに、
前記筒状部材（６）と前記本体（２）の内周面に形成さ
れた段部との間には一対の座金＋７１　、　＋７１及び
筒状ゴム（８）を介在し、もって、ＩｒＪ記ナツト（５
）の螺合操作による本体（２）と筒状部材（６）との相
対近接移動に伴って節状ゴム（８）を圧縮することによ
り、この筒状ゴム（８）を電気グープル（１）の外周面
に圧接芒せて該電気ケーブル（１）を挟持保持すべく構
成している。　言換えれば、前記本体（２）に電気ケー
ブル（１）の挾持保持機能をもたせたものである。

前記挟持固定具（４）は、円環状に彎曲されたバンド（
４ａ）とこのバンド（４ａ）を増紬径操作する操作具（
４ｂ）とから構成されている。

次に、別夫施例について列記する。

（イ）第４図で示すように、前記挟持体（３）ヲ、前記
本体（２）から離間する方向の引張力が作用したとき縮
径ｃｒＩ能な弾性筒状体から構成する。

（ロ）第５図で示すように、前記挟持体（３）を、前記
本俸（２）から離間する方向の引張力が作用したとき縮
径可能な複数本のコイルスプリングから構成する。

（ハ）前記挟持体（３）の他端側を長尺物（１１の外周
面に固定する手段として、上述実施例以外の構造の挟持
固定具を使用しても良く、また、接着剤などを使用して
も良い。

（ニ）前記本体（２）として長尺物＋１）の挟持保持機
能を有さないものを使用する。

（ホ）光７アイパーなどの他の長尺物ｉ１）の固定治具
に本考案技術を適用する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第８図は本発明に係る艮尺物用面定治具Ｏ英
施例を示し、第１図は使用の一例を示す概略正面図、第
２図、第８図は固定治具の正面図と要部の拡大断面図で
ある。　第４図。第５図は夫々別の実施例を示す正面図であシ、第６図は
従来の固定治具を示す拡大断面図である。ｆｌ）・・・・・・長尺物、（２）・・・・・・本体、
（２ａ）・・・・・・挿通孔、（２ｂ）・・・・・・取
付は部、（３）・・・・・・挾持体、（８！ｌ）・・・
・・・可撓性線材。諾　２　図

Claims

【特許請求の範囲】 ■　長尺物（１）挿通孔（２ａ）を有し、かつ、他物へ
の取付は部（２ｂ）を備えた本体（２）に、前記長尺物
（１）の適宜長さに亘って套嵌可能で、かつ、前記本体
（２）から離間する方向の引張力が作用したとき縮径し
て前記長尺物ｉ１の外周面に密着する挟持体（３）の一
端側を取付けるとともに、前記挟持体（３）の他端側を
長尺物（１）の外周面に１定可能に構成しである長尺物
用固定治具。 ■　前記本体（２）が長尺物ｆ１）の挟持保持ｊｌｋ能
を備えたものである特許請求の範囲第０項に記載の長尺
物用固定治具。 ■　前記挟持体（３）が複数本の可焼性線材（８ａ）・
・をもって網目状でかつ筒状に編成されたものである特
許請求の範囲第０項又は第０項に記載の長尺物用固定治
具。 ■　前記挟持体（３）が弾性筒状体である特許請求の範
囲第０項又は第０項に記載の長尺物用固定治具。 ■　前記挟持体（３）がコイルスプリングである特許請
求の範囲第０項又は第０項に記載の長尺物用固定治具。 ■　曲記町撓性線材（８ａ）がワイヤーである特許請求
の範囲第０項に記載の長尺物用固定治具。