JPS60194278A - アルミニウム溶湯炉 - Google Patents
アルミニウム溶湯炉Info
- Publication number
- JPS60194278A JPS60194278A JP5055484A JP5055484A JPS60194278A JP S60194278 A JPS60194278 A JP S60194278A JP 5055484 A JP5055484 A JP 5055484A JP 5055484 A JP5055484 A JP 5055484A JP S60194278 A JPS60194278 A JP S60194278A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hearth
- molten metal
- inductor
- melting furnace
- furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、アルミニウム溶解炉あるいは保持炉などの
アルミニウム溶製炉であって、しかも炉床の裏面に電磁
攪拌器を備えた炉に関するものである。
アルミニウム溶製炉であって、しかも炉床の裏面に電磁
攪拌器を備えた炉に関するものである。
アルミニウムの溶解はおもに反射炉で行なわれ、溶湯成
分の均一化を計るため攪拌装置が設けられる。従来の攪
拌装置は機械式あるいは減圧式によられるが、いづれも
溶湯との接触部分が存在し、消耗品であるからその点検
保守の管理が必要となり改良がめられ、これを解決する
手段として電磁式のものが開発された。
分の均一化を計るため攪拌装置が設けられる。従来の攪
拌装置は機械式あるいは減圧式によられるが、いづれも
溶湯との接触部分が存在し、消耗品であるからその点検
保守の管理が必要となり改良がめられ、これを解決する
手段として電磁式のものが開発された。
電磁攪拌装置はリニアモーターの原理を応用したもので
、コイル（ＩＩ誘導子ｔｃ三相交流を加えると移動磁界
が発生し、この磁界により溶湯に起電力が発生して誘導
電流が流れる。この電流はコイルの磁界と作用し、フレ
ミングの左手の法則に従って推力な溶湯に誘起する。し
かもその推力は水平方向成分と垂直方向成分を持つもの
で、溶湯が斜め上方にも流動され、単に平面に流動する
に止まらず、上下層の攪拌をも行なうもので、溶湯の上
下層の温度を均一化するものである。
、コイル（ＩＩ誘導子ｔｃ三相交流を加えると移動磁界
が発生し、この磁界により溶湯に起電力が発生して誘導
電流が流れる。この電流はコイルの磁界と作用し、フレ
ミングの左手の法則に従って推力な溶湯に誘起する。し
かもその推力は水平方向成分と垂直方向成分を持つもの
で、溶湯が斜め上方にも流動され、単に平面に流動する
に止まらず、上下層の攪拌をも行なうもので、溶湯の上
下層の温度を均一化するものである。
以上の電磁攪拌器を炉Ｃ取付けて夾験された結果、攪拌
するための溶湯との接触部がなく温度も均一化され、ま
た熱吸収率が良好になり省エネルギー化を促進されるこ
とは明白であるが、溶湯の循環流動する状況に問題が発
見された。
するための溶湯との接触部がなく温度も均一化され、ま
た熱吸収率が良好になり省エネルギー化を促進されるこ
とは明白であるが、溶湯の循環流動する状況に問題が発
見された。
即ち第１図図示の矢印の如く、電磁攪拌器の誘導子（３
）によって鎖線矢印（２）のように大きく循環する部分
と、炉床の中央部分では鎖線矢印斡のように小さな渦巻
きが無数に生じ、この小渦巻きの発生により、攪拌能力
が減衰され、空気の巻き込みが多くなり酸化を促進する
原因を起していた。
）によって鎖線矢印（２）のように大きく循環する部分
と、炉床の中央部分では鎖線矢印斡のように小さな渦巻
きが無数に生じ、この小渦巻きの発生により、攪拌能力
が減衰され、空気の巻き込みが多くなり酸化を促進する
原因を起していた。
この発明は以上の電磁攪拌器によって生じる問題を解決
することにあり、炉床上に溶湯が大きな軌道をもつ循環
流動で攪拌され、小渦巻の発生を防止することを目的と
する。
することにあり、炉床上に溶湯が大きな軌道をもつ循環
流動で攪拌され、小渦巻の発生を防止することを目的と
する。
この発明の構成は、炉床の裏面に電磁攪拌器を備えたア
ルミニウム溶解炉あるいは保持炉などの溶湯炉において
、炉床上ｔこ誘導子ｔこよる溶湯の循環流路ｔこおける
往路と帰路間に凸条な設け、凸条により小渦着の発生を
阻止し、誘導子ｔこよる推力が大きな循環流動として加
えられるようにしたものである。
ルミニウム溶解炉あるいは保持炉などの溶湯炉において
、炉床上ｔこ誘導子ｔこよる溶湯の循環流路ｔこおける
往路と帰路間に凸条な設け、凸条により小渦着の発生を
阻止し、誘導子ｔこよる推力が大きな循環流動として加
えられるようにしたものである。
この発明を実施例によって説明する。
第２図と第３図の断面図によって示される如く、炉体（
１）の炉床（２）Ｋ−おいてその裏面に電磁攪拌器の誘
導子（３）を設け、上面に凸条（４）を設けたもので、
図示する炉体（１）は反射型のアルミニウム溶解炉で、
炉床（２）は長方形をなし、一端壁に材料投入口（５）
を設け、他端壁にバーナー挿入口（６）と溶湯吐出口（
７）を設け、両側壁ｔこ点検口（８）を設けたものであ
る。前記誘導子（３）は第２図の点線で示しているが、
炉床（２）の縦中中心線（９）より一方に片寄り、横巾
中心線ＱＯに跨った位置に炉床（２）の長手方向と同方
向に長くなるように取付ける。この誘導子（３）ｔこ対
して凸条（４）を、平面的に見て誘導子（３）と重なる
ことなく、誘導子（３）の長手方向と平行して突設した
もので、凸条（４）の長さは誘導子（３）の推進能力及
び炉床の厚さによって異なるが、凡そ誘導子（３）の長
さとほぼ同等程度で、溶１１こ与える推進力が強い時に
は誘導子（３）の長さより短かく、逆に弱い場合には長
く形成して設ける。また凸条（４ンの高さは、本発明の
目的とする作用上からは関係がないが、ただ溶湯（ロ）
の湯面より高くすると炉内を押除する際に邪魔となり破
損し易くなるので、第２図図示の如く溶湯（ロ）の高さ
の約半分の高さで充分である。更に凸条（４）の厚みは
強度を保つに充分な厚みがあれば良い。
１）の炉床（２）Ｋ−おいてその裏面に電磁攪拌器の誘
導子（３）を設け、上面に凸条（４）を設けたもので、
図示する炉体（１）は反射型のアルミニウム溶解炉で、
炉床（２）は長方形をなし、一端壁に材料投入口（５）
を設け、他端壁にバーナー挿入口（６）と溶湯吐出口（
７）を設け、両側壁ｔこ点検口（８）を設けたものであ
る。前記誘導子（３）は第２図の点線で示しているが、
炉床（２）の縦中中心線（９）より一方に片寄り、横巾
中心線ＱＯに跨った位置に炉床（２）の長手方向と同方
向に長くなるように取付ける。この誘導子（３）ｔこ対
して凸条（４）を、平面的に見て誘導子（３）と重なる
ことなく、誘導子（３）の長手方向と平行して突設した
もので、凸条（４）の長さは誘導子（３）の推進能力及
び炉床の厚さによって異なるが、凡そ誘導子（３）の長
さとほぼ同等程度で、溶１１こ与える推進力が強い時に
は誘導子（３）の長さより短かく、逆に弱い場合には長
く形成して設ける。また凸条（４ンの高さは、本発明の
目的とする作用上からは関係がないが、ただ溶湯（ロ）
の湯面より高くすると炉内を押除する際に邪魔となり破
損し易くなるので、第２図図示の如く溶湯（ロ）の高さ
の約半分の高さで充分である。更に凸条（４）の厚みは
強度を保つに充分な厚みがあれば良い。
また、凸条（４）を設ける手段は第４図に示しており、
そのＡ図は炉床（２）に、炉床（２）と同材質の耐火材
で造ったものを埋設したものであり、３図のものは炉床
（２）上に脱着自在に載置してあり、０図のものは炉床
（２）と凸条（４）を一体に形成したものである。
そのＡ図は炉床（２）に、炉床（２）と同材質の耐火材
で造ったものを埋設したものであり、３図のものは炉床
（２）上に脱着自在に載置してあり、０図のものは炉床
（２）と凸条（４）を一体に形成したものである。
第５図と第６図に示す例は、オーブンウェル式アルミニ
ウム溶解炉であって、炉体（１）の一端部に上方を開放
した材料投入口（５）を備えたもので、この炉の場合に
は誘導子（３）は、炉床（２）の全面を縦横に４分割し
たｌブロック中に位置して設けられるが、この誘導子（
３）に対して凸条（４）は、材料投入口（５）側に長く
貸出するように設けられるものである。
ウム溶解炉であって、炉体（１）の一端部に上方を開放
した材料投入口（５）を備えたもので、この炉の場合に
は誘導子（３）は、炉床（２）の全面を縦横に４分割し
たｌブロック中に位置して設けられるが、この誘導子（
３）に対して凸条（４）は、材料投入口（５）側に長く
貸出するように設けられるものである。
尚、図示してないが、アルミニウム保持炉も前記溶解炉
と同様に誘導子ｔこ対して凸条が設けられる。
と同様に誘導子ｔこ対して凸条が設けられる。
以上のアルミニウム溶湯炉で電磁攪拌器を作動し、溶湯
の流動状況を観察した際、第２図及び第６図に鎖線の矢
印（ロ）で示す如く、炉床（２） （２５上を溶湯（ロ
）が、凸条（４）を仕切として誘導子（３）の一方から
往動し大きく廻って誘導子（３）へ復動する循環流動が
発生し、その間に小渦巻の発生が見られず、しかも単純
な流れではなく誘導子（３）によって斜め上方ｔこ向う
推力が与えられていることから、緩やかにうねりながら
流動され、確実な攪拌作用が能率よく与えていることが
認められた。
の流動状況を観察した際、第２図及び第６図に鎖線の矢
印（ロ）で示す如く、炉床（２） （２５上を溶湯（ロ
）が、凸条（４）を仕切として誘導子（３）の一方から
往動し大きく廻って誘導子（３）へ復動する循環流動が
発生し、その間に小渦巻の発生が見られず、しかも単純
な流れではなく誘導子（３）によって斜め上方ｔこ向う
推力が与えられていることから、緩やかにうねりながら
流動され、確実な攪拌作用が能率よく与えていることが
認められた。
この発明によるアルミニウム溶製炉は、電磁攪拌器に加
えて炉床上ｔこ凸条な設けたものであって、その凸条に
より炉内で大きく廻る循環流動を作り小渦巻の発生を阻
止するため、電磁攪拌器の推力な溶湯の攪拌作用に変換
される効率が増大され、電磁攪拌器の特長を充分に発揮
されることＶこなり、しかも成分の均一な優れた溶湯な
産出できるものである。
えて炉床上ｔこ凸条な設けたものであって、その凸条に
より炉内で大きく廻る循環流動を作り小渦巻の発生を阻
止するため、電磁攪拌器の推力な溶湯の攪拌作用に変換
される効率が増大され、電磁攪拌器の特長を充分に発揮
されることＶこなり、しかも成分の均一な優れた溶湯な
産出できるものである。
第１図は従来の電磁攪拌器を備えたアｈミニウム溶解炉
の溶湯の流れを示す横断面図、第２図はこの発明による
アルミニウム溶製炉のうち溶解炉を示す横断面図、第３
図は同じく縦断面図、第４図ＡＢＣは凸条の設置手段を
示す断面図、第５図はオープンウェル式溶解炉による例
を示す縦断面図、第６図は同じく横断面図である。 （１）・・炉体、（２）・・炉床、（３）・・電磁攪拌
器の誘導。 子、（４）・・凸条、（ロ）・・溶湯 第１図 第２図 ／ク グ （ざ 第３図 第４図
の溶湯の流れを示す横断面図、第２図はこの発明による
アルミニウム溶製炉のうち溶解炉を示す横断面図、第３
図は同じく縦断面図、第４図ＡＢＣは凸条の設置手段を
示す断面図、第５図はオープンウェル式溶解炉による例
を示す縦断面図、第６図は同じく横断面図である。 （１）・・炉体、（２）・・炉床、（３）・・電磁攪拌
器の誘導。 子、（４）・・凸条、（ロ）・・溶湯 第１図 第２図 ／ク グ （ざ 第３図 第４図
Claims (1)
- 炉床裏面に電磁攪拌器を備えたアルミニウム溶解炉ある
いは保持炉などの溶製炉において、炉床上に電磁攪拌器
の誘導子によって生じる溶湯の循環流路における往路と
帰路間を仕切る凸条を設けたことを特徴とするアルミニ
ウム溶製炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5055484A JPS60194278A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | アルミニウム溶湯炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5055484A JPS60194278A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | アルミニウム溶湯炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60194278A true JPS60194278A (ja) | 1985-10-02 |
| JPH0366588B2 JPH0366588B2 (ja) | 1991-10-17 |
Family
ID=12862231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5055484A Granted JPS60194278A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | アルミニウム溶湯炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60194278A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011237056A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Sanken Sangyo Co Ltd | 非鉄金属用溶解炉及び非鉄金属の溶解方法 |
| WO2014050212A1 (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-03 | 謙三 高橋 | 金属溶解炉用渦室体及びそれを用いた金属溶解炉 |
| KR20180046364A (ko) * | 2016-10-27 | 2018-05-08 | 가부시키가이샤 소딕 | 사출 성형기 |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP5055484A patent/JPS60194278A/ja active Granted
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011237056A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Sanken Sangyo Co Ltd | 非鉄金属用溶解炉及び非鉄金属の溶解方法 |
| WO2014050212A1 (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-03 | 謙三 高橋 | 金属溶解炉用渦室体及びそれを用いた金属溶解炉 |
| CN103712443A (zh) * | 2012-09-27 | 2014-04-09 | 高桥谦三 | 金属熔融炉用涡流室体及使用该涡流室体的金属熔融炉 |
| JP2014066481A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Kenzo Takahashi | 金属溶解炉用渦室体及びそれを用いた金属溶解炉 |
| AU2013237734B2 (en) * | 2012-09-27 | 2016-02-25 | Kenzo Takahashi | Metal melting furnace vortex chamber body and metal melting furnace using the same |
| CN103712443B (zh) * | 2012-09-27 | 2016-04-27 | 高桥谦三 | 金属熔融炉用涡流室体及使用该涡流室体的金属熔融炉 |
| US9488415B2 (en) | 2012-09-27 | 2016-11-08 | Kenzo Takahashi | Metal melting furnace vortex chamber body and metal melting furnace using the same |
| KR20180046364A (ko) * | 2016-10-27 | 2018-05-08 | 가부시키가이샤 소딕 | 사출 성형기 |
| JP2018069273A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | 株式会社ソディック | 射出成形機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0366588B2 (ja) | 1991-10-17 |
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