JPS60193980A - テトラヒドロフランの製法 - Google Patents
テトラヒドロフランの製法Info
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- JPS60193980A JPS60193980A JP3295185A JP3295185A JPS60193980A JP S60193980 A JPS60193980 A JP S60193980A JP 3295185 A JP3295185 A JP 3295185A JP 3295185 A JP3295185 A JP 3295185A JP S60193980 A JPS60193980 A JP S60193980A
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- tetrahydrofuran
- butanediol
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D307/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
- C07D307/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
- C07D307/04—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D307/06—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, directly attached to ring carbon atoms
- C07D307/08—Preparation of tetrahydrofuran
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、燐酸を使用してブタンジオール−1,4を脱
水することによるテトラヒドロフランの製法に関する。
水することによるテトラヒドロフランの製法に関する。
ブタンジオール−1,4の脱水によるテトラヒドロフラ
ンの製造は、これが重要な工業的意味を有するため、多
数の方法が提案されている。
ンの製造は、これが重要な工業的意味を有するため、多
数の方法が提案されている。
すなわち脱水な液相で、あるいは固定配置された触媒を
用いて気相で行うことが既に提案されており、この場合
は脱水触媒として、特に酸例えば硫酸及び燐酸、カチオ
ン交換体又はルイス酸が推奨されている(西ドイツ特許
696779号、711709号、850750号及び
1043342号各明細書参照)。
用いて気相で行うことが既に提案されており、この場合
は脱水触媒として、特に酸例えば硫酸及び燐酸、カチオ
ン交換体又はルイス酸が推奨されている(西ドイツ特許
696779号、711709号、850750号及び
1043342号各明細書参照)。
しかしこの公知方法は、許容し得ない触媒消費に導く副
反応と一般に95%を越えない収率が欠点となっている
。イオン交換体は、必要な反応温度において充分安定で
ないことが知られ、そして満足すべき程度に再生可能で
はない。西ドイツ特許1043342号明細書の方法で
テトラヒドロフランを製造すると、その場合はブタンジ
オール−1,4を1〜5重量%硫酸の存在下に100〜
130℃で反応させるので、合成装置を腐食の理由から
特に抵抗力のある金属例えば鉛でライニングせねばなら
ない。そのほか副生物が硫酸中に集積し、これが反応混
合物を強く発泡させる傾向がある。したがって生成した
テトラヒドロフランを留出させる場合には、生成する塔
底液を早めに、すなわちブタンジオールのすべてがテト
ラヒドロフランに変わる前に排出せねばならない。これ
は環境問題と結びつく。そのほかこの連続的方法は、触
媒としての硫酸を無制限に再使用できな諭ことも欠点と
なる。触媒の消費は理論的には起こらないのであるが、
樹脂化が生じ、これがしばしば操業中止と著しい酸損失
に導く。この西ドイツ特許の方法によれば、硫酸の1重
量部当たり10000部までのブタンジオールが反応に
用いられる。
反応と一般に95%を越えない収率が欠点となっている
。イオン交換体は、必要な反応温度において充分安定で
ないことが知られ、そして満足すべき程度に再生可能で
はない。西ドイツ特許1043342号明細書の方法で
テトラヒドロフランを製造すると、その場合はブタンジ
オール−1,4を1〜5重量%硫酸の存在下に100〜
130℃で反応させるので、合成装置を腐食の理由から
特に抵抗力のある金属例えば鉛でライニングせねばなら
ない。そのほか副生物が硫酸中に集積し、これが反応混
合物を強く発泡させる傾向がある。したがって生成した
テトラヒドロフランを留出させる場合には、生成する塔
底液を早めに、すなわちブタンジオールのすべてがテト
ラヒドロフランに変わる前に排出せねばならない。これ
は環境問題と結びつく。そのほかこの連続的方法は、触
媒としての硫酸を無制限に再使用できな諭ことも欠点と
なる。触媒の消費は理論的には起こらないのであるが、
樹脂化が生じ、これがしばしば操業中止と著しい酸損失
に導く。この西ドイツ特許の方法によれば、硫酸の1重
量部当たり10000部までのブタンジオールが反応に
用いられる。
したがってこの方法の工業的実施においては、著量の硫
酸が消費される。この欠点は、使用するブタンジオール
が不純であるほど、より重荷 □となる。蒸留されない
ブタンジオールは、一般にこの方法によるテトラヒドロ
フラン製造に使用することができない。なぜならば予定
された触媒性は、きわめて純粋なブタンジオールの場合
にのみ保証されるからである。
酸が消費される。この欠点は、使用するブタンジオール
が不純であるほど、より重荷 □となる。蒸留されない
ブタンジオールは、一般にこの方法によるテトラヒドロ
フラン製造に使用することができない。なぜならば予定
された触媒性は、きわめて純粋なブタンジオールの場合
にのみ保証されるからである。
ブタンジオール−1,4は、後のテトラヒドロフランの
合成のためにのみ製造されるものではなく、むしろ合成
樹脂の製造用中間体として重要である。この使用目的の
ために必要なブタンジオールの精製の場合は、常に副生
物が夾雑しているブタンジオール留分が得られ、そして
これでもテトラヒドロフランの製造に好適である。
合成のためにのみ製造されるものではなく、むしろ合成
樹脂の製造用中間体として重要である。この使用目的の
ために必要なブタンジオールの精製の場合は、常に副生
物が夾雑しているブタンジオール留分が得られ、そして
これでもテトラヒドロフランの製造に好適である。
しかしより高い硫酸の消費を必要とする。なぜならばこ
の夾雑物も特に塔底酸中に濃化するからである。それは
発泡を促進し、そしてこの副生物又はそれから生ずる重
合体が硫酸に溶解するため、反応混合物は急速に粘稠液
状となる。
の夾雑物も特に塔底酸中に濃化するからである。それは
発泡を促進し、そしてこの副生物又はそれから生ずる重
合体が硫酸に溶解するため、反応混合物は急速に粘稠液
状となる。
この弊害を除くため、西ドイツ特許出願公開26066
19号明細書に記載の方法では、蒸留されない粗製ブタ
ンジオールを硫酸及びトール油と反応させ、その際夾雑
物はトール油と共に連続的に除去される。これによって
テトラヒドロンランの収率は上昇するが、トール油及び
硫酸は常に損失となる。
19号明細書に記載の方法では、蒸留されない粗製ブタ
ンジオールを硫酸及びトール油と反応させ、その際夾雑
物はトール油と共に連続的に除去される。これによって
テトラヒドロンランの収率は上昇するが、トール油及び
硫酸は常に損失となる。
西ドイツ特許711709号明細書に記載のテトラヒド
ロフランの製法では、ブタンジオール−1,4を水と共
に加圧下に脱水触媒の存在下に250℃以上の温度に加
熱する。脱水触媒としては、不均質触媒も均質触媒も用
いられる。
ロフランの製法では、ブタンジオール−1,4を水と共
に加圧下に脱水触媒の存在下に250℃以上の温度に加
熱する。脱水触媒としては、不均質触媒も均質触媒も用
いられる。
この方法では比較的高い収率が得られるが、工業化の見
込みはない。なぜならばテトラヒドロフランに、特にジ
ヒドロフラン−2,6及びジヒドロフラン−6,4、カ
ルボニル化合物及び易揮発性化合物例えばブタジェンが
夾雑するからである。重要なことはジヒドロフラン類及
びカルボニル化合物の含量である。なぜならばこれら化
合物はテトラヒドロフランから蒸留除去できないからで
ある。他の夾雑物は、高温で生成したテトラヒドロフラ
ンがプロピレン及びホルムアルデヒドに分解することに
よって生成する。
込みはない。なぜならばテトラヒドロフランに、特にジ
ヒドロフラン−2,6及びジヒドロフラン−6,4、カ
ルボニル化合物及び易揮発性化合物例えばブタジェンが
夾雑するからである。重要なことはジヒドロフラン類及
びカルボニル化合物の含量である。なぜならばこれら化
合物はテトラヒドロフランから蒸留除去できないからで
ある。他の夾雑物は、高温で生成したテトラヒドロフラ
ンがプロピレン及びホルムアルデヒドに分解することに
よって生成する。
テトラヒドロフランの純度については、利用目的によっ
て多少とも要求がなされる。市販の普通の工業的品質の
テトラヒドロフランは、かなり高い純度を有する。普通
はその純度は99゜8%以上である。しかし夾雑物含量
がわずかに10〜50 ppmのテトラヒドロフランで
も、要求の多い使用目的、例えばポリテトラヒドロフラ
ンの製造のためには不適当である。この高い要求を満足
する純度を有するテトラヒドロフランは、西ドイツ特許
711709号の方法によっては製造できず、高い蒸留
費用をかけても不可能である。このためには提案された
テトラヒドロフランの種々の精製法も希望する結果を与
えない。
て多少とも要求がなされる。市販の普通の工業的品質の
テトラヒドロフランは、かなり高い純度を有する。普通
はその純度は99゜8%以上である。しかし夾雑物含量
がわずかに10〜50 ppmのテトラヒドロフランで
も、要求の多い使用目的、例えばポリテトラヒドロフラ
ンの製造のためには不適当である。この高い要求を満足
する純度を有するテトラヒドロフランは、西ドイツ特許
711709号の方法によっては製造できず、高い蒸留
費用をかけても不可能である。このためには提案された
テトラヒドロフランの種々の精製法も希望する結果を与
えない。
前記の西ドイツ特許の方法は工業的実施には適しない。
なぜならば例えばブチンジオール粗溶液(アセチレンと
ホルムアルデヒドの反応によって得られる)の水素化に
よって得られるようなブタンジオール粗溶液を用いる連
続作業においては、短時間後に樹脂生成により管の閉塞
が起こるからである。時間を長くすると、供給量は同じ
でも反応物の活性が失われる。この反“応性の低下は、
アナーレン、デル・ヘミ−596巻(1955)81〜
82頁の記載により、粗溶液をカチオン交換体で処理す
ることにより防ぐことができる。この文献において協力
したレツペらは、ブタンジオールのテトラヒドロフラン
への脱水反応は平衝反応であって、これは主としてテト
ラヒドロフランの側にあるが、反応生成物中にはなお多
量のブタンジオールが存在するので、この方法は経済的
でないことを報告している。彼らはブタンジオール−1
,4ノテトラヒドロフランへの完全な変化率は、テトラ
ヒドロフランをその生成に従って、反応混合物から蒸留
分離することによってのみ達せられることを教示してい
る。
ホルムアルデヒドの反応によって得られる)の水素化に
よって得られるようなブタンジオール粗溶液を用いる連
続作業においては、短時間後に樹脂生成により管の閉塞
が起こるからである。時間を長くすると、供給量は同じ
でも反応物の活性が失われる。この反“応性の低下は、
アナーレン、デル・ヘミ−596巻(1955)81〜
82頁の記載により、粗溶液をカチオン交換体で処理す
ることにより防ぐことができる。この文献において協力
したレツペらは、ブタンジオールのテトラヒドロフラン
への脱水反応は平衝反応であって、これは主としてテト
ラヒドロフランの側にあるが、反応生成物中にはなお多
量のブタンジオールが存在するので、この方法は経済的
でないことを報告している。彼らはブタンジオール−1
,4ノテトラヒドロフランへの完全な変化率は、テトラ
ヒドロフランをその生成に従って、反応混合物から蒸留
分離することによってのみ達せられることを教示してい
る。
本発明の課題は、ブタンジオール−1,4の粗水溶液か
ら出発して、ポリテトラヒドロフランの製造に適する高
純度のテトラヒドロフランの製造を可能にする、テトラ
ヒドロフランの製造法を開発することであった。特に前
記の平衡濃度をテトラヒドロフラン側へ促進したテトラ
ヒドロフランへの変化率を達成することも特に重要であ
る。そのほかこの方法は、特に経済的にかつ環境親和的
に実施できることも条件とする。
ら出発して、ポリテトラヒドロフランの製造に適する高
純度のテトラヒドロフランの製造を可能にする、テトラ
ヒドロフランの製造法を開発することであった。特に前
記の平衡濃度をテトラヒドロフラン側へ促進したテトラ
ヒドロフランへの変化率を達成することも特に重要であ
る。そのほかこの方法は、特に経済的にかつ環境親和的
に実施できることも条件とする。
本発明はこの課題を満足するもので、アセチレンとホル
ムアルデヒド水溶液の反応及びこうして製造されたブチ
ン−2−ジオール−1,4〜溶液の触媒水素化により得
られたブチン−ジオール−1,4の粗製水溶液を、必要
に応じ硫酸で中和し、燐酸の添加により酸性処したのち
、加圧下に200〜260℃の温度に加熱することを特
徴とする、ブタンジオール−1,4の水溶液から、液相
中で高められた温度で加圧下にかつ酸の存在下に水脱離
することによるテトラヒドロフランの製法である。
ムアルデヒド水溶液の反応及びこうして製造されたブチ
ン−2−ジオール−1,4〜溶液の触媒水素化により得
られたブチン−ジオール−1,4の粗製水溶液を、必要
に応じ硫酸で中和し、燐酸の添加により酸性処したのち
、加圧下に200〜260℃の温度に加熱することを特
徴とする、ブタンジオール−1,4の水溶液から、液相
中で高められた温度で加圧下にかつ酸の存在下に水脱離
することによるテトラヒドロフランの製法である。
本発明の方法にテトラヒドロフラン製造用の出発溶液と
して用いられるブタンジオール−1,4の水溶液は、ア
セチレンをホルムアルデヒド水溶液と反応させる既知の
工業的に行われる方法によって得られ、その場合は生成
したブチン−2−ジオール−1,4の水溶液を接触水素
化する(ウルマンスΦエンチクロペデイ・デルーテヒニ
ツシエン・ヘミ−1955年3巻109〜119頁及び
4巻754〜757頁、DEAS 2421407及び
DEO82556275参照)。
して用いられるブタンジオール−1,4の水溶液は、ア
セチレンをホルムアルデヒド水溶液と反応させる既知の
工業的に行われる方法によって得られ、その場合は生成
したブチン−2−ジオール−1,4の水溶液を接触水素
化する(ウルマンスΦエンチクロペデイ・デルーテヒニ
ツシエン・ヘミ−1955年3巻109〜119頁及び
4巻754〜757頁、DEAS 2421407及び
DEO82556275参照)。
出発水溶液は通常弱アルカリ性であって、例えば次の組
成を有する。ブタンジオール−(1,4)20〜60重
量%、水30〜79重量%、モノアルコール例エバメタ
ノール、プロパノール及びブタノール1〜5重量%なら
びに不飽和化合物例えばブチンジオール。そのほかこれ
は少量のカルボニル化合物、例えばヒドロキシブチルア
ルデヒド又は対応するアセタール、重合体樹脂ならびに
無機成分例えばす) IJウム塩、溶存する触媒成分及
び触媒破片を含有することもある。このブタンジオール
−1,4の粗水溶液は、アルカリを含有する場合にはま
ず硫酸で中和する。中和に用いられる硫酸の量は、溶液
中に存在する塩基の全量に対し当量を越えないようにす
る。存在する塩基量の合計は、例えばN/10≠金塩酸
を用いてブロムフェノールブルーに対して滴定を行うこ
とによって、塩基価を測定して定められる。硫酸の過剰
量が20当量%を越えることは避けるべきである。
成を有する。ブタンジオール−(1,4)20〜60重
量%、水30〜79重量%、モノアルコール例エバメタ
ノール、プロパノール及びブタノール1〜5重量%なら
びに不飽和化合物例えばブチンジオール。そのほかこれ
は少量のカルボニル化合物、例えばヒドロキシブチルア
ルデヒド又は対応するアセタール、重合体樹脂ならびに
無機成分例えばす) IJウム塩、溶存する触媒成分及
び触媒破片を含有することもある。このブタンジオール
−1,4の粗水溶液は、アルカリを含有する場合にはま
ず硫酸で中和する。中和に用いられる硫酸の量は、溶液
中に存在する塩基の全量に対し当量を越えないようにす
る。存在する塩基量の合計は、例えばN/10≠金塩酸
を用いてブロムフェノールブルーに対して滴定を行うこ
とによって、塩基価を測定して定められる。硫酸の過剰
量が20当量%を越えることは避けるべきである。
硫酸で中性にした出発溶液を、次いで燐酸を用いて酸性
にする。そのためにはこの水性混合物を、燐酸の添加に
より好ましくは2〜6のpH価にする。ブチレングリコ
ール出発溶液中の燐酸の濃度は、一般に0.1〜0.5
重量%である。
にする。そのためにはこの水性混合物を、燐酸の添加に
より好ましくは2〜6のpH価にする。ブチレングリコ
ール出発溶液中の燐酸の濃度は、一般に0.1〜0.5
重量%である。
次いで200〜260℃好ましくは230〜250℃の
温度に自生圧下で加熱する。その際ブタンジオールは、
副生物の生成を避けて選択的に環化してテトラヒドロフ
ランとなる。同時に、溶液中に最初に存在したブタンジ
オールの1〜2重量%は未反応で溶液中に残留する。こ
の少量の残留ブタンジオールは、加熱された液状反応混
合物を、少なくとも10分の平均滞留時間で気相の不在
において100℃以下の温度に冷却することにより、0
.1〜0.6重量%に減少することができる。
温度に自生圧下で加熱する。その際ブタンジオールは、
副生物の生成を避けて選択的に環化してテトラヒドロフ
ランとなる。同時に、溶液中に最初に存在したブタンジ
オールの1〜2重量%は未反応で溶液中に残留する。こ
の少量の残留ブタンジオールは、加熱された液状反応混
合物を、少なくとも10分の平均滞留時間で気相の不在
において100℃以下の温度に冷却することにより、0
.1〜0.6重量%に減少することができる。
反応は好ましくは連続的に行われ、例えば粗溶液をまず
ポンプにより予熱器を導通したのち、滞留管に圧入して
前記温度に加熱する。反応圧力は、少なくとも反応温度
における反応生成物の蒸気圧と同一にする。より高い圧
力を選ぶこともできるが、反応に好影響を与えることは
ない。
ポンプにより予熱器を導通したのち、滞留管に圧入して
前記温度に加熱する。反応圧力は、少なくとも反応温度
における反応生成物の蒸気圧と同一にする。より高い圧
力を選ぶこともできるが、反応に好影響を与えることは
ない。
200〜260℃に加熱された液状反応混合物の冷却は
、例えば熱交換器中で、好ましくは管状熱交換器中で連
続的に行われる。熱交換器中の反応混合物の平均滞留時
間(その間に100℃以下の温度に冷却される)は、例
えば10〜45分好ましくは15〜60分である。閉鎖
系で気相の不在において行われるこの処理ののち、反応
混合物をテトラヒドロフランを分離するため、好ましく
は圧力弁を経て放圧して蒸留塔に導入する。
、例えば熱交換器中で、好ましくは管状熱交換器中で連
続的に行われる。熱交換器中の反応混合物の平均滞留時
間(その間に100℃以下の温度に冷却される)は、例
えば10〜45分好ましくは15〜60分である。閉鎖
系で気相の不在において行われるこの処理ののち、反応
混合物をテトラヒドロフランを分離するため、好ましく
は圧力弁を経て放圧して蒸留塔に導入する。
蒸留塔の塔底では、最初から混合物中に含有された水及
び反応の際に生成した水が連続的に排出される。蒸留塔
の頂部では、64℃で沸騰するテトラヒドロフラン約9
6重量%及び水4重量%から成るテトラヒドロフランと
水からの共沸混合物が得られる。この混合物を脱水する
と、テトラヒドロンランが999重量%以上の純度で得
られ、この生成物はそれ以上精製しないでポリテトラヒ
ドロフランの製造に用いられる。
び反応の際に生成した水が連続的に排出される。蒸留塔
の頂部では、64℃で沸騰するテトラヒドロフラン約9
6重量%及び水4重量%から成るテトラヒドロフランと
水からの共沸混合物が得られる。この混合物を脱水する
と、テトラヒドロンランが999重量%以上の純度で得
られ、この生成物はそれ以上精製しないでポリテトラヒ
ドロフランの製造に用いられる。
本方法は断続的に実施することができる。しかし連続操
作の方が有利である。なぜならばこの場合は、反応排出
物の除去しうる熱を、簡単にテトラヒドロフラン共沸混
合物の蒸留収得のために回収できるからである。
作の方が有利である。なぜならばこの場合は、反応排出
物の除去しうる熱を、簡単にテトラヒドロフラン共沸混
合物の蒸留収得のために回収できるからである。
反応混合物の冷却に際してブタンジオールの残量が明ら
かに減少してテトラヒドロンランの含量が上昇するので
、はとんど完全な変化率が得られる。このことは予想外
であった。なぜならばそのような少ないブタンジオール
残量は、出発混合物を長い滞留時間例えば6〜8時間例
えば250℃に加熱する場合にのみ得られたものだから
である。この有利な結果が、反応混合物を本発明により
加熱したのち、冷却して平、均2時間の滞留時間で得ら
れることは予期されなかった。なぜならば反応速度は一
般に温度上昇に伴って大きくなるからである。同様に冷
却温度を100℃以下でなく、150℃以下にすると不
良な結果が得られることも意外であった。
かに減少してテトラヒドロンランの含量が上昇するので
、はとんど完全な変化率が得られる。このことは予想外
であった。なぜならばそのような少ないブタンジオール
残量は、出発混合物を長い滞留時間例えば6〜8時間例
えば250℃に加熱する場合にのみ得られたものだから
である。この有利な結果が、反応混合物を本発明により
加熱したのち、冷却して平、均2時間の滞留時間で得ら
れることは予期されなかった。なぜならば反応速度は一
般に温度上昇に伴って大きくなるからである。同様に冷
却温度を100℃以下でなく、150℃以下にすると不
良な結果が得られることも意外であった。
この場合はブタンジオールの997〜999重量%でな
く 99.7〜99.4重量%が、テトラヒドロフラン
になる。本発明方法で定めるよりも速やかに冷却すると
、良好な結果は得ら、れない。
く 99.7〜99.4重量%が、テトラヒドロフラン
になる。本発明方法で定めるよりも速やかに冷却すると
、良好な結果は得ら、れない。
本発明方法により粗製のブタンジオール水溶液から、テ
トラヒドロフランを100%の収率で製造できることは
、レツペの指示(アナーレン・デル・ヘミ−596巻1
955年81〜82頁)からみて予想外というべきであ
る。本発明方法においては強酸性の範囲で高温で操作す
るが、意外にも反応装置として安価な材料、例えばステ
ンレス鋼A1.4571及びA 1.4439から成る
ものを使用できる。この材料が操作条件下で耐腐食性で
あることが証明されたことも意外であった。
トラヒドロフランを100%の収率で製造できることは
、レツペの指示(アナーレン・デル・ヘミ−596巻1
955年81〜82頁)からみて予想外というべきであ
る。本発明方法においては強酸性の範囲で高温で操作す
るが、意外にも反応装置として安価な材料、例えばステ
ンレス鋼A1.4571及びA 1.4439から成る
ものを使用できる。この材料が操作条件下で耐腐食性で
あることが証明されたことも意外であった。
例1
7号参照)及びこうして得られたブチン−2−ジオール
−1,4溶液の接触水素化(西ドイツ特許出願公開25
36276号参照、)により製造されたブタンジオール
−1,4の50重量%粗製水溶液を使用する。N/10
塩酸を用いて指示薬ブロムフェノールブルーに対して滴
定するととにより、溶液の塩基価が1.0 m9 KO
H/9と確かめられる。0.1重量%硫酸を添加して溶
液のpHを7にしたのち、0.15重量%燐酸を添加し
てpHを2.5にする。
−1,4溶液の接触水素化(西ドイツ特許出願公開25
36276号参照、)により製造されたブタンジオール
−1,4の50重量%粗製水溶液を使用する。N/10
塩酸を用いて指示薬ブロムフェノールブルーに対して滴
定するととにより、溶液の塩基価が1.0 m9 KO
H/9と確かめられる。0.1重量%硫酸を添加して溶
液のpHを7にしたのち、0.15重量%燐酸を添加し
てpHを2.5にする。
このブタンジオール溶液からのテトラヒドロフランの製
造は、電気的予熱器とそれぞれ100容量部の反応室を
有する2個の連結した管状反応器とから成る反応カスケ
ード(ステンレス鋼1.4571製)によって行われる
。反応管の長さは管直径に対し多数倍で、例えば70:
1である。
造は、電気的予熱器とそれぞれ100容量部の反応室を
有する2個の連結した管状反応器とから成る反応カスケ
ード(ステンレス鋼1.4571製)によって行われる
。反応管の長さは管直径に対し多数倍で、例えば70:
1である。
酸性にしたブタンジオール溶液を連続的に電気的予熱器
にポンプで導通し、そこで260℃に加熱する。次いで
これを管状反応器に下方から上方へ導入し、出口を15
0バールの圧力に耐える圧力保持弁で閉鎖する。反応中
の管状反応器内の温度は265〜245℃で、平均滞留
時間は4時間である。
にポンプで導通し、そこで260℃に加熱する。次いで
これを管状反応器に下方から上方へ導入し、出口を15
0バールの圧力に耐える圧力保持弁で閉鎖する。反応中
の管状反応器内の温度は265〜245℃で、平均滞留
時間は4時間である。
反応器から出る混合物を蒸留塔内で放圧すると、それは
水とテトラヒドロフラン−水共沸混合物とに分かれる。
水とテトラヒドロフラン−水共沸混合物とに分かれる。
蒸留塔の底部から、最初に混合物中に含まれた水及び反
応により生成した水が連続して排出され、塔頂からは、
テトラヒドロフラン及び5.5重量%の水からの66℃
で沸騰する混合物が得られる。この共沸混合物を常法に
より、例えば固形の脱水剤により、あるいは抽出蒸留に
より脱水する。その際テトラヒドロフランが高純度(9
9,9重量%以上)で得られる。
応により生成した水が連続して排出され、塔頂からは、
テトラヒドロフラン及び5.5重量%の水からの66℃
で沸騰する混合物が得られる。この共沸混合物を常法に
より、例えば固形の脱水剤により、あるいは抽出蒸留に
より脱水する。その際テトラヒドロフランが高純度(9
9,9重量%以上)で得られる。
このテトラヒドロフランは、(0,01〜KOH/Iの
カルボニル価と(o、o I 9/100 、!i+の
臭素化を有する。2,6−及び2,4−ジヒドロフラン
の夾雑は1 ppm以下であり、ブタジェン−1,3N
の含量は5 ppm以下である。収率は理論値の100
%である。得られたテトラヒドロフランは、公知の重合
法により重合させて、色価が< 20 APHAのポリ
テトラヒドロフランにすることができる。工業的高純度
で予備処理され1いないテトラヒドロフランを同様に重
合させると、色価が50〜90 APHAの重合物が得
られる。
カルボニル価と(o、o I 9/100 、!i+の
臭素化を有する。2,6−及び2,4−ジヒドロフラン
の夾雑は1 ppm以下であり、ブタジェン−1,3N
の含量は5 ppm以下である。収率は理論値の100
%である。得られたテトラヒドロフランは、公知の重合
法により重合させて、色価が< 20 APHAのポリ
テトラヒドロフランにすることができる。工業的高純度
で予備処理され1いないテトラヒドロフランを同様に重
合させると、色価が50〜90 APHAの重合物が得
られる。
例2(比較例)
例1と同様に操作し、ただし硫酸による中和を省略した
。その際ブタンジオールのわずか70重佃%が環化して
テトラヒドロフランになった。この不満足な結果は、燐
酸濃度を2倍にしても改善されなかった。この比較実験
の結果を、280℃に温度を上げて改善しようとすると
、反応器が著しく腐食されることがわかった。例1では
0.015mm/aより大であった線状腐食速度が、こ
の場合は0.5 mal aであった(1年では龍の損
害)。
。その際ブタンジオールのわずか70重佃%が環化して
テトラヒドロフランになった。この不満足な結果は、燐
酸濃度を2倍にしても改善されなかった。この比較実験
の結果を、280℃に温度を上げて改善しようとすると
、反応器が著しく腐食されることがわかった。例1では
0.015mm/aより大であった線状腐食速度が、こ
の場合は0.5 mal aであった(1年では龍の損
害)。
例3
例1に記載の反応カスケードにおいて、例1と同じ酸性
化されたブタンジオール溶液を、電気的予熱器に連続的
にポンプにより導通し、その際溶液を245℃に加熱す
る。
化されたブタンジオール溶液を、電気的予熱器に連続的
にポンプにより導通し、その際溶液を245℃に加熱す
る。
である。反応カスケードを出る液状反応混合物を、管状
熱交換器に下方から上方へ導通し、そこで約25分の平
均滞留時間において、気相の不在で80℃に冷却する。
熱交換器に下方から上方へ導通し、そこで約25分の平
均滞留時間において、気相の不在で80℃に冷却する。
150バールの圧力に耐える圧力保持弁を通して冷却器
から出る生成物を、連続的に蒸留塔中で放圧する。その
際塔から出る混合物は、水とテトラヒドロフラン−水共
沸混合物とに分かれる。蒸留塔の底部か (ら、最初に
混合物中に含まれた水及び反応により生成した水が連続
して排出され、塔頂からは、粗製ブタンジオール中に最
初に存在したモノアルコール夾雑物のほか、本質的にテ
トラヒドロフラン及び5重への水から成る64℃で沸騰
する混合物が得られる。この共沸混合物を常法により、
例えば固形の脱水剤により、あるいは抽出蒸留により脱
水する。これから普通の精留により、テトラヒドロフラ
ンが高純度(99,9重量%以上)で得られる。
から出る生成物を、連続的に蒸留塔中で放圧する。その
際塔から出る混合物は、水とテトラヒドロフラン−水共
沸混合物とに分かれる。蒸留塔の底部か (ら、最初に
混合物中に含まれた水及び反応により生成した水が連続
して排出され、塔頂からは、粗製ブタンジオール中に最
初に存在したモノアルコール夾雑物のほか、本質的にテ
トラヒドロフラン及び5重への水から成る64℃で沸騰
する混合物が得られる。この共沸混合物を常法により、
例えば固形の脱水剤により、あるいは抽出蒸留により脱
水する。これから普通の精留により、テトラヒドロフラ
ンが高純度(99,9重量%以上)で得られる。
このテトラヒドロフランは、(0,011vKOH/g
のカルボニル価と(0,01i/1009の臭素価を有
する。2,6−及び2,4−ジヒドロフランの夾雑は1
ppm以下であり、ブタジエン−1.6の含量は5
ppm以下である。選択率は理論値の100%であり、
収率は99.8%である。
のカルボニル価と(0,01i/1009の臭素価を有
する。2,6−及び2,4−ジヒドロフランの夾雑は1
ppm以下であり、ブタジエン−1.6の含量は5
ppm以下である。選択率は理論値の100%であり、
収率は99.8%である。
得られたテトラヒドロフランは、公知の重合法により重
合させて、色価が< 20 APHAのポリテトラヒド
ロフランにすることができる。工業的高純度で予備処理
されていないテトラヒドロフランを同様に重合に使用す
ると、色価が50〜90 APHAの重合物が得られる
。
合させて、色価が< 20 APHAのポリテトラヒド
ロフランにすることができる。工業的高純度で予備処理
されていないテトラヒドロフランを同様に重合に使用す
ると、色価が50〜90 APHAの重合物が得られる
。
例4(比較例)
例3と同様に操存し、ただし硫酸による中和を省略し、
反応排出物を強冷により1〜5分間40℃に冷却した。
反応排出物を強冷により1〜5分間40℃に冷却した。
その際ブタンジオールの99重量%が環化してテトラヒ
ドロフランになった。この不満足な結果は、燐酸濃度を
2倍にしても改善されなかった。この比較実験の結果を
、280℃に温度を上げて改善しようとすると、反応器
が著しく腐食されることがわかった。例6では0.01
5WIIL/ aより大であった線状腐食速度が、この
場合は0.51+lW/aであった(1年では冨乳の損
害)。
ドロフランになった。この不満足な結果は、燐酸濃度を
2倍にしても改善されなかった。この比較実験の結果を
、280℃に温度を上げて改善しようとすると、反応器
が著しく腐食されることがわかった。例6では0.01
5WIIL/ aより大であった線状腐食速度が、この
場合は0.51+lW/aであった(1年では冨乳の損
害)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 アセチレンとホルムアルデヒド水溶液の反応及び
こうして製造されたブチン−2−ジオール−1,4溶液
の触媒水素化により得られたブチン−ジオール−1,4
の粗製水溶液を、必要に応じ硫酸で中和し、燐酸の添加
により酸性にしたのち、加圧下に200〜260℃の温
度に加熱することを特徴とする、ブタンジオール1,4
の水溶液から、液相中で高められた温度で加圧下にかつ
酸の存在下に水脱離することによるテトラヒドロフラン
の製法。 2、 水脱離を230〜245℃の温度で行うことを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6、燐酸の添加によりpH価を2〜6にすることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 の不在で、100℃以下の温度に冷却することを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、液状反応混合物を、15〜60分の平均滞留時間で
100℃以下の温度に冷却することを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19843406471 DE3406471A1 (de) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | Verfahren zur herstellung von tetrahydrofuran |
DE3406471.0 | 1984-02-23 | ||
DE3432575.1 | 1984-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60193980A true JPS60193980A (ja) | 1985-10-02 |
JPH0572385B2 JPH0572385B2 (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=6228540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3295185A Granted JPS60193980A (ja) | 1984-02-23 | 1985-02-22 | テトラヒドロフランの製法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60193980A (ja) |
DE (1) | DE3406471A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3432575A1 (de) * | 1984-09-05 | 1986-03-13 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur herstellung von tretrahydrofuran |
-
1984
- 1984-02-23 DE DE19843406471 patent/DE3406471A1/de not_active Withdrawn
-
1985
- 1985-02-22 JP JP3295185A patent/JPS60193980A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3406471A1 (de) | 1985-09-19 |
JPH0572385B2 (ja) | 1993-10-12 |
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