JPS60192984A - Ｃｒｔ切替時の画面引継方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ＣＲＴ切替時の画面引継方法、特に多重系計
算機システムにおける計算機間のＣＲＴ切替時の画面引
継方法に関するものである。

〔発明の技術的背景〕

一般に、ＣＲＴ装置によジオンラインデータの監視を行
なう場合、計算機は所定の周期（例えば２秒毎）で画面
を更新し、監視員に対して異常の有無を表示データの色
や形等で知らせる構成となっている。しかしＣＲＴ画面
を表示更新している計算機が故障等によって停止した時
には、他の計算機が他系運転状態監視装置によって計算
機の停止を検出し、ＣＲＴ切換装置によ、り　ＣＲＴ装
置を自系に切換えて、業務のバックアップを行なうよう
になっている。このように、故障した計算機のバックア
ップを行なった後、ＣＲＴ装置による監視を従来通シ継
続するためには、バックアップした計算機がＣＲＴ画面
の表示更新を引続いて行なう必要がある。

従来は、このような場合監視員からの新たな表示要求が
あるまで計算機は何も行なわず、■監視員からの表示要
求があって始めて画面の表示更新を再開する方法と、■
計算機間に通信装置をもうけ、画面表示時に他の計算機
に対してどの画面を表示しているかの情報を送信し、バ
ックアップ時には前記情報に基づいて、バックアップし
た計算機が自動的に画面の表示更新を再開する方法とが
あった。

なお、ＣＲＴ画面の表示要求を行なう具体的手段として
は、例えば制御部の押釦を押して予めプログラムに記憶
されていたその釦に対応する画面番号のＣＲＴ画面を表
示する方法、及びＣＲＴ装置のキーボードから画面番号
を入力し、計算機に割込みを発生させるアドレス入カキ
−を介して、キー人力された画面番号のＣＲＴ画面を表
示する方法などがある。

〔背景技術の問題点〕

上記した従来方法■の場合は、ＣＲＴ装置による監視を
継続させるために、今まで表示中の画面が何かを判断し
て、監視員が画面表示要求をわざわざ行なわなければな
らない欠点があった。ここでＣＲＴ装置の表示メモリに
以前表示されていた画面のデータが記憶されていたとし
ても、バックアップした計算機は表示要求があるまでは
表示更新処理を行なわないため、監視を継続することは
できなかった。

又、従来方法■の場合は、計算□後間に通信装置をもう
けなければならないこと、画面表示時には、その都度ど
の画面を表示しているかの情報を他の計算機へ送信しな
ければならず、処理が複雑になること、及び計算機間の
通信装置が故障した時には正しく画面を引継ぐことがで
きない等の欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記問題点を解決することを目的としてなされ
たものであシ、ＣＲＴ画面の引継ぎを容易にしたＣＲＴ
切替時の画面引継方法を提供することを目的としている
。

〔発明の概要〕

本発明では、作動中の計算機が画面をＣＲＴ装置に表示
中に故障等によシ停止した場合に、バックアップ用計算
機が相手計算機の停止を検知し、切替装置を介して画面
表示中のＣＲＴ装置を自系に切替えて後、ＣＲＴ装置に
表示中の画面番号を検出して、この画面番号に応じた表
示データを引続いて表示するようにしだものである。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照して実施例を説明する。第１図は本発明
によるＣＲＴ切替時の画面引継方法を説明するための２
重系計算機構成図である。

第１図において、１−Ａは一方の電子け１（至）機、１
−Ｂは他方の電子計算機であシ、これらは互に２重系シ
ステムを構成している。そしてオンラインデータは情報
伝送装ｙｉ：　２を介して各電子用算機１−Ａ、１−Ｂ
に接続され、各電子計算機１−Ａ。

１−Ｂからの表示情報はＣＲＴ切替装置３を介してＣＲ
Ｔ装置４へ接続される。ＣＲＴ装置４内には制御部４−
１、表示メモリ４−２、表示部４−３があシ、表示部４
−３の表示内容は表示メモリ４−２に記憶される。又制
御部５もＣＲＴ切替装置３にょシ前記ＣＲＴ装置４と共
に切替えられる。６−Ａ。

６−Ｂは他糸運転状態監視装置であシ、電子計算機１−
Ａは他系運転状態監視装［６−Ａによシ、又、電子吐算
機１−Ｂは他系運転状態監視装置６］３によシ、夫々相
手系の運転状態を検出する。

第２図はＣＲＴ装置の表示部の構成図である。即ち、Ｃ
ＲＴ画面の表示を行なうにはＣＲＴ画面を識別する画面
情報が必要であシ、この画面情報として画面毎に番号を
つけ、プログラムはその番号によって、どのような情報
を収集してＣＲＴ装置に表示するかを決定して表示処理
を行う。以下、ＣＲＴ画面を識別する画面情報を画面番
号と称する。そのために画面番号を画面の特定の位置に
表示する。

本実施例では画面番号７を４桁の数字とし、画面最上行
の左端４カラムに表示する。

第３図は動作説明のフローチャートである。先ず、電子
計算機１−ＡはＣＲＴ切替装置３を介してＣＲＴ装置４
と制御部５とに接続され、監視員が制御部５にある押釦
を押して画面番号１番の画面が表示要求されたものとす
る。

この場合、電子計算機１−Ａは画面番号１を表示するた
めに必要なデータを収集し５、画面番号１が第２図に示
す位置に表示されるようにしてＣＲＴ装置３に画面表示
を行ない、以後、所定周期にて表示更新を行なう。

この状態にて電子計算機１−Ａが故障等によシ停止した
場合を考える。この場合、他方のバックアップ用電子計
算機ｌ−Ｂは、ステップ３１において他系の電子計算機
１−Ａの異常を検出し、ステップ３２においてＣＲＴ切
替装置３によ、！７ＣＲＴ装診４及び制御部５を自系１
−Ｂへ接続する。自系に切替えた後の電子計算機１−Ｂ
は、ステップ３３にてＣＲＴ装置４の表示メモリ４−２
から、表示部の最上行左端４カラムに相当する内容を入
力して画面番号が１であることを検出する。そしてステ
ラ７’３４−２進み、制御部５から画面番号１のＣＲＴ
画面が表示要求されたと同じ処理を行なうことによシ、
核当画面表示に必要なデータを収集し、ＣＲＴ装置４に
表示し、以後、所定の周期で表示更新を行なう。

上記実施例ではＣＲＴ装置が１台で、しかも電子計算機
が２重構成の場合について説明したが、これに限定され
るものではな（、ＣＲＴ装置が２台以上の場合であって
も、又、電子計算機が多重系の場合であっても、同様に
画面の引継ぎが可能であることは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明によれば作動中である電子計
算機の停止をバックアップ用の電子計算機が検知し、Ｃ
ＲＴ切替装置を介してＣＲＴ装置と制御部とを自系に接
続した後、表示メモリから画面番号を入力して制御部か
らのＣＲＴ画面が表示要求された場合と同様処理するよ
う構成したので、監視員からの画面の表示要求は必要々
いばかシか、計算機間の通信装置も必要なく、ＣＲＴ装
置からの同一画面を継続して引継ぐことの可能なＣＲＴ
切替時の画面引継方法を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるＣＲＴ切替時の画面引継方法を説
明するための２重系計算機システム構成図、第２図はＣ
ＲＴ装置の表示部の構成図、第３図は動作説明の７０−
チャートである。 １−Ａ、１−Ｂ・・・電子計算機、 ２・・・情報伝送装置、　３・・・ＣＲＴ切替装置、４
・・・ＣＲＴ装置、　４−１・・・制御部、４−２・・
・表示メモリ、４−３・・・表示部、５・・・制御部、 ６−Ａ、６−Ｂ・・・他系運転状態監視装置、７・・・
画面番号。 特許出願人　東京芝浦電気株式会社 代理人弁理士　石　井　紀　男 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＣＲＴ画面に表示データを表示中の割算機が停止し、他
   系の計算機に切替えた際、表示中のＣＲＴ画面を引継ぐ
   よう構成された多重系電子計算機システムにおける電子
   計算機間のＣＲＴ切替時の画面引継方法において、表示
   メモリを有するＣＲＴ装置と、前記ＣＲＴ装置を切替え
   るＣＲＴ切替装置とをそなえ、ＣＲＴ装置に画面を表示
   中の計算機が停止した際、前記ＣＲＴ切替装置を介して
   ＣＲＴ装置を他系に切替えた後、ＣＲＴ装置が有する表
   示メモリからの画面番号を入力することによシ、停止し
   た計算機側で表示していた画面を引継いで表示更新を続
   けることを特徴とするＣＲＴ切替時の画面引継方法。