JPS60191319A - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路

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JPS60191319A
JPS60191319A JP4757484A JP4757484A JPS60191319A JP S60191319 A JPS60191319 A JP S60191319A JP 4757484 A JP4757484 A JP 4757484A JP 4757484 A JP4757484 A JP 4757484A JP S60191319 A JPS60191319 A JP S60191319A
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は出力電圧の実際値に基づき電流制御されるパス
トランジスタにより電源端子から出力端子に至る主回路
中の電圧降下を調整して出力端子電圧を定値に保つとと
もに、バンドギャップ電圧を利用して出力端子電圧の温
度依存性を補償するようにした定電圧回路、とくにバイ
ポーラ形集積回路内に組み込むに有利な定電圧回路に関
する。
〔従来技術とその問題点〕
前述の形式の定電圧回路は、定電圧特性に優れ出力電圧
の温度依存性が少ないことで知られており、独立した定
電圧装置としであるいは電子回路装置内に組み込まれる
形で多用されている。しかし、この褌の定電圧回路は比
較的電力消費が多い欠点があり、主回路のパストランジ
スタ内の電圧降下に基づく電力消費は回路の構成原理上
いたし方がないとしても、制御回路内での電力消費も無
視し得ない程度に達することが多い。
第1図はこの棟の定電圧回路例を示す。図示のように電
圧が変動しつる電源Sが1対の電源端子B、E間に与え
られ、負荷りに定電圧を供給する出力端子はC,Eで示
されている。負荷電流ILが流れる主回路は電源端子B
からパストランジスタTpを経て出力端子Cに至る経路
を持ち、電源Sの電圧変動分はパストランジスタTpの
コレクターエミッタ間の電圧降下を鎖線で囲んで示され
た制御回路Aによっていわゆる電流制御をすることによ
シ補償されて・出力端子には常に定電圧が出力される。
パストランジスタTpのベース電流はこの例ではダーリ
ントン接続の電流制御トランジスタ6によって与えられ
ており、この定電圧回路の電流制御用の制御電流Icす
なわち前述のパストランジスタTpのベース電流は、パ
ストランジスタTpのベースから電流制御トランジスタ
6の第2段のトランジスタ6bのコレクタおよびエミッ
タを経てアースEに(5) 至る経路を流れる。
この制御電流1cを作るために電流制御トランジスタ6
の初段のトランジスタ6aのベースに与えるべき制御信
号は、1対のトランジスタ1,2と抵抗5によって作ら
れてお如、これらのトランジスタ1.2にはパストラン
ジスタTpの出力端子側から高抵抗8.4を介してほぼ
定電流が供給されている。
トランジスタ1,2は公知のいわゆるバンドギャップ・
レファレンスを与えるものであって、これらのトランジ
スタ1.2のエミッタには互いに異なる電流密度が与え
られ、その結果トランジスタ2のコレクタには理論上は
絶対零度に外挿され従って温度依存性のないバンドギャ
ップ・レファレンス信号が作られ、抵抗5によって作ら
れる出力電圧を表わす実際値信号との比較結果がトラン
ジスタ6の初段6aのベースに与えられる。なお、図の
左上方に示された電界効果トランジスタ7は、基準信号
7aを受けてパストランジスタTpにベース電流を供給
する定電流源トランジスタである。
以上のように構成された従来の定電圧回路にお(6) ける制御回路部Nの消費電流の一例を示すとっぎのとお
りである。すなわち、出力端子Cにおける出力電圧を8
vとし、バンドギャップ・レファレンス効果を得るため
にトランジスタ1,2のエミッタ面積化をlI8と大き
く選び、抵抗8を10kQとすると、トランジスタ1を
流れる電流は800/’Aである。
一方、拮抗4を27にΩとし、ダーリントン接続トラン
ジスタ602段のベース・エミッタ電圧を1,2vとす
ると、トランジスタ2を流れる電流は約70pAとなる
。従って、定電源7の電流を507tA程度としても、
合計420μkが消費電流となる。この消費電流の値そ
のものはそのままでは僅少なようにも思えるが、最近の
進歩した電子回路装置の消費電流に比べて決して無視で
きない値である。例えば、集積回路中に組み込まれる定
電圧回路の負荷電流は1mA 程度でよいことが多く、
従って負荷電流の40係に相当する電流が制御回路中で
消費されてしまうことになる。もちろん、この消費′電
流を小さくするためには、抵抗8,4の抵抗値を上けれ
ばよいわけであるが、集積回路化する際に通常のシート
抵抗100〜200Ωの拡散抵抗を用いたとして抵抗8
,4の半導体チップ上に占める面積が多きくなるほか、
面抵抗の抵抗値の比を精度よく製作することが困難にな
り、この抵抗値比が所定の仙からずれると定電圧回路の
温度依存性がもちろん悪化する。このように従来技術に
おいては、回路の性能を維持しながら制御のための消費
電力を減少することが実際上困難である欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は上述の従来技術の欠点を解消して、制御回路部
の電力消費を少なくしても性能が悪化するおそれがなく
、かつ集積回路化した際にも製作が容易な定電圧回路を
得ることにある。
〔発明の要点〕
本発明によれば上記の目的は、冒頭記載の形式の定電圧
回路において、バンドギャップ電圧発生用の第1および
第2のトランジスタのベースに出力端子電圧の実際値を
表わす実際値電圧信号を与えるとともに該第1および第
2のトランジスタのエミッタ電流を受容する第1および
第2の抵抗を設けて該面抵抗の抵抗値を出力端子電圧の
温度依存性を補償するように選定し、該第1および第2
のトランジスタの内の一方によりパストランジスタのベ
ース電流を制御する電流制御トランジスタを制御するよ
うにすることによって達成される。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図を参照しながら詳細に説明する
。第2図は本発明の実施例回路を示すもので、第1図と
同じ部分には同じ符号が付されており、また第1図にお
いて鎖線で囲まれて示されていた制御回路部Aに対応す
る制御回路部Bが同様に鎖線で囲んで示されている。
第2図において、バンドギャップ・リファレンス効果を
得るだめの第1および第2のトランジスタはT1および
T2で示されておシ、この実施例ではトランジスタT1
のエミッタ面積の方がトランジスタT2のエミッタ面積
よりも狭く、例えば1/2程度に選ばれている。これら
のトランジスタTI 、T2には、図の上方に示された
カーレントミラー回路を構成する2個のトランジスタ1
1.12のそれぞれか(9) ら互いに値の等しい定[流It 、 I2が給される。
これらのカーレントミラー回路を構成するpnp トラ
ンジスタ11.12のエミッタは電流バランス用の抵抗
18.14を介して出力端子Cに接続されており、これ
らの抵抗18.14はカーレントミラートランジスタ1
1.1.8が本来もつ大きな等価抵抗とともに、第1お
よび第2のトランジスタTI 、T2への5111m供
給路中の高い等価抵抗を作り出している。なお、抵抗1
8.14とトランジスタ11.18とは、互いに同じ抵
抗値ないしは特性をもつものが必要であるが、抵抗18
.14は電流バランスを保つに必要なふつうは数にΩ程
度の抵抗値を有すればよいので高い精度を出すことがで
き、カーレントミラートランジスタ11.12とともに
製作上の困難がなくなる。また、良好な電流バランスを
さらに保証するために、図示のようにトランジスタ15
が公知の態様でこのカーレントミラー回路に付属して設
けられている。
前述の第1および第2のトランジスタTl、T2のエミ
ッタ回路には、図示のように第1および第2の抵抗R1
,R2がアースEとの間に挿入され、この(lO) 実施例では第1の抵抗R1には第1および第2のトラン
ジスタTI 、T2のエミッタ電流が共通に流れ、第2
の抵抗R2には第2のトランジスタT2のエミッタ電流
が流れるように接続されている。これらの抵抗R1,R
2の作用については後に詳述する。
さて、これらの第1および第2のトランジスタのベース
には、図ではその右方に示された出力端子C,E間に直
列挿入された2個の抵抗17.18からなる電圧分割回
路の分割電圧としての出力端子電圧を表わす実際値が図
示のように与えられる。もっとも、この電圧分割回路の
回路要素は抵抗に限らずダイオードであってもよい。さ
らに第1のトランジスタT1のコレクタは電流制御トラ
ンジスタTCのベースに接続されており、これによりパ
ストランジスタTpのベースから電流制御トランジスタ
TCのエミッタおよびコレクタを経てアース端子Eに流
れる制御電流Icが第1および第2のトランジスタTl
、T2のベースに与えられる実際値に応じて調整される
。なお、この制御電流路中にはレベルシフト素子として
ダイオード18が挿入されているが、制御原理上は考慮
しなくてもよい。また、パストランジスタTpに基礎ベ
ース電流を与える定電流源として電界効果トランジスタ
7が公知の態様で図示のように接続されており、この実
施例ではそのゲートには基準電位としてアース電位が与
えられている。この定電流源からの供給電流は出力端子
Cに流れる負荷電流ILが零であるときは、上述の制御
電流路を介してアースに流れるが、負荷電流があるとき
にはその負荷状況に応じた電流がパストランジスタTp
のベース中エミッタ、負荷りを経てアースEに流れる。
上述したような制御ループの動作は次のとおりでめる。
いま出力端子Cの電圧が規定値より若干上昇したとする
と、これに応じて抵抗17.18の相互接続点電位が上
昇し、第1のトランジスタT1のコレクタ電流11がよ
り多くそのベースに吸い込まれるようになり、これに伴
ってそのエミッタ電流が一定になるように電流制御トラ
ンジスタのエミッタからベース電流がよシ多く吸い込ま
れるので、電流制御トランジスタTCは定電流源7から
の電流をより多く流すようになシ、従ってパストランジ
スタTpのベース電流はその分だけ減少してそのコレク
タ・エミッタ間電圧降下を増大させ、出力端子Cの出力
電圧を減少させる。出力端子Cの電圧が規定値より若干
低下した場合は、上述の動作方向が逆になって出力端子
電圧を上昇させるように制御回路が動作する。以上の動
作を結論的に見れば、電圧分割回路の抵抗17.18の
相互接続点電位が第1および第2のトランジスタTI 
、T2ならびに第1および第2の抵抗R1,R2が作シ
出すバンドギャップ・リファレンス電圧に等しくなるよ
うに制御系が働き、それに応じて出力端子Cの電圧が定
値に保たれる。
つぎに第1および第2の抵抗R1,R2の役割シを第8
図を参照しながら説明する。同図は第2の実施例回路か
ら理解を容易にするよう要部のみを抽出したもので、前
述のカーレントミラートランジスタ11.12およびバ
ランス抵抗18.14からなる第1および第2のトラン
ジスタTl 、T2の定電流供給回路は単純化された等
測高抵抗8,4として描かれ(1B) ており、またw1流制御ループの構成も省かれていて第
1および第2のトランジスタTI 、T2のベースは第
1のトランジスタTlのコレクタ電位にあるものとして
示されている。まず、かかる等価回路においては、公知
の式から次式が成立することがわかる。
ただし、81.82はそれぞれ第1および第2のトラン
ジスタTI 、T2のエミッタ面積(82>Si) 、
R2は第2の抵抗R2のもつ抵抗値・vTはボルツマン
定数をに、絶対温度をTとして■T−に−Tで与えられ
る一址である。(1)式において、vTは使用温度Tで
決まる定数と見なせるから、定電流源8.4から第1お
よび第2のトランジスタTl 、T2に供給すべき電流
、すなわち制御回路の消費電流11十I2は、第1およ
び第2のトランジスタTI、T2のエミツタ面積比81
/S2と、第2の抵抗R2の抵抗値とで決まることにな
る。いま、前述の説明のように例えばエミツタ面積比を
81/82 = 1/2と選んだとし、第2の抵抗R2
の抵抗値を比較的低い抵抗値としてR2=1.8にΩと
した(14) とすると、11=I2=10μへすなわち制御回路部の
常時消費電流は20μAとなシ、前述の従来例の場合よ
り1桁以上小さくできることがわかる。
つぎに、この回路の温度依存性を補償するだめの条件に
ついて考える。この回路では上述の出力端子Cの笥1圧
を決定する第1のトランジスタのアースEに対するベー
ス電位をEBとすると、これは電流11+I2が流れる
第1の抵抗R1中の電圧降下と第1のトランジスタTI
のベース・エミッタ間電圧VBEとを加えたものにほか
ならないから、BB=VBE + (I 1+I 2 
)・R1(2)で表わされ、前の(1)式を考慮すると
、E B=V n g +2 ’ B ’ k @T 
@e n +となる。従って、その温度依存性は上式を
Tで微分して、 となるから、温度依存性を完全に補償する条件はである
。さて、この種トランジスタのベース・エミッタ間電圧
は室温においてVBE=0.7V程度であり、その温朋
依存性は、 (VBE)= −2mV/ 0K T 程度であるから、的の82/51=2. R2=1.8
にΩの条件で(8)式を満足する第1の抵抗R1の抵抗
値はR,1=80にΩとなり、ちょうど集積回路内に作
り込める抵抗値に納まる。
以上が本発明によ多温度依存性を完全に補償しながら制
御回路の消費電流を大幅に圧縮できる原理であるが、こ
の実施例におけるように第1の抵抗R1に第1および第
2のトランジスタTl、T2の合計電流が流れ、第2抵
抗R2に第2のトランジスタT2の電流が流れるように
常に回路を構成する必要は必ずしもない。回路構成が異
なれば、(8)式の温度依存性の補償条件は異なっては
くるが、第1および第2の抵抗R1,R2に第1および
第2のトランジスタの電流が流れるように構成すれば、
同様にエミツタ面積比と回路定数を適宜選択することに
より温度依存性を補償することができる。また、第1お
よび第2のトランジスタTI、T2に常に均等な電流を
供給する要がないことももちろんである。
つぎに、電流制御トランジスタTCの好ましい態様につ
いて説明する。第2図に帰って第1のトランジスタT1
には電流制御トランジスタTCのベース電流が流入する
から、このベース電流値が余り大きいと前述の(2)式
の11にこのベース電流を加える要があり、(8)式の
条件が変わってくることになり、かつ出力端子を流れる
負荷電流ILの大小によってこの条件が左右されること
になる。従って電流制御トランジスタのベース電流が小
、すなわちその増幅率が犬であることが望ましいことが
わかる。
さらに精密にいえば、定電流源7も高抵抗性とはいえ有
限の抵抗値をもつから、電源端子Bの電圧が非常に高く
なるとその定電流値が増加することは避けられず、これ
に応じて電流制御トランジスタのベース電流もその増幅
率に応じて若干増加するから、やはシ前の(8)式の条
件から少し狂って来ることになる。このように電源電圧
への依存性を少なくする上でも、電流制御トランジスタ
TCの増幅率は大であることが望ましい。第4図は電流
側(17) 御トランジスタTCをダーリントン方式の2段複合構成
にして増幅率を増加させた態様を例示するもので、同図
(a)は2段のトランジスタTCI、TC2のコレクタ
を共通接続した例を、同図(b)は2段のトランジスタ
TC8、Te3を完全縦続接続した例を示す。
この複合化トランジスタの集積回路化にあたっては、第
4図(、)の例ではTCIを横形pnp)ランジスタに
、 Te3を横形npn )ランジスタとするのがよく
、第4図(b)の例ではTe3.Te3の双方を縦形の
pnpトランジスタとするのがよい。
複合化トランジスタの効果を数値的に説明するとつぎの
とおシである。定電流源7の供給定電流値を50μNと
し、出力端子Cに負荷電流ILが流れないときを考える
と、この定電流値はすべて電流制御トランジスタTC’
に流れるから、その増幅率を仮に10程度に低いものと
仮定すると、そのベース電流は4.5μ八へ度となシ、
これが前述の11=10μAに加わって14.5μ人に
増加させて(8)式の条件を大きく狂わせる。もちろん
、この時に(8)式が成立するように回路定数を選ぶこ
とはできるが、これでは出力端(18) 子Cに大きな負荷電流が流れたときには、定電流源7か
らの50μNの供給定電流は大力パストランジスタTp
のベース電流として流れることになるので、再び(8)
式の条件が狂ってしまう。電源電圧への依存性について
も同様であって、定電流源7がIMO程度の等測高イン
ピーダンスを有するとして、電源端子Bの′電圧が5V
のとき、電源制御トランジスタTCのベース電流が4μ
八へ度に納まっていたとしても、なんらかの原因で電源
電圧がかりに20Vにまで上がったとすると、ベース電
流は7μN程度になって、第1の抵抗R1の電圧降下が
これに応じて増加して(8)式からの外れが大きくなる
。しかし、電流制御トランジスタの増幅率が100ある
とすると、前述のベース電流は0.4μA程度となって
、(8)式の条件はほとんど影4111を受けない。第
4図(b)のように高増幅率接続すると、この桃縦形p
np トランジスタは各段が50程度の増幅率をもつか
ら、総合増幅率は2500程度にまで上が9、定電流源
7からの供給電流が50μAであっても、電流制御トラ
ンジスタTCのベース電流は20nAですみ、(8)式
の条件が狂う心配は皆無となる。
つぎにレベルシフト素子としてのダイオード18の役割
りについて説明する。これは電流制御トランジスタTC
のベース電位を回路の動作上必要な値に置くためのもの
でろって、この雷、位をECとすると容易にわかるよう
に前述の第1のトランジスタのベース電位EBよりは高
く、カーレントミラートランジスタ11.12のベース
電流よりは低いことが必要である。これを式で表わすと
、 EB<EC<VO−R18・IIB である。ただし、■0は出力端子Cの電圧、R18はバ
ランス抵抗18の抵抗値、工18はカーレントミラート
ランジスタ11のエミッタ電流(中It)である。
ダイオード18はその順方向電圧降下により、パストラ
ンジスタTpのベース電位(実用上はぼvOに等しい)
に対して電流制御トランジスタTCのベース電位を上式
を満足するように定める。もちろん、このトランジスタ
TCのベース電位を定める手段としては、ダイオード1
8を制御電流路に直列挿入する以外に種々の公知の手段
をとることができる。
なお、第4図(b)に示すような複合化トランジスタ構
造を用いた場合には、このレベルシフト素子を用いる必
要は実際上なくなる。すなわち、このような縦続接続ト
ランジスタでは同図(a)の例と異なり、その初段のト
ランジスタTC8のベースとパストランジスタTpのベ
ースに接続される2段目のトランジスタTC4のエミッ
タとの間には、2段のベース・エミッタ間電圧が介在し
ており、1段あたり約0.6■のベース嗜エミッタ間電
圧として計1.2vの電位差が生じ、ちょうど上式の制
限条件内に初段トランジスタTC8のベース電位が定ま
るからである。これを別の観点から見ると2段目のトラ
ンジスタテC4ノヘース・エミッタ間がレベルシフトダ
イオード18の役目を果していることになり、この意味
で2段目のトランジスタTC4は電流増幅率を増大させ
る役目とレベルシフト素子としての二重の役目を果して
いるわけである。
前述のように電流制御トランジスタTCの増幅率を高く
することが望ましいが、反面そのベース電流が僅少にな
ると回路の動作安定性が低くなリノ(21) イズ等の影響を受けやすくなる。しかし、この点は第2
図に示すように電流制御トランジスタTCのベースに小
容量のコンデンサ16を付することによシ比較的簡単に
改善をすることができる。この安定化用コンデンサ16
はもちろん回路の動特性を改善するためのものでおって
、前述のような回路の静的な制御性能になんらの悪影響
をも及ぼすものではない。
以上説明したような本発明回路においては、バンドギャ
ップリファレンス回路の消費電流が従来技術によるよシ
も本質的に少ない。にI述の実施例に挙げた数値から見
てもわかるように、この回路部分に要する消費電流は2
0/’A程度ですむ。これに比べて定電流源7が供給す
る電流は50μA程度であり、かなフ多いように思える
かも知れないが、この供給定電流が純な消費電流になる
のは負荷電流が零である場合のみであって、通常の負荷
電流条件ではこの大部分は負荷への供給電流の一部とし
て有効に使用される。また、この無負荷状態での消費電
流を軽減するためには、適当な公知のスイ(22) ッチ手段を用いれば実質上塔にすることも可能である。
さらには、電源電圧の実際値を検出するための電圧分割
回路に若干の消費電流が必要であるが、抵抗値を高く選
ぶことによシ減少させることができ、またダイオード分
割ないしはダイオードと抵抗とを併用した分割方式をと
ることによりさらに減少させることができる。本発明回
路を採用した8■給宵の集積化された定電圧回路例にお
いては、電圧分割用に製作容易なシート抵抗を用いた拡
散抵抗を採用した場合でかつ負荷が零の最悪の条件下で
も、消費電流はほぼ100μ八程度でるる。
〔発明の効果〕
以上の説明かられかるとおり、本発明によれば出力端子
の電圧変動率が少ない電流制御方式の利点と出力電圧の
温度依存性を理論上平とすることができるバンドキャッ
プ・リファレンス方式の利点とを守りながら、制御回路
に必要な消費電流を従来回路に較べて数分の−に減少さ
せることが可能になる。また、本発明回路を集積化する
に当っては、トランジスタなどの機能回路素子や抵抗類
もむりなく容易に製作することができる。とくに抵抗と
しては原理上高抵抗値のものを用いる必要がないので、
製作上再現性のよいシート抵抗を有する拡散抵抗を採用
することができ、抵抗値のばらつきを少なくできかつそ
のチップ中に占める面積を大きくとる必要がないO製作
上抵抗値の比を厳密に制御すべき抵抗対、例えば第1お
よび第2の抵抗、カーレントミラー回路に付属の抵抗対
さらには抵抗分割を採用した場合の電圧分割用抵抗対は
、回路図から見て容易にわかるようにすべて互いに近接
したチップ内の位置に配置をすることができるので、高
い抵抗比精度で作り込むことができ、生産管理上の大き
な利益が得られる。さらには、これらの抵抗対の機能の
異なるものは相互に離して配置しても、回路性能に影響
を与えな〆硲、回路素子のチップ内配置に当って大きな
自由間が許される利便もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術による定電圧回路例を示す回路図、第
2図は本発明による定電圧回路の実施例を示す回路図、
第8図は第1および第2の抵抗の役目を説明するための
第2図の実施例回路内の要部を抽出した要部回路図、第
4図は本発明回路内の電流制御トランジスタの好ましい
態様を示す該トランジスタの構成回路図である。図にお
いて、11.12 :出力端子電圧の実際値を作る電圧
分割回路の分割抵抗、B;電源端子、C:出力端子、E
:アース端子、′FL1:第1の抵抗、R2:第2の抵
抗、T1;第1のトランジスタ、T2;第2のトランジ
スタ、TCS ’直流制御トランジスタ、Te1〜’I
’C2S複合化された電流制御トランジスタを構成する
各段のトランジスタ、’rp :パストランジスタ、で
あるOlnc) 特開昭GO−191319(8) (G) (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)出力電圧の実際値に基づき電流制御されるパストラ
    ンジスタによ如電源端子から出力端子に至る主回路中の
    電圧降下を調整して出力端子電圧を定値に保つとともに
    、バンドギャップ電圧を利用して出力端子電圧の温度依
    存性を補償するようにしたものにおいて、バンドギャッ
    プ電圧発生用の第1および第2のトランジスタのベース
    に出力端子電圧の実際値を表わす実際値電圧信号を与え
    るとともに該第1および第2のトランジスタのエミッタ
    電流を受容する第1および第2の抵抗を設けて該両抵抗
    の抵抗値を出力端子電圧の温度依存性を補償するように
    選定し、該第1および第2のトランジスタの内の一方に
    よりパストランジスタのベース電流を制御する電流制御
    トランジスタを制御するようにしたことを特徴とする定
    電圧回路。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、第1の
    抵抗が第1および第2のトランジスタのエミッタ電流を
    受容し、第2の抵抗が第2のトランジスタのエミッタ電
    流を受容するようにしたことを%徴とする定電圧回路。 8)特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、第1の
    トランジスタが電流制御トランジスタを制御することを
    特徴とする定電圧回路。 4)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、第1お
    よび第2のトランジスタが互いに異なるエミッタ面積を
    有することを特徴とする定電圧回路。 5)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、電流制
    御トランジスタが複合化トランジスタとして構成された
    ことを特徴とする定電圧回路。 6)特許請求の範囲第5項記載のものにおいて、電流制
    御トランジスタがコレクタを共通接続された複合化トラ
    ンジスタであることを特徴とする定電圧回路。 ?)%許請求の範囲第5項記載のものにおいて、電流制
    御トランジスタがエミッタベース間電圧が相加するよう
    複数個のトランジスタを縦列接続した複合化トランジス
    タであり、該電流制御トランジスタのベース電位がその
    エミッタ回路に挿入されたレベルシフト素子により調整
    逼れることを特徴とする定電圧回路。 8) *許請求の範囲第7項記載のものにおいて、レベ
    ルシフト素子がダイオードであることを特徴とする定電
    圧回路。 9)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、第1お
    よび第2のトランジスタがカーレントミラー回路を構成
    する第8および第4のトランジスタにより互いに均等な
    電流をそれぞれ給電されることを特徴とする定電圧回路
    。 10)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、電流
    制御トランジスタがそのベースに接続されたコンデンサ
    にエリ動作を安定化されることを%徴とする定電圧回路
    。 11)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、パス
    トランジスタがnpn トランジスタでめり、電流制御
    トランジスタがpnp トランジスタであり、第1およ
    び第2のトランジスタがそれぞれnpn )ランジスタ
    であることを特徴とする定電圧回路。 12、特許請求の範囲第11項記載のものにおいて、ト
    ランジスタならびに第1および第2の抵抗が1チツグ内
    に集積化されることを%徴とする定電圧回路。
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