JPS6019108Y2 - 伸縮ブ−ム装置におけるブ−ム先端への給油装置 - Google Patents
伸縮ブ−ム装置におけるブ−ム先端への給油装置Info
- Publication number
- JPS6019108Y2 JPS6019108Y2 JP1976178227U JP17822776U JPS6019108Y2 JP S6019108 Y2 JPS6019108 Y2 JP S6019108Y2 JP 1976178227 U JP1976178227 U JP 1976178227U JP 17822776 U JP17822776 U JP 17822776U JP S6019108 Y2 JPS6019108 Y2 JP S6019108Y2
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- support member
- hydraulic
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は伸縮ブーム装置に内装した油圧ホースを伸縮ブ
ーム装置の伸縮運動に関係なく常に一定の張りを保ちつ
つ伸縮ブームの先端に取り付けた油圧シリンダへ油圧ポ
ンプからの作動油を給油し、伸縮ブーム先端の屈折ブー
ム又は作業台などを作動することができるようにした伸
縮ブーム装置におけるブーム先端への給油装置に関する
ものである。
ーム装置の伸縮運動に関係なく常に一定の張りを保ちつ
つ伸縮ブームの先端に取り付けた油圧シリンダへ油圧ポ
ンプからの作動油を給油し、伸縮ブーム先端の屈折ブー
ム又は作業台などを作動することができるようにした伸
縮ブーム装置におけるブーム先端への給油装置に関する
ものである。
従来、この種の装置としては、実公昭50−21763
号に示されている如く、中間ブーム外筒7外側壁全長に
保持枠18を装設しその保持枠18内をホース28及び
ワイヤ22を掛は渡す滑車26.24が摺動するという
構造になっている。
号に示されている如く、中間ブーム外筒7外側壁全長に
保持枠18を装設しその保持枠18内をホース28及び
ワイヤ22を掛は渡す滑車26.24が摺動するという
構造になっている。
そのため、前記保持枠18が中間ブーム外筒7の外側壁
より突出しているので、見苦しいばかりでなく、原価が
高くなるという問題があった。
より突出しているので、見苦しいばかりでなく、原価が
高くなるという問題があった。
本考案は上記欠点を解消したもので、以下実施例を図面
について説明する。
について説明する。
1は伸縮ブームを示し、この伸縮ブーム1は基部ブーム
2と基部ブーム2内に嵌合し、適宜油圧シリンダ(図示
せず)により摺動される先部ブーム3とで構成されてい
る4は前記先部ブーム3の先端に軸支して回動自在とな
る屈折ブームで、この屈折ブーム4は先部ブーム3の先
端部と屈折ブーム4の基端部間に連着した油圧シリンダ
5により作動されるようになっている。
2と基部ブーム2内に嵌合し、適宜油圧シリンダ(図示
せず)により摺動される先部ブーム3とで構成されてい
る4は前記先部ブーム3の先端に軸支して回動自在とな
る屈折ブームで、この屈折ブーム4は先部ブーム3の先
端部と屈折ブーム4の基端部間に連着した油圧シリンダ
5により作動されるようになっている。
前記伸縮ブーム1においては、基部ブーム2内の先端上
下四隅と先部ブーム3の基端上下四角とに基部ブーム2
に対して先部ブーム3を滑動させるスライド片6゜6′
、6″ 6 ntを取付けてあり、これにより基部ブー
ム2の水平底面2′と先部ブーム3の水平底面3′との
対向面間に適宜大きさの間隙部7を形成する。
下四隅と先部ブーム3の基端上下四角とに基部ブーム2
に対して先部ブーム3を滑動させるスライド片6゜6′
、6″ 6 ntを取付けてあり、これにより基部ブー
ム2の水平底面2′と先部ブーム3の水平底面3′との
対向面間に適宜大きさの間隙部7を形成する。
前記間隙部7内には基部ブーム2の水平底面2′上を基
部ブーム2の左右垂直面にガイドされてブーム長手方向
に移動できる移動部材8が設けられ、この移動部材8上
にはブーム長手方向に前後して一対のホース支持部材9
,10が取り付けられるとともにワイヤ支持部材11が
取り付けられている。
部ブーム2の左右垂直面にガイドされてブーム長手方向
に移動できる移動部材8が設けられ、この移動部材8上
にはブーム長手方向に前後して一対のホース支持部材9
,10が取り付けられるとともにワイヤ支持部材11が
取り付けられている。
前記一対のホース支持部材9,10には基部ブーム2の
基部側に各々一端を固定し、その他端を先部ブーム3の
基端に固定13した一対の油圧ホース14.15の屈曲
部が掛渡され、又前記ワイヤ支持部材11には基部ブー
ム2の先端に一端を固定16し、その他端を先部ブーム
3の先部側に固定17したワイヤ18の屈曲部が掛渡さ
れていて先部ブーム3の伸縮に関連して前記移動部材8
が移動できる如くなる。
基部側に各々一端を固定し、その他端を先部ブーム3の
基端に固定13した一対の油圧ホース14.15の屈曲
部が掛渡され、又前記ワイヤ支持部材11には基部ブー
ム2の先端に一端を固定16し、その他端を先部ブーム
3の先部側に固定17したワイヤ18の屈曲部が掛渡さ
れていて先部ブーム3の伸縮に関連して前記移動部材8
が移動できる如くなる。
前記一対の油圧ホース14.15の一端は基部ブーム2
に沿設した配管19.20を介して油圧ポンプ21に連
絡し、前記一対の油圧ホース14.15の他端は先部ブ
ーム3に沿設した配管22.23を介して前記先部ブー
ム3先端の油圧シリンダ5に連絡しである。
に沿設した配管19.20を介して油圧ポンプ21に連
絡し、前記一対の油圧ホース14.15の他端は先部ブ
ーム3に沿設した配管22.23を介して前記先部ブー
ム3先端の油圧シリンダ5に連絡しである。
尚、24はオイルタンクである。
本考案は以上の構成で、金弟1図の格納状態より油圧シ
リンダ(図示せず)を作動させると先部ブーム3は伸長
する。
リンダ(図示せず)を作動させると先部ブーム3は伸長
する。
このとき、先部ブーム3に固定したワイヤ18の一端が
前方に引張られるため、ホース支持部材11を取り付け
た移動部材8は基部ブーム2の左右垂直面にガイドされ
て先部ブーム3の移動量に対してIn量移動する。
前方に引張られるため、ホース支持部材11を取り付け
た移動部材8は基部ブーム2の左右垂直面にガイドされ
て先部ブーム3の移動量に対してIn量移動する。
一方、油圧ホース14.15の一端が固定されている先
部ブーム3の移動により油圧ホース14.15は弛み始
めるが、前記したようにホース支持部材9,10を取り
付けた移動部材8が前方に移動することにより補正され
、油圧ホース14.15は先部ブーム3の移動量とは関
係なく足長に保持される。
部ブーム3の移動により油圧ホース14.15は弛み始
めるが、前記したようにホース支持部材9,10を取り
付けた移動部材8が前方に移動することにより補正され
、油圧ホース14.15は先部ブーム3の移動量とは関
係なく足長に保持される。
従って油圧ポンプ21からの作動油は配管19定長に保
持された油圧ホース14、及び配管22を通って先部ブ
ーム3先端の油圧シリンダ5に給油し油圧シリンダ5か
らの排油は配管23、定長に保持された油圧ホース15
及び配管20を通ってオイルタンク24に帰油される。
持された油圧ホース14、及び配管22を通って先部ブ
ーム3先端の油圧シリンダ5に給油し油圧シリンダ5か
らの排油は配管23、定長に保持された油圧ホース15
及び配管20を通ってオイルタンク24に帰油される。
これにより油圧シリンダ5は作動し、屈折ブーム4を回
動させることができる。
動させることができる。
先部ブーム3を縮少させる場合には前記とは逆に油圧ホ
ース14.15により移動部材8を後方に引張るため、
先部ブーム3の縮りに追従して移動する。
ース14.15により移動部材8を後方に引張るため、
先部ブーム3の縮りに追従して移動する。
尚、前記実施例では先部ブームに屈折ブームを軸支した
構造であるが、先部ブームに作業台を軸支し、この作業
台を先部ブームと作業台間に取り付けた油圧シリンダに
よりコントロールするようにしてもよい。
構造であるが、先部ブームに作業台を軸支し、この作業
台を先部ブームと作業台間に取り付けた油圧シリンダに
よりコントロールするようにしてもよい。
本考案は以上の如くで、基部ブーム内の先端角部及び先
部ブームの基端角部に先部ブームを滑動させる左右一対
のスライド片を設けて基部ブームの水平面と先部ブーム
水平面との対向面間に間隙部を形成し、この間隙部内に
ホース支持部材とワイヤ支持部材とを取り付けた移動部
材を内装し、前記ワイヤ支持部材には基部ブーム及び先
部ブームの基部側に各端を固定した油圧ホースを掛渡し
、前記ワイヤ支持部材には基部ブーム及び先部ブームの
先部側に各端を固定したワイヤを掛渡しすることにより
、先部ブームの伸縮運動とは関係なく常に油圧ホースを
定長に保持することができ、これにより油圧ホースが途
中座折することもなく、作動油をブーム先端へ無理なく
送ることができ、油圧ホースの寿命を非常に長くさせる
ことができる。
部ブームの基端角部に先部ブームを滑動させる左右一対
のスライド片を設けて基部ブームの水平面と先部ブーム
水平面との対向面間に間隙部を形成し、この間隙部内に
ホース支持部材とワイヤ支持部材とを取り付けた移動部
材を内装し、前記ワイヤ支持部材には基部ブーム及び先
部ブームの基部側に各端を固定した油圧ホースを掛渡し
、前記ワイヤ支持部材には基部ブーム及び先部ブームの
先部側に各端を固定したワイヤを掛渡しすることにより
、先部ブームの伸縮運動とは関係なく常に油圧ホースを
定長に保持することができ、これにより油圧ホースが途
中座折することもなく、作動油をブーム先端へ無理なく
送ることができ、油圧ホースの寿命を非常に長くさせる
ことができる。
さらに前記移動部材は死空間に嵌装されるとともに基部
ブームの左右垂直面にガイドされて移動するものである
ため°、特別に移動部材用のレールを設ける必要もなく
、構造が非常に簡単となる。
ブームの左右垂直面にガイドされて移動するものである
ため°、特別に移動部材用のレールを設ける必要もなく
、構造が非常に簡単となる。
第1図及び第2図は本考案装置を示す伸縮ブームの平面
図、第3図は伸縮ブームの側面図、第4図は第1図のA
−A断面拡大図である。 図中において1は伸縮ブーム、2は基部ブーム、3は先
部ブーム、6,6′はスライド片、7は間隙部、8は移
動部材、9,10はホース支持部材、11はワイヤ支持
部材、14.15は油圧ホース、18はワイヤ、21は
油圧ポンプ、22.23は配管である。
図、第3図は伸縮ブームの側面図、第4図は第1図のA
−A断面拡大図である。 図中において1は伸縮ブーム、2は基部ブーム、3は先
部ブーム、6,6′はスライド片、7は間隙部、8は移
動部材、9,10はホース支持部材、11はワイヤ支持
部材、14.15は油圧ホース、18はワイヤ、21は
油圧ポンプ、22.23は配管である。
Claims (1)
- 基部ブームと基部ブーム内に摺動自在に嵌合する先部ブ
ームとで構成した伸縮ブーム装置において、前記基部ブ
ーム内の角部には前記先部ブームを滑動させる左右一対
のスライド片を設けて基部ブームの水平面と先部ブーム
の水平面との対向面間に間隙部を形成し、該間隙部内に
は前記基部ブームの左右垂直面にガイドされてブーム長
手方向に移動できる移動部材を内装し、該移動部材上に
はブーム長手方向に前後してホース支持部材とワイヤ支
持部材とをそれぞれ取付け、前記ホース支持部材には基
部ブーム及び先部ブームの各基端部にそれぞれ固定した
一対の油圧ホースの屈曲部を掛渡し、前記ワイヤ支持部
材には基部ブーム及び先部ブームの先端部にそれぞれ固
定したワイヤの屈曲部を掛渡し、さらに前記一対の油圧
ホースの各々の一端は油圧ポンプ側に連絡し、その他端
は前記先部ブームに沿設した油圧配管に接続してなる伸
縮ブーム装置におけるブーム先端への給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976178227U JPS6019108Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 伸縮ブ−ム装置におけるブ−ム先端への給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976178227U JPS6019108Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 伸縮ブ−ム装置におけるブ−ム先端への給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5393867U JPS5393867U (ja) | 1978-07-31 |
JPS6019108Y2 true JPS6019108Y2 (ja) | 1985-06-08 |
Family
ID=28785459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976178227U Expired JPS6019108Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 伸縮ブ−ム装置におけるブ−ム先端への給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019108Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4883547A (ja) * | 1972-02-16 | 1973-11-07 | ||
JPS5021763U (ja) * | 1973-06-20 | 1975-03-12 |
-
1976
- 1976-12-28 JP JP1976178227U patent/JPS6019108Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4883547A (ja) * | 1972-02-16 | 1973-11-07 | ||
JPS5021763U (ja) * | 1973-06-20 | 1975-03-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5393867U (ja) | 1978-07-31 |
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