JPS6019095A

JPS6019095A - オキシデ−シヨンデイツチ用曝気装置

Info

Publication number: JPS6019095A
Application number: JP58129174A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Horii; 安雄堀井
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1983-07-14
Filing date: 1983-07-14
Publication date: 1985-01-31
Also published as: JPS6127119B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はオキシデルジョンディッチ用曝気装置に関する
。

流入排水を曝気させた後これを沈殿池へ流下させるオキ
シデーションディッチにおいて、曝気装置の一種として
、回転軸の円囲に多数の羽根体を取付けて成るロータを
有し、羽根体の高さ位置を一定としてこの羽根体の下端
部を水面下に設定し、羽根体の回転により曝気および攪
拌を行なうものがある。ところが、このような曝気装置
を有するオキシデーションディッチでは、流入排水量の
日間変動によりディッチ内の水位が変動した場合には、
過曝気状態等が発生して適正な曝気が行なわれなくなる
おそれがあり、極端な場合にはロータが空転したり、水
没したりするという問題がある。

また、施設設置直後の初期段階にあっては、処理能力に
対し僅かな量の排水しか流入しないことが一般的であり
、この場合もディッチ内の水位を規定位置から下げて、
ディッチ槽容量を低減した方が、攪拌用の必要動力が下
がって、省エネルギー的運転ができる。逆に水位を同定
すると、必要以上の動力を、攪拌面でディッチ槽へ投入
しなければならないという問題がある。

そこで本発明は、ディッチ内の水位変化にロータ位置を
追従させることが可能なオキシデーションディッチ用曝
気装置を得ることを目的とするものである。

この目的を達成するため本発明は、ディッチ水路内に浮
体を設け、この浮体に、回転軸の周囲に多数の羽根体を
取付けてなり、水位に対応して口二夕を上下移動される
機構を設けたものである。

したがって、ディッチ内の水位の上下に従ってロータを
昇降させることができ、ロータの浸水深さを常に適正な
一定の値とすることができるため、水位の変化にかかわ
らず酸素供給量が一定となり、必要酸素量に見合う酸素
量が供給できるため、過曝気や、Ｄｏ不足を招くことも
なく、良好な処理を施すことが可能となる。

以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図〜第４図において、（１）はディッチ水路であり
、被処理排水（２）が流入されている。ディッチ水路（
すの両側部には、対向する一対の凹部（８ａ）（８ｂ）
が設けられており、この四部（８ａ）（８ｂ）を案内と
して本発明による曝気装置（４）が配置されている。

本曝気装置（４）において、（５ａＸ５ｂ）は各四部（
８ａ）（８ｂ）内に配置された一対の浮体であり、ブリ
ッジ（６）により互いに一体接続されている。両浮体（
５ａ）（５ｂ）間には、ターンバックル（７）を有する
傾き防止用連結ロンド（８Ａ）（８Ｂ）がわたされてお
り、また、水流（９）に対して上流側の岸部（１０ａ）
（１０ｂ）と浮体（５ａ）（５ｂ）との間には、この水
流（９）にょる浮体（５ａ）（５ｂ）の移動を防止する
ためのガイドバー（１１ａχ１１１））がわたされてい
る。なお（６）は凹部（８ａ）（８ｂ）の下流側の端Ｗ
　（１８ａ）（ｌｌｂ）と、側壁（ｔ４ａ）（ｘ４ｂ）
の下流端とに設けられたストッパであり、ゴム材等から
なり、端壁（１８ａ）（１（ｂ）および側壁（１４ａ）
（１４ｂ）と浮体（５ａ）（５ｂ）との接触を防止して
いる。浮体（５ω（５ｂ）にはバラストタンク０１１９
が付設され、バラストの増減によりロータ（後述）のバ
ランス調整を行なっている。バラストは一般には細砂を
使用するが、水等の液体を使用してバラスト調整ポンプ
による微調整、自動調整も可能である。

ブリッジ（６）には一対のブラケット（１６ａ）（１’
６ｂ）が垂下され、各ブラケット（ｘｓ、ａ）（ｔ６ｂ
）には軸受（１７ａ）（１７ｂ）が取り付けられている
。θ樽は軸受（１７ａχ１７ｂ）に支持された回転軸Ｏ
Ｉを有するロータであり、この回転Ｉｉｌ！ｌＯすと、
この回転軸０１に軸心方向適当間隔おきに外嵌固着され
た複数の鏡板（１）と、隣接する各鏡板に）間にわたっ
て周方向適当間隔おきに固着された複数の支持杆（ハ）
と、これら各支持杆Ｑ◇に長手方向適当間隔おきに固着
された多数の板状の羽根板（ホ）とから構成されている
。各支持杆３υは、回転軸Ｑｌに対して同一方向にねじ
れた状態でそれぞれ配置されている。なお、に）はロー
タ（至）の両端部における環状の水切板である。

回転軸Ｑｌの同軸上における浮体（５ａ宸のブリッジ（
６）内には、ロータ（ハ）を回転させるためのモータ（
ハ）が設けられており、チェーンカップリング（２）を
介して回転軸θ呻に接続されている。また、に）は水面
上においてロータ０卸を覆うカバーであり、ブリッジ（
６）に取り付けられており、ロータｏ呻の回転に伴う被
処理排水（２）の飛散を防止している。

上記構成によれば、前述のようにバラストを調節するこ
とにより、羽根板に）の回転経路の下端部を被処理排水
（２）の水面下に設定し、ロータＯ樟の浸水深さを所要
適正値とする０とができる。この状態でロータ（ト）を
回転させれば、曝気と、水流（９）の発生による攪拌と
が行なわれ、被処理排水（２）が処理されることになる
。いま、前述の理由等により水位が変化した場合には、
これにともなって浮体（５ａ）（ｒ＋ｂ）が上下し、ロ
ータ０→の浸水深さが常に上記所要適正値に維持される
ことになって、常に良好な曝気、攪拌状態が得られる。

また、モータ（ハ）の負荷変動も小さく抑えることが可
能となる。

以上述べたように本発明によると、ディッチ内の水位の
上下に従ってロータを昇降させることができ、ロータの
浸水深さを常に適正な一定の値とすることができるため
、水位の変化にかかわらず良好な処理を施すことが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は全体斜視図、
第２図は平面図、第８図は一部切欠正面図、第４図は要
部の側面図である。（１）・・・ディッチ水路、（２）・・・被処理排水、
（８ａ）（８ｂ）・・・凹部、（５ａ）（５ｂ）・・・
浮体、（６）用ブリッジ、αト・・バラストタンク、０
→・・・ロータ、Ｏ燵・・・回転軸、に）・−・羽根板代理人森本義弘

Claims

【特許請求の範囲】

１、　ディッチ水路内に浮体を設け、この浮体に、回転
軸の周囲に多数の羽根体を取付けてなり、水位の上下に
対応してロー多位置を上下移動させる機構を設けたこと
を特徴とするオキシデージダンディッチ用曝気装置。