JPS6019094Y2 - 手動エレベ−タ - Google Patents

手動エレベ−タ

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JPS6019094Y2
JPS6019094Y2 JP1392880U JP1392880U JPS6019094Y2 JP S6019094 Y2 JPS6019094 Y2 JP S6019094Y2 JP 1392880 U JP1392880 U JP 1392880U JP 1392880 U JP1392880 U JP 1392880U JP S6019094 Y2 JPS6019094 Y2 JP S6019094Y2
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JP
Japan
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cage
clutch
gear mechanism
floor
rotating shaft
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JP1392880U
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JPS56116027U (ja
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信吉 石川
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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は階段の昇降を自刃で行なうことのできない車椅
子使用の身体障害者用として好適な個人住宅用の手動エ
レベータに係る。
一般の個人住宅では車椅子使用の身体障害者にとって、
1階から2階へ、又2階から1階への昇降は、自刃では
到底行なうことができず、介護者を必要とするも、介護
者には大変な労力を強いることとなっているのが現状で
ある。
これを解消すべく階段の側部に簡易エレベータを取付け
たものがある。
この簡易エレベータは階段の側部に敷設した案内レール
に椅子を装着しておき、この椅子を案内レールに沿って
電動により昇降させるものである。
しかしながら、この簡易エレベータを利用する場合には
車椅子から乗り換えねばならず、身体障害者にとって大
変な労力を強いられことになり又必要に応じて介護者の
介添えも要し、しかも2階に別の車椅子を用意しておく
必要がある等の問題を有していた。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、介護者を要す
ることなくかつ車椅子を使用したまま自刃で昇降し得、
しかも構成簡易で取付けも容易な手動エレベータを提供
せんとするものである。
以下本考案に係る手動エレベータの一実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図及び第2図において、1は1階IFから2階fへ
通ずる乗降口3.4を有して、この乗降口3,4にはド
ア5゜6を設けられた昇降室である。
このドアー5,6は、回動させる方式のものよりはむし
ろ周壁2に沿って引込ませる方式のものが身体障害者A
にとって乗降が容易である。
昇降室1内の2階I最上部、例えば前記周壁2やスラブ
又は粱等にロープシープ7を回転自在にに軸支し、この
ロープシープ7にワイヤロープ8を掛け、かつワイヤー
ロープ8の一端には前面開口のケージ9を、又他端には
おもり10を懸吊させる。
この場合、おもり10は身体障害者Aが車椅子11のま
まで乗った時の籠9と釣合いが取れるような重量のもの
を使用し、かつ適宜釣合いを調整可能におもりを付加し
、又不要量のみを取り外しできるようになっている。
さらに籠9の床下におもり収納箱33を形威しておき、
この床下におもり収納箱33内に適宜おもりを出入れし
乗り籠9とおもり10との釣合いを調整する。
又前記籠9の前面開口部には安全性の点からドアーを設
けてもよいことはもとよりである。
この籠9は図示しないが周壁2内面に若しくは周壁2内
面に付設した案内レールに係合する案内ローラを有して
、その昇降時にがたつくことなく案内されるようになっ
ており、かつ1階IE及び2階Iの所定位置に達すると
前記周壁2に設けたストッパーと当接して乗降可能に位
置決めするようになっている。
さらに乗降に際して前記ドア5,6を開閉すると、籠9
内の照明灯が点灯するようにしておく。
昇降機構12は第1図及び第2図に示す如く昇降室1内
において、その昇降方向にみぞ型#A13を立設させて
おき、このみぞ型鋼13の外面にラック14を付設して
おく。
一方、前記ケージ9の側壁には第3図及び第4図に示す
如く外面に略枠状のフレーム15が固設された基板16
を取り付け、かつこのフレーム15と基板16との間に
前記ラック14を貫通させておき、このラック14と噛
合するピニオン歯車17を前記フレーム15と基板16
との間に配して軸支する。
このピニオン歯車17の回転軸18は前記ケージ9内に
臨ませておき、その端部に手回しバンドル19が取り付
けられている。
手回しバンドル19は身体障害者Aが籠9内に乗降する
場合において邪魔にならないように前記回転軸18に折
り畳み収納できるものを使用するとよい。
又前記フレーム15にはピニオン歯車17に対向位置さ
せてみぞ型鋼13を挾持する如く適数の案内ローラ32
を回転自在に軸支する。
この案内ローラ32はみぞ型鋼13に接して籠9の昇降
を案内するもので、ラック14とピニオン歯車17とを
良好に噛合させる機能をも有している。
さらに前記フレーム15と基板16とにはクラッチ歯車
機構20.21を回転自在に軸支する。
このクラッチ歯車機構20.21はクラッチ係合部20
a、21aと歯車部20b、21bとからなって、この
歯車部20b、21bが一方の回転方向に対して、クラ
ッチ係合部20a、21aにより夫々の回転軸22.2
3と共に回転し、又他方の回転方向に対しては単に空転
するようになっている。
この場合、一方のクラッチ歯車機構20が第3図に示す
矢印P方向に回転した時にクラッチ保合部20aによっ
てその回転軸22と噛合し、又他方のクラッチ歯車機構
21が前記クラッチ歯車20とは反対方向の第3図に示
す如き矢印Q方向に回転した時にクラッチ係合部21a
によってその回転軸23と噛合するようにしておく。
さらに前記クラッチ歯車機構20.21のクラッチ係合
部20a、21a側部又は夫々の回転軸22.23に角
形係止板24,25を固設すると共に、前記フレーム1
5と基板16とに切換係止板26を前記角形係止板24
,25と適宜係止可能に回動自在に軸支する。
この切換係止板26の先端には切換レバー27を前記乗
り籠内に臨ませて固設する。
又前記ピニオン歯車17の回転軸18の端部等を一部扁
平に形成しておき、一方前記フレーム15に固設した電
磁プランジャ29の先端にコ字状の係合部30を形成腰
ソレノイド31の励磁により電磁プランジャ29を吸引
動作させてその係合部30を前記扁平係合部28に適宜
係合させ、これにより不使用時にはピニオン歯車17を
回転不能にロックするようになっている。
この電磁プランジャ29のスイッチは籠9の側壁内面若
しくは前記手回しバンドル19に付設しておく。
なお、前記ピニオン歯車17とラック14との間に適数
の歯車を介在させてもよいことはもとよりである。
上記構成の手動エレベータにおいて、身体障害者Aが1
階IFから2階Iに昇る時は、まず車椅子11のまま後
向きの状態で乗り籠9内に乗り、前記切換レバー27を
第6図に示す矢印Rの如く上昇側に倒して、前記切換係
止板26を一方の角形係止板25に係止させる。
次いでスイッチ操作により電磁プランジャ29を動作さ
せて保合部28.30を離脱させる。
そして手回しバンドル19を第6図に示す如く矢印S方
向に回せば、ピニオン歯車17が回転し、このピニオン
歯車17とラック14との噛合により籠9が上昇する。
この場合、ピニオン歯車17と噛合するクラッチ歯車機
構部20はクラッチ係合部20aによりその歯車部20
bとその回転軸22とが係合して、その回転軸22と共
に第6図に示す如き矢印下方向に回転する。
他方クラッチ歯車機構21はピニオン歯車17との噛合
によりその歯車部21bが回転するも、クラッチ係合部
21aによりその歯車部21bと回転軸23が離脱状態
にあるために空転するのみである。
又その回転軸23は角形係止板24と切換係止板25と
が係止されているために回転不能にロックされている。
又仮に籠9の重量がおもり10のそれより重かった場合
に、上昇の途中で手回しバンド19から手を離したとし
ても、その重量差がケージ9の下降方向に作用し、クラ
ッチ歯車機構21がそのクラッチ係合部21aによる保
合で回転軸23を回転させようとするが、角形係止板2
5と切換係止板26とが係止しているために回転せず、
従って乗り籠9は下降しない。
2階Iの所定位置まで上昇した時には前記係合部28.
30を係合させて、乗り籠9をその位置に昇降不能にロ
ックする。
2階Iから1階IFに降下する場合は、まず切換レバー
27を第7図に示す矢印U方向に切換えて切換係止板2
6を角形係止板24に係止させた後、前記係合部28.
30を離脱させる。
次いで手回しバンドル19を第7図に示す如き矢印V方
向に回転させれば、ピニオン17とラック14との噛合
により籠9が降下する。
この時、クラッチ歯車機構21はそのクラッチ係合部2
1aによる係合で回転軸23と共に回転するが、クラッ
チ歯車機構20はそのクラッチ係合部20aによる離脱
で歯車20bのみが空転する。
又仮りにおもり10が籠9の重量より多小重かった時に
、降下の途中で手回しバンドル19から手を離したとし
ても、角形係止板24と切換係止板26とが係止してい
るために籠9がその重量差でもって不用意に上昇するこ
とはない。
1階IFの所定位置まで降下した時には前記上昇の場合
と同様に係合部28.30を係合させて籠9を昇降不能
にロックする。
なお、前記電磁プランジャ29のスイッチを各階のドア
ー5,6の開閉に連動させておき、身体障害者Aが籠9
内に入ってドアー5,6を閉じ、その籠9内の照明灯が
点灯しない限り電磁プランジャ29が励磁されず、手回
しバンドル19が回転できないようにしてもよいことは
もとよりである。
本実施例において、以上の如く身体障害者Aが車椅子1
1のままで乗った状態の籠9の重量とおもり10とを正
確に計量して均衡させておくことから、僅かな力で例え
ば2ka程度の力で手回しバンドル19を回すことがで
き、仮りに多少の重量差を生じたとしても昇降途中で手
回しバンドル19から手を離した時には、その位置で籠
9は直ちに停止する。
又上記実施例では1階IFと2階fとの間を昇降させる
べく設けたものであるが、これ以上の階数を有する住宅
にもそのまま設置できる。
以上の如く本考案に係る手動エレベータによれば、身体
障害者が車椅子のまま、しかも介護者を要することなく
自刃で昇降することができ、かつこの昇降に要する力も
僅かで済み、又上昇又は下降時において、構造簡易なり
ラッチ歯車機構と切換係止板との係正によりその反対方
向の籠9の移動が制止されるために、籠が不用意に昇降
動せず、きわめて安全性が高い等種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る、手動エレベータの一実施例を示
す正面図、第2図はその側面図、第3図はその昇降機構
の背面図、第4図は第3図のI−■線断面図、第5図は
その昇降機構の斜視図、第6図及び第7図はその昇降機
構の動作を説明する説明図である。 8・・・・・・ワイヤロープ、9・・・・・・乗り籠、
14・・・・・・ラック、17・・・・・ゼニオン歯車
、19・・・・・・手回しバンドル、20.21クラッ
チ歯車機構、20a、21a・・・・・・クラッチ保合
部、20.23・・・・・・回転軸、26・・・・・・
切換係止板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降室に乗り籠の昇降方向に沿ってラックを配設し、乗
    り籠には該ラックと噛合するハンドルを備えたピニオン
    歯車を設け、かつ該籠にはピニオン歯車と噛合する二組
    の一方向クラッチ歯車機構を噛合させ、各組のクラッチ
    歯車機構が、歯車部と回転軸とを、それぞれ互に相反す
    る回転方向にのみ係合させるクラッチ保合部を有して、
    各クラッチ歯車機構の回転軸と交互に係止自在な切換係
    止板を乗り籠に軸支したことを特徴とする手動エレベー
    タ。
JP1392880U 1980-02-06 1980-02-06 手動エレベ−タ Expired JPS6019094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1392880U JPS6019094Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06 手動エレベ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS56116027U JPS56116027U (ja) 1981-09-05
JPS6019094Y2 true JPS6019094Y2 (ja) 1985-06-08

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ID=29610432

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JP1392880U Expired JPS6019094Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06 手動エレベ−タ

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