JPS6019070B2 - テ−プカセツト組立装置におけるハブへのテ−プ止着装置 - Google Patents

テ−プカセツト組立装置におけるハブへのテ−プ止着装置

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JPS6019070B2
JPS6019070B2 JP6269976A JP6269976A JPS6019070B2 JP S6019070 B2 JPS6019070 B2 JP S6019070B2 JP 6269976 A JP6269976 A JP 6269976A JP 6269976 A JP6269976 A JP 6269976A JP S6019070 B2 JPS6019070 B2 JP S6019070B2
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tape
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裕 戸井
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清彦 赤沼
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基祐 臼井
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えばテープレコーダ、VTR、EVR、テー
ププレーヤの如き記録再生菱慣用のテープカセットの組
立装置に適用するのに最適なものであって、周面の一部
にテープ止着用の切欠きを有するハブを用い、このハブ
の切欠き内にクランプピースをテープ端と共に打込むこ
とによって、そのテープ端をハブ周面に止着させるよう
にしたハブへのテープ止着装層に関するものである。
周知の如くテープレコーダ用のテープカセットにあって
は、上記の如き方法によってハブ周面にテープ端を止着
させている。
しかしながら従来は殆んどの場合拾具を用いての手作業
によって上記の如きテープ止着作業を行なっているのが
現状である。
この為従来は作業性が非常に悪い上に、作業者の熟練度
により組立精度にバラッキが出る等の欠陥があった。本
発明は、順次供給されるハブの切欠きを所定方向に正確
に位置決めし、この位置決めされたハブの切欠き内にク
ランプピースを打込んで、テ−プ端をハブ周面に自動的
に止着させるようにして、テープカセットの組立装置の
完全自動化及び組立精度の向上を可能にするものである
が、その際特に、順次供給されるハブの切欠きを所定方
向に正確に位置決めする作業を極めて高能率に行うこと
によって、テープカセットの組立作業効率を極めて高く
することが出来るようにするものである。
即ち本発明は、 {a)周面の一部にテープ止着用の切欠きを有するハブ
を所定位置に順次供給するようになしたハブプッシャ−
を有するハブ供給機構、【b’上記ハブ供聯合機構のハ
ププッシャーによって順次供給されるハブの供給通路が
形成された環状壁体と、この環状壁体の内部に配置され
て回転駆動源により所定角度毎に間欠的に回転駆動され
るハブ位置決めドラムと、このハブ位置決迄旨桑泰客な
愛奏需要霊を馨妾迄妻き事宅串ヌブ供給通路に順次接続
されるようになされた複数個のハプ収納部と、上記ハブ
位置決めドラムに設けられて上記各ハブ収納部内へ侵入
する如く弾性的に移動付勢された複数個のハブ位置決め
爪と、上記各ハブ収納部内に臨む状態で上記ハブ位置決
めドラムに設けられてこのハブ位置決めドラムの回転に
伴って、回転駆動される複数個の摩擦ローラとを備え、
上記ハブプッシャーによって順次供聯合されるハブを上
記ハブ供給通路から上記複数個のハブ収納部内に順次受
け入れて収納させると共に上記ハブ位置決めドラムを順
次間欠的に回転駆動させ、このハブ位置決めドラムの間
欠的な回転時に上記複数個の摩擦ローラを回転させてこ
れらの摩擦ロ−ラにより上記複数個のハブ収納部内に収
納されている複数個のハブを各々摩擦回転させ、これら
複数個のハブの摩擦回転によりこれらの上記切欠きの位
置を自動調整させて所定位置にて上記複数個のハブ位置
決め爪を各々のハブの切欠き内に弾性的に係合させるこ
とにより、これら複数個のハプの切欠きを各々所定方向
に位置決めするように構成されたハブ位置決め機構、【
c’この位置決めされたハブを保持するようになしたハ
ブ保持機構、【d} この保持されたハブの切欠き位置
にテープ端を供給するようになしたテープ端供給機構、
‘cl クランプピースを上記ハブの保持位置に順次供
給するようになしたクランプピース供給機構、{f}
この供給されたクランプピースを上記テープ端の外側か
ら上記ハブの切欠き内にテープ端と共に打込んで、テー
プ端をハブ周面に止着するようになしたクランプピース
打込み機構、を夫々具備するテープカセット組立装置に
おけるハブへのテープ止着装層である。
従って本発明によれば、ハブ供給機構によって順次供給
されるハプをハブ位置決め機構によって順次所定方向に
正確に位置決めし、この位置決めされたハブをハブ保持
機構によって保持させた状態でテープ端供V給機構によ
ってテ−フ。
端をハブ切欠き位置へ順次供給し、クランプピース供給
機構によって順次供給されたクランプピースをクランプ
ピース打込み機構によってハブの切欠き内に順次打込ん
でテープ端をハブ周面に順次自動的に止着させることが
出来る。しかもその際、特に、ハブ位置決め機構では、
ハプ位置決めドラムの間欠的な回転動作によって、その
ハブ位置決めドラムの外周の複数個のハプ収納都内に順
次供給された複数個のハブの切欠きの位置を順次連続的
に自動調整するので、順次供給されるハブの切欠きを所
定方向に正確に位置決めする作業を極めて高能率に行う
ことが出来る。
以下本発明を適用したテープレコ‐−ダ用テープカセッ
ト(いわゆるコンパクトカセット)の製造装置の実施例
を図面に付き述べる。
先ず第1図によって装置全体の概要を説明すれば、50
は供給用テープリールの為のターンテーブルであり、回
転軸51にて支持されて矢印方向に180oの回転角、
即ち半回転づつ間欠的に回転駆動されるように構成され
ている。
このターンテ−ブル50上には回転自在の2本の1,′
ール保持軸52a,52bが1800の間隔で取付「け
られており、これらの各リール保持軸52a,52bに
は供給用テープリール(以下単にテープリールと記載)
53a,53bが夫々着脱自在に取付けられるようにな
っている。そして上記各リール保持軸52a,52bは
夫々ターンテーブル5川こ取付けられた一対のサーボモ
ータ54a,54bにて夫々回転駆動されるように構成
されていて、これらのリール保持軸52a,52bに取
付けたテープリール53a,53bを夫々所定の高速度
で回転駆動出釆るように構成されている。なお各テープ
リール53a,530に夫々巻装されている磁気テープ
(以下単にテ・‐ブと記載)55は予め編集されたテー
プであって、所定長さの磁気テープ間を所定長さのりー
ダーテープで接続したテープピースを例えば数10ピ”
ス分編集したものとなっている。
なおこの縞集う二−ブ55の両端、即ち各テープリール
53a,5i3bの最内周位置と最外周位置には夫々例
えば数凧分の不要テープが接続されていて、これらの不
要テープによって上記テープ55が保護されている。他
方58は作業用のロータリーテーブルであり、回転軸5
9にて支持されて矢印方向に間欠的に回転駆動されるよ
うに構成されている。
そしてこのロータリーテーブル58にはその周辺部に沿
って第1ステーションlstから第8ステーション$t
までの8つのステーションが450間隔で配されており
、そしてこのロータリーテmブル58は第1ステーショ
ンlstから、第2、第3…………・・・の順序で順次
移動するように45oの回転角、即ち1/乳副転づつ間
欠的に回転されるように構成されている。なおこ)にお
いて第1ステーションlstはハブ供給及び位置決めス
テーション、第2ステーション本tは予備ステーション
、第3ステーション$tはハブの有無及び方向検出ステ
ーション、第4ステーション傘tは巻始め側テープ機固
定及びテープ巻取りステーション、第5ステーション$
tは巻終り側テープ端固定及びテープ切れ、クランプミ
ス検出ステーション、第6ステー0ション$tはカセッ
トハーフ内へのハプ者テープの組込みステーション、第
7ステーション7stは不良品取出しステーション、第
8ステーション$tはステージ空検出ステーションに夫
々構成されている。こ)で本装置による一連のテープカ
セット製造工程の概要を説明する。
なお本装置においては、第1ステーションlstでロ−
タリーテーブル58のステージに一対のハブ60a,6
0bが供孫合され、以後ロータリーテーブル58の間欠
的回転動作と、これに伴う諸装置の関連動作とによって
、この一対のハブ60a,60bが第2ステーション本
tを至て第3、第4・・・・・・・・・・・・・・・の
順序で順次間欠的に送られながらテープカセット製造の
為の一連の工程が順次連続して行われるように構成され
ているものである。
即ち先ず第1ステーションlstでは供給された一対の
ハブ60a,60bが所定状態に位置決めされる。
そしてこの位置決めされた一対のハブ60a,60bが
第2ステーションZtを至て第3ステ−ション$tに送
られて、こ)でこれら両ハプ60a,60bの有無と方
向とが同時に検出される。
次にこれら一対のハブ60a,60bは第4ステーショ
ン心tに送られて、こ)では一方のハブ60aに前記テ
ープ55の巻始め側端(前回切断されたりーダーテープ
の先端)が固定(クランプ)された後、このハプ60a
の回転駆動と、テープ55の供給動作とによってこのハ
ブ60aの周面にテープ55が所定量巻取られる。なお
こ)でのテープ55の巻取り速度は約14机/secで
あって、従来のC−0カセットを用いる場合のテープ巻
取り速度である約8の′secに比べればほゞ2倍に近
い高速度でテープを巻取ることが出釆るようになってい
る。
またこの際テープ55は前記ターンテ−プル50のテー
プ供総合ステーションAstにあるテープリール53a
から操出されてそのテープ供給経路上に適宜に配された
テープテンション検出用バキュームチャンバー61、テ
ープ長さ検出用の検尺ホイールを兼用するテープ送りロ
ーラ(いわゆるキャプスタン)62及びその他テープガ
イドローラ63群を至て上記ハブ60aに偽給されるよ
うに構成されている。
そしてこのテープ供給時においてサーボモータ54aに
よりテープリール53aが高速度で回転駆動されて、テ
ープ55を小負樹で供給するようにして、ハブ60aで
のテープ巻取り側の負荷を少なくしている。
また上記ハブ60aに巻取られるテープ55の長さは上
記送りローラ62に附設された検尺機構(図示せず)に
て検尺され、上記ハブ60aに所定量のテープ55が巻
取られるとハブ53a及びテープリール53aの回転を
停止させるように動作するものである。
このようにテープ55が巻取られた後一対のハブ60a
,60bは第5ステーション$tに送られる。
この際両ハブ60a,60bが第5ステ−ション$tに
移動した後、第4ステーション低tと第5ステーション
$tとの間の位置で上記ハブ60aに巻取られたテープ
55の巻終り側端(こ)に引出されているリーダーテー
プの中央部)が切断される。そしてこの第5ステーショ
ンStでは、他方のハブ60bにテープ55の巻終り側
端(上記の如く切断されたりーダーテープの後端)が固
定(クランプ)された後、一方のハブ60aが適宜に回
転されてテープ55が巻上げられてそのテープ55の弛
みどりが行なわれ、この時にテープ55の切れ及びクラ
ンプミスが検出される。
しかしてこのようにして製造されたハブ巻テープはこの
後第6ステーション$tに送られて、こ)でカセットハ
ーフ64内にこのハブ巻テープが組込まれて、一連のカ
セット製造工程が終了する。
なお第5ステーション$tでの検出の結果不良品である
と判別されたもの〔テープ55の途中で切断していたり
、クランプミスが生じているようなもの〕は第6ステー
ション$tを至て第7ステーション7stに送られて、
この第7ステーション7stで排出される。
また第8ステーション&tではセンサー(例えばマイク
ロスイッチ)65によってターンテーブル58の各ステ
ージが空になっているか否かを検出されるように構成さ
れている。
他方上述の如き一連のテープカセット製造工程が例えば
数1川固分連続して行なわれたことによって、前記テー
プリール53aのテープ55が終了すると、ターンテー
ブル50が1800回転されて、旧テープリール53a
がリール交換ステーションBst‘こ送られると同時に
、このリール交換ステーション母tに既に供給されてい
る新しいテープリール53bがテープ供給ステーション
Astに送られる。
そして旧テープ55の終端と新テープ55の始機とが接
続された後、前述した不要テープが廃棄された後、上述
したテープ巻取り作業が続行されるように構成されてい
る。次に本装置における各部の詳細を順次説明する。
先ず第2図及び第3図によって前記ロータリーテーブル
58部分の詳細を説明する。
ロータリーテーブル58は回転軸59の下端にトルクテ
ンダー71を介して吊下され、回転軸59は吊下支持機
構(図示せず)によって支持されていて、駆動モータ(
図示せず)にて前述の如く45o間隔で間欠的に回転駆
動されるように構成されている。
このロータリーテーブル58の周辺部には前述した8つ
のステーションに夫々対向するように8つのステージ7
2a〜72hが設けられている。そしてこれらの各ステ
ージには回転ハブチヤック73と固定ハブチャック74
とが所定の間隔を隔て、かつ互に平行状をなして垂直状
に取付けられている。なお前記一対のハブ60a,60
bは前述した第1ステーションlstでこれら両ハブチ
ャック73,74の下端に着脱自在に保持されるように
横成されている。また各ステージにおいて両ハブチヤツ
ク73,74の周辺位置には夫々3個のテープガイド7
5a,75b,75cがやはり垂直状に取付けられてい
る。従って上記ハプチヤツク73,74は夫々8個、合
計1針固であり、また上記テープガイド75a,75b
,75cは合計24個である。他方ロータリーテーフル
58の上部には大径の固定ギャ77が同一軸D状態で配
されている。そしてこの固定ギャ77の上部周辺部には
前記第1ステーションーLstから第4ステーション低
tにかけて前記回転ハブチャック73の位置決め用の固
定カム78が固着されている。なお第4ステーション$
t部分では上記固定カム78の一部が切り離されて昇降
可能な昇降カム79に構成されている。なお図中80は
板バネガイドである。従って前述したロータリーテーブ
ル58の間欠的回転によって上記各一対、合計IS本の
ハブチャツク73,74が各ステーション上を順次間欠
的に移動されることになる。そして第1ステーションl
stでこれら両ハブチヤツク73,74の下端に夫々前
記ハブ60a,60bが保持戸され、これら両ハブ60
a,60bは以後第6ス,テーション$tに達するまで
(なお不良品の場合は第7ステーションに達するまで)
保持される。またこの際回転ハブチャック73は第1ス
テーションlstから第4ステーション低tに達して前
述たテープ55の巻終り側端が固定完了されるまでの間
上記固定カム78及び昇降カム79によって位置決めさ
れた状態に保持されるように構成されている。なお固定
ハブチャツク74については予め位置決めされている。
なお第4A図及び第4B図はハプ60a,60bの構造
を説明するものであって、従釆公知の如くこれらのハブ
60a,60bの中央には内周に通常6個の爪83が一
体的に成形されたハブ孔84が設けられ、外周の一部に
はクランプピース打込み用の切欠き85が成形されてい
る。
そしてこれら両ハブ60a,60bの各切欠き85に後
述する一対のクランプピース86a,86bが前記テー
プ55の端部と共に打込まれて、そのテープ端がこれら
の各ハブ60a,60bの周面に固定(クランプ)され
るように構成されている。次に第5図〜第8図によって
第1ステーションlstにおける一対のハブ60a,6
0bの供給及び位置決め機構部分の詳細を説明する。先
ずハブ供給機構28は第5図に示されていて、89a,
89bはエアーシュートであって、前記両ハブ60a,
60b群はバイブレーションフィーダやロータリーフイ
ーダ(何れも図示せず)等を至て上記各エアーシュート
89a,89bによって順次玉突き状に整列されて供給
される。
そしてこれらの各エアーシュート89a,89bの先端
位置90に供給された最前列の一対のハブ60a,60
bは、エアーシリング91にて往復敷駆動されるハブセ
パレータ92の往動によって夫々1個づつに分離され、
この分離された一対のハブ60a,60bのみが次のハ
ブ突出し位置93に送られる。更にこのハブ突出し位置
93に送られた一対のハブ60a,60bは、エアーシ
リンダ94によって往復敷駆動されるハブプッシャー9
5の往動によって夫々ハプ供給通路である突出し略96
a,96bを至てハブ位置決め機構99内に水平に突出
されるように構成されている。なおこの際これら両ハブ
60a,60bは上記シュート先端位置90又はハブ突
出し位置93部分で例えばフオトセンサー(図示せず)
にて検出され、これら両ハブ60a,60bがハブ位置
決め機構99内の所定位置に確実に供給されるように構
成されている。そしてハブ位置決め機構99にはハブ位
置決めドラム(以下単にドラムと記載)100が設けら
れており、このドラム100は固定のドラム台101上
に固着させた支軸102の周囲に上下一対のベアリング
98を介して回転自在に鞠支されている。
なおこのドラム100の外周には固定の環状壁体103
が配され、また上部には固定の円板体104が配されて
おり、これらは夫々固定台105に固着されている。そ
してこのドラム100の周辺部で3等分位置には第7図
に明示されるように3つのポジションP,,P2,P3
が設けられており、これらの各ポジション部分には夫々
一対、合計6個のハブ収納部106a,106bが夫々
前記両ハブ突出し路96a,96bの間隔と同間隔とな
るように振分けられて設けられている。なおこれらのハ
ブ収納部106a,106bは上記両ハブ突出し路96
a,96bと同一水平レベル位置となるようにドラム1
00の上面部分に設けられており、かつこれらのハブ収
納部106a,106bは夫々ほゞ半円形状をなしでい
てドラム100の外周面において夫々開放されている。
そしてこれら各一対のハブ収納部106a,106bは
上記ポジションP,で両ハブ突出し路96a,96bの
先端にこれらの開放端側によって夫々接続されるように
構成されている。また上記3つのポジションP,,P2
,P3の中央部分で上記各一対のハブ収納部106a,
106bの内側位置には例えばゴムローラからなる3つ
の摩擦ローラ107が回転自在に配されている。なおこ
れらの各摩擦ローラ107は上記ハブ収納部106a.
106b群と同一水平レベル位置に配されており、かつ
その外周面107aの一部は各一対のハブ収納部106
a,106b内に臨まされている。そしてこれら各摩擦
ローラ107はドラム100を上下に貫通する状態で回
転自在に轍支された3つの回転軸108の上端に固着さ
れており、これら各回転軸108の下端には夫々遊星ギ
ャ109が固着されている。そしてこれら3つの遊星ギ
ャ109は前記固定の支軸102の下端に固着された固
定ギャ1 1川こ噛合されている。他方ドラム100の
下端外周部には大径の外周ギャ111が成形されており
、この外周ギヤ111‘ま中間ギヤ112を介して駆動
ギャ113に噛合されている。なおこの駆動ギャ113
はモ−夕(図示せず)にて駆動されるように構成されて
いて、ドラム100を第7図矢印方向に120oの回転
角、即ち1/3回転づつ間欠的に回転駆動されるように
構成されている。また前記各ポジション間においてドラ
ム10川こは若千くの字状に屈曲した3つの爪収納部1
14が設けられており、これら各爪収納部114の両端
部内には夫々一対のハプ位置決め用のハブ位置決め爪1
15a,115bが摺動自在に設けられている。なおこ
れら両ハブ位置決め爪115a,115bはこれらの間
に収納された圧縮バネ116によって互に遠ざかる方向
に常時摺敷附勢されており、かつこれらはその先端1
15a′,115b′部分で各ハブ収納部106a,1
06b内に緩から挿入されるように構成されている。そ
してこれらの先端115a′,115b′は前述した各
ハブ60a,60bの切欠き85内にぴったり鉄合出来
る寸法に構成されていて、これらの先端115a′,1
15けが上記切欠き85内に夫々鉄合することによって
これら各ハプ60a,60bの位置決めがなされるよう
に構成されている。なお117は各ハブ位置決め爪11
5a,115bの下部に夫々固着されたストッパー兼用
のガイドピンであり、これらの各ガイドピン117はド
ラム10川こ設けられた最溝状のガイド溝118内に夫
々挿入されている。また前記ドラム100の各ハブ収納
部106a,106bの底面位置にはこのドラム100
を上下方向に貫通する貫通孔119が設けられている。
なおこのハブ位置決め機構99においては前記第1ポジ
ションP,で前述したロータリーテーフル58の第1ス
テーションlst‘こ位置する一対のハプチヤツク73
,74への両ハブ60a,60bの受渡しが行なわれる
ように構成されている。
この為このポジションP,における両ハプ収納部106
a,106bの真下位置には夫々エアーシリンダ(図示
せず)にて昇降駆動される一対のハブ受渡しアセンブリ
179が設けられている。そしてこれら一対のハブ受渡
しアセンブリ179は第6図に明示されるように前記ド
ラム台101及び円板体104に夫々設けられた各一対
の貫通孔120,121並びにドラム100の前記各一
対の貫通孔119を挿通して両ハブチヤツク73,74
の下端位置まで上昇されるように昇降駆動されるように
構成されている。なおこれら両ハブ受渡しアセンブリ1
79は第13A図〜第13C図に示されるように、上端
に円錐部180aを有し、周面に各ハプ60a,60b
の6個の爪83に係合される6個のハブ係止溝180b
が形成された軸状をなすハブ係止部材180と、そのハ
ブ係止部材180の外周にあって上端面181aで各ハ
ブ60a,60bを載層させるようにした筒状体からな
るハブ突上げ都材181とで構成されており、これらは
相互に関連して昇降駆動されるように構成されている。
なおハブ係止部材180‘ま回転が不能な構造になって
いる。しかして以上述べたハブ供給機構88及びハブ位
置決め機構99によれば、先ずハブ供給機構88のハブ
プッシャ−95によるハブ突出し工程によって一対のハ
プ60a,60bが夫々ハプ突出し路96a,96bを
至て第7図右側からドラム100のポジションP.に位
置している両ハブ収納部106a,106b内に夫々供
給される。
この後ハブプッシャ−95が第7図右側に復動すると、
駆動ギャ113が回転を開始して中間ギャ112、外周
ギャ111を介してドラム100が第7図矢印方向に1
/3回転間欠的に回転駆動される。この結果上記の如く
供給された両ハブ60a,60bはポジションP2へ送
られることになるが、この時これら両ハプ60a,60
bは環状壁体103の内周面103aに接触して摩擦ロ
ーラー07の外周に圧着され、この摩擦ローラ107の
後述する回転によりこれと上記内周面103aとの間で
位置決めの為の自転を始める。なお上記状態において一
対のハブ位暦決め爪115a,115bはこれらの先端
115を,115b′を両ハブ60a,60bの周面で
押される為夫々圧縮バネ116に抗して後退されている
。なお上記のようにドラム100が1/釘回転して止ま
ると、ハププッシャー95による次のハプ突出し工程が
行なわれて、ポジションP3から前記ポジションP,へ
移動された両ハブ収納部106a,106b内に次の一
対のハプ60a,60bが上記同様に供給される。そし
てこのようなハブ供給動作と上記の如きドラム100の
間欠的回転動作とによってドラム100はやがて1回転
し、最初に供V給された両ハブ60a,60bがポジシ
ョンP2,P3を至て一周し、最初の供給位置であるポ
ジションP,へ戻される。そしてこのドラム100の1
回転中において3個の遊星ギャ109が固定ギヤ110
上を夫々自転しながら公転することになり、これらの遊
星ギャ109の自転により夫々回転軸108を介して3
個の摩擦ローラ107が夫々第7図矢印方向に自転され
ながらドラム100と共に回動(公転)することになる
しかして各摩擦oーラ107が上記のように回転すれば
、これらの周面に夫々圧着されている両ハブ60a,6
0bがこの摩擦ローラ107によって摩擦駆動されて第
7図矢印方向に夫々自転されることになる。そしてこれ
ら両ハブ60a,60bが自転すれば当然これらの切欠
き85の位置が移動することになって、やがてこれらの
切欠き85が各ハブ位置決め爪115a,115bの先
端115a′,115b′と合致する位置に自動調整さ
れる。そしてこれらのハブ60a,60bの切欠き85
が上記の如く各ハブ位置決め爪先端115へ 115b
′に合致した瞬間にこれまで各圧縮バネ116に抗して
押込まれていたハブ位置決め爪115a,115bがこ
れらの圧縮バネ116によって前進されて、これらの先
端1 15a′,1 15けが各ハブ60a,60bの
切欠き85内に飛込み、これらが互に鼓合される。この
結果各ハブ60a,60bは各位層決め爪115a,1
15bによってこれらの切欠き85を夫々所定方向に定
めた状態に位置決めされて各ハプ収納部106a,10
6b内で固定されてしまう。そして上記のようにハブ6
0a,60bが一度固定されてしまうと、ドラム100
がこれ以上回転し、摩擦ローラ107が回転してもこれ
らのハブ60a,60bは自転せず前記内周面103a
上をスリップしながらこれらはドラム100の回転と共
にポジションP,へ送られる。
以上の一連の動作によって両ハブ60a,60bの位置
決めが自動的に行なわれるのであるが、ドラム100が
1回転を完了すると、次の工程の為のハブ受渡しが行な
われる。
即ちポジションP,にある一対のハブ受渡しアセンブリ
179が上昇を開始し、先行するハプ係止部材180が
先ず両ハブ60a,60bのハブ孔84内に挿入される
この時そのハプ係止溝80bが両ハブ60a,60bの
爪83に係合される為、これら両ハブ60a,60bは
前述の如く位置決めされたま)の状態でこのハブ係止部
村18川こ係合される。そしてこの後に後行するハブ突
上げ部材181がその上端面181aで両ハブ60a,
60bを下から突上げるようになって、両ハブ60a,
60bは両受渡しアセンブリ179によって位置決めさ
れたま)の状態でドラム100の上方に向け押上げられ
て、後述する両ハブチャック73,74の下端に受緩さ
れることになる。次に第9図〜第13C図によって回転
ハブチャック73部分の詳細を説明する。
この回転ハブチャック73は前述したようにロータリー
テーブル58の周辺部に等間隔で8個設夕げられている
ものである。
そしてこの回転ハブチヤック73は筒状ホルダー127
によってロータリーテーブル58下に垂直状に取付けら
れている。この筒状ホルダー127の内部にはこれを上
下方向に貫通するハプホルダー軸128が設けら0れて
いる。なおこのハブホルダー軸128はその外周に套嫁
された昇降筒129の内部に上下一対のベアリング13
0を介して回転自在に支持されると共に、この昇降筒1
29に対して上下方向に摺動自在に構成されている。ま
た昇降筒129は上記筒状ホルダー127の内部に上下
方向に摺敷自在に保持されている。そしてこのバブホル
ダー軸128はこれと昇降筒129との間に鼓装された
圧縮バネ131によって常時下方側に摺敷附勢されてお
り、また昇降筒129はこれと筒状ホルダー127との
間に鉄装された圧縮バネ〔上記圧縮バネ131より強い
バネ〕132によって常時下方側に摺鰯附勢されている
。またハブホルダー軸128はこれに形成された環状段
部133を昇降筒129の下端に固定された環状ストッ
パー134上に当綾することで下降位置を規制され、ま
た昇降筒129はその下総を筒状ホルダー127の下端
側に成形された環状段部135上に当俵することで下降
位置を規制されている。しかして上記ハプホルダ−軸1
28の下端部分にハブ保持機構138が設けられている
このハブ保持機構138はハブホルダー軸128の下端
部外周に成形された6個のハプ係合溝139と、これら
の溝間でハブホルダー軸128の外周に配された6個の
ハブホールド爪140とで構成されており、更にハブホ
ルダー軸128の下端部外周には下端にハプ受板141
aが一体的に成形された回転筒141が回転自在に配さ
れている。
なおこの回転筒141‘まベアリング142を介して上
記筒状ホルダー127の下端都内周に回転自在に保持さ
れ、かつこれの上端部内周に一体的に成形された係合爪
141bによって上記ハブ係合溝139に係合されてい
て、ハブホルダー軸128の昇降に対しては逃げながら
、このバルブホルダー軸128の回転時にはこれと一体
に回転されるように構成されている。また上記各ハブホ
ールド爪140‘まハブホルダー軸128の外周に成形
された溝143内に収納されて上下方向に延びている。
そしてこのハプホールド爪140の上端部140aの外
側には突起部144が一体的に成形されていて、この突
起部144はその下面によって上記回転筒141の上端
面上に当接されている。またこのハブホールド爪140
の下端部140bは内側に突出されており、その上側に
はカム面145が成形されており、かつそのカム面1
445の上側に接触可能なカム面146が溝143の下
端部分に成形されている。なおハブホルダー軸128の
下端面には前述したハブ受渡しアツセンブリ179の上
端円錐部180aが鉄合し得るような円錐状の凹部14
7が成形されている。他方ハブホルダー軸128の上端
部分には、このハブホルダー軸128の定位規制機構1
50及びテープ巻上げ機構151が設けられている。上
記定位規制機構150はハブホルダー軸128の最上端
にキー153によって固着された位置決めブロック15
4と、前述した両カム78,79との組合せによって構
成されるものである。そしてこの位置決めブロック15
4は第2図に明示されるように例えば三角形状体にて構
成されていて、その3つの周辺154aは前記両カム7
8,79の外周面78a,79aに接触出来るような円
弧面に構成されている。なおこの位置決めブロック15
4はその周辺154aの整数倍が前記ハブ60a,60
bの爪83の数となるような多角形状体に構成される必
要がある。また上記テープ巻上げ機構151は上記位置
決めブロック154の下部位置でハブホルダー軸128
にベアリング156を介して回転自在に支持されると共
に、このハブホルダー軸128に対して上下方向に摺動
自在に構成された巻上げギャ157と、前述した固定ギ
ャ77との組合せによって構成されるものであり、巻上
げギャ157は固定ギヤ77に常時噛合されている。
なお上記位置決めブロック154と巻上げギャ157と
の間には摩擦クラッチ158が設けられている。この摩
擦クラッチ158は上記巻上げギャ157下でハブホル
ダ一触128に上下一対のベアリング159を介して回
転自在に枢支されたバネ受160と巻上げギャ157と
の間に鉄袋された圧縮バネ161によって、この巻上げ
ギャ157を常時上方側に摺動附勢させる一方、この巻
上げギャ157の上面と位置決めブロック154の上面
とに夫々貼付けたクラッチシュ−162,163を上記
圧縮バネ161のバネ力で互に圧着(摩擦接触)させた
構造に構成されている。なお第14図に示される固定ハ
ブチャック74は前述したように回転ハブチャック73
と同様にロータリーテーブル58の周辺部に等間隔で8
個設けられているものである。
そしてこの固定ハブチャック74も回転ハブチャック7
3と同様に筒状ホルダー166によってロータリーテー
ブル58下に垂直状に取付けられている。そしてこの固
定ハブチヤツク74にも回転ハブチャック73と同様の
ハプホルダー軸167、昇降筒168、圧縮バネ169
,170やハブ係合溌171及びハブホールド爪172
を有するハブ保持機構1,3が設けられている。但し回
転ハブチヤツク73ではハブホルダー軸128が回転出
来る構造であったのに対して、この固定ハブチヤツク7
4においては上記ハブホルダー軸167を昇降のみ可能
で、回転を不能にした構造に構成されている。つまり、
ハブホルダー軸167の下端部外周には下端にハブ受板
174aが一体的に成形されているJ固定筒174が配
されており「 この固定節174は筒状ホルダー166
の下端に固着され、更にこの固定筒174の上端部内周
に一体的に成形された係合爪174bが上記ハブホルダ
ー軸167のハブ係合溝171に係合されていて、この
ハプホZルダー軸167の回転が固定された構造になっ
ている。しかして以上述べた両ハブチャック73,74
によれば次のような要領で両ハブ60a,60bの受渡
しが行なわれる。
2先ず前述したロータリーテー
ブル58の間欠的回転によって或るステージの一対のハ
ブチャツク73,74が第8ステーション$tから第1
ステーションlstに送られると、次のハブ受渡し工程
が開始されるが、この際回転ハブチャック74の位置決
めブロック154が板バネガイド8川こて案内されて固
定カム78の外周に乗り上げ、その周辺154aの1つ
が固定カム78の外周面78aに第2図の如く接触され
て、この位置決めブロック154の方向が規制され、こ
れによって回転ハブチャック73のハブホルダー軸12
8が第9図の如き定位状態に規制される。なおこれ以後
この回転ハブチャック73が第4ステmション$tを通
過するまでの間、上記位置決めブロック154は固定カ
ム78及び昇降カム79の外周面78a,79aに上記
の如く接触されたま)移動されることになる為、上記の
如き回転ハブーチャツク73の定位規制状態はこれが第
4ステ・‐ション傘tを通過するまでの間保持されるこ
とに二なる。他方上述の間に、前述したように第1ステ
ーションlst部分ではハブ供給機構88によって分離
されてハブ位置決め機構99に供給された一対のハブ6
0a,60bがこのハブ位置決め機構99によって所定
状態に正確に位置決めされて、このハプ位置決め機構9
9のポジションP,部分に既に待期された状態になって
いる。そして上記の如く第8ステーション$tから第1
ステーションlstに送られた両ハブチャック73,7
4はこの第1ステーションlstにおいて上記ポジショ
ンP,部分に待期されている両ハブ60a,60bの真
上位置で停止される。
この後前述したように一対のハブ受渡しァッセンプリ1
79が上昇せられて、上記両ハブ60a,60bが位置
決めされた状態で突上げられて、両ハブチヤック73,
74の両ハブホルダ−軸128,167の下端に夫々保
持(受渡し)されるのである。
こ)で回転ハブチャツク73についてのハブ60aの受
渡し要領を説明する。
なお固定ハブチャック74についてのハブ60bの受波
いま回転ハブチャック73と全く同様であるので、その
説明を省略する。先ずハブ60aの受渡し開始前におい
ては第9図に示されるように、回転ハブチャック73の
ハブホルダー軸128が圧縮バネ131によって下降さ
れており、その下端のカム面146がハブホールド爪1
40のカム面145上に押圧されている。
この為両カム面146,145によるカム作用でハプホ
ールド爪140の下端部140bには外向きの押圧力が
作用して、このハブホールド爪140はその上端の突起
部144を回動支点にして第9図時計方向に回動されて
、その下端部140bが溝143の外方に第11図の如
く押出された状態になっている。そしてこの状態で前述
したようにハプ受渡しアセンブリ179によってハブ6
0aが位置決めされたま)の状態で押上げられて来るの
であるが、この際先ず最初に先行して上昇して来たハブ
係止部材180の上端円錐部180aが第13A図の如
くハブホルダ−軸128下端の円錐状凹部147内に入
り込んでこのハブホルダー軸128をストロークS,分
圧縮バネ131に抗して特上げてその上昇を停止する。
するとこのハブホルダー軸128の特上げによりそのカ
ム面146がハブホールド爪140のカム面145から
上方に僅かに離れる。
この結果ハブホールド爪140は自重によりその突起部
144を回動支点にして第13A図反時計方向に回動し
て、その下端部140bが溝143内に引っ込む。そし
てハプ突上げ部材181は引続き上昇されていて上記の
如くハプ係止部材180が停止した瞬間に、このハプ突
上げ部材181の突上げによりハブ60aはこのハブ係
止部村180から上方に引抜かれて第13B図の如くハ
ブホルダー軸128の下端に下から挿入される。
そしてこの時ハブ60aの爪83がハブホルダー軸12
8のハプ係合溝139内に係合されることになって、こ
のハブ60aは前述の如く位置決めされた状態でハプホ
ルダー軸128に受渡されることになる。そしてハブ突
上げ部材181はハブ60aをハプ受板141aの下面
に圧着させた状態で停止する。次にこの後第13C図の
如くハブ突上げ部材181が停止したま)で、ハブ係止
部材180のみが下降される。するとこの瞬間にハブホ
ルダ−鞠128が圧縮バネ131によって若干のストロ
ークS2分下降され、この時そのカム面146がハブホ
ールド爪140のカム面145上に押圧される。この結
果前述したカム作用でハブホールド爪140の下端部1
40bが溝143の外方に押圧され、このハブホールド
爪下端部140bがハブ60aのハブ孔84の内周面8
4aに第12図の如く圧着される。そしてこのハブホー
ルド爪下端部140bの圧着力により第10図の如く保
持(固定)される。なおこの後はハブ突上げ都材181
も下降してこのハブ受渡しアセンブIJ179は第6図
に示された復敷位置に復動される。以上により一連のハ
ブ受渡し工程が完了する。なお以後においてハブ60a
をハブホルダー軸128から下方に抜き取る際には、ハ
プホルダー軸128を下から僅かに押上げると、前述し
たようにハブホールド爪140の下端部140bが溝1
43内に引っ込む。すると60aの係止が解除されてこ
のハブ60aは自重でハプホルダー軸128の下方に抜
け落ちることになる。なお以上の如き第1ステーション
lstでのハブ受渡し工程が完了すると、前述したロー
タリーテーブル58の間欠的回転によって両ハプチヤツ
ク73,74の下端に保持されている両ハブ60a,6
0bが第2ステーション公tを至て次の第3ステーショ
ン$tへ送られる。
そしてこの間固定ギャ77に常時噛合されている巻上げ
ギャ157がそのロータリーテーブル58の回転に伴っ
て回転されるが、この際の巻上げギャ157の回転力は
摩擦クラッチ158の両クラッチシュ−162,163
間でスリップし、ハブホルダー軸128には伝わらない
為、このハブホルダー軸128は何等回転されない。従
って両ハブチャック73,74に保持された両ハブ60
a,60bは前述したように位置決めされたま)の状態
で次の第3ステーション$tへ送られることになる。次
に第15図〜第19図によって第3ステーション$tに
おける一対のハブ60a,60bの定位状態確認機構部
分の詳細を説明する。このハブ定位状態確認機構は第3
ステーション$tにおいて停止される前記両ハブチヤッ
ク73,74の真下位置に一対設けられたものであり、
これら両ハブ定位状態確認機構185a,185bは互
に同一構造を呈している。
そしてこれら両ハブ定位状態確認機構185a,185
bは両ハブチヤック73,74の下端に保持されている
べき両ハブ60a,60bの有無と両切欠き85の方向
とを同時に検出出来るように構成されている。そしてこ
れら両ハブ定位状態確認機構185a,185bには両
ハブ60a,60bの下面に夫々押しつけられてこれら
ハプ60a,60bの有無を検出する第1の検出部材1
86と、両ハブ60a,60bの両切欠き85内に挿入
されてこの切欠き85の方向を検出する第2の検出部材
187とが夫々設けられている。
なおこれら両検出部材186,187は夫々筒状体にて
構成されており、第1の検出部村186の外周に第2の
検出部材187が套嫁されてこれらは相互に摺動(昇降
)自在に構成されている。また第1の検出部材186は
その筒状体の上端面186aで各ハプ60a,60bの
下面に押しつけられるように構成されており、第2の検
出部材187はその上端面187aの一部上に一体的に
突出された突起部187bで各ハブ60a,60bの切
欠き85内にぴったり挿入されるように構成されている
。そしてこれら両検出部材186,18″ま夫々エアー
シリング(図示せず)にて昇降駆動される昇降アセンブ
リ188によって同時に昇降されるように構成されてお
り、第1の検出部材186はこの昇降アセンブリ188
の垂直状をなす上部小径軸部189に摺動自在に競合さ
れ、また第2の検出部材187はこの昇降アセンブリ1
88の下部大蚤軸部190‘こ槽動自在に鉄合されてい
る。そして第1の検出部材186はその下端と大怪軸部
190との間で小径鏡部189の外周に蛾三菱された氏
タ縦バネ191により常時上方側に摺動附勢されており
、また第2の検出部材187はその下端と大蓬軸部19
0の下端フランジ部193との間で大径軸部190の外
周に鉄装された圧縮バネ192によって常時上方側に摺
動附勢されている。なおZ小径軸部189の上端には抜
止め用フ「ランジ部194が固着されている。また小径
軸部189の一側部には回り止め用のピン195が直角
状に固着されており、このピン195は両検出部材18
6,187に成形された最孔196,,197′にZ共
通に挿通されていて、このピン195により両検出部村
186,187の相互の回転が止められ、かつこれらは
昇降アセンブリ188に対して所定の方向に定められて
いる。そしてこれら両検出部材186,Il87の側面
2の一部にはこれらの相互の位置を判別する為のスリッ
ト197,198が成形されている。
なおこれら両検出部材186,187の相互の位贋の判
別に際しては、両ハブ定位状態確認機構185a,18
5bにおいて夫々単独で行なうことが出2来るが、実際
上は両ハブチャック7i3,74に保持されている一対
のハブ60a,6lobが共に正常状態になければ一連
のテープカセット製造工程を遂行出釆ない関係から、こ
)では1つのセンサーによって両ハブ定位状態確認機構
185a,1 385bの両検出部材886,187の
相互の位置を共通に判別するように構成されている。な
おこのセンサーには例えば発光素子199と受光素子2
00とからなるフオトセンサ−が順いられている。しか
して以上述べた両ハブ定位状態確認機構185a,18
5bによれば次のような要領で両ハブ60a,60bの
有無及び方向線・出が行なわれる。
なおこれら両ハブ定位状態確認機礎185a,185b
の検出動作は共に全く同様であるので、こ)では一方1
85aによる一方のハブ60aの検出動作についてのみ
説明し、他方185bについての説明を省略する。先ず
両ハブチャック73,74によって保持されて送られて
来た両ハブ60a,60bが第3ステーション$tで停
止すると、昇降アセンブリ188が第17A図鎖線の位
置から実線の位置まで上昇を開始する。
今第17A図及び第18A図は回転ハブチャック73の
下端にハブ60aが確かに保持されており、かつ切欠き
85の方向が正規の方向に規定されている、いわゆる定
位状態となっている場合を示している。
上記、状態で昇降アセンブリ188が上昇されると、両
検出部材186,187も同時に上昇される、そしてや
がて両検出部材186,187はこれらの上端面186
a,187aによってハブ60aの下面に第17A図実
線の如く両圧縮バネ191,192に抗して押圧される
なおこの時第2の検出部材187の突起部187bはハ
ブ60aの切欠き85内に挿入される。そしてこのよう
にハプ60aが正規の定位状態になっている場合には、
両検出部材186,187の両スリット197,198
が第17A図及び第18A図の如く合致する。
この結果センサーの発光素子199から発せられた検出
用の光はこれら両スリット197,198内を通過して
受光素子200‘こて受光され、このセンサーからハブ
60aが定位状態に正しく規制されている旨の判別信号
が出される。なお第17B図及び第188図は回転ハブ
チャツク73の下端にハブ60aが保持されていない場
合を示している。
この時にはハブ60aが無い0為に、上述の如く上昇さ
れた両検出部材186,187が、回転ハブチャック7
3のハプ受板141aに直接当俵してしまうような高い
位置にまで上昇されてしまう。そしてこの時には第2の
検出部材187は第17A図及び第18A図の時と夕ほ
ゞ同位層で止まるが、第1の検出部材186はこの第2
の検出部材187の上方に大きくずれてしまい、両スリ
ット197,198の上下位置が相互にずれてしまう。
この結果センサーの発光素子199から発せられた光は
第1検出部材1860の周面に衝突して遮られてしまい
、この光は受光素子2001こて受光出来なくなり、こ
のセンサーは動作せず上記の判別信号が出されない。更
に第17C図及び第18C図は回転ハブチャツク73の
下端にハブ60aは保持されてはいるもの)、その切欠
き85の方向が狂っている場合を示している。
この時には上述の如く上昇された両検出部材186,1
87のうち、第1の検出部材186は第17A図及び第
18A図と同位魔で止まるが、第2の検出部材187は
その突起部187bによってハプ60aの下面に衝突し
てしまい、この第2の検出部材187は第1の検出部材
186の下方に大きくずれてしまう。従ってこの時もや
はり両スリット197,198の上下位置が相互にずれ
てしまい、センサーは上記同様に動作せず、上記判別信
号が出されない。以上によりセンサーから上記判別信号
が出された時にのみハブ60aは定位状態であることを
判別出釆、この判別信号が出されない時にはハブ60a
が無いか又はその方向が狂っているかの判別を同時にか
つ自動的に行なえることになる。
なお上記検出後は昇降アセンブリ188により両ハプ定
位状態確認機構185a,185bは両ハプチャック7
3,74下方の復鰯位置に復動される。そして上記の如
き第3ステーション$上での両ハブ60a,60bの有
糠及び方向検出工程が完了すると、前述したロータリー
テーブル58の間欠的回転によって両ハブチャツク73
,74の下端に保持されている両ハプ60a,60bが
次の第4ステーション低tへ送られる。次に第20図〜
第29図によって第4ステーション峰tにおける一方の
ハブ60aへのテープ巻取機構部分及び第4ステ−ショ
ン$tと第5ステーション$tとの間に設けられた一対
のハブ60a,60bへのテープクランプ機構部分の詳
細を説明する。先ず第20図〜第27図によってテープ
クランプ機構203に付き述べるが、このテープクラン
プ機構203は第4ステーション簿tに送られた両ハブ
60a,60bのうち、一方のハプ60aに前述したよ
うに供給されているテープ55の巻始め側端をクランプ
すると同時に、既に第5ステーション$t‘こ送られて
いる両ハブ60a,60bのうち、他方のハブ60bに
既に巻取られたテープ55の巻終り側端をクランブする
ように機成されている。
またこの際前述したようにテープ55の各テープピース
の前後両端部分には一対のリーダーテ−プが予め接続さ
れているから、上記両ハブ60a,60bへのテープク
ランブは、そのリーダーテープ部分で行なわれることに
なる。このテープクランプ機構203は前述した一対の
クランプビース86a,86bの供給機構204、これ
ら供給された一対のクランブピース86a,86bの一
対の打込み機構205a,205b、テープ55の切断
及び振分け機能を有するテープホールドユニット206
等から構成されている。なお上記両クランプピ−ス打込
み機構205a,205bはハブチャック73,74の
回動軌0跡の内側位置に配されていて、第4ステーショ
ン蟹tで停止する一方のハブ60aの側面と及び第5ス
テーション$tで停止する他方のハブ60bの側面とに
夫々対向する位置に水平状に配されている。またテープ
ホールドユニット206は上記タ両ハブ60a,60b
の中間位置に配されていて第20図鎖線で示された復動
位置と実線で示された往敷位置との間で往復勤自在に構
成されている。また図中207は両クランプピース打込
み機構205a,205bを組込んだ固定台を示して○
いる。先ずクランプピース供給機構204は第25図及
び第26図に示されていて、211a,211bは一対
のエアーシュートであって、前記両クランプピース86
a,86bは/ゞイブレータフイ−タダ、ロータリーフ
ィーダ及びセパレータ(何れも図示せず)等を至て予め
一定方向に定められ、かつ1個づつに分離された状態で
これらの各エアーシュート211a,211bによって
夫々1個づつ一対の装填アーム212a,212bの上
部に所定のタイミングで同時に供給される。
なおこの際これら両クランプピース86a,86bは上
記エアーシュート211a,211bの途中に設けられ
た例えばフオトセンサ−(図示せず)にて検出され、上
記位置へ確実に供V給されるように構成されている。そ
して上記両装填アーム212a,212bは夫々エアー
シリンダ214にて垂直状をなす一対のガイド孔215
a,215b内で昇降駆動されるように構成されていて
、上記位置に供給された両クランプピース86a,86
bはこれら両装填アーム212a,212bによって第
21図及び第25図で鎖線で示されるクランプピース押
出し位置213a,213bに押上げられるように構成
されている。
なおこ)に送られた両クランプピース86a,86bが
後述する両クランプピース打込み機構205a,205
Mこよって夫々押出し路218内を通って押出されて両
ハブ60a,60bに打込まれるように構成されている
。また上記両ガイド孔215a,215bの上端側には
夫々押えアーム216が配されており、かつこれら押え
アーム216は夫々圧縮バネ217にて下方側に摺動附
勢されていて、上記の如く両装填アーム212a,21
2bにて両クランプピース86a,86bが両クランプ
ピース押出し位鷹213a,213bに押上げられる時
の相対的動作で、これら両押えア−.ム216が夫々圧
縮バネ217によってこれらのクランプピース86a,
86bを両装填アーム212a,212b上に安定良く
押えつけることになる。また両クランプピース打込み機
構205a,205bは第21図及び第25図に示ごれ
てし、て、互に同一で、かつ対称状をなす構造に構成さ
れている。
即ちこれら両クランプピース打込み機構205a,20
5b中央部に位置する打込みアーム219と、その両側
に位置する一対のサイドアーム220,221とで構成
されており、打込みアーム219はエアーシリンダ(図
示せず)にて往復勤駆動されるように構成されている。
そして両サイドアーム220,221は打込みアーム2
19に対して沼動自在に構成されていて、打込みアーム
219の第21図左方向への往敷時にはこれら両サイド
アーム220,221は夫々圧縮バネ222,223を
介して同方向に押出され、また打込みアーム219の第
21図右方向への復動時にはこの打込みアーム219に
一体的に成形された一対の段部224a,224bがこ
れらの段部225a,225Mこ当接してこれら両サイ
ドアーム220,221を同方向に引き戻すように構成
されている。また前記他方のハブ60bの真下位置には
後述するクランプピース打込み時に押出し路218から
押出される他方のクランプピース86bを下からガイド
してこのクランプピース86bの落下を防ぐ為のクラン
プピース受226が配されている。なおこのクランプピ
ース受226はエアーシリンダ(図示せず)にて駆動さ
れる昇降軸227にて昇降駆動されるように構成されて
いる。そしてテープホールドユニット206は第20図
〜第24図に示されていて、このユニット206はエア
ーシリンダ(図示せず)にて前記の如く復鰯位置と往動
&贋との間で往復勤駆動されるように構成されている。
先ずこのユニット本体229の前端側の左右両側部位層
には一対のバキュ−ムアーム230a,230bが前記
両ハブ60a,60bと同一水平レベル位置に設けられ
ている。なおこれら両バキュームアーム230a,23
0bは夫々垂直状をなす筒状支点軸231a,0231
bを介してユニット本体229に水平面内で回転自在に
枢支されている。そしてこれら両バキュームアーム23
0a,230bの側面であるテープホールド面232a
,232bには夫々多数のエアー吸引口233a,23
3bが穿設され夕ており、これらのエアー吸引口233
a,233bは各バキュームアーム230a,230b
の内部に成形されたエアー吸引路234a,234b及
び上記両筒状支点軸231a,231bの内部を挿通し
て適宜に形成されたエアー吸引路2350を介してエア
ー吸引機構(図示せず)に適宜に接続されている。また
両バキュームアーム230a,230bはユニット本体
229の上部位置に組込まれたエアーシリンダ機構23
6によって第20図実線の如き復敷位置と鎖線の如き往
動位置夕との間で回転駆動されるように構成されている
。即ち両筒状支点軸231a,231bの上端が夫々上
方に延長され、これらの上端に夫々固着された一対のピ
ニオン237a,237bがシリンダ室238内で交互
に圧入されるエアーにより往0復動駆動されるピストン
239の左右両側面に一体的に成形された一対のラック
240a,240bに噛合されている。そしてこのピス
トン239の往復動によりラック240a,240b、
ピニオン237a,237b、筒状支点軸231a,夕
231bを介して両バキュームアーム230a,230
bが上記の如く回転駆動されるように構成されている。
また両バキュームアーム230a,230bの間でユニ
ット本体229の中央部には不要テープ0吸取路242
が成形されており、この不要テープ吸取路242はユニ
ット本体229の先端で開口され、かつ反対側の端部は
エアー吸引機構(図示せず)に適宜に接続されている。
そしてこの不要テープ吸取路242の先端閉口242a
の前面位層にはテープ切断用カッター243が設けられ
ている。このカッター243は左右一対の固定刃244
a,244bと、これらの内側に配された左右一対の回
転刃245a,245bとで礎成されている。そして両
回転刃245a,245bは水平状をなすカッター軸2
46を介してユニット本体229に回転自在に枢支され
ており、これら両回転刃245a,245bはユニット
本体229の下部位置に組込まれたエアーシリンダ機構
247によって第22図の実線の如き復動位置と鎖線の
如き往動位置との間で回転駆動されるように礎成されて
いる。即ちシリング室248内でエアーにより往動され
、かつ戻しバネ249によって復敷されるようになされ
たピストン250の先端上面に成形されたラック251
が、カッター軸246に成形されたピニオン252に噛
合されていて、ピストン250の往復動によりラック2
51、ピニオン252、カッター軸246を介して両回
転刃245a,245bが上記の如く回転駆動されるよ
うに構成されている。更にまた上記ユニット本体229
の前面閉口242aに対応する位置にはテープ押え25
4が配されており、このテープ押え254は前記固定台
207上に支持されていてエアーシリンダ255によっ
て第20図銭線の如き復動位置と、実線の如き往動&魔
との間で往復勤駆動されるように構成されている。なお
第21図における256a,256bはユニット本体2
29の先端部で左右両側位置に設けられた一対のエア一
吹出口を示している。またテープ巻取機構259は第2
8図及び第29図に示されていて、このテープ巻取機構
259は定トルクモータ260と、そのモータ軸261
の上端に固着された駆動板262とで構成されている。
そしてこのモータ260は第4ステーション峰tにおけ
る回転ハブチヤック73の真下位置に配されていてェア
−シリンダ(図示せず)にて第28図鎖線の如き復動&
魔と実線の如き往動&層との間で昇降駆動されるように
構成されている。なお上記駆動板262には前記ハブホ
ルダー軸128のハブ係合溝139に係合すべき係合爪
263が一体的に成形されている。またこの駆動板26
2は前記クランプピース受226を兼用している。また
第4ステーション$tにおける前述した昇降カム79は
エアーシリング(図示せず)にて昇降駆動される昇降軸
266の下端に支持されていて第28図実線の如き復動
位置と、鎖線の如き往鰯位置との間で昇降駆動されるよ
うに構成されている。
更にこの第4ステーション心tにおける前記回転ハブチ
ヤツク73の真上位置には前述した摩擦クラッチ158
の開放機構267が配されている。このクラッチ開放機
構267はエアーシリンダ(図示せず)にて昇降駆動さ
れる昇降軸268と、その下端に固着された昇降板26
9と、その昇降板269の下部周辺部に垂直状に固着さ
れた例えば4本の昇降ピン270とで構成されている。
そして昇降ピン270が下降されて、これが前記巻上げ
ギャ157を上から押してこれを圧縮バネ161に抗し
て下方に押下げることにより、両クラッチシュー162
,163間を離して摩擦クラッチ157を開放(非伝動
状態となる)するように構成されている。なお上記昇降
ピン270のうち、1本は昇降カム79の一部に成形さ
れた挿通孔271を挿通して昇降されるように構成され
ている。しかして以上述べたテープクランプ機構203
及びテープ巻取機構259によれば次のような要領でテ
ープ55の両ハブ60a,60bへのクランプ及び巻取
りが行なわれる。
なおこれらの機構203,259は前述したように第3
ステーション$tにて既に有無及び方向が検出されて、
定位状態であることが確認されている一対のハブ60a
,60bが第4ステーション峰上に送られて停止し、こ
れと同時に第4ステーション心tにおいて後述するテー
プ巻取りが終了した一対のハブ60a,60bが第5ス
テーション$tに送られて停止した後に動作を開始する
先ず第4ステーション傘tにあった両ハブ60a,60
bが第5ステーション&tに送られたことで、テープ5
5は第20図で点線で示されるように送りローラ62と
、テープガイド75aとの間に斜めにパスされる。
次に上記状態でテープホールドユニット206が第20
図鎖線の位置から実線の位置へ前進されて停止する。
これによりテープ55がユニット本体229の前面で押
され、このテープ55は第20図実線の如く送りローラ
62とテープガイド75bとの間でほゞU字状にパスさ
れる。またこの時テープ押え254が第20図鎖線の位
置から実線の位置へ前進されて、このテープ押え254
によってテープ55がカッター243の両固定刃244
a,244bに押しつけられる。またこの時両バキュー
ムアーム230a,230bのエアー吸引口233a,
233b部分でエアーが吸引されて、テープ55がこれ
ら両バキユ”ムアーム230a,230bのテープホー
ルド面232a.232bに吸着される。
Zこの後カッター243の両回転刃245a
,245bが第24図矢印方向に回転されて、これら両
回転刃245a,245bと両固定刃244a,244
bとによりテープ55が2箇所で切断される。なおこの
際不要テープ吸取路242内のエアーが第20図左方向
に吸引され、上記切断によって生じたテープ切断片は前
記閉口242aからこの不要テープ吸取路242内に吸
込まれて廃棄される。また前述したように各テ‐−プリ
ール53a,53bの前後両端の不要テープも上述と同
じようにこの不要テープ吸取路24=Z内に吸込まれて
廃棄されるように二なつている。そして上記テープ切断
後に両バキュームアーム230a,230bが第21図
の如く夫々回動され、これらに夫々保持されているテ‐
−プ55の切断端が第4ステーション山tの一方のハブ
60aと、第5ステーション$tの他方のハブ60bと
の間面に夫々図の如く押しつけられる。
なおこの際ユニット本体229の両ェア−吹出口256
a,256bからエアーが第21図矢印方向に吹出され
て、上記テープ切断端はこの;【アーにより上記両ハブ
60a,60bの周面により一層確実に押しつけられる
。他方上述の動作が行なわれる間に、一対のクランプピ
ース86a,86bがクランプピース供給機構204に
よる前述した供給動作によって両クランプピース打込み
機構205a,=205bの両打出し位置213a,2
13bに供給される。
するとこの後両クランプピース打込み機構205a,2
05bが動作を開始するが、, この際先ずクランプピ
ース受226が第25図鎖線の位贋から実線の位置へ上
昇されてこれが他方のハプ60bの下面とほゞ接触する
位魔にて停止する。またこの時同時にテープ巻取機構2
59も第28図鎖線の位置から実線の位置へ上昇されて
、この駆動板262が一方のハブ60aの下面とはゞ接
触する位直にて停止される。なおこの時その駆動板26
2の係合爪263は回転ハブチャック73のハプホルダ
ー鞠128のハブ係合溝139に図の如く係合される。
そしてこの後両クランプピース打込み機構205a.2
05bの打込みアーム219が第21図鎖線の位置から
往動を開始して第21図左方向に押出される。
この結果これらの打込みア−ム219の先端219aで
両クランブピース86a,86bが夫々押されて、これ
ら両クランプピース86a,86bは夫々押出し路21
8内を通り、かつ駆動板262及びクランプピース受2
26上を至て押出される。そしてこれら両クランプピー
ス86a,86bが両ハプ60a,60bの切欠き85
内に夫々第27図の如く打込まれて、各テープ切断端が
両ハブ60a,60bに夫々同時にクランプされること
になる。なおこの際打込みアーム219の上記押出いこ
より両サイドアーム220,221が夫々圧縮バネ22
2.223を介して同方向に同時に押出される為、上記
両クランプピース86a,86bはこれら両サイドアー
ム220,221によってその左右両側を夫々ガイドさ
れながら押出される。更にこの際両サイドアーム220
,221の先端220a,221aは打込みアーム21
9の先端219aに対して先行し、上記打込みの直前に
これら両サイドアーム220,221は第21図の如く
各テープ切断端を各ハブ60a,60bの周面に押しつ
けた状態で停止し、この後における打込みアーム219
の押出しストロークは両圧縮バネ222,223に吸収
される。従って上記各テープ切断端をその2箇所で両サ
イドアーム先端2520a,221aにて各ハブ60a
,60bに押しつけた状態で上記各ハプ60a.60b
の切欠き85内に各クランプピース86a,86bが打
込まれることになり、上記テープ切断端の両ハブ60a
,60bへのクランブはより一層正確に行0なわれる。
なお上記両サイドアーム220,221によるハブ60
a,60bへのテープ切断端の押しつけ動作と前後して
両バキュームアーム230a,230bのエアー吸引口
233a,233b部分でのテープ55の吸着が解放さ
れ、この後これら両バキュームアーム230a,230
bは第20図実線の復動位置へ復動され、またカッター
243の両回転刃245a,245bも復動される。以
上により両ハブ60a,60bへの一連のテープクラン
プ工程が完了し、両クランプピース打込み機構205、
テープホールドユニット206、テープ押え254、ク
ランプピース受226等は夫々元の復動状態に復動され
、次のテープ巻取り工程が行なわれる。
即ち上述の動作により第4ステーション傘tにおける一
方のハブ60aには供給されるテープ55の巻始め側端
がクランプされたことになり、この後定トルクモータ2
60が回転駆動されることによって回転ハブチャック7
3によりこのハブ60aにテープ55が所定量高速度で
巻取られることになる。
但しこの際上記のテープ巻取り開始以前に、クラッチ開
放機構267が第28図実線の位置から鎖線の位置に下
降されて、その昇降ピン270が巻上げギャ157を圧
縮バネ161に抗して押下げる。
この結果両クラッチシュー162,163が互に引き離
される。またこれと同時に昇降カム79が第28図実線
の位置から鎖線の位置へ上昇されて、この昇降カム79
が位置決めブロック154の上方に引き離される。そし
て以上により位置決めブロック154は自由回転可能に
なり、この後高速で回転駆動される回転ハブチャック7
3の回転負荷が解放される。そしてこの後定トルクモー
タ260が回転駆動を開始して、そのモータ軸261を
介して駆動板262が高速で回転駆動される。
しかしてこの時この駆動板262の係合爪263がハブ
ホルダ−軸128のハブ係合溝139に既に係合されて
いる為、この駆動板262の回転トルクはこれら係合爪
263及びハブ係合溝139を介してハブホルダー軸1
28に伝えられて、このハプホルダー軸128が高速で
回転駆動される。するとこのハプホルダー軸128の下
端に保持されているハブ60aが第29図矢印方向に高
速で回転されて、前述したように合讐給されるテープ5
5がこのハプ60aの周面に高速で巻取られ、いわゆる
ハブ巻テープ55aが作られることになる。
そしてこのハブ60aにテープ55が所定量巻取られる
と、前述したようにテープ55の供給が止められると同
時に定トルクモー夕260の回転が停止し、一連のテー
プ巻取り工程が完了する。なおこの後はテープ巻取機構
259が第28図鎖線の復動位置に下降されると共に、
クラッチ開放機構267が第28図実線の復動位置へ上
昇されて、摩擦クラッチ158の両クラッチシュー16
2,163が再び圧着される。そして前述したロータリ
ーテーブル58の間欠的回転によって両ハブチャツク7
3,74の下端に保持されている両ハプ60a,60b
が次の第5ステーション$tへ送られることになるが、
この間に昇降カム79が第28図実線の復動位置へ復動
されて、その外周面79bが固定カム78の外周面78
aと再び接続されて、次に第4ステーション傘tへ送ら
れて来る回転ハブチャツク73の位置決めブロック15
4に備えることになる。しかして上述の如きテープ55
のハブ60aへの高速巻取り時において、前記定トルク
モータ260‘こよってハプ60aは一定のトルクで回
転駆動される。
また前記送りローラ62は比較的高トルクの定スピード
モータ264にて一定のスピードで回転駆動されるよう
に構成されていて、供給されて釆たテープ55をこの送
りローラ62によってハプ60aに一定のスピードで送
出すことになる。更にテープリール53aから糠出され
て供給されるテープ55の負荷を少なくするようにテ−
プリール53aもサーボモータ54aにて回転駆動され
る。そしてこの際のテープ55の線出し速度は、前記バ
キュームチャンバー61内のテープ65の弛み量をこの
バキュームチャンバー61内に設けられた例えばフオト
センサーにて検出して、サーボモータ54aにフイード
バツクをかけることによってコントロールされるように
構成されている。更にまたテープ55と接触する前記ガ
イドローラ63類も内部からエアーを吹き出すようにし
てテープ55を機械的接触部から浮かせて案内するよう
にして、そのテープ55の高速走行時の摩擦によるトラ
ブルを防止すると共に、メカロスを出来るだけ少なくし
て上記フィードバック信号の反応を早くさせて、上記テ
ープ線出し速度のコントロールを正確に行なえるように
構成されている。従って本装置においてはサーボモータ
54a及′ び定スピードモータ264によるテUプ5
5の供給の為の高速走行系と、定トルクモータ260に
よるテープ55の定トルク巻取り系との駆動が互に別駆
動される形になっており、テ…プ55の供給側では、テ
ープ55自体に殆んどデンションをかけずにこれを高速
度で走行(供給)させることが出来る一方、ハブ60a
によるテ…プ巻取り側では送りローラ62から送出され
るテープ55を一定のトルクで巻取ることが出来る。
故にテープ55を微少定トルクで一定の堅さに、しかも
高速で巻取ることが出釆る。
そして上記テープ巻取り開始時において定トルクモータ
260が所定の回転速度に上るまでのいわゆる立上り速
度を急激に上げることが出来て、非常に効率の良いテー
プ巻取りを行なえる。次に第30図〜第31図によって
第5ステーション$tにおけるテープ切れ検出機構部分
の詳細を説明する。
このテープ切れ検出機構274は第5ステーション$t
における回転ハプチャック73の真下位置に配されてい
て、周波数発電機275付のモ−夕276(以下単にF
G付モータと記載する)と、そのFG付モータ276の
モータ軸277の上端部分に取付けられた回転板278
1と、その回転板278の上面に貼付けられた例えばゴ
ム板からなる摩擦板279とによって礎成されている。
なお上記回転板278は上記モータ軸277の上端に固
着されたキー28川こキー簿281を介して上下方向に
摺動自在に鉄合され、かつモータ軸277に固着された
筒状バネ受282:の内部に鉄装された圧縮バネ283
によってモータ軸277に対して常時上方側に摺動附勢
されている。なお284はモータ軸277の上端面に固
着された回転板278の抜止めフランジである。そして
上記FG付モータ276は定トルクモータにて構成され
ており、またエアーシリンダ(図示せず)にて第30図
鎖線の如き復動位置と実線の如き往動位置との間で昇降
駆動されるように構成されている。更にまた上記テープ
切れ検出機構274における周波数発電機(以下単にF
Gと記載する)275からの出力判別回路は第32図の
如く構成されている。しかして以上の如きテープ切れ検
出機構274によれば次のような要領でハブ巻テープ5
5aのテープ切れ及びクランプミスを同時に検出する。
先ず前述した他方のハブ60bへのテープ55のクラン
プにより、このハブ60bにはハブ巻テ−プ55aの巻
終り側端がクランプされたことになり、またテープ55
は3つのテープガイド75a,75b,75cの周りに
第31図鎖線の如くパスされた状態となっている。なお
こ)において他方のハブ60bは前述したように固定ハ
ブーチャック74に保持されており、このハプ60bは
回転出来ない状態にある。以上の状態で先ずFG付モー
タ276が第30図実線の位置へ上昇される。
するとこの時回転板278上の摩擦板279が圧縮バネ
283のバネ力によってハブ巻テープ55の下面に図の
如く圧着(摩擦係合)される。そしてこの後FG付モ−
夕276が定トルクで回転駆動され、そのモータ276
の回転トルクがモータ軸277からキー280、キー溝
281を介して回転板27Mこ伝えられて、この回転板
278が第31図矢印方向に回転魂駆動される。
するとこの回転板278の回転トルクが摩擦板279を
介してハブ巻テープ55aに摩擦伝動されて、このハブ
巻テープ55aが第31図矢印方向に定トルクで回転さ
れ、テープ55の定トルクによる巻込みが行なわれる。
この際テープ55が切れておらず、またテープ55の両
端が両ハブ60a,60bに確実にクランプされている
、いわゆる良品の場合には、第31図鎖線の如きテープ
55の弛みがとられて、このテープ55は第31図実線
の如き状態に緊張される。
そしてこのようにテープ55が緊張された瞬間からそれ
以上のハブ巻テープ55aの回転が抑えられて、FG付
モータ276の回転が停止する。他方例えばテープ55
が切れているか又はテープ55の両端が両ハプ60a,
60bにクランプされておらずクランプシスが発生して
いるような、いわゆる不良品の場合には上記の如きテー
プ55の緊張が行なわれないから、ハブ巻テープ55a
は依然として回転し、FO付モータ276は停止されな
い。
そして上記の如き良品又は不良品の判別は、上記の如く
FG付モータ276が回転を停止するか否かによって判
別回路にて次のような要領で判別される。
即ち第32図の判別回路において、FG付モ−夕276
は定電流アンプ286からの出力によって定トルクで回
転駆動されるようになされている一方、このモータ27
6と同速度で回転するFG275から出された周波数信
号は周波数電圧変換器287にて電圧変換されて、比較
器288において基準電圧eiと比較され、その差動出
力として上記良品又は不良品としての判定電圧Vが出さ
れるように構成されている。
従ってこの判定電圧Vによって上記モータ276が回転
を停止したか或いは回転しているかを判別し、上記良品
又は不良品の判別が行なわれる。
なお上記判別回路によれば、電圧変化によって上記良品
又は不良品の判別を行なえるので、テープ55に損傷を
与えるようなことが殆んどなく、しかも微調整が可能と
なる利点がある。次に第33図〜第38図によって第6
ステーション$tにおけるカセットハーフへのハブ巻テ
ープの組込み機構部分の詳細を説明する。
このハブ巻テープ組込み機構291においてはカセット
ハーフ供給機構(図示せず)にて第6ステーション$t
の真下位置に供給されたカセットハーフ292を昇降ユ
ニット293にて上昇させて、このカセットハーフ29
2内に前述したハブ巻テープ55aを組込み、この後こ
の昇降ユニット293を下降させて、このテープ組込み
済みのカセットハーフ292を次の工程へ送出するよう
にしたものである。
なおこ)で云うカセットハーフ292とは、いわゆる下
ハーフであって、上記の如く次の工程へ送出された後上
ハーフがこの下ハーフ上に結合されて完全なテープカセ
ット(コンパクトカセット)が組立てられるものである
。しかしてこのカセットハーフ292は底壁部294と
、その底壁面294の後緑及び左右両側緑とに一体的に
立上り成形された3つの側壁部295a,295b,2
95cとで構成されていて、従来既存のテープカセット
(コンパクトカセット)の如き前壁部は省かれ、このカ
セットハーフ292の前面側の障害物が取り除かれた構
造に礎成されている。なお上記前壁部は前記上ハーフ側
に一体的に形成されていて、上記の如く上ハーフが結合
された時に完全な形のテープカセットとなる。またこの
カセットハーフ292の底蟹部294には従釆公知の如
く一対のリール軸挿通孔296a,296bが設けられ
、またその底壁部294上の前面側位魔には左右一対の
テープガイド297a,297bが一体的に成形される
と共に、左右一対のガィドロ−ラ298a,298bや
テープパッド299等が予め組込まれている。なお図中
300は底壁部294上の前面側に一体的に成形された
隔壁部である。他方前記昇降ユニット293は、上記カ
セットハーフ292を載層する為の載暦台302と、垂
直状に取付けられた一対のリール軸303a,303b
を有する昇降台304とで構成されており、これら両台
302,304がエアーシリンダ(図示せず)にて互に
関連して昇降駆動されるように構成されている。
なお上記両リール髄303a,303bのうち一方のリ
ール軸303aは、昇降台304に上下一対のベアリン
グ305にて回転自在に軸支されており、その下端側で
昇降台304の下部に固着された定トルクモータ306
のモータ軸307にギャ308,309を介して連動さ
れている。また他方のリール軸303bは昇降台304
に固着されている。またこれら両リール藤303a,3
03bの上端には前記両ハプチヤツク73,74の両ハ
ブホルダー軸128,167の下端に成形されている凹
部147に入り込み得るような円錐部310が設けられ
ると共に、両ハブ60a,60bのハブ孔84内に摩擦
係合されるようになされたスリット付の筒軸311が固
着されている。またこれら両リール軸303a,303
bはハーフ教暦台302に成形された一対のリール軸挿
通孔312a,312bを挿通してこのハーフ戦暦台3
02の上方に挿通されるように構成されている。なお上
記昇降ユニット293上へのカセットハーフ292の装
着は次のように行なわれる。
先ずハーフ載暦台302に対して昇降台304が下がっ
ていて、両リール軸303a,303bがハーフ載暦台
302の下方に抜けている状態で、供給されて来たカセ
ットハーフ292がハーフ載層台302の上面302a
上に第36図で左方向から水平に挿入され、一対のハ−
フストッパー313にて所定の位置に位置決めされる。
なおこの時カセットハーフ292の両側壁部295b,
295cがハーフ戦贋台302の左右一対のハーフ係合
溝314に係合されてこのハーフ或鷹台302に対する
浮きを防止されるように構成三;れている。するとこの
後ハーフ戦鷹台302に対して昇降台304が上昇され
て、両リール鼠303a,303bが両リール軸挿通孔
312a,312bを椿通してハーフ戦暦台302の上
方に挿通されて、これら両リール軸303a,303b
がカセットハーフ292の両リール軸挿通孔296a,
296bに第34図の如く挿通される。そしてこの後両
台302,304は第34図の状態で一体になって上昇
されて後述するハブ巻テープ55aのカセットハーフ2
92内への組込み工程が行なわれる。他方前記ロータリ
ーテーブル58に,取付けられている3つのテープガイ
ド75a,75b,75cのうち、75aと75bとは
互に同一構造を呈していて第37図の如く構成されてお
り、75cは第38図の如く構成されている。
即ち第38図の如くテープガイド75cはロータリーテ
ーブル58に垂直状に固着された筒状ホルダー317内
に昇紙峯自在に挿入された昇降軸318の下端に一体的
に成形されており、この昇降軸318は圧縮バネ319
によって常時下方側に摺動附勢されている。
なお320は昇降軸318の下降位置規制用のストッパ
ーである。また第37図の如く両テープガイド75a,
75bは夫々ロータリーテーブル58に垂直状に固着さ
れた筒状ホルダー322内に昇降自在に挿入された昇降
軸323の下端に一体的に成形されている。そして筒状
ホルダー322内の上端側には別の昇降軸324が昇降
自在に挿入されており、上記両昇降藤323,324の
上端及び下端に夫々一体的に成形された一対のラック3
25,326が筒状ホルダー322内の上下中間位置に
鞠支されたピニオン327の両側に噛合されている。ま
た上部昇降軸324は圧縮バネ328によって常時上方
側に摺動附勢されており、下部昇降軸3i23は筒状ホ
ルダー322のストッパー用環状段と部329によって
その下降位置が規制されるように構成されている。しか
して以上の如きハブ巻テープ組込み機機291によれば
、次のような要領でハフ′巻テープ55aがカセットハ
ーフ292内に上から組込まれる。
なおこの際前述したように第4ステーション麓tにて巻
取られたハブ巻テープ55aが第5ステーション$tを
至て第6ステーション飴tへ送られる間に、巻上げギャ
157が固定ギャ77によって回転駆動され、その回転
トルクが摩擦クラッチ158及び位置決めブロック15
4を介して回転ハブチャック73のハブホルダー軸12
8に伝えられ、このハブホルダ一触128が摩擦駆動さ
れる為、このハブ巻テープ55aはいわゆる巻締めされ
る。
この為上記移動中にハブ巻テープ55aが緩んでハブ6
0aから落下したりするようなことはなく、かつテープ
55が第31図実線の如く3つのテープガイド75a,
75b,75cの周りに緊張されてパスされた状態で第
6ステーション$tへ送られることになる。但し上記ハ
ブ巻テープ55aの巻締めに際して、一定以上の巻上げ
力がこのハブ巻テープ55aに加わるようになると、摩
擦クラッチ158の両クラッチシュ−162,163部
分がスリップし、このハプ巻テープ55aに必要以上の
巻上げ力が加わらないようになっている。そして上記の
状態でハブ巻テープ55aが第6ステーション$tへ送
られて停止すると、第34図の状態にある昇降ユニット
293が上昇されて、ハーフ教壇台302が第36図実
線の位置に達し、カセットハーフ292の底壁部294
が両ハブ60a,60bの下面に接触される位置に上昇
される。
この際上昇される両リール軸303a,303bの両円
錐部310が両ハブチヤツク73,74の両ハブホルダ
ー軸128,167下端の凹部147内に入り込んで、
これらを夫々圧縮バネ132,17川こ抗して第36図
の如く上方に突上げる。
この時先ず両ハブホルダー軸128,167が両リール
軸303a,303bによって上方に突上げ開始された
瞬間に前述したようにこれらのハブホールド爪140,
170による両ハブ60a,60bの係止状態が解除さ
れる。そして引き続きの両リール軸303a,303b
の上昇によりこれら両リール軸303a,303bが両
ハブ60a,60b内に下から挿入され、これとは逆に
両ハブホルダー軸128,167が両ハブ60a,60
bのハプ孔84から上方に抜取られる。なおこの際両リ
ール軸303a,303bはこれらの筒軸311の上端
で両ハブ60a,60bのハブ孔84における爪83群
の先端部分に圧入されて、両ハブ60a,60Mこ対し
て夫々摩擦係合される。以上の結果これまで両ハブホル
ダー鞠128,167に保持されていた両ハブ60a,
60bがカセットハーフ292に受渡されて、ハブ巻テ
ープ55aがカセットハーフ292内に組込まれること
になる。なおこの時2つのテープガイド75a,75b
はハーフ載贋台302の上面302aで押上げられて夫
々圧縮バネ328に抗して第36図1点鎖線の状態から
実線の状態になり、また他のテープガイド75cは同様
にカセットハーフ292の底壁部294の上面で押上げ
られて圧縮バネ319に抗して第36図1点鎖線の状態
から点線の状態になる。そして上記の如きハブ者テープ
55aの組込みにより、3つのテープガイド75a,7
5b,75cにてパスされているテープ55はカセット
ハーフ292の左右両側壁部295b,295cと両テ
ープガイド297a,297bとの間に第35図実線の
如く正しく挿入される。
なおこの後は押下げ部材(図示せず)によって両テープ
ガイド75a,75bにおける各昇降軸324が夫々圧
縮バネ328に抗して第36図矢印の如く下方に押下げ
られる。するとラック326がピニオン327を介して
ラック325を駆動し、昇降軸323が上方に引上げら
れて、両テープガィド75a,75bがテープ55の上
方に抜取られて、テープ55がカセットハーフ292内
に残される。そしてこの後は定トルクモータ386が回
転駆動されて、そのモータ鞠307によってギヤ309
,308を介して一方のリール軸303aが定トルクで
回転駆動され、このリール軸303aにより一方のハブ
60aが第35図矢印方向に摩擦駆動される。
この結果テープ55の弛みがとられて、このテープ55
は第35図鎖線の如く両テープガイド297a,297
b、両ガイドローラ298a,298bに掛け渡された
正常な走行経路(録音、再生時の走行経路)上にパスさ
れる。なおこの際カセットハーフ292の前回側には障
害物がないから、テープ55はカセットハーフ292の
前面側から上記パス位置へ極めて円滑かつ確実に引込ま
れることになる。以上によりカセットハーフ292内へ
のハブ巻テープ55aの一連の組込み工程が完了となり
、この後は昇降ユニット293によってカセットハーフ
292が所定の位置まで一旦下降された後、ハーフ戦贋
台302上から抜取られて次の工程へ送られる。
そして上記カセットハーフ292の下降時に最後まで残
っていたテープガイド75cが相対的にテープ55aか
ら抜取られる。なお第39図〜第41図は上述したテー
プガイド75a,75b,75cの変形例を示したもの
であり、この場合は前記ロータリーテーブル58に夫々
筒状ホルダー332を介して回転自在に袖支した回転軸
333の下端に夫々回転アーム334を固着し、これら
の各回転アーム334の先端下部に上記各テープガイド
75a,75b,75cを固着して、これらのテープガ
イド75a,75b,75cを回転方式に構成したもの
である。
なお各回転軸333は、ロータリーテーブル58上に夫
々取付けられたエアーシリンダ335にて各回転軸33
3の上端に固着された回転アーム336を連結アーム3
37を介して駆動することによって回転駆動されるよう
に構成されている。しかして上記の如き構造によれば、
前述したようにカセットハーフ292内にハブ巻テープ
55aを組込んだ後、上述の如く各回転軸333を夫々
回転駆動して第39図実線の位置にあるテープガイド7
5a,75b,75cを夫々鎖線の位直へ移動させてテ
ープ55を緩めることが出来るようになつている。そし
て最後に第42A図〜第45図によって前述したターン
テーブル50部分におけるテープ自動交縦機構部分の詳
細を説明する。
このテープ自動交玉奥機構340‘まリール自動供給機
構341、リール位置検出機構342、リール停止機構
343、テープ切断機構344、切断テープの保持及び
スプラィス機構345等が組合されて構成されている。
こ)において先ず前述した各テープリール53a,53
bは、第45図に示されるようにこれらに巻袋されたテ
ープ55の巻終り端であるテープ端347aを、これら
のテープ巻装部348の外周面に両面接着テープ349
によって予め接着されたものとなっている。なおこのよ
うにテープ端347aを接着しておくことにより、各テ
ープリール53a,53bの運搬や交換その他の取扱い
中に、テープ巻装部348が緩んでテープ55が不測に
引出されるようなことがなく、,その取扱いは非常に容
易なものとなっている。またこれら各テープリール53
a,53bの上記俗両面接着テープ349横には上記テ
ープ機3417aに例えばアルミ箔の如き金属箔からな
るリール位置被検出素子350が予め貼付けられている
。そして前記リール自動供聯合機構341は、前述した
ターンテーブル50におけるリール交換ステJーション
Bstにおいて、空テープリールと新テープリールとを
自動的に交換するもの・乙あって、例えば第42C図に
示されるように空テープリール取出し用と、新テープリ
ール供給用との2つのロボット351a,361bとで
構成=されている。
Jまた前記リール位置検出機構342は、前述したター
ンテーブル50におけるリール交換ステ−ションBst
において、既に供給されたテープリールの位置を検出す
るものであって、例えば反射型光電管スイッチを用いた
フオトセン・サー353に2て構成されている。また前
記リール停止機構343は上記りール位置検出機構34
2によって位置検出されたテープリールをターンテーブ
ル50上で位値決めするものであって、例えば一対のプ
ランジーャーソレノイ2ド(以下単にプランジャーと記
載する)355a,355bにて構成されている。
なおこれら両プランジャー355a,355bは・一対
のテープリール53a,53bの軸心に対して直角な方
向をなしてターンテーブル50上に取付けられてし、3
る。そしてこれら両プランジャー355a,355bに
は例えばゴム板からなる圧看板356a,356bが設
けられていて、これらi両圧看板356a,356bが
各テープリールの局面に圧着してこれを固定するように
構成されている。 3また前記テープ切断機構34
4は前述したテープ供給ステーションAstにおいて供
給されているテープ55が終了した時に、そのテープ端
を切断するものであって、例えば上記テープ供給ステー
ションAstの近傍位置でかつターンテーブル50の回
転方向側位置に配されたテープカッター358と、ター
ンテーブル50上に取付けられた一対のテープ押圧ロー
ラ359a,359bとで構成されている。なおこれら
両ローラ359a,35gbは例えば第44図に示され
るように、これらを枢支した支持アーム360をホルダ
ー361に摺動自在に保持させ、かつ圧縮バネ362に
よって常時所定方向に押出し附勢された構造に構成され
ている。また前記切断テ」プの保持及びスプラィス機構
345は上記テープ切断機構344によって切断された
テープ端を保持して、このテープ端を次の新しいテープ
端にスプラィス(接続)させるものであって、例えば第
43図に示されるように支点軸364を介して回動自在
に枢支されたスプラィスアーム365によって構成され
ている。
なおこのスプライスアーム365のテープホールド面3
66には多数のエアー吸引口367が成形されており、
これらのエアー吸引口367はこのアーム365に設け
られたエアー吸引路368を介して適宜にエアー吸引機
構に接続されている。なお上記ミと点軸364の周りに
は前記ガイドローラ63の1つが回転自在に枢支されて
いる。またこのスプライスアーム365はエアーシリン
ダ(図示せず)にて回転駆動されるように構成されてい
る。また図中370は前述したテープ供給経路上に配さ
れたテープクランプ機構であり、プランジャーソレ/ィ
ド(以下単にプランジャーと記載する)371にて駆動
されるテープ圧着パッド372と、そのパッド受373
とで構成されている。また前記ターンテーブル50は前
記回転軸51を回転駆動するモータ375によって前述
したように180oに回転駆動されるように構成されて
いる。しかして以上の如きテープ自動交;鰯機構340
によれば、次のような要領でリールの自動交換が行なわ
れる。
先ず第42A図の如くテープ供聯合ステーションASt
にあるテープリール53a(以下旧テープリールと記載
する)のテープ55が前述したように供給されている間
に、リール変換ステーション茂tに新しいテープリール
53b(以下新テープリールと記載する)が供給されて
前記リール保持鼠52aに保持される。するとこの後サ
ーボモータ54bが一定時間低速度で回転駆動されて新
テープリール53bが第42A図矢印方向に低速度で回
転される。
そしてこの際フオトセンサー353が被検出素子350
を検出すると、サーボモータ54bが停止され、同時に
プランジャー355bによって圧看板356bがこの新
テープリール53bの隅面に図の如く圧着される。この
結果この新テープリール53bは図の位置でターンテー
ブル50上に位置決めされる。そして新テ−プリール5
3bはL久上の状態で待機され、この間において旧テー
プリール53aからはテープ55の供聯合が引き続いて
断続的に行なわれている。
しかしてテープ55が前述した数10テープピースに相
当する所定の長さ分供給され終って、この旧テープリー
ル53aによるテープ供V給が終了状態になると、第4
2B図の如く先ずプランジャー371によってテープ圧
着パッド372がパッド受373にて圧着されて、その
テープ55が供給経路上でクランプされる。
そしてこの後モータ375によりターンテーブル50が
矢印方向へ回転駆動される。
この際テープ押圧ローラ359aが先ず旧テープリール
53aのテープ端347bを第42B図鎖線の如くスプ
ラィスァーム365に押しつけて進む。一方このスプラ
ィスアーム365ではそのエアー吸引口367によるエ
アー吸引が行なわれている為、このスプライスアーム3
65にテープ端347bが押しつけられた瞬間に、この
テープ端347bがこのスプラィスアーム365のテー
プホールド面366にエアーにて吸着されて、そのテ−
プ端347bがスプラィスアーム365に保持される。
なお上記テープ押圧ローラ359aはスブラィスァーム
365を通り過ぎた後、次に第42B図実線の如くテー
プカッター358に上記テープ端347bを圧縮バネ3
62のバネ力によって押しつける。この結果そのテープ
端347bはこ)で切断されて旧テープリール53aか
ら切り離される。そしてターンテーブル50は前述した
ように180o回転されて第42C図の位置で停止する
なおこの時ターンテーブル5川ま位贋決め機構(図示せ
ず)によってその停止位置で位置決めさ4れる。しかし
て以上の如きターンテーブル50の回転により前述した
ように旧テープリール53aがリール交換ステーション
Bstに送られると同時に、このリース交換ステーショ
ンBstに前述の如く供給されて位置決めされていた新
テープリール53bがテープ供給ステーションAstに
送られて、第42C図の状態になる。
するとこの後スプラィスアーム365が支点軸364を
中心に第420図実線の位置に回動されて、これまで保
持していたテープ端347bを新テープリール53bの
テープ端347aに貼付けられている両面接着テープ3
49に押圧して、これらを互にスプラィス(接続)する
以上により一連のテープスプラィス工程が完了となる。
なおこの後は両プランジャー355b及び371が共に
解放されて、圧看板356bが新テープリール53bか
ら離れて、この新テープリール53bの位置決めが解除
されると共に、テープ圧着パッド372がパッド受37
3から離れてテープ55のクランプが解除される。また
これと同時にスプライスアーム365が第420図鎖線
の位置へ復敷されると共に、そのエアー吸引口367部
分でのエアーの吸引が解除されて、テープ端347bが
このスプライスアーム365から解放される。そしてこ
の後は前述したように上記両面接着テープ349で互に
スプライスされた旧及び新テープ55の前後両端部分に
編集されている不要テープが、前述したテープホールド
ユニット206における不要テープ吸取路242部分に
吸取られ、かつ前述したカッター243による切断動作
と相換って、この不要テープが廃棄される。
なお上記の如き不要テープの吸取りにより、新テープリ
ール53aのテープ55は所定の供給径路上に自動的に
ローディングされ、次のテープ巻取り工程の為の準備が
なされる。他方リール交換ステーションBstへ送られ
た既にテープ55が空になった(但しテープは若干残っ
ている)旧テープリール53aはリール自動交f算機構
341によってターンテーブル50のリール保持軸52
aから取除かれ、次の新しいテープリールがターンテー
ブル50のリール保持軸52aに自動的に供給されて、
やはり前述したように位置決めされて待機されることに
なる。従ってこのテープ自動交換機構340によれば、
テープ変換の為に機械を一時停止する事なく作業を続行
出来て、生産性の非常に高いものとなつている。
本発明は、順次供V給されるハプの切欠きを所定方向に
正確に位置決めし、この位魔決めされたハブの切欠き内
にクランプピースを打込んで、テープ端をハブ周面に自
動的に止着させるので、テープカセットの組立装置の完
全自動化及び組立精度の向上が可能となる。
しかもその際特に、順次供給されるハブの切欠きを所定
方向に正確に位置決めする作業を極めて高能率を行うこ
とが出来るので、テープカセットの組立作業効率を極め
て高くすることが出来て、テープカセットの生産線を著
しく向上させることが出釆る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を適用したテープカセット製造装置の実施
例を示すものであって、第1図は装置全体の概略平面図
、第2図はロータリmテーブル部分の平面図、第3図は
第2図3一3級断面図、第4A図及び第4B図はハブへ
のテープクランブ要領を説明する拡大平面図、第5図は
ハブ位置決め機構部分を説明する平面図、第6図は第5
図6−6線拡大断面図、第け図は第6図7−7線断面図
、第8図は第7図8一8線拡大断面図、第9図及び第1
0図は回転ハブチャック部分を説明する拡大断面図、、
第11図は第9図11−11線拡大断面図、第12図は
第10図12m12線拡大断面図、第13A図〜第13
C図は回転ハブチヤックへのハプの受渡し要領を説明す
る要部の断面図、第14図は回転ハブチャツク部分を説
明する拡大断面図、第15図はハブ定位状態確認機構部
分を説明する第2図15−15線矢視拡大図、第16図
は第15図16−16線拡大断面図、第17A図〜第1
7C図はハプ定位状態確認要領を説明する第15図17
−17線断面図、第18A図〜第18C図は第17A図
〜第17C図の夫々の側面図、第19図は第17A図1
9HI9線拡大断面図、第20図はテープクランプ機構
部分を説明する一部切欠平面図、第21図は同上の要部
の拡大水平断面図、第22図は第20区022−22線
断面図、第23図は第22図23−23線断面図、第2
4図は同上のテープカツ夕m部分の拡大斜視図、第25
図は第21図25一25線断面図、第26図は第25図
26−26線断面図、第27図はハプへのクランプピー
ス打込み完了状態を示した要部の拡大水平断面図、第2
8図はテープ巻取機構部分を説明する第2図28一28
線拡大断面図、第29図は第28図29一29線断面図
、第30図はテープ切れ検出機構部分を説明する第2図
30一30線拡大断面図、第31図は第30図31−3
1線断面図、第32図はテープ切れ検出機構における判
別回路を示したブロック図、第33図はハブ巻テープ組
込み機構部分を説明する拡大平面図、第34図は第33
図34−34線断面図、第35図は第34図35−35
線矢視図、第36図は第33図36−36線断面図、第
37図は第33図37−37線断面図、第38図は第3
3図38一38線断面図、第39図はテープガイド機構
部分の変形例を示した要部の拡大−部切欠正面図、第4
0図は第39図40−40線断面図、第41図は第39
図41−41線矢視図、第42A図〜第42D図はテー
プ自動交モ逸機磯部分を説明する要部の平面図、第43
図は同上のスプラィスアーム部分の拡大水平断面図、第
44図は同上のテープ押圧ローラ部分の拡大断面図、第
45図は同上のテープリールにおけるテープ巻装部の部
分拡大図である。 また図面に用いられている符号において、53は供給用
テープリール、54はサーボモータ、55は磁気テープ
、60はハブ、73は回転ハブチャック、74は固定ハ
ブチャック、85は切欠き、86クランプピース、88
はハブ供給機構、95はハブプツシャー、96a,96
bはハブ供給通路であるハブ突出し路、99はハブ位置
決め機構、100はハプ位置決めドラム、103は環状
壁体、106a.106bはハブ収納部、107は摩擦
ローラ、109は遊星ギャ、110は固定ギャ、113
は駆動ギャ、115a,115bはハブ位置決め爪、1
16は圧縮バネ、203はテープクランプ機構、204
はクランプピース供給機構、205はクランプピース打
込み機構、206はテープホールドユニット、260は
定トルクモータ、264は定スピードモータである。 第1図第2図 第3図 第4図A 第4図B 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第22図 第23図 第15図 第16図 第24図 第17図 第18図 第19図 第20図 第21図 第25図 第26図 第27図 第28図 第29図 第30図 第31図 第32図 第33図 第34図 第35図 第36図 第37図 第38図 第39図 第40図 第41図 第42図 第42図 第44図 第45図 第43図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (a)周面の一部にテープ止着用の切欠きを有する
    ハブを所定位置に順次供給するようになしたハブプツシ
    ヤーを有するハブ供給機構、(b)上記ハブ供給機構の
    ハブプツシヤーによつて順次供給されるハブの供給通路
    が形成された環状壁体と、この環状壁体の内部に配置さ
    れて回転駆動源により所定角度毎に間欠的に回転駆動さ
    れるハブ位置決めドラムと、このハブ位置決めドラムの
    外周に等間隔で設けられてこのハブ位置決めドラムの間
    欠的な回転によつて上記ハブ供給通路に順次接続される
    ようになされた複数個のハブ収納部と、上記ハブ位置決
    めドラムに設けられて上記各ハブ収納部内へ侵入する如
    く弾性的に移動付勢された複数個のハブ位置決め爪と、
    上記各ハブ収納部内に臨む状態で上記ハブ位置決めドラ
    ムに設けられてこのハブ位置決めドラムの回転に伴つて
    、回転駆動される複数個の摩擦ローラとを備え、上記ハ
    ブプツシヤーによつて順次供給されるハブを上記ハブ供
    給通路から上記複数個のハブ収納部内に順次受け入れて
    収納させると共に上記ハブ位置決めドラムを順次間欠的
    に回転駆動させ、このハブ位置決めドラムの間欠的な回
    転時に上記複数個の摩擦ローラを回転させてこれらの摩
    擦ローラにより上記複数個のハブ収納部内に収納されて
    いる複数個のハブを各々摩擦回転させ、これら複数個の
    ハブの摩擦回転によりこれらの上記切欠きの位置を自動
    調整させて所定位置にて上記複数個のハブ位置決め爪を
    各々のハブの切欠き内に弾性的に係合させることにより
    、これら複数個のハブの切欠きを各々所定方向に位置決
    めするように構成されたハブ位置決め機構、(c)この
    位置決めされたハブを保持するようになしたハブ保持機
    構、(d)この保持されたハブの切欠き位置にテープ端
    を供給するようになしたテープ端供給機構、(e)クラ
    ンプピースを上記ハブの保持位置に順次供給するように
    なしたクランプピース供給機構、(f)この供給された
    クランプピースを上記テープ端の外側から上記ハブの切
    欠き内にテープ端と共に打込んで、テープ端をハブ周面
    に止着するようになしたクランプピース打込み機構、を
    夫々具備するテープカセツト組立装置におけるハブへの
    テープ止着装置。
JP6269976A 1976-05-28 1976-05-28 テ−プカセツト組立装置におけるハブへのテ−プ止着装置 Expired JPS6019070B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315804U (ja) * 1989-06-26 1991-02-18

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JPH0315804U (ja) * 1989-06-26 1991-02-18

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