JPS60189135A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPS60189135A
JPS60189135A JP4386184A JP4386184A JPS60189135A JP S60189135 A JPS60189135 A JP S60189135A JP 4386184 A JP4386184 A JP 4386184A JP 4386184 A JP4386184 A JP 4386184A JP S60189135 A JPS60189135 A JP S60189135A
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村井 和三郎
由良 武司
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Terasaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は回路遮断器、特に成形絶縁物からなるモール
ドベースとモールドカバーとで各極室および閉鎖外被を
形成する多極モールデッドケース形回路遮断器の各極室
内に収納する主要構成部材を対応する一対の絶縁板間に
支持するようユニット化して成形絶縁物の遮断時の破損
を防止すると共に組立て他容易にした回路遮断器に関す
るものである。
従来技術 従来、成形絶縁物から成るモールドベースとモールドカ
バーとで端子部を除いて充電部を覆う閉鎖外被が形成さ
れ、多極構成の場合にはモ □−ルドベースとモールド
カバーとには各極室を溝形に仕切る絶縁隔離壁が設けら
れ、モールドベースとモールドカバーとを組合せること
によってトンネル溝の各極室が形成されている。この種
の回路遮断器では各極室の内部に取付けられる主電流導
電体装置、過電流応動装置等の主構成部材はモールドベ
ースの底面またはこれに平行な取付面を成形によって一
体に形成し、その面内に有する取付孔によりねじ止め、
或は底面に平行にねじ止めまたは軸承したい場合は底面
に取付けたL字形またはコ字形金具の側面に二次的に取
付けられるのが一般的である。従って、全体構造の上で
種々の制約を受ける場合が多く且つL字形またはコ字形
金具が曲げ加工を必要とするので、この様な金具に取付
けられる主要構成部材を絶縁状態に保持することが困難
な場合が多い。韮た、この様な構造の回路遮断器におい
ては、大電流を遮断した場合に発生するアークガスによ
って極めて高い内圧を発生した時にモールドベースまた
はモールドカバーを破壊するに至るが、モールドペニス
もモールドカバーも接合面では単に突合せた状態にある
だけであり、各極室を仕切る絶縁隔壁は夫々の頂部或は
底部壁および各極室のトンネル溝の入出力端子近傍の両
端壁で一体的に支持されているのみであって片持梁の基
本構造きなっており、アークガスによる内圧に対して強
固に構成されているとは云い難い。また、遮断器構造に
よっては組立上もしくは金型製作上の理由から入出力端
子近傍に設けられた各極室のトンネル溝の両端壁が成形
絶縁物のモールドベースやモールドカバーと一体的に成
形されず、片側或は両側の端壁を欠き、更に遮断器の組
立時に当該部分に別部材である端板を取付けて全体を遮
蔽する場合が多い。この様な一般の多極モールデッドケ
ース形回路遮断器ではアークガスによる内圧に対しそは
極めて不合理で破損し易い構成をなしている等の欠点が
みられる。
発明の目的 従って、この発明は上述の従来における欠点を解消する
ためになされたものであり、その主な目的はモールドケ
ースがアークガスの内圧に対して直接その影響を受けな
いように補強し且つ極室に収納される主要構成部材の配
置を自由に選択できるうえ、各種ごとlこユニット化し
て、組立てを容易に行うことができるように構成された
回路遮断器を提供することをこある。
発明の構成 この発明を要約すれば、回路遮断器は、モールドケース
によって形成された各極室のトンネル溝に配置される対
応する左右一対の絶縁板に固定接触子を有する固定導電
体および消弧装置を装着し、固定接触子と対応する可動
接触予行を開閉方向に移動自在に支持するようにユニッ
ト化して各極室に嵌め込み支持するようにしたものであ
る。
また、この発明に依れば1回路遮断器は、固定接触子装
置および消弧グリッド等の固定部材が各極室毎に収納さ
れる一対の絶縁板内に挟持されるので、各々を絶縁状態
に、また機能上置も好都合な位置に極めて自由に配置す
ることができる。
更に、この発明の回路遮断器に−おいては、挟持される
固定部材の主体部の幅を一定として各部材が必要に応じ
て複数個の突起を有し、左右シメ付られているので、一
対の絶縁板が強固に保持されるために大電流遮断時のア
ークガスの内圧に対して強固であり且つ絶縁板がモール
ドベースやモールドカバーの接合部の相当部分を覆って
いるので、大電流遮断時のアークガスの内圧がモールド
ベースおよびモールドカバーには直接に作用せず、モー
ルドケースが破損を受けることがないと共にアークガス
がモールドベースとモールドカバーとの接合面の僅かな
隙間から噴出する危険性が完全に防止されて安全である
また、この発明の回路遮断器においては極室に収納され
る主要構成部材が一対の絶縁板によって装着されて極室
ユニットを構成するので、組立が容易となる効果を奏す
ることができる。
この発明の他の目的と特長および利点は、この発明の回
路遮断器の推奨実施例を示す添付図面に沿っての以下の
詳細な説明から明らかになろう。
推奨実施例 図面の第1乃至ダ図に示される様に、この発明の回路遮
断器は、成形絶縁物から成るモールドベースコト、この
モールドベース−の一部底蓋lとモールドカバー3とか
ら箱形に形成された遮断器本体lを有しており、端子部
を除く回路遮断器の充電部を全て覆うと共にモールドベ
ースコとモールドカバー3には第λ、7図に示すように
溝形に仕切る絶縁隔壁、20/ 、30/が設けられて
いて、モールドベースコとモールドカバー3を組合せる
ことによってトンネル溝の6極の主要構成部材および操
作機構部を収納する各極室ダと、極室亭の一側に隣接し
た開閉操作機構室Sが設けられ、開閉操作機構、tA、
引外し機構jBおよび定格電流可調整機構j−0が収納
されている。また、6極の共通部分については説明の簡
略のために一極だけについて説明する。
第弘図に示される様に、各極両端の端子棚に端子金物6
.A1が設けられている。固定接触子装置は第1の固定
導電体りと第一の固定導電体ざが間隔を置いて対応する
ように設けられ、第1、第一の固定接触子テ、/θが夫
々装着されている。第1の固定導電体7の一端は端子棚
に導出されて端子金物6と接続され、他端部はV字形に
折り返されており、′折り返し部片7′の折り返し端部
に接近した側に第1の固定接触子ヲが設けられている。
また、第1の固定導電体7の上部には成形絶縁物から形
成されたL字形の第1の固定導電体カバー/lがビスi
xにより取付けられ、第1の固定導電体カバー//の他
端部垂直部片//aが各極室グの一方の端部壁を形成し
ており、更に第1の固定導電体7の折り返し部の形状に
沿って内側に磁性体13が設けられている。
第2の固定導電体ざは電磁石装置ll/、の巻線コイル
13の三方を囲むように形成され、一端折り曲げ部ff
aがモールドベースコの引外し素子収納用の隔壁2aに
設けられた嵌合溝jbに係合され、他端部には横方同に
折り曲げられて突起するコイル接続片ざbが設けられて
いる。
可動接触子装置は、第11.2の固定−電体り。
gに夫々設けられた第12.2の固定接−子?。
/θと各々対応するように可動接触子装置乙の両端に第
1,2の可動接触子/?、/gが取付けられ、可動接触
子装置乙の閉路時に第1,2の固定接触子9./θを橋
絡し、開路時には固定接触子9,10から開離するよう
になっている。可動接触予行’/ Aは中央部において
絶縁物から成る可動接触子支持ロッド/9の下端拡大部
に設けられた嵌合溝/?aに嵌入され、ピンj(7によ
り可動接触子支持ロッド/りと可動接触予行16とが一
体的に連結されている。可動接触子支持ロッド19の上
端は第7図に見られるようζこ二叉状に分岐された分岐
腕/?b 、/9cを有している。
開閉操作機構室Sから6極に亘って貫通する成形絶縁物
のコンタクトクロスバーコ/は、第コ図ζこ示されるよ
うに一体に成形されて且っ6極に対して一枚に分かれた
アームJ/aを有しており、これらのアームU/aの先
端側に磁性体から成りコの字形に折り曲げられた可動接
触子リンクココの一端側の両翼部から突出した突起軸2
2aが回動自在に嵌合支承されており。
他端側に形成された翼部両脚λ2bが−F述の可動接触
子ロッド/qの分岐腕/9b 、190間に挿入され、
ピン23により一体に連結されている。コンタクトクロ
スバ−,2/のアーム2/aと可動接触子リンク2コの
翼部両脚、2.2t)とに夫々設けられたばね架はピン
2’l 、 2.3;の間に引きばねコロが架設され、
投入状態において可動接触子i7.igに固定接触子9
,10への接触圧力を与えるデッドセンターリンク機構
を形成している。
第a、s、g図に示される様に、電磁石装置llIは巻
線コイル13を捲回する円柱状の固定鉄心、27の両端
部に数枚の磁性鋼板を積層したヨークコSが設けられて
おり、これらヨーク、2gには可動鉄片コタの対応部に
突起部、2gaが形成されている。可動鉄片J?は折り
曲げ耳片、2?aにて軸30に↓り回動自在に支持され
、一端部、29bが可動接触子ロッド/qの上端と対応
し、他端部29cが後述のトリップバーク6と対応され
、・ヨーク、2fの突起部2gaと対応する部分に数枚
の磁性鋼板を積層した吸引部コ?dが設けられていて復
帰ばね3/により常時時計方向に偏□倚されている。尚
、両側のヨーク2gの内側と第一の固定導電体gの内側
に第3図に示される如く各々の形状に沿った絶縁板j−
,3tが設けられている。また、巻線コイル/&は異な
る定格電流であっても、夫々の定格電流における。よう
にアンペア巻数が一定となるように巻回され、吸引電流
設定値の定格電流に対する瞬時列外し値の倍率が同じと
なるように形成される。
消弧室3ダには可動接触子/7,1gの両側に夫々接触
子側に切込み溝3gaが設けられた消弧グリッド3Sが
開離方向に絶縁間隙を置いて多数平行に配置されて消弧
装置JA、3AJが形成されており、これら消弧装置3
/、、31.’の最下端部の各消弧グリッド35の切込
み溝j4aの反対側に折り曲げ接続片3jbが設けられ
、対応する折り曲げ接続片、?、5−1) 、 、?&
b間を接続するようにアーク流し板37により消弧装置
36゜361 が連結されている。
巻線コイル15は固定鉄心、27を巻回していて一端が
固定導電体gの接続片gbに接続され、他端が引外し素
子収納隔壁Uaの上端縁に跨るように設けられたコイル
導出端子板3gの一端に接続されている。過電流応動素
子としてJ形に折り曲げられたバイメタル39の底辺部
は引外し素子収納くぼみの底壁、2cに取付ねじグθと
ナツトlI/によら締着され、バイメタル3qの一端が
コイル導出端子板3gの他端に接続され、他端上部には
バイメタル調整ねじQ、2が螺着されると共に可撓リー
ド線lI3が接続されている。また、この可撓リード線
グ3の他端部は導電端子4tグを介して端子金物6“に
接続される。
室の端板t3が設けられている。更に、バイメタル調整
ねじ&、2の先端は成形絶縁物から成るトリップパーl
I6の舌片IIAaと対向して設けられ、トリップバー
lI6の上部突起片+4bは可動鉄片、2?の尾部、2
9Cと対応するように設けられている。
上述の第1の固定導電体7、第一の固定導電体g、電磁
石装置/ lI、消弧装置3A 、 、?A°等の固定
部材は各極室グ毎に設けられる一対の絶縁板’17.’
it’間に取付支持して一体に形成される。
すなわち、第7.g図に示される様に、一対の絶縁板4
(?、f?’の両性側はモールドベース2とモールドカ
バー3で形成される各極室ダのトンネル形の収納溝の両
側壁にはゾ密着して挿入されるような間隔をもっている
。これら絶縁板& ? ’、 + 7″には多数の孔が
設けられていて、第1、第一の固定導電体7.gおよび
各消弧グリッド3Sの両側縁に一体に設けられた各突起
片? c。
gc 、3kc等が夫々絶縁板lI7.’It’の各対
応位置に設けられた取付孔グざ、 Q9 、 !rO等
に嵌合またはカシメ付により固着される。また、電磁石
装置llIの固定鉄心コアを巻線コイル/jと絶縁板3
.2およびヨーク2gを貫通させて、固定鉄心27の両
端部の突起円柱、27aが絶縁板グク、lI?’に設け
られた取付孔、1/に嵌合してカシメ付けられ、可動鉄
片コブは絶縁板97,9?’に設けられた嵌合孔S2に
軸30を可動鉄片コブの耳片、29aに一体に挿通して
支持される。
次に、可動接触子支持ロッド/デの下部の嵌合溝/qa
に可動接触予行16を嵌入したものを絶縁板97.#?
’の間隙部から挿入し、ピン20を絶縁板99.’17
’に設けられたガイド長溝33間に亘るように可動接触
子支持ロッド/q、可動接触予行16を一体に貫挿して
可動接触予行16および可動接触子支持ロッド/?が開
閉方向に移動自在に支持される。
組立てに際しては、上述の如く第1.コの固定導電体t
、g、電磁石装置/lIおよび消弧装置31..36’
が一対の絶縁板&’7.#’7’間に装着され、可動接
触子支持ロッド19と可動接触予行16を絶縁板ダク、
ダ71間に移動自在に支持し且つ一対の絶縁板’17,
447’の底縁と最下端の消弧グリッドの折り曲げ接続
片3.tbとの間にアーク流し板37を挟持させて、コ
イル導出板3g、バイメタル3?、可撓リード線lIJ
および導電端子4(lIが一体に接続された極室ユニッ
トを極室ダの収納溝内に挿入して第tQ固定導電体カバ
ー//を第1の固定導電体りに装着し、次いで可動接触
子ロッド/9の頭部分岐腕/qb。
/?cと可動接触子リンク2.2の一端を嵌め合せてピ
ンコ3により連結して、可動接触子リンク2.2と連結
されたコンタクトクロスバ−j/を所定位置に嵌め込み
、モールドカースコの底壁から取付ねじ3ダを最下端の
消弧グリッドの折り曲げ接続片35を貫挿してアーク流
し板37に設けられたねじ孔に螺着固定し、更ζこコイ
ル導出板3gを引外し素子収納隔壁2aの上端縁から嵌
め込み、バイメタル3?を引外し収納くぼみの底壁2c
にねじ部材グθ、4t/によって取付け、導電端子lI
+の折り曲げ片先端1IIIaをモールドカーススに設
けた嵌合溝に取付けるようにすることが好ましい。
トリップバーブ6は開閉操作機構室3から各極ニ亘って
モールドベースコトモールドカハー3の接合部附近を貫
通して延びており、各極毎、に設けられた舌片1IAa
には片側の面に傾斜面SSが一体に形成されていて、こ
の傾斜面SSがバイメタル調整ねじlIコと舌片11A
aとの間隙を調整作業によって適当な位置に整定される
ようになっている。トリップバーブ6は多極を横切る方
向に移動可能に支承され、開閉操作機構室Sに設けられ
た定格電流可調整機構kcによって舌片11A’aの傾
斜面!f&の位置を変える、ことにより各々対応するバ
イメタル調整ねじ+Jとの間隙を増減して設定電流が?
AIできるようになっている。
開閉操作機構室Sは第3図に示される様にコンタクトク
ロスバ−,2/とトリップパーl16に関連して開閉操
作機構J−Aおよび引外し機構jBが設けられ、開閉操
作機構GAは投入操作の動作中の位置の如何に拘らず引
外し機構3Bの動作により引外し自由に構成されている
開閉操作機構3Aはモールドベースコに固定された左右
一対の固定枠S6にハンドル軸S7によって支承された
成形絶縁物のハンドル3gを有し、このハンドル5gの
操作つまみSgaがモールドカバー3の開口部3bから
突出していてハンドルsgを回動できるようになってい
る。このハンドル3gの操作つ才みjgaが左側に傾け
られている場合はオンの状態を示しており、ハンドルス
プリングsqが固定枠S6とハンドルsgとの間に架設
されていて常時ハンドル5gをオフ方向、すなわち時計
方向に偏倚している。また、ハンドルsgにはピンAO
によって操作リンクAIの一端が接続され、操作リンク
61の他端はピン6λによってトリップレバー63の長
溝孔AJaに遊嵌連結されている。更に、トリップレバ
ー63は固定枠kAに゛ 固着されたトリップレバー軸
61Iにより回動自在に支持されている。コンタクトリ
ンク63はピン6.2により一端が操作リンクAIに連
結され、他端はピン66によってコンタクトクロスバパ
ー21と一体に成形されたクロスバ−作動片λlbに接
続されている。遮断ばね6りは一端がピン66に架設さ
れ、他端はモールドベースコに取付けられたばね架は片
6gに架設されていて常時コンタクトクロスバ−,2/
を時計方向に偏倚している。
引外し機構、tBにおいて、トリップレバー63の一端
の爪6.?bは固定枠S6に支承されたトリップピン6
りの半円形に切欠かれた保合部A?aと通常の閉路状態
で係合している。トリップピン腕7θはトリップピン6
?の周囲に沿った湾曲部を有しており、トリップピン6
ワとの回転角度を調整できるように一体にねじ71ζこ
よって締着されている。
トリップピン腕りθの一方の側部70tLIこは周囲温
度補正用バイメタル7コの一端が接続されており、この
周囲温度補正用バイメタル7コの他端はトリップバーl
I6の開閉操作機構室s内に設けられた突起片4I4G
に対向して配置されている。トリップピン復帰ばね73
がトリップピン腕り0を常時時計方向に引張るように設
けられており、時計方向の動きはトリップビン腕70の
他方部片70bが固定枠j6に設けられた保合突起S6
aと係合することにより制限されて定常状態の静止位置
が定められている。
定格電流可調整機構5Cは、固定枠、tAに固定された
取付部材74I、クダ°の間に回動自在に支承された成
形絶縁物から成る定格電流可調整ノブ73を有しており
、この調整ノブ73は頭部がモールドカバー3の切抜孔
3cから露呈していて、下端が偏心カム7、taを介し
て作動レバークロを回動するように設けられ、作動レバ
ー76の一端に設けられた作動ピン74aとトリップバ
ー’Itに設けられた溝孔4IAdとが嵌合ざ゛れでい
て、外部から定格−流可調整ノブ7sを回転することに
よりトリップバーブ6が軸方向に移動されて、各極室に
おけるバイメタル調整ねじ4Iコと対応する舌片4I4
aの傾斜面SSの位置が変わり、調整ねじダコと傾斜面
ssの間の間隙が変更されて設定電流を調整することが
できる。
トリップ押釦77は定格電流可調整ノブ73と同様に頭
部がモールドカバー3の切抜孔3dから露呈するように
設けられており、下端が取付部材!’の下側に装着され
たコの字形の押釦復帰ばねりgを介してトリップバーブ
6の突起片p6eを押圧作動するように設けられている
また、コンタクトクロスバ−J’/のクロスバ−作動片
、2/1)の反対側一部に開閉表示片、210が一体に
形成されていてモールドカバー3の表示窓3eにて開閉
状態を表示するようになっている。
この様に構成されたこの発明の回路遮断器の開閉操作に
就いて説明するに、第3,4を図に示される状態に壜い
て、ハンドル3gの操作つま、みjざaは左側に傾けら
れたオン状態にある。このオン状態から通常のオフ状態
にするために、“ 手動操作によって操作つまみ&ga
を右方向に移動させれば、トリップレバー63の爪部6
3tlがトリップピン699掛合部Ahaと係合した状
態を保ち、操作リンク61を介してピン6コがトリップ
レバーt3の長溝孔Aja内を左方向に動かされ、コン
タクトリンクAj−を介してコンタクトクロスバ−,2
/が時計方向に回動され、遮断ばね6りが縮まり、ハン
ドル軸!り、ピアtO,tコを結ぶ線で五オーバーセン
タリンク状態となって逆くの字形からくの字形に移行し
てハンドルStおよび操作リンク61は静止保持される
。従って、コンタクトクロスバーコlのアーム4/aと
可動接触子リンク、2コは一体の状態で時計方向に回動
され、可動接触子支持ロッド19とこの可動接触子支持
ロンド12に接続された可動接触予行16が移動される
。こh lr十つア?iT動詑紬↓17: t t 1
寸−ソフn礒tゼスド誘札53ン沿って下方に摺゛動さ
れて第1,2の可動接触子tt、itrが第1.コの固
定接触子9゜lOから開離されて第5図に示されるオフ
状態となる。
このオフ状態から手動操作によって操作つま ・みst
aを左方向に動かすと、操作リンク6/を介してピン6
2がトリップレバー6Jの長溝孔AJ&に沿って右方向
に動かされ、コンタクトリンク6Sを介してコンタクト
クロスバ−21が反時計方向に回動され、コンタクトク
ロスバ−,2/のアームJ/aと可動接触子リンク、2
2が一体的に反時計方向に回動され、可動接触子支持ロ
ッド/?を介して可動接触予行l&が上方に引き上げら
れて第1.コの可動接触子tt、itが第1.コの固定
接触子’t、ioに圧接された第3,4/図に示される
オン状態となる。
次に、オン状態において通常の過電流が流れて過電流引
外し装置の作動による自動遮断の場合lこは、過電流応
動装置のバイメタルJ9の彎曲によってトリップバー4
t6の舌片4IAILの傾斜面3jをバイメタル調整ね
じ4IJが押圧してトリップパーダ6が時計方向に回動
されると、開閉操作機構室5のトリツブバーダtの突起
片4ttCによって周囲温度補正用バイメタル7λ、ト
リップビイ腕70およびトリップピン6?が一体的lこ
反時計方向貞こ回動されて、これによってトリップピン
69の掛合部&?aとトリップレバー63の爪部4jb
との係合が解かれてトリップレバー63が反時計方向に
回動され、遮断ばねt7のばね力によってコンタクトリ
ンク6!rを介してピンt2がトリップレバー63の長
溝孔AJeLに沿って左方向に動かされて遮断ばね67
が収縮されると共に、コンタクトクロスバ−J/が時計
方向に回動されて第1.コの可動接触子/7./lが第
1.コの固定接触子q、i。
から開離されて電流が遮断される。
このときに、同時にハンドルスプリング!ヂによってハ
ンドル5gが一緒に直接に時計方向に回動されるので、
操作リンクl、/、トリップレバー63およびコンタク
トリンク63が引き上げられて自動遮断状態を経°てハ
ンドルスプリング3りによってトリップレバー63の爪
部6jbがトリップピン6りの掛合部Ahaと係合され
たオフ状態に戻される。
また、定格電流のg−i、y倍以上、すなわち瞬時引外
し値設定電流以上、の過電流に対して(敷先ず電磁石装
置/ダが励磁されてヨークλgの突起部、2ざaへの可
動鉄片29の吸引部29d−の吸引初期動作によって可
動鉄片コブの一端Jftlが可動接触子支持ロッド/9
の上端番叩くので、コンタクトクロスバ−J/が閉路状
態に保持された状態で、可動接触子リンク22が引きば
ね、26に抗して軸ココaを支点として時計方向に回動
されて第1.−の可動接触子/ 7゜tgが第11.2
の固定接触子v、ioから高速度で開離され始め、アー
ク電圧が上昇して十分な初期限流効果が生じられる。可
動鉄片コブが固定鉄心27のヨークコgに完全に吸引さ
れた状態において、可動接触子リンクココは引きはね2
乙の作用線が軸−コaに近づくまで回動されてダ[きば
ね、2乙の可動接触子リンクa2に及ぼす作用力が非常
に弱まった状態に置かれる。この状態にて、第1,2の
可動接触子it、tgと第1、−の固定接触子9,70
間に生じる電磁反撥力或はWJlの固定導電体りの折り
返し部7′に沿って設け゛られた磁性体13の接触子リ
ンク22の吸引作用が加わる仁とによって可動接触子リ
ンク22は第1,2の可動接触子lり、lSの開離方向
に回動されて引きばね2乙の作用線が軸2.2aを反対
側に越えて作用力が反転して可動接触子リンク22が急
速に時計方向に回動され、第S図に示される通常の開離
距離よりも長い開離距離をもつ第6図に示される一路状
態に至る。この引きはねコロの作用力の反転は短絡電流
のような大電流になればなるほど接点間の電磁反撥力或
は可動接触子リンクココの磁性体13への吸引力が増大
されて加速される。
一方、固定鉄心コクのヨークコざに可動鉄片2qが吸引
されることによって可動鉄片コ9の4tt、−′bを叩
いてトリップパー446が時計方向に可動、され、トリ
ップピン6デとトリップレバー63との保合が解かれ、
コンタクトリンク6Sを介してコンタクトクロスパーコ
lが時計方向に回動されることによってコンタクトクロ
スバー21が閉路位置に保持され、可動接触子リンク2
2を回動位置に保持する引きはね2乙の作用線を軸ココ
aが反対側に越えて作用力が通常の状態に復帰された第
S図に示される開路状態になる。
この発明のこの推奨実施例では、接点間の電磁反撥力或
は可動接触子リンク2−の磁性体13への吸引力が十分
に発揮できない瞬時引外し設定電流近辺の過電流領域に
おいて、もし可動鉄片コ9が固定鉄心27のヨーク2g
に吸引されて可動鉄片29の一端、29bが可動接触子
支持ロッド/、9を開離方向に押し下げて可′iIJ接
触子リンクJJの回動位置が引きはねλ6の作用力を反
転できない状態にあっても、一方で可&姓吟”rafr
X篇崗’tort萌ζト倦1ツブバーtAル回動して開
閉操作機構の崩潰によるコンタクトクロスパー21の回
動による遮断゛動作が連続して行われて安全に自動遮断
が遂行される。
上述した様に、この発明は:平行溝形に区分する絶縁隔
壁コθ/ 、30/を備えたモールドカースコとモール
ドカバー3を組合せてトンネル溝の各極室ダが形成され
る回路遮断器において、各極室ダ内のモールドカー3側
とモールドカバー3側とに亘って配置される複数個の取
付孔を有する左右一対の絶縁板+ 7 、4t?’には
さまれて各種の主要構成部材である固定接触子q、i0
(或はいずれか一方)を有する固定導電体7.す(或は
いずれか一方)および消弧装置36..3A’(或はい
ずれか一方)を構成する磁性体から成る消弧グリッド3
5をカシメにより装着し、更に左右一対の絶縁板f?、
17’の間に固定接触子9.10と対応する可動接数子
It、/It (或はいずれか一方)を有する可動接触
予行11を開閉方向に移動自在に遊嵌支持する各極ユニ
ットを各極室に嵌め込むようにした回路遮断器であって
、モールドケースの外部の°作業性の良い場所で一対の
絶縁板4!7.f7’に各種の主要構成部材を装着して
モールドベースλの極室lに収納するように組立てるこ
とによって、アークガスの内圧に対してモールドケース
が強固となり、主要構成部材の配置を自由に選択してユ
ニット化できるために設計および組立てが簡単となる効
果を奏することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明での3極形の回路遮断器の平面図、第
2図は第7図の回路遮断器のモールドカバーを取去った
平面図、第3図は第1図の■−■線に沿って矢印方向に
見た開閉操作機構室の断面図、第9図乃至第6図は第1
図の■−■線に沿って矢印方向に見た極室の断面図で各
々オン、オフ状態ならびに大電流による遮断過程を示す
図、第7図は第1図および第2図の■−■線に沿って矢
印方向に見た断面図、第3図は一対の対応する絶縁板に
よって主要構成部材が支持される極室ユニットの一部分
解斜視図である。図中、l二本体、−二モールドベース
、3:モールドカバー、ダニ極室、S:開閉操作機構室
、SA:開閉操作機構、SB:引外し機構、SC:定格
電流可調整機構、ワ、す:固定導電体、ワ、lθ:第1
2.2固定接触子、llI:電磁石゛装置、15:巻線
コイル、16:可動接触予行、lヂ、tg :第1,2
可動接触子、19:可動接触子支持ロンド、St:コン
タクトクロスバ−,22:可動接触子リンク、コロ:引
きばね1.27:固定鉄心、λg=ヨーク、コタ:可動
鉄片、31:復帰ばね、3コ、33:絶縁板、3S:消
弧グリッド1.?A 、、74“:消弧装置、3q:バ
イメタル。 特許出願人 寺崎電気産業株式会社 ■」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平行溝形に区分する絶縁隔壁を備えた一対のモールドベ
    ースとモールドカバーとを組合せてトンネル溝の各極室
    を形成する多極形の回路遮断器において、各極室内にて
    モールドベース側とモールドカバー側とに亘って設けら
    れた複数個の取付孔を有する左右一対の絶縁板と、固定
    接触子をもつ固定導電体および消弧装置を構成“ する
    磁性体から成る消弧グリッドとを備え、固定導電体およ
    び消弧グリッドの、主体部幅寸法が一定で且つ固定導電
    体と消弧グリッドの両側縁に突起が形成され、該左右一
    対の絶縁板の取付孔に固定導電体および消弧グリッドの
    突起を嵌合してカシメ付によって挟持し、該左右一対の
    絶縁板の間に固定接触子と対応する可動接触子を有する
    可動接触予行が開閉方向に移動自在に遊嵌支持される各
    極ユニットを各極室に嵌め込み支持することを特徴とす
    る回路遮断器。
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