JPS6018912Y2 - 被包装置 - Google Patents
被包装置Info
- Publication number
- JPS6018912Y2 JPS6018912Y2 JP11371177U JP11371177U JPS6018912Y2 JP S6018912 Y2 JPS6018912 Y2 JP S6018912Y2 JP 11371177 U JP11371177 U JP 11371177U JP 11371177 U JP11371177 U JP 11371177U JP S6018912 Y2 JPS6018912 Y2 JP S6018912Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- roller
- temperature
- sheet
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
- Package Closures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は長期間にわたり携帯して使用したり保存する
必要のあるシート状物品、たとえば身分証明書、バスや
電車などの定期乗車券、あるいは図面などを汚損、破損
、吸水等から防ぐために透明プラスチックシートで全面
を被包する装置に関するもので、従来の純抵抗式発熱体
や正特性サーミスタのみを発生熱源とした被包装置の連
続被包性能および通電開始後の立上り性能の改良に関す
るものである。
必要のあるシート状物品、たとえば身分証明書、バスや
電車などの定期乗車券、あるいは図面などを汚損、破損
、吸水等から防ぐために透明プラスチックシートで全面
を被包する装置に関するもので、従来の純抵抗式発熱体
や正特性サーミスタのみを発生熱源とした被包装置の連
続被包性能および通電開始後の立上り性能の改良に関す
るものである。
以下この考案を図示実施例により説明すると、1は水平
な挿入面2とこの挿入面の終端部に位置して挿入口3と
、前記挿入面2の相反する側にあって水平な取出し面4
とこの取出し面4の前記挿入口3側の終端部に位置して
取出し口5とをそれぞれ直線的に位置するように一体に
形成した蓋で、底板10と結合されることにより内部に
所定の空間を有するボックス状の本体が構成される。
な挿入面2とこの挿入面の終端部に位置して挿入口3と
、前記挿入面2の相反する側にあって水平な取出し面4
とこの取出し面4の前記挿入口3側の終端部に位置して
取出し口5とをそれぞれ直線的に位置するように一体に
形成した蓋で、底板10と結合されることにより内部に
所定の空間を有するボックス状の本体が構成される。
6.6は前記挿入口3近傍に位置して互に上下関係に接
合している一対の引込みローラー、7゜7は前記取出し
口5近傍に位置して互いに上下関係に接合している一対
の押出しローラー、8,8は前記引込みローラ76.6
と押出しローラー7.7との中間に位置して互いに上下
関係に接合している一対の加圧ローラー、9,9は支持
板で、前記引込みローラー6.6、押出しローラー7.
7と加圧ローラー8,8の両端部をそれぞれ回転自在に
支持するとともにそれぞれのローラー6.6.7,7.
8,8の接合面が前記挿入口3と取出し口5に対し、一
直線上に位置するように前記底板10上に相対向して取
り付けられている。
合している一対の引込みローラー、7゜7は前記取出し
口5近傍に位置して互いに上下関係に接合している一対
の押出しローラー、8,8は前記引込みローラ76.6
と押出しローラー7.7との中間に位置して互いに上下
関係に接合している一対の加圧ローラー、9,9は支持
板で、前記引込みローラー6.6、押出しローラー7.
7と加圧ローラー8,8の両端部をそれぞれ回転自在に
支持するとともにそれぞれのローラー6.6.7,7.
8,8の接合面が前記挿入口3と取出し口5に対し、一
直線上に位置するように前記底板10上に相対向して取
り付けられている。
11は前記引込みローラー6.6と加圧ローラー8,8
間に位置し前記支持板9,9に取付けられた第1の発熱
体で、その両端部に間隙板12゜12を上下からはさみ
、中央部に所定の間隙13を形成している熱板14.1
4と、これに固着した純抵抗式の発熱体15.15によ
り構成され、発熱体15.15は互いに電気的に直列接
続されているとともに熱板14.14を所定の温度に保
つサーモスタット16とも直列接続されている。
間に位置し前記支持板9,9に取付けられた第1の発熱
体で、その両端部に間隙板12゜12を上下からはさみ
、中央部に所定の間隙13を形成している熱板14.1
4と、これに固着した純抵抗式の発熱体15.15によ
り構成され、発熱体15.15は互いに電気的に直列接
続されているとともに熱板14.14を所定の温度に保
つサーモスタット16とも直列接続されている。
17は前記加圧ローラー8,8と押出しローラー7.7
間に位置し前記支持板9,9に取り付けられた第2の発
熱体で、その両端部に前記の間隔板12.12を上下か
らはさみ、中央部に所定の間隙13を形成している熱板
18.18とこれに固定した一定温度まで急速に温度上
昇し、一定温度以上になると抵抗が急激に増え自己の温
度コントロールをする正特性サーミスタ19.19と、
前記熱板18.18間に介在させた絶縁板20゜20と
から構成されており、正特性サーミスタ19.19は電
気的に並列接続されていて、前記第1の発熱体11と第
2の発熱体17も並列接続されている。
間に位置し前記支持板9,9に取り付けられた第2の発
熱体で、その両端部に前記の間隔板12.12を上下か
らはさみ、中央部に所定の間隙13を形成している熱板
18.18とこれに固定した一定温度まで急速に温度上
昇し、一定温度以上になると抵抗が急激に増え自己の温
度コントロールをする正特性サーミスタ19.19と、
前記熱板18.18間に介在させた絶縁板20゜20と
から構成されており、正特性サーミスタ19.19は電
気的に並列接続されていて、前記第1の発熱体11と第
2の発熱体17も並列接続されている。
当然ではあるが第1の発熱体11および第2の発熱体1
7の間隙は引込みローラー6.6、加圧ローラー8,8
と押出しローラー7.7の接合面および挿入口3、押出
し口5と一直線上に位置している。
7の間隙は引込みローラー6.6、加圧ローラー8,8
と押出しローラー7.7の接合面および挿入口3、押出
し口5と一直線上に位置している。
21は押出し口5側に位置し各ローラー6゜6.7,7
.8,8を回転させる駆動モーター、22は駆動モータ
ー21の回転力を各ローラー6.6.7,7.8,8に
伝達するチェーン、23はチェーン22から回転力を下
段の各ローラーに伝えるスプロケット、24は下段のロ
ーラーの回転を上段の各ローラーに伝達する歯車、25
は電源開閉用の主スィッチ、26は駆動モーター21の
運転制御用のスイッチ、Aは熱軟化性プラスチックシー
ト、Bはたとえば図面などの被包されるできシート状物
品である。
.8,8を回転させる駆動モーター、22は駆動モータ
ー21の回転力を各ローラー6.6.7,7.8,8に
伝達するチェーン、23はチェーン22から回転力を下
段の各ローラーに伝えるスプロケット、24は下段のロ
ーラーの回転を上段の各ローラーに伝達する歯車、25
は電源開閉用の主スィッチ、26は駆動モーター21の
運転制御用のスイッチ、Aは熱軟化性プラスチックシー
ト、Bはたとえば図面などの被包されるできシート状物
品である。
以上の構成において主スィッチ25を閉じると第1の発
熱体11の熱板14,14に固着された純抵抗式発熱体
15.15は発熱を始め熱板14.14を連続被包に適
した所定温度までに徐々に到達させる。
熱体11の熱板14,14に固着された純抵抗式発熱体
15.15は発熱を始め熱板14.14を連続被包に適
した所定温度までに徐々に到達させる。
一方、第2の発熱体17の熱板18.18に固着された
正特性サーミスタ19.19は初期抵抗が小さいため電
流値が大となり急速に発熱し第1の発熱体11がサーモ
スタット16で動作するまでに第1の発熱体11より高
温かつ高熱量を熱板18.18に供給し、以後抵抗値が
増加し第1の発熱体11より高熱量、高温度に第2の発
熱体17自身を温度コントロールする。
正特性サーミスタ19.19は初期抵抗が小さいため電
流値が大となり急速に発熱し第1の発熱体11がサーモ
スタット16で動作するまでに第1の発熱体11より高
温かつ高熱量を熱板18.18に供給し、以後抵抗値が
増加し第1の発熱体11より高熱量、高温度に第2の発
熱体17自身を温度コントロールする。
ここでスイッチ26を閉じると駆動モーター21はチェ
ーン22、スプロケット23、歯車24を介して引込み
ローラー6.6、加圧ローラー8.8と押出しローラー
7.7を回転させる。
ーン22、スプロケット23、歯車24を介して引込み
ローラー6.6、加圧ローラー8.8と押出しローラー
7.7を回転させる。
この状態で第3図に示すようにプラスチックシートAで
シート状物品Bをはさみ挿入口3から挿入すると引込み
ローラー6.6によりプラスチックシートAとシート状
物品8間の空気は押し出されながらこれらを第1の発熱
体11の間隙13に案内し、所定温度になっている熱板
14.14より熱を与え、プラスチックシートAを一次
軟化させ、次の加圧ローラー8,8へ送り圧縮し、さら
に第2の発熱体17の間隙13へ案内して高熱量を有す
る熱板18.18より熱を与え、プラスチックシートA
を軟化させて押出しローラー7.7へ送りシート状物品
に圧縮溶着して取出し口4を経て取り出し面4へ案内す
る。
シート状物品Bをはさみ挿入口3から挿入すると引込み
ローラー6.6によりプラスチックシートAとシート状
物品8間の空気は押し出されながらこれらを第1の発熱
体11の間隙13に案内し、所定温度になっている熱板
14.14より熱を与え、プラスチックシートAを一次
軟化させ、次の加圧ローラー8,8へ送り圧縮し、さら
に第2の発熱体17の間隙13へ案内して高熱量を有す
る熱板18.18より熱を与え、プラスチックシートA
を軟化させて押出しローラー7.7へ送りシート状物品
に圧縮溶着して取出し口4を経て取り出し面4へ案内す
る。
ここで第5図に示すように被包開始後数枚は第2の発熱
体17の熱量を多く吸収して被包し、したがってこの間
に第2の発熱体17の温度は下降し、0点では第1の発
熱体11より若干高い温度に安定する。
体17の熱量を多く吸収して被包し、したがってこの間
に第2の発熱体17の温度は下降し、0点では第1の発
熱体11より若干高い温度に安定する。
その後は第1、第2の発熱体の両方の熱量により連続し
て被包できる。
て被包できる。
すなわちプラスチックシートA1シート状物品Bが加熱
され移動することによりケース内温度およびローラー6
.6.7,7.8,8も加熱され全体的な総熱量が増大
するので第2の発熱体17は初期の温度B点を必要とし
なくなる。
され移動することによりケース内温度およびローラー6
.6.7,7.8,8も加熱され全体的な総熱量が増大
するので第2の発熱体17は初期の温度B点を必要とし
なくなる。
B−C間では前記総熱量がまだ大きくない為第2の発熱
体17でその間熱をおぎなうようになっている。
体17でその間熱をおぎなうようになっている。
ところでこの種の装置は熱板を短時間で被包可能温度に
到達させ、被包すべき物品の量の多少にか)わらず均一
な品質の被包物品を得る必要があるが、この考案によれ
ば以上述べたように短時間に所定熱量を得ることができ
るから、連続的にかつ使用開始時から短時間で被包物品
を得ることができるという実用上天なる効果を奏するも
のである。
到達させ、被包すべき物品の量の多少にか)わらず均一
な品質の被包物品を得る必要があるが、この考案によれ
ば以上述べたように短時間に所定熱量を得ることができ
るから、連続的にかつ使用開始時から短時間で被包物品
を得ることができるという実用上天なる効果を奏するも
のである。
第1図はこの考案の一実施例を示す被包装置の蓋を除去
した状態における平面図、第2図は第1図の■−■断面
図、第3図はシート状物品およびプラスチックシートの
被包関係を示す斜視図、第4図はこの考案の被包装置の
簡略結線図、第5図は被包時における熱板の温度と時間
の関係を示す特性図である。 図中、3は挿入口、5は取出し口、6,6は引込みロー
ラー、7,7は押出しローラー、8,8は加圧ローラー
、11は第1−の発熱体、17は第2の発熱体である。
した状態における平面図、第2図は第1図の■−■断面
図、第3図はシート状物品およびプラスチックシートの
被包関係を示す斜視図、第4図はこの考案の被包装置の
簡略結線図、第5図は被包時における熱板の温度と時間
の関係を示す特性図である。 図中、3は挿入口、5は取出し口、6,6は引込みロー
ラー、7,7は押出しローラー、8,8は加圧ローラー
、11は第1−の発熱体、17は第2の発熱体である。
Claims (1)
- シート状物品類の通過時にこれを所定温度に加熱する発
熱体を、純抵抗式発熱体からなる第1の発熱体と通電開
時後短時間で前記第1の発熱体より高熱量、高温度を得
ることのできる正の抵抗温度特性を有する第2の発熱体
とから構成し、上記第1の発熱体に続いて上記第2の発
熱体を配置したことを特徴とする被包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11371177U JPS6018912Y2 (ja) | 1977-08-25 | 1977-08-25 | 被包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11371177U JPS6018912Y2 (ja) | 1977-08-25 | 1977-08-25 | 被包装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5439481U JPS5439481U (ja) | 1979-03-15 |
JPS6018912Y2 true JPS6018912Y2 (ja) | 1985-06-07 |
Family
ID=29063783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11371177U Expired JPS6018912Y2 (ja) | 1977-08-25 | 1977-08-25 | 被包装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018912Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5075666B2 (ja) * | 2008-02-19 | 2012-11-21 | 株式会社明光商会 | ラミネート装置及びこれに用いられる熱圧着搬送装置 |
-
1977
- 1977-08-25 JP JP11371177U patent/JPS6018912Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5439481U (ja) | 1979-03-15 |
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