JPS601890Y2 - 溶接ト−チ接触検出回路 - Google Patents

溶接ト−チ接触検出回路

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Publication number
JPS601890Y2
JPS601890Y2 JP12881379U JP12881379U JPS601890Y2 JP S601890 Y2 JPS601890 Y2 JP S601890Y2 JP 12881379 U JP12881379 U JP 12881379U JP 12881379 U JP12881379 U JP 12881379U JP S601890 Y2 JPS601890 Y2 JP S601890Y2
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JP
Japan
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welding torch
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welding
detection circuit
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JP12881379U
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JPS5645575U (ja
Inventor
精二 辻角
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は溶接ロボットにおいて溶接トーチがワークと
接触したことを検出する回路に関する。
複雑な手首の形状をした溶接ロボットのトーチ部分がワ
ークと接触または衝突した場合、トーチ部分の剛性とワ
ークの剛性とで弱い方が破損することになる(通常はト
ーチ部の関節が破損する。
よってワークとトーチとが接触した瞬間にトーチ部の運
動を停止させる必要がある。
一般に溶接トーチの先端は第1図に示すように、保持部
材2(導体)によって保持された溶接電極3を絶縁不導
体4を介してカバー5(導体)で覆った構造をしており
、保持部材2を介して溶接用電源を溶接電極3に加える
ようにしている。
このような構造において溶接トーチ1とワーク6との接
触を検出する場合、第1図に示すようにカバー5とワー
ク6とに電線7,8を夫々接続し、これらの端子A、
B間に電圧を印加して、カバー5とワーク6との接触に
よりA、 B間が導通することを検出して溶接トーチ1
とワーク6との接触を検出している。
従来においては上記端子A、 B間の導通を検出する回
路として第2図に示すようなものが用いられていた。
すなわち、第2図において、端子Aは抵抗10を介して
電源に、端子Bはアースに夫々接続し、端子Aの電圧を
インバータ11を介してフリップフロップ回路12のセ
ット入力に加えるようにして、A、 B間が接触した場
合インバータ11の入力がローレベルに落ちフリップフ
ロップ回路12がセットされることを検出して、こられ
の接触を検出するようにしていた。
しかしながらこのような方法においては、カバー5の先
5aの部分に溶接スパッタ7(不導体)が付着して(第
3図参照)、カバー5とワーク6間が高インピーダンス
になって、接触してからそれを検出するまでに時間を要
することがあった(すなわち第2図においてインバータ
11の入力がすぐにローレベルに落ちない)。
また、接点Aとインバータ11間が長いとここにノイズ
が乗って検出回路が誤動作することがあった。
この考案は上述の点に鑑みてなされたもの、従来のよう
に一方の端子の電位を検出するのでなく、一方の端子の
接続線間に抵抗を挿入し、溶接トーチとワークとの接触
によりこの抵抗の両端に電位差が生じることを利用して
接触を検出するようにして、溶接スパッタ、ノイズ等の
影響を受けずに正確な接触検出をすることができるよう
にした溶接トーチの接触検出回路を提供しようとするも
のである。
以下この考案を添付図面の一実施例にもとづいて詳しく
説明する。
第4図はこの発明の一実施例を示したもので、端子A、
Bが第1図における端子A、 Bに夫々接続される。
ここで端子Aに電源に端子Bはアースに夫々接続される
端子Bとアース間には抵抗R1が挿入されている、溶接
トーチ1とワーク6とが接触してA、 B間のインピー
ダンスが数10にΩのオーダーに下がると抵抗R1に1
771.A程度の電流が流れ、抵抗R0の両端に電位差
が生じる。
抵抗R1の両端間に接続された差動増幅器22はこの電
位差を検出するものである。
コンパレータ23はこの差動増幅器22の出力電圧と基
準電圧設定器24からの基準電圧とを比較し、差動増幅
器22の出力のほうが大きくなった場合、溶接トーチ1
とワーク6との接触を検出する。
上記のような検出方法においてはA、 B間のインピー
ダンスが数1OKΩ〜OΩの広いインピーダンス変化に
対応できるので、溶接スパッタの付着によりA、 B間
のインピーダンスが多少増加しても検出は可能である。
また、抵抗の電位差を検出しているのでノイズの影響を
受けない。
以上説明したようにこの考案によれば抵抗ノミ位差を検
出して接触検出を行うようにしたので、溶接スパッタ付
着によるインピーダンスの増加ヤノイズの影響を受けず
に正確かつ敏速な接触検出をすることができ、接触時の
溶接トーチの破損を確実に防ぐことができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は溶接トーチ先端の構造を示す断面図、第2図は
従来における溶接トーチ接触検出回路を示すブロック図
、第3図は溶接トーチとワークとが接触した状態を示す
図、第4図はこの考案の一実施例を示すブロック図であ
る。 1・・・・・・溶接トーチ、2・・・・・・保持部材、
3・・・・・・溶接電極、4・・・・・・絶縁不導体、
5・・・・・・カバー、6・・・・・・ワーク、22・
・・・・・差動増幅器、23・・・・・・コンパレータ
、24・・・・・・基準電圧設定器、R□・・・・・・
抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶接トーチとワーク間を経て電圧を印加する回路と、上
    記回路の途中に挿入された抵抗と、上記抵抗の両端の電
    位差を検出する手段と、上記検出された電位差が成る基
    準電圧より大きくなったことを検出して溶接トーチとワ
    ークとの接触を検出する手段とを具えた溶接トーチ接触
    検出回路。
JP12881379U 1979-09-17 1979-09-17 溶接ト−チ接触検出回路 Expired JPS601890Y2 (ja)

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JPS5645575U JPS5645575U (ja) 1981-04-23
JPS601890Y2 true JPS601890Y2 (ja) 1985-01-19

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