JPS60188224A - レバ−昇降式キツカ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は例えば丸棒とか管体のような円形断面を有する
棒状体（以下棒状体と略称する）を−昇降式の蹴シ出し
装置（キツカー）に関するものである。

（従来技術） 例えば鋼管製造設備によって製造された鋼管を探傷ステ
ーションから受入側トランスファーへ送ると同時に、供
給側トランスファーから探傷ステーションへ送るという
ように複数本同時に１ピツチずつ横送シ移載する場合に
、レバー昇降式キツカーが多用されている。

従来のとのレバー昇降式キツカーについて、二代表例の
構造および動作の概要を第１図〜牙載する構造を有する
ものであシ、キツカーレバーは第４図に示すように鋼管
の長手方向に複数配設されている。通常、キツカーレバ
ーの回転軸は個別に設置されているが、駆動軸は共通の
ものとなっておシ、この駆動軸を油圧シリンダー等の駆
動装置によって作動させることにょシ１１ソｈ１ノ＋２
−もＡＩイ慟砺＾ふ１勝上　−ψ　Ｊ同時に昇降させる
ように構成されている。

第１図は鋼管１が供給側の横送シトランスファー４上か
らステーション６上に完全に移載された後の状態を示す
ものであシ、既に次の動作に移ったキツカーレバー８は
回動上昇途中の状態である。

第１図の状態において、キツカーレバー８を回動軸９を
支点として回動上昇させて行くとステーション６上の鋼
管１はキツカーレバーの蹴シ出し面１２によってステー
ション６の傾斜面６ｔに押し上げられ、この傾斜面を通
過すると同時にキツカーレバーの傾斜面１２１に移載さ
れこの傾斜面を転動して支承面８．にょシ支承される。

一方、横送シトランスファー４上でサイズ調整ストッパ
ー５に係止している鋼管２は、キツカーレバーの受入れ
面８．にょって押し上げられ、サイズ調整ストッパー５
から離脱する。そしてキツカーレバー受入れ面８Ｉを転
動し、ストッパー面１１に衝突し数度のローリングの後
停止する。

このようにして鋼管１と鋼管２はキツカーレバー８上に
移載され、この時鋼管２に続く鋼管３は横送、Ｄ）ラン
スファー４上でキツカーレバーの端面８３によって支承
されている。

この状態を示したのが第２図であシ、キツカーレバー８
の回動上昇限を示している。

ライで第２図の状態において、キツカーレバー８を回動
下降させて行くと鋼管１はキツカーレバー８から受入れ
側の横送りｈランスファー７上に移載され、その傾斜面
７□によって所定の位置まで転送される。

一方、鋼管２はキツカーレバー８上からステーション６
上に移載されるが傾斜面６□に移載されるので、この傾
斜面を転がシ対向する傾斜面６！（！：の間で数度のロ
ーリングの後その中央部に停止するようになっている。

かくして、キツカーレバー上の鋼管１は横送シトランス
７７−７上に、又鋼管２はステーション６上に移載され
る。この時、鋼管３はキツカーレバーの端面８．から離
脱し横送シトランスファー４上でサイズ調整ストッパー
５にょシ係止される。

この状態を示したのが第３図であシ、キツカーレバー８
の回動下降限を示している。

ξのようにしてキツカーレバーの操作を略連続的に繰シ
返して鋼管を横送、９）ランスファー４からステーショ
ン６を経て横送シトランスファー７に横送シ移載するよ
うになっている。

この従来のレバー昇降式キツカーにおいてはその構造上
下記の如き難点がある。

（１）第２図によっても判るように、横送シトランスフ
ァー４上から鋼管をキツカーレバー８に受けれる場合に
、その受け入れ面８１が傾斜面となるために鋼管がこの
傾斜面を転動してストッパー面１１に衝突し、特にスト
ッパー面１１の上端エツジ部が損耗し易く、又鋼管の蹴
シ出しに際してはこのエツジ部に連続する蹴シ出し面１
２の始端エツジ部が損耗し易くなっている０ このストッパー面１１と蹴シ出し面１２に騒音防１ト）
−礪管俣目対’！、Ｌ−１−て通堂樹脂飾のライニング
材１０によって形成されておシ、損耗が激しく早期に鋼
管の受入れ蹴９出しが不確実となシ、連続操業ラインの
自動運転を阻害している。

（２）第６図、第９図からも判るように、蹴シ出し時に
おける蹴シ出し面１２の鋼管に対する係シ代すが小さい
割に受入れ時におけるステーション傾斜面６よ接した鋼
管とステーション間の離心距離αが大きくステーション
上での鋼管のローリングが激しく後続の機械の作動開始
が大巾に遅れるので、高能率搬送ラインには適用困難で
ある。

等の難点がある。

（発明の目的） 本発明は従来のレバー昇降式キツカーの上記のような難
点を解消するためになされたものでアシ、特にキッヵー
レバ−ノス、トラパー面および蹴シ出し面の損耗を減少
させ長期に安定した連続蹴シ出し機能を維持でき、又ス
テーション上ノ棒状体のローリングを実用ｌ−昏儒シ１
　オ続操業ラインにおいて高能率な連続運転を可能とす
るレバー昇降式キツカーを得ることを目的とするもので
ある。

（発明の構成作用） 本発明は、丸棒とか管体等の円形断面棒状体を横送シす
るレバー昇降式キツカーにおいて、キツカーレバーに棒
状体受面と蹴出面を有する回動片をキツカーレバー０回
動方向に回動可能に設け、該回動片の棒状体受面により
該棒状体を受け、その転勤を消勢しつ＼キツカーレバー
ストッパー面を経てステーション上に転送し、ついでス
テーション上の該棒状体を前記回動片の蹴シ出し面によ
って蹴シ出すようになし、この蹴り出しのポイントをキ
ツカーレバーのストッパー面よシ上流側に位置させたこ
とを特徴とする複数本同時移載型レバー昇降式キツカー
である。

以下本発明の一実施例を第５図〜第１１図（第６図と第
９図は従来例で、本発明と対比のだめのものである）に
基づいて概略説明する。

本例は鋼管を供給側トランスファーからステーション（
縦送シＶローラー）に受入れ管体アライニングをした後
受入側トランスファーに横送シする部分に適用した場合
のもので、鋼管を２本同時に移載するようにしたレバー
昇降式キツカーである。

本例においては、キツカーレバー８の一側部に、棒状鉢
受は面１３１を有し上端に蹴シ出し面１３．を有する回
動片１３をキツカーレバー８に設けた支軸１４を支点と
してキツカーレバーの回動方向に回動可能に設けると共
に、この回動片１３の回動を停めるストッパー１５．１
６を設けた。

との回動片１３は、キツカーレバー〇回動範囲内におい
ては常に上流側に自重で回動するように設計されている
。

又、ストツバ−１５に支持された状態において棒状鉢受
は面１３１がキツカーレバーのストッパー面１１よシ上
流側に位置し、かつ蹴シ出し面１３．がキツカーレバー
のストッパー面１１よシ上流側に位置し、キツカーレバ
ーの傾斜面１２１と略連続な面を形成するようになって
いる。

即ち、キツカーレバー８への鋼管の受入れに際しては鋼
管キツカーレバーのストッパー面１１に達する前に回動
片１３の棒状鉢受は面１３１に衝突した後、該ストッパ
ー面１１によって支承されるようになし、ステーション
６上の丸形状の鋼管の蹴り出しは回動片１３の蹴シ出し
面１３□によって行なうようになっている。

この蹴り出し面１穐における鋼管の係シ代Ｖは第５図の
とおシで、第６図に示す従来のキツカーレバーの蹴シ出
し面１２における鋼管の係シ代すよシ可成り大きくして
いる。これによって蹴シ出しの確実性を高めることがで
きる。又、ステーション６上に移載する際、その傾斜面
６１に接した時の鋼管とステーション中心との離心距離
α′は第８図のとおシで、第９図に示す従来のキツカー
レバーにおける離心距離αよシ大巾に小さくした。これ
によって、ステーション６上での鋼管ローリングを減少
することができる。

する。

第５図はステーション６上に移載されている鋼管１を回
動片１３の蹴り出し面１３．によシ蹴シ出そうとしてい
る状態を示しておシ、この状態からキツカーレバー８を
回動軸９を支点として回動上昇させて行くと鋼管１は蹴
シ出し面１３．によシステーション６の傾斜面６．を押
し上げられ、この傾斜面を離脱したときキツカーレバー
の傾斜面稔、に移載され、この傾斜面を転動して支承面
８２によって支承される。この間回動片１３はストッパ
ー１５によって支持されている。

更に回動上昇させると、横送りトランスファー４上でサ
イズ調整ストッパー５に係止している鋼管２がキツカー
レバーの受け入れ面８１によって押し上げられ、サイズ
調整ストッパー５から離脱して該受入れ面８□の傾斜面
に移載される。

この状態を示したのがオフ図である。即ち、鋼管２はサ
イズ調整ストッパー５から離脱しようとしているところ
であシ、この時、鋼管２に！＜’４１［Ｆ３は横送りト
ランスファー４Ｆでキツカーレバーの端面８．によシ支
承されている。

図中１７はリンクレバー、１８は駆動軸である。

前記鋼管２はサイズ調整ストッパー５から離脱後、キツ
カーレバーの受入れ面８ｍの傾斜面を転動し、回動片１
３の棒状鉢受は面１３ｍに衝突した後、キツカーレバー
のストッパー面１１に到達し、こ＼でこのストッパー面
１１によって支承される。

更にキツカーレバー８を回動下降させて行くと先ず鋼管
１が前記支承面８．に支承されたま＼横送シトランスフ
ァー７上に載置され、次に鋼管２が前記ストッパー面１
１に支承されたま＼ステーション６の傾斜面６□に接す
る状態となる。

この状態を示したのが第８図である。第８図の状態から
更にキツカーレバー８を回動下降させて行くと、鋼管１
がキツカーレバーの支承面８２を離脱して横送υトラン
スファー７上に移載され、その傾斜面７．によ如所定位
置まで転送される。又、鋼管３はキツカーレバーの端面
８３から離脱し横送シトランスファー４の傾斜面４．を
転勤し、サイズ調整ストッパー５に係止される。

更にキツカーレバー８を回動下降させて行くと、鋼管２
はキツカーレバーのストッパー面１１および回動片の棒
状鉢受は面１３．から離脱し、ステーション６上に移載
される。この時回動片１３は自重で回動下降しストッパ
ー１５によシ支持される。

この状態を示したのが第１０図でオシ、キツカーレバー
８の回動下降限を示している。

この状態からキツカーレバー８を回動上昇させて行くと
第５図のような状態に至る。

このようにキツカーレバー８と回動片１３の操作を繰シ
返して横送りトランスファー４上の丸形状の鋼管をステ
ーション６を経由し、横送シトランス７７−７上に横送
シ移載する。

なお、本例における回動片１３はキツカーレバー８が回
動下降する間に自重で復帰し、次の蹴出しに備える構造
としたが棒状体の自重が小さくて回動片を下流側に傾転
させることが困難な場合や、形状的に回動片の自重復帰
が困難な場合は回動片の下端をレバー状とし、キツカー
レバーの回動昇降を利用して外部の固定ストライカ−で
強制的に傾転または復帰させる構造とするとか、あるい
は油圧シリンダー、空圧シリンダー等を使用したリンク
機構によシ回動片を強制的に傾転、復帰させる構造とし
ても良い。

そして回動片の回動抵抗によって、よシ積極的に棒状体
が転勤衝撃を緩和し、転勤を消勢する機能を持たせるよ
うな場合は棒状体のサイズ重量変更に対応して、回動抵
抗を任意に調整できる構造としても良い。

（発明の効果） 本発明のレバー昇降式キツカーにおいては、（１）棒状
体を移載するに際して、ステーションの傾斜面に接する
棒状体の中心とステーションの中心との離心距離α′を
極力小さくシ、加えて回動片の棒状鉢受は面とによる支
承と相俟ってステーション上での棒状体のローリングを
実用上皆無とすることができる。

例えば本発明のキツカーを最短９秒ピッチ（置した場合
、ステーション上での鋼管のローリングは約０．５秒以
下であり、ローリングによる機械作動の遅れは実用上０
とし、機械作動のシーケンス上このローリングを無視し
て支障はない。

したがって９秒のピッチで横送シができる。

因みに従来のキツカーを用いた場合、ステーション上で
の鋼管のローリング時間は約４秒であシ、ために機械作
動の遅れを４秒とし、機械作動のシーケンスを組む必要
がある。

したがって横送シのピッチは約１３秒（約２８０設扁）
となる。

それ数本発明のキツカーによれば約４０チ以上時間短縮
が可能であシ、高能率搬送ラインにおいては大巾な処理
量アップが可能である。

（２）回動片の蹴シ出し面における棒状体の係シ代Ｖを
大きくしたので蹴シ出しが確実であシ、長期に亘って安
定した蹴シ出し機能を維持することができる。

ツカ−レバーに受入れるに際して、との回動片で棒状体
を受けるようにしたので、回動片の回動抵抗をよシ積極
的に利用するように構成した場合は、この回動片の回動
抵抗によって棒状体の転勤を消勢しながらキツカーレバ
ーのストッパー面で支承することになシ、該ストッパー
面および蹴シ出し部に対する棒状体の転勤衝撃は軽減し
、特にストッパー面の損耗が改善される。

等優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜牙３図は従来のレバー昇降式キツカーの構造お
よび移載動作の概略説明図、第４図は第１図の状態にお
ける平面説明図、第５図、オフ図、第８図および第１０
図は本発明のレバー昇降式キツカーの構造および移載動
作の概略説明図、第１１図は牙５図の状態における平面
概略説明図、第６図および第９図は従来のレバー昇降式
キツカーにおける状態説明図である。 １〜３は鋼管、４は横送シトランスファー（供給側）、
５はサイズ調整ストッパー、６はステーション、７は横
送シトランスファー（受入側）、８はキツカーレバー、
９は回動軸、１ｏはライニング材、１１はストッパー面
、１２は蹴シ出し面、１３は回動片、１４は支軸、１５
．１６は回動片ストッパー、１７はリンクレバー、１８
は駆動軸。 特許出願人　新日本製鉄株式会社 尤／図 尤２暑 ■３　ｍ 曾　ｄ ヤオ民 遂６１！ｌ 欠　ｇ区 大７関 大７０図 ｗノ／　膓 手続補正書（自発） 昭和５９年７月１６日 特許庁長官　志　賀　学　殿 １、事件の表示　特願昭５９−４２１２７号２、元側の
名称　レバー昇降式キツカー３、　補正をする者 事件との関係　出願人 （６６５）新日本製鉄株式会社 の欄及び図面◎ ６、補正の内容 （１）明細１第２頁第１１行「二」とあるを削除する。 （２）　同書第５頁第４〜５行「このように′己てキツ
カーレバーの操作を略連続的に繰シ返して」とあるを次
の通シ補正する。 「このようにキツカーレバーの操作を繰シ返して」 （３）同書第５頁下から２行「出し面１２に騒音防」と
あるを「出し面１２は騒音防」と補正する。 （４）　同書第６頁第１３行「等の難点がある。」とあ
るを削除する。 （５）同書記７頁第１０行「その転勤を消勢しつ＼」と
あるを削除する。 （６）同省第７頁第１１行「上に転送し、」とあるを「
上に移載し、」と補正する。 （７）同書記７頁第１４行「出しのポイント」とあるを
「出し開始ポイント」と補正する。 （８）同書第８頁第２行「管体ア」とあるを「管端ア」
と補正する。 （９）　同書記９頁第３行「鋼管キツカーレバー」とあ
るを「鋼管がキツカーレバー」と補正する。 （１０）同書記９頁第６行「丸形状の」とあるを削除す
る。 （１１）同書第１１頁第８行「更に」とあるを「次に」
と補正する。 （１２）同省第１２負第１２〜１３行「丸形状の」とあ
るを削除する。 （１３）同書第６頁第１３行「横送シ」とあるを削除す
る。 （１４）同省第１３頁第１５〜１７行「極力小さくし、
−一一一一一ステーション上で」とあるを「極力小さく
することによシステーション上で」と補正する。（［シ
、加えて一一一一一相俟って」は削除した。） （１５）図面中［第５図、第８図、第１０図」を別紙図
面の通シ補正する。（補正したのは符号である。） 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 丸棒とか管体等の円形断面棒状体を横送シするキツカー
   において、キツカーレバーに棒状体受面と蹴出面を有す
   る回動片をキツカーレバー０回動方向に回動可能に設け
   、該棒状体のキツカーレバーへの受入れに際して該回動
   片の棒状体受面によシ該棒状体を受け、キツカーレバー
   ストッパー面を経てステーション上に移載し、ついでス
   テーション上の該棒状体を前記回動片の蹴出面によシ蹴
   シ出すようになし、この蹴シ出し開始のポイントをキツ
   カーレバーのストッパー面より上流側に位置させたこと
   を特徴とする複数本同時移載型レバー昇降式キツカー。