JPS60187756A

JPS60187756A - 燃料噴射装置

Info

Publication number: JPS60187756A
Application number: JP2371685A
Authority: JP
Inventors: ゲルハルト・アウヴエルター; エルンスト・イムホーフ; イヴアン・コマロフ
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1984-02-10
Filing date: 1985-02-12
Publication date: 1985-09-25
Also published as: GB2153909A; GB2153909B; GB8500640D0; DE3404710A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するための燃料
噴射装置であって、少なくとも１つの噴射ノズルと、こ
の噴射ノズルに後置されたグローコイルとを有しており
、このグローフィルを燃料噴流が通流し、このグローフ
ィルの一方の端部がこの噴射ノズルを貫通するか若しく
はこの噴射ノズルに沿って案内される接続導線に接続さ
れており、さらに燃料噴流に側方から開口する通気口を
少なくとも１つ有しており、この通気［」を介して空気
がインぜフタ作用によって燃焼室から燃料噴流の縁範囲
にもたらされる形式のものに関する。

このような形式の装置は燃料噴流の制動がグローフィル
の内側における負圧形成によって、かつ、燃料噴流の変
形が実地において内燃機関のあらゆる運転範囲において
回避される結果、所望された幾何学形状と制動されずに
最大の流出速度を有する燃料噴流がグローフィルから流
出するという利点が得られる。グローコイルの内側に側
方から吸込まれた空気は加熱せられ、かつ、燃料噴流の
縁範囲に侵入する。この縁範囲では噴流中心範囲とは異
なって微細な燃料滴が存在し、かつ、しかも燃料噴流中
心範囲におけるよりも滴濃度が僅かであることに基づい
て、点火及び燃焼にとって極めて良好な燃料−空気一比
が形成される。このグローコイルの通流時に燃料噴流の
縁範囲に熱が供給されるので、燃料噴流が燃焼室に流出
する際に燃料噴流中心範囲を取囲む、滴、蒸気及び空気
から成る混合気雲が点火される。この混合気雲は量的に
燃料噴流における全噴流鼠のごく僅かな部分しか形成し
ないので、点火を導入するためのこの種のグロー装置は
比較的にｆ榮かな熱エネルギしか必要としない。この場
合に付加的に燃料噴流の侵入エネルギは減少されず、燃
料噴流は燃焼する外側の部分と共に妨げられることなし
に燃焼室内で拡張することができる。

このような形式の構造においてはグローコイルの、接続
導線に接続された端部が噴射ノズルに向けられているの
で、グローコイルは燃料の流れ方向で、つまり燃料噴射
装置の燃焼室側端部に向かって延びている。従ってグロ
ーフィルと接続導線が接触ビンを介在させてか又は大体
において互いに一体的に結合されており、かつ、燃料の
噴射円錐がグローコイルへの接触が確実に回避されるよ
うにグローコイルを噴射ノズルの近（に配置しておきた
い場合にはグローフィルの、噴射ノズルに向けられた端
部に若しくは接続導線の、噴射ノズルに向けられた端部
に比較的に鋭角的な屈曲が生ぜしめられる。グローコイ
ルのこの燃焼室側の端部をアースに接触するか又はケー
シングに対して不動に支持したい場合には燃料噴流内に
吸込まれる燃焼空気の通り路に付加的なケーシング部４
オが配置されなければならず、これが場合によってはこ
のグローコイルの組立てを困難にしてしまう。

本発明の利点これに対して特許請求の範囲第１項に記載した本発明の
構成はグローフィルの接散が容易にされ、かつ燃料の噴
射円錐が比較的に大きい場合にも燃料がグローコイルに
接触することが確実に回避されるようにグローコイルを
噴射ノズルに近づけることができるという利点が得られ
る。グローフィルの一方の端部の接触のためにグローコ
イルを掴むブシュは排除され、これによって構成部材の
構造が簡単（でされて安価にされる。」二連した利点は
ノズル本体の燃４’ｌＱ室ＩＩｍの端面なグローコイル
の熱放射から遮幣し、がっ、燃料噴射装置の軸方向であ
る程度の組込み空間な必要とする防熱リングが噴射ノズ
ルとグローコイルとの間に配置されていると特に有効に
作用する。

特許請求の範囲第２項以下に記載の手段によれば特許請
求の範囲第１項に記載された本発明の燃料噴射装置の有
利な実施態様が得られる。

特に有利にはグローコイルが特許請求の範囲第２項に記
載されているように構成されていることによってグロー
コイルの、これに続く導線との接続箇所が全く必要とさ
れなくなり、かつ、適当に予め成形されたコアクス加熱
導体を全体として噴射ノズルに固定することができ、こ
れによって各構成部材の取付けが著しく簡単にされる。

このファクス加熱導体はその加熱範囲でも比較的に大き
な外径を有しているので、この加熱導体においては冷た
い電流供給範囲に対して鋭角的に折曲げる必要性のない
ことが有利に作用する。

この噴射ノズルのケーシングが２つの部＃　（ノズル本
体とノズルホルダ）とから成っており、これらがスリー
ブナツトによって互いに結合されており、グローコイル
を成すファクス加熱導体が有利にはスリーブナツトに固
定されているので、噴射開口を有するノズル本体は市販
の構造を変化させる必要はない。

この加熱導体がこの加熱導体の横断面形状に合わせられ
た、スリーブナツトのところの支承面とスリーブナツト
に固定された環状体の相応の対応面との間で圧密に固定
されていると、スリーブナツトに対するコアクス加熱導
体の正確かつ、確実な固定が得られる。この固定は締付
は又は接着又は両方の手段によって行なうことができる
。

この環状体はコアクス加熱導体の、グローコイルを成す
加熱範囲を燃焼室側に向かって半径方向に拡大する間隔
を以って取囲むように構成されていると有利である。

これによって同時に燃焼空気のための流動通路が形成さ
れる。この燃焼空気は燃料噴流によってグローコイルの
個々の巻条の間を通ってか又は噴射ノズルとグローコイ
ルとの間で燃焼室から吸込まれる。

このグローコイルの、噴射ノズルに隣接する端部が真直
ぐに延びており、かつ、スリーブナツトによって、有利
には環状体の壁部分によっても制限されたポケット内に
支持されていると、コアクス加熱導体の自由端部を支持
するための特別な構成部材を省くことができる。

このポケットが直径方向で支″承面とは逆の側でスリー
ブナツトに配置されていると、対称的、かつ、丈夫な構
造が与えられる。

実施例噴射ノズル１０はノズル本体１２を有しており、このノ
ズル本体１２に弁座１４が形成されていて、かつ、弁ニ
ーＰル１６が移動可能に支承されている。この弁ニー１
ル１６は弁座１４と協働するシールフーンｌδを有して
おり、このシールフーン１８に絞りピン２０が続いてい
る。この絞りビン２０はノズル本体１２に設けられた噴
射開口２２内に突入する。この噴射量１」２２は噴射ノ
ズル１０の、燃焼室に向けられた端面２４のところで開
口している。この噴射ノズル１０は円錐状の壁部分２６
を介してノズル本体１２０円筒状の周面に移行している
。

このノズル本体１２はスリーブナツト２６を介して図示
されていない中間板と共に従来のようにノズルホルダに
緊締されている。このノズルホルダは燃料導管のための
接続部を有していて、かつ、その内部には閉鎖ばねな受
容するための室が設けられている。この閉鎖ばねは弁ニ
ードル１６を弁座１４に押付ける。スリーブナツト２８
はノズル本体１２の外形に合わせられていて、かつ、こ
の外形に相応して円錐状の孔部分３０を有している。ノ
ズルホルダからは中間板を通って燃料通路がノズル本体
１２に設けられた端面側の環状溝に延びている。この環
状溝は燃料供給通路３４を介して圧力室３６に接続され
ている。この圧力室３６の範囲では弁ニードル１６が圧
力肩部ろδを有しており、この圧力肩部３８のところで
燃料圧が閉鎖ばねとは反対に作用する、弁ニー１ルを開
放方向で移動させるカを生せしめる。

この噴射ノズルにはこれに対して同軸的にグローフィル
４０が後置されており、このグローコイル４０は燃料噴
流４２が接触しないで流過するための通路を形成する。

このグローコイル４０は環状体４４によって半径方向の
間隔な以つて取囲まれており、この環状体４４は符号４
５のところでスリーブナツト２８に溶接されている。内
燃機関の運転時に燃料噴流４２はノズル本体１２とグロ
ーコイル４０との間にある中間室４６及びこのグローコ
イル４０と環状体４４との間に形成された、ノズル本体
１２に向けて円錐状に狭くされた環状隙間４８を通して
空気を燃焼室の一部分範囲から吸込む。この燃焼室内に
は比較的に多くハ酸素量が存在している。

この吸込まれた空気はグローコイル４０の巻条のところ
で通常の燃焼室におけるよりも高い温度レベルに加熱さ
れ、かつ、グローコイル４０の内側で燃料噴流４２の縁
範囲に押込まれる。

この縁範囲では燃焼室への流入の際に確実に点火する、
点火及び燃焼のために疑めて申し分のない燃料−空気−
混合気が与えられている。

グローフィル４０は形状安定性を以って被覆されたいわ
ゆるファクス加熱導体５０の加熱範囲４９によって形成
されている。このコアクス加熱導体５０の冷たい電流供
給範囲、５２は加熱範囲４９に一体的に結合されている
。この加熱範囲４９ではコアクス加熱導体５０が内部に
２つの加熱線材５６．５８を有している。この加熱線材
は比較的に高い固有電気抵抗を有していて、かつ、その
端部６０で互いに溶接されている。この加熱線４Ａ’　
５６　、５８は移行範囲５４で接続線材６２，６４に接
続されている。この接続線材６２．６４は著しく僅かな
固有電気抵抗を有していて、しかも加熱線材５６．５８
よりも大きな横断面を有している。この加熱線４３５６
．５８及び接続線材６２．６４は有利にはＭｇＯから成
るセラミックの絶縁相６６に埋込まれていて、かつ、熱
伝導率の良好な、耐熱性材料、例えばインコネルから成
る周壁６８によって取囲まれている。このような構造に
よってファクス加熱導体５０には加熱範囲４９によって
形成されたグローコイル４０が運転中熱的及び機械的な
負荷によって変形されないような高い固有強変が与えら
れる。固有抵抗及び横断面が異なることに基づいて接続
線材６２，６４０温度は僅かにか若しくは噴射ノズルの
温度にまでしか上昇しない。

このコアクス加熱導体５０は環状体４４によってスリー
ブナツト２８に固定されている。このスリーブナツト２
８はこの目的のために円錐状に先細になった壁部分７０
を有しており、この壁部分７０に環状体４４の、同じ円
錐度を以って構成された壁部分７２が接触している。こ
の箇所でスリーブナツト２８は溝状の凹所７４を壁部分
７０に有しており、この凹所には環状体４４の壁部分７
２に設り゛られたｒｆ＋−状の凹所７６が対向して位置
している。これによって通路が形成され、この通路を通
してコアクス加熱導体５０の範囲７８が案内されている
。この溝状の両凹所７４，７６の横断面は、この箇所で
環状室８０が形成され、かつ、この環状室８０がコアク
ス加熱導体５０の固定及びシールを目的として同時に耐
圧でシール作用を有する接着材で充填されるように、コ
アクス加熱導体５０の範囲７８の横断面形状に合わせら
れている。このコアクス加熱導体５０の移行範囲５４及
び冷たい電流供給範囲５２はスリーブナツト２８の外周
部に設けられた縦溝８２を貫通しており、この縦溝８２
にはファクス加熱導体５０の挿入後セラミック材８４又
はプラスチックが充填される。

噴射ノズル１０とグローコイル４０との間には防熱リン
グ８６が設けられている。この防熱リングはスリーブナ
ツト２８の内肩部８８に支持されていて、かつ、環状リ
ブ９０を介してノズル本体１２の端面２＋に押（ｑけら
れている。

この防熱リング８６はノズル本体１２の端面２４をグロ
ーコイル４０の放射に対して遮幣する。

さらに弾性的な環状リプ９０を介しては熱がノズル本体
１２の、噴射開口２２を取囲む帯域からスリーブナツト
２８に、かつ、このスリーブナツト２８を介して機関ケ
ーシングに導出され、これによってこの帯域の有害な過
熱が回避される。

グローコイル４０はその形状的な観点から見て接線方向
で突出する２つの端部９２．９４を有している。一方の
端部９２はファクス加熱導体５０の、スリーブナツト２
８と環状体４４との間に固定された範囲７８に結合され
ている。

この端部９２は燃焼室側に配置されているので、グロー
コイル４０は燃料の流れ方向とは逆向きに噴射ノズル１
０に向かって延びている。これによってファクス加熱導
体５０の範囲７８と５生との間の曲げ角αはこの範囲７
８がグローコイル４０の、噴射ノズル１０に向けられた
端部に結合されている構造におけるよりも小さいという
ことが得られる。グローフィル４０の他方の端部９４は
スリーブナツト２８の端部に設けられた半径方向のスリ
ットによって形成された、このスリットの壁面９８並び
に環状体４４の壁部分７２によって制限されたポケット
９６内に係合している。グローコイル４０のこの端部９
牛はこのポケット９６に軸方向、半径方向、かつ、周方
向で固定され、かつ、支持されている。

発明の効果本発明のように構成された燃料噴射装置によってはグロ
ーフィルの接触が容易にされ、かつ、燃料の噴射円錐が
比較的に大きい場合にも燃料がグローフィルに接触する
ことが確実に同所されるようにグローコイルを噴射ノズ
ルに近づけることができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は噴射ノズルの燃焼室側の部分をこれに対して後
置されたグローフィルと共に示す断である。１０・・噴射ノズル、１２・・・ノズル本体、１４・・
・弁座、１５・・・弁ニードル、１８・・・シールコー
ン、２０・・・絞りビン、２２・・・噴射開口、２４・
・・端面、２６・・・壁部分、２８・・・スリーブナツ
ト、３０・・・孔部分、　３４・・・燃料供給通路、３
６・・・圧力室、３８・・・圧力肩部、４０・・・グロ
ーコイル、４２・・・燃料噴流、４４・・・環状体、４
６・・・中−１室、牛δ・・・環状隙間、４９・・・加
熱範囲、５０・・・コアクス加熱導体、５２・・・電流
供給範囲、５４・・・移行範囲、５６．．５８・・・加
熱線材、６０・・・端部、６２．６４・・・接続線材、
６６・・・絶縁材、６８・・・周壁、７０’、７２・・
・壁部分、７に、７６・・・凹所、７８・・・範囲、８
０・・・環状室、６２・・・縦溝、８４・・・セラミッ
ク材、８６・・・防熱リング、８８・・・内肩部、９０
・・・環状リゾ、９２．９４・・・端部、９６・・・ポ
ケット、９８・・・壁面第１頁の続き＠発明　者　イヴアン・コマロフドイツ連邦共和国し−ゲンスブルク・シュヴアーベルヴ
アイザー・ヴエーク　１３アー

Claims

【特許請求の範囲】１、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するための燃料噴射
装置であって、少なくとも１つの噴射ノズルと、この噴
射ノズルに後置されたグローコイルとを有しており、こ
のグローコイルを燃イ！」噴流が通流し、このグローコ
イルの一方の端部がこの噴射ノズルを貫通するか若しく
はこの噴射ノズルに沿って案内される接続導線に接続さ
れており、さらに燃料噴流に側方から開口する通気口を
少なくとも１つ有しており、この通気口を介して空気が
インゼクタ作用によって燃焼室から燃料噴流の縁範囲に
もたらされる形式のものにおいて、グローコイル（４０
）の、接続導線（５２，５４）に接続された端部（９２
）が燃焼室（則ｊｔｃ　（ｉ装置されており、このグロ
ーコイル（牛Ｏ）が燃料の流れ方向とは逆向きに噴射ノ
ズル（１０）に向かって延びていることを特徴とする、
燃料噴射装置。２　前記グローコイル（４０）が゛コアクス加熱導体（
Ｃｏａｘ　−Ｈｅ１ｚｌｅｉｔｅｒ）　”の名称で公知
である、形状安定性をもって被覆された加熱導体（５０
）の任意に形成された加熱範囲（４９）によって形成さ
れており、この加熱導体（５０）の、加熱範囲（４９）
にか若しくはグローコイル（４０）に一本釣に結合され
た、接続導線を成す冷たい電流供給範囲（５２）が噴射
ノズル（１０）に固定されている、特許請求の範囲第１
項記載の燃イ：゛［噴射装置。３、　前記噴射ノズルのケーシングが／／ル本体とノズ
ルホルダとから成っており、これらが互いにスリーブナ
ツトによって結合されており、前記加熱導体（５０）が
このスリーブナラ）（２８）に固定されている、特ＩＦ
　請求の範囲第２項記載の燃料噴射装置Ｆｆ　。４、前記加熱導体（５０）がこの加熱導体の横断面形状
に合わせられたスリーブナンド（２８）のところの支承
面（７４）とスリーブナツト（２８）に固定された環状
体（４４）の相応の対応面（７６）との間で圧密に固定
されている、特許請求の範囲第３項記載の燃料噴射装置
。５、前記環状体（４４）が加熱導体（５０）の、グロー
コイル（４０）を成す加熱範囲（４９）を燃焼室側に向
かって半径方向に拡大する間隔Ｆ（４８）を以って取囲んでいる、特許請求の範囲第４
項記載の燃料噴射装置。６　前記グローコイル（４０）の、噴射ノズル（１０）
に隣接する端部（９４）がスリーブナツト（２’８）に
よって、有利には環状体（４４）の壁部分（９８，７２
）によっても制限されたポケツ）（９６）に支持されて
いる、特許請求の範囲第４項又は第５項記載の燃料噴射
装置。７　前記グローコイル（４０）の端部（９４）が直径方
向で見てスリーブナツト（２８）における支承面（７４
）とは逆の側でポケット（９６）に固定されている、特
許請求の範囲第６項記載の燃料噴射装置。