JPS60187664A - 低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法 - Google Patents

低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法

Info

Publication number
JPS60187664A
JPS60187664A JP3955484A JP3955484A JPS60187664A JP S60187664 A JPS60187664 A JP S60187664A JP 3955484 A JP3955484 A JP 3955484A JP 3955484 A JP3955484 A JP 3955484A JP S60187664 A JPS60187664 A JP S60187664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
less
yield strength
pipe
high yield
straight line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3955484A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murayama
博 村山
Zensaku Chano
茶野 善作
Kouji Yamamoto
康士 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP3955484A priority Critical patent/JPS60187664A/ja
Priority to GB08504858A priority patent/GB2155950B/en
Priority to DE19853507124 priority patent/DE3507124A1/de
Priority to CA000475496A priority patent/CA1239568A/en
Publication of JPS60187664A publication Critical patent/JPS60187664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Steel (AREA)
  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製
造方法に関するものである。
〈従来技術〉 近年、ガス、オイルの油井はますます深くなる傾向にあ
り、高圧潰型油井管の要求が年々高まりつつある。更に
、深井戸はすべてツ゛ワー〃ス環境であるとする見解が
ある。たとえば9000FMの深さでは静水圧としても
約900気圧となる。NACKの定義では硫化水素分圧
が0.05ps1以上の環境をサワーと呼ぶので、仮に
5 ppm以上含んでいれば900気圧では分圧0.0
64pgi以上とな夛、サワー環境となりてしまう。
そこで深井戸用の油井管には耐サワー性(低硬度)と耐
圧潰性(高降伏強度)の両方にすぐれていることが必須
条件である。ところが耐サワー性を向上するためKは硬
度や強度を下げる必要があるが、耐圧潰性を向上するた
めには強度を」二げる必要があり、従来の製法ではこの
両立は非常に困難であった。従来より耐サワー性と耐圧
潰性の両方を満足するために焼入・焼戻を行ない、その
後のパイプの真直度、真円度を向上させるために温間に
て矯正しているか、歩留が悪く製造コストが高い欠点を
持っていた。
〈発明の目的〉 本発明は上記の欠点を解消するために、焼入・焼戻を行
なわずに逆に従来の常識では悪いと考えられていたスト
レインエージングを利用することによシ、耐サワー性と
耐圧潰性、すなわち低硬度で高降伏強度の両方にすぐれ
た電縫油井管及びその製造方法を提供しようとするもの
である。
〈発明の構成・作用〉 本発明は熱間圧延を低温で行なうことにより、結晶粒を
微細化し、その後急冷と低温捲取により固溶炭素及び固
溶窒素を安定的に保存し、更にパイプ成形時の塑性歪を
従来よシ増加させることにより多数の転位を導入し、そ
の後低温短時間の熱処理によりこの転位に固溶窒素や固
溶炭素が固着することを特徴とし、従来のような焼入・
焼戻を行なわない、耐サワー性と耐圧潰性の両方にすぐ
れた高強度電縫鋼管及びその製造方法であって、その要
旨は下記のとおシである。
(1) C: 0.012〜0.22チ、Sl:0.5
%以下、 Mn : 1.0〜2.0%、 Nb : 0.050チ以下、 残部Fe及び不可避的不純物よりな9、かつ第2図にお
いて直線AB : y = 2x+33、直線BC;x
=80、直線CD ; y = 2x+41、直線DA
;x=70の4つの直線に囲まれた範囲の降伏強度とH
RC硬度を有する低硬度で降伏強度の高い電縫油井管。
(2) C: 0.012〜0.22チ、Si:0.5
%以下、 Mn : 1. O〜2.0%、 Nb : 0.050%以下、 全基本成分とし、 At: 0.050%以下、 V : 0.050%以下、 Ti : 0.040%以下 の1種又は2種以上を含み、残部Fe及び不可避的不純
物よシなり、かつ第2図において直線AB;y=2x+
33、直線BC;x=80、直)IJ CD ; y=
 2x +41、直線DA;x=70の4つの直線に囲
まれた範囲の降伏強度とHnc硬度を有する低硬度で降
伏強度の高い電縫油井管。
(3) C: 0.012〜0.22%、Si:0.5
チ以下、 Mn : 1.0〜2.0%、 Nb : 0.050チ以下、 残部Fe及び不可避的不純物よシなる鋼を熱間圧延する
にあた勺、740〜830℃の仕上温度で行ない、その
後の捲取るまでの平均冷却速度を15℃/sec以上と
し500℃以下で捲取シ、その後の電縫鋼管成形時に長
手方向歪量として3%以上になるように強圧下しながら
造管し、その後に100〜550℃に加熱して30秒〜
30分間保持することを特徴とする低硬度で降伏強度の
高い電縫油井管の製造方法。
(4) C: 0.012〜0.22%、Si:0.5
チ以下、 Mn : 1.0〜2.0 %、 Nb : 0.050チ以下、 を基本成分とし、 At : 0.050チ以下、 V二〇、Ω50チ以下、 Ti : 0.040チ以下、 の1種又は2種以上を含み、残部Fe及び不可避的不純
物よシなる鋼を熱間圧延するにあたり、740〜830
℃の仕上温度で行ない、その後の捲取るまでの平均冷却
速度を15℃/sea以上とし500’C以下で捲取勺
、その後の電縫鋼管成形時に長手方向歪量として3%以
上になるように強圧下しながら造管し、その後に100
〜550℃に加熱して30秒〜30分間保持することを
特徴とする低硬度で降伏強度の高い電縫油井管の製造方
法。
本発明の電縫鋼管の製造方法では、熱間圧延を740〜
830’Cの仕上温度で行ない、その後の捲取るまでの
平均冷却速度を15℃/see以上とし、500℃以下
で捲取シその後の電縫鋼管成形時に長手方向歪量として
3チ以上になるように強圧下しながら造管し、その後に
100〜550℃に加熱して30秒〜30分間保持する
ものとする。
圧潰圧力を向上するには降伏強度を上昇すればよいこと
は従来よりよく知られているが、単純に降伏強度のみを
上昇するとそれにともない引張強さも上昇する。耐サワ
ー性は引張強さの上昇により低下するため、耐サワー性
と耐圧潰性を両立させるためには降伏強度が高く引張強
さのなるべく低いものがよい。換言すれば降伏比(降伏
強度/引張強さx1oo@))を高くすることか重要に
なる。更にそのバラツキをできるだけ小さくすることに
より、耐サワー性と耐圧潰性の両方を満足することがで
きる。
一般的に言って硬度と引張強さは正比例の関係があシ、
耐サワー性の向上には低硬度、すなわち引張強さをでき
るだけ低下させることである。また圧潰値の向上には硬
度や引張強さには関係なく、降伏強度の上昇のみが大き
く寄与するため、耐サワー性と圧潰値の両立のためには
高降伏強度で低引張強さく低硬度)の両方が必要であり
、換言すれば降伏比金高くすることが必須条件となる。
高降伏比の鋼は一般材に比べて靭性、延性が劣ると考え
られていたが、本発明では耐サワー性と圧潰値の両立の
ためにあえてこの種の鋼を採用したものである。
そこで本発明では熱間圧延及び冷却条件を制限し、更に
鋼管成形時の歪量と歪時効温度と時間を制限することに
より、高降伏比でしかもノぐラツキヲ極めて小さくコン
トロールすることにより、耐サワー性と耐圧潰性の両立
をはかるものである。
本発明は前記のとおシの構成によって、低硬度で降伏強
度の高い電縫油井管を提供し泄だものである◇ 以下本発明の構成要件について詳細に説明する。
先ず鋼成分について述べると、Cは必要な引張強さの確
保のために重要であシ、そのため01量チ以上を添加す
る必要があるが、C景が増加すると降伏比が低下するの
で、C量は低目が望ましく、0.22%以下とする。
Stも必要な引張強さの確保のためKM要な成分である
が、81量を増加すると降伏比が低下するため低目が望
ましく05%以下とする。
Mnも必要な引張強さの確保のために重要であると共に
フェライトの細粒化による降伏比の向上に有効な元素で
ありそのために10チ以上の添加が必要であるが、2.
0%を超えると延性、靭性が劣化するので1.0〜20
優に限定する。
Nb ij Mnと同様にフェライトの細粒化による降
伏比の向上に有効な元素であるが、0.05%を超える
と固溶せず、そのため析出元素として有効に利用できな
いので、0..050%以下とする。
Al 、 V 、 Tiの析出型元素は、必要な強度の
確保のために添加されるものであり、又フェライト粒内
の析出強化による降伏強度の向上ならびにフェライト粒
の細粒化による降伏強度の向上に有効な元素であるので
、必要に応じて固溶限界であるAt : 0.050%
以下、V:0.050%以下、Ti : 0.040%
以下の1種又は2種以上を含み得るものとした。
鋼片の製造は造塊、分塊圧延あるいは連続鋳造のいずれ
によってもよいが、細粒という点からは連続鋳造法によ
るのが有利である。
次に熱間圧延条件について述べると、熱間圧延終了温度
はなるべく低温が望ましい。その理由は低温圧延してγ
粒を細粒化した方が中間組織が発生しにくく、この中間
組織は降伏比を低下するので防止した方がよい。また、
低温圧延した方がフェライト粒が細粒になシ降伏比が上
昇する。そこで熱間圧延終了温度を830℃以下とした
。しかし740℃未満ではフェライト粒の粗大化により
降伏比は上昇する。
次に冷却条件について述べる。冷却条件は強度バラツキ
をミニマムにすることと、固溶炭素と固溶窒素を保存す
ることのためにきわめて重要である。そこで平均冷却速
度15℃/sea以上の急冷とした。この理由はパーラ
イト変態をランナウトテーブル上である一定速度で終了
しておくことが強度バラツキを減少することであり、フ
ェライト変態時に急冷することによシ固溶窒素、固溶炭
素を確保できることである。
次に捲取温度について述べると、5oo℃以下で捲取る
ことによシ、固溶窒素、固溶炭素を安定に確保できる。
500℃超で捲取ると、窒素や炭素は時効析出して後で
の歪時効に有効に働がない。
次に電縫鋼管成形について述べる。本発明における電縫
鋼管成形の意味は、パイプ成形ではなく後で行々う歪時
効のための歪を適当量導入することである。その歪量は
・ぐイノ長手方向の歪でありこのような歪を導入するの
は油井管の引張試験がパイプ長手方向より行なわれるた
めである。その長手方向型’ 3−q 38g 1以上
にすれば、第1図に示すごとく歪時効を有効活用するこ
とができる。
パイプ長手方向伸び率ε3は材料幅W。を決定すれば決
まるもので、従って63を3%以上にするようにW。を
選べば安定した低降伏比の油井用電縫鋼管が製造できる
。その材料幅W0の決定について述べると次式から算出
するものである。
すなわち、ε1:パイプ長手方向伸り率(チ)、ε2:
ノ母イゾ肉厚方向増肉率(%)、ε3:パイプ長手方向
伸び率(チ)、D:外径、t:肉厚、wo:材料幅とす
ると の式が成り立ち上記式よシ材料幅W。をε3が3%以上
になるように決定するものである。尚、ε3と61は理
論式であるがε2はミル固有の定数を含んだ経験式であ
る。
次に歪時効処理の条件について述べる。歪時効処理条件
は、固溶炭素量、固溶窒素量、歪量により変化するが、
温度は100〜550℃、時間は30秒から30分間が
最も良い。この中でも低温長時間側が望ましいが、経済
的理由とパイプ真円度、真直度の変化の理由から、温度
と時間のバランスを決定することができる。
以上のように本発明によれ・ば第2図に示すように低硬
度で降伏強度の高い電縫油井管が得られるものである。
その得られる範囲は第2図に示す如く直線ABはy==
2x+33、直線BCはx−80、直線CDはy=2x
+40、直線DAはX−70となっており、その各直線
でかこまれる範囲内の低硬度で高降伏強度の電縫油井管
が得られる。
〈実施例〉 第1表f、ノeイノサイズ5カ“Xo、361〃のサン
フ0ル材全用いて試験を行なった場合のその条件と結果
を本発明と比較材に分けて示した。圧潰値及び耐サワー
性共に本発明の範囲内であれば良好でおったり 〈発明の効果〉 本発明によれば耐サワー性と面子圧潰性の両方を満足す
る電縫油井管を提供しうるものであり、又かかる電縫油
井管を焼入・焼戻をイテな4ノずにイ氏ゴストで歩留よ
く製造すること力(できるものであるから産業上稗益す
るところ力λ極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は)慴ゾ長手方向歪と使月4特性の1犯係を示す
説明図、第2図は本発明の電縫油井管の硬度と降伏強度
の関係を示す図(○n]:本発明^h、・印−比較材)
である。 第1図 バイフ戸艮乎方向歪(%) 第2図 7ρ βρ 降伏゛好皮 (kgflカIn2) 手続補市書(自発) 昭和59年12月2511 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、 事件の表示 昭和59年特許願第039554号 2、 発明の名称 低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区大手町二丁116番3号(665)新l
]本製鐵株式會社 代表者 武 1) し 4代理人〒100 東京都千代1日区丸の内ニー1114番1号6、補iE
の対象 明細書の特許請求の範囲のIII/7及び発明の旺X1
11な説明の欄 7、 補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとお)補正する。 (2)明細書6頁2行rc:o、012〜0.22チ」
をrc:o、12〜0.22チ」に補正する。 (3)同6頁11行rc:0.012〜0.22%」を
「C:0.12〜0.22チ」に補正する。 (4)同7頁5行rc:o、012〜0.22%」を「
C:0.12〜0.22チ」K補正する。 (5)同7頁下から3行r C: 0.012〜0.2
2%」をrc:o、12〜0.22チ」に補正する。 (6)同16頁第1表中、パイプ熱処理の欄を別紙のと
おり補正する。 特許請求の範囲 (1) C: 0.12〜0.22チ、Si:0.5チ
以下、 Mn: 1.0〜2.0%、 Nb:0.050%以下、 残部Fe及び不可避的不純物よシな勺、かつ第2図にお
いて直線AB ; y=2 z+33 、直線BC;x
=80゜直線CD : y=2 x+41 、直線DA
:x=70の4つの直線に囲まれた範囲の降伏強度とH
Rc硬度を有する低硬度で降伏強度の高い電縫油井管。 (2) C: 0.12〜0.22チ、Si:0.5チ
以下、 Mn: 1.0〜2.0%、 Nb:0.050%以下、 を基本成分とし、 A:0.050チ以下、 v:0.050チ以下、 Ti:0.040%以下、 の1種又は2種以上を含み、残部Fe及び不可避的不純
物よりなシ、かつ第2図において直線AB;y = 2
 x + 33、直線BC;X=80、直線CD:y=
2x+41、直線DA;xQ70の4つの直線に囲まれ
た範囲の降伏強度とHRc硬度を有する低硬度で降伏強
度の高い電縫油井管。 (3) C: 0.12〜0.22チ、Si:0.5チ
以下、 Mn : 1.0〜2.0 %、 Nb:0.050%以下、 残部Fa及び不可避的不純物よシなる鋼を熱間圧延する
にあたシ、740〜830℃の仕上温度で行ない、その
後の捲取る寸での平均冷却速度を15℃/1leC以上
とし500℃以下で捲取シ、その後の電縫鋼管成形時に
長手方向歪量として3肇以上になるように強圧下しなが
ら造管し、その後に100〜550℃に加熱して30秒
〜30分間保持することを著徴とする低硬度で降伏強度
の高い電縫油井管の製造方法。 (4) C: 0.12〜0.22チ、Si:0.5チ
以下、 Mn : 1.0〜2.0%、 Nb:0.050チ以下、 を基本成分とし、 At:0.050チ以下、 V:0.050チ以下、 Tl:0.040襲以下、 の1種又は2種以上を含み、残部Fe及び不可避的不純
物よシなる鋼を熱間圧延するにあたシ、740〜830
℃の仕上温度で行ない、その後の捲取る捷での平均冷却
速度を15℃/1Iec以上とし500℃以下で捲取シ
、その後の電縫鋼管成形時に長手方向歪量、として3チ
以上になるように強圧しながら造管し、その後に100
〜550℃に加熱して30秒〜30分間保持することを
特徴とする低硬度で降伏強度の高い電縫油井管の製造方
法。 手続hli正書、(自発) 昭和60年2月7日 特許庁長官 志 賀 学 殿 ■、小事件表示 昭和59年特許願第039554号 2 発明の名称 低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法 3、補!1:をする者 事件との関係 4.6i許出願人 東京都千代田区大手町二」寸16番3号(665)新ト
1本製鐵株式會社 代表K 武 EEI 勃 4代理人〒100 東京都千代10区丸の内二J[14番1号6 補正の対
象 ′ 明細書の発明の詳細な説明のnvi /;’T”;
7’:j’、l 、、。 (り明輝Iロ6頁第1表中、捲取温度の指°シを下記の
通り補正する。 手続捕市書−(自発) 昭和60年4月12日 特許庁長官 志 rl 学 殿 ■ 事件の表示 昭和59年特許願第039554号 2、発明の名称 低硬度で降伏強度の高い電縫油井@及びその製造方法 3、補11:をする者 事件との関係 特許出願人 東中部1代11]区大手町二J斗16番3号(665)
新11木製鐵株式會とに 代表に° 武 LIJ 豊 4代理人〒100 東京都千代1η区丸の内二]目4番1号6 補正の対象 、明細書の特許請求の範囲の欄1発明の詳細な説明の欄
及び図面 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書6頁7行、7頁1行及び15頁1行「x=
80Jをry−80Jに夫々補正する。 (3)同6頁8行、7頁2行及び15頁2行r、−70
」をry=70Jに夫々補市する。 (4)第2図を別紙の通り補正判る。 特許請求の範囲 (1) C: 0.12〜0.22%、Sl:0.5−
以下、 Mn : 1.0〜2.0 %。 Nb : 0.050%以下、 残部Fe及び不、可避的不純物よりなり、かつ第2図に
おいて直線AB : )’=2x+33、直線Bc;y
=so、直線CD ; y=2 x+41、@線DA:
y=70の4つの直線に囲捷れた範囲の降伏強度とHn
c硬度を有する低硬度で降伏強度の高い電縫油井管。 (2ン C:0.12 〜022 %0、Si:0.5
%以下、 Mn : 1.0〜2.0’%、 Nb : 0.050%以下、 を基本成分とし、 At: 0.050%以下、 V:0.050%以下、 Tl:01040%以下、 の1種又は2種以上を含み、残部Fe及び不可避的不純
物よりなシ、かつ第2図において四線AB;y = 2
 x +33、直線nc;y=go、直線CD:y=2
x+41、直線DA;y=70の4つの直線に囲まれた
範囲の降伏強度とHRC硬度を有する低硬度で降伏強度
の高い電縫油井管。 (3)C:0.12〜0.22チ、 SI:0.5%以下、 Mn : 1.0〜2.O%、 Nb : 0.050%以下、 残部Fe及び不可避的不純物よりなる鋼を熱間圧延する
+cl+たり、740〜830℃の仕上温度で行ない、
その後の捲取るまでの平均冷却速度を15℃/m e 
c以上とし500℃以下で捲取り、その後の電縫鋼管成
形時に長手方向歪量として3チ以上になるように強圧下
しながら造管し、その後に100〜550℃に加熱して
30秒〜30分間保持することを特徴とする低硬度で降
伏強度の高い電縫油井管の製造方法。 (4) C: 0.12〜022%、 Si:0.5%以下、 Mn : 1.0〜2.0 %、 Nb : 0.050%以下、 を基本成分とし、 At : 0.050チ以下、 V:0.050チ以下、 Tl : 0.040チ以下 の1種又は2種以上を含み、残部Fe及び不可避的不純
物よりなる鋼を熱間圧延するにあたり、740〜830
℃の仕上温度で行ない、その後の捲取るまでの平均冷却
速度を15 C/!11111!以上とし500℃以下
で捲取シ、その後の電縫鋼管成形時に長手方向歪量とし
て3%以上になるように強圧下しながら造管し、その後
に100〜550℃に加熱して30秒〜30分間保持す
ることを特徴とする低硬度で降伏強度の高い電縫油井管
の製造方法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) C:0.012〜0.22%、Si:0.5%
    以下、 Mn:1.0〜2.0%、 Nb : 0.050%以下、 残部Fe及び不可避的不純物よりなり、かつ第2図にお
    いて直線AB ; y = 2x+33 、直線BC;
    x=80゜直線CD :、V=2x +41 、直線D
    A ; x = 70の4つの直線に囲まれた範囲の降
    伏強度とH!q硬度を有する低硬度で降伏強度の高い電
    縫油井管。
  2. (2) C:0.012〜0.22%、Si:0.5チ
    以下、 Mn : 1.0〜2.0%、 Nb : 0.050%以下、 を基本成分とし、 At : o、o5o%以下、 V : 0.050%以下、 Tt : 0.040%以下 の1種又は2種以上を含み、残部Fe及び不可避的不純
    物よりなり、かつ第2図において直線AB:y=2x+
    33、直線BC:x=80、直線CD ; y=2x+
    41、直ml DA : x=70の4つの直線に囲ま
    れた範囲の降伏強度とHRC硬度を有する低硬度で降伏
    強度の高い電縫油井管。
  3. (3) C: 0.012〜0.22%、Sl:0.5
    %以下、 Mn : 1.0〜2.0 %、 Nb : 0.050チ以下、 残部Fe及び不可避的不純物よりなる鋼を熱間圧延する
    にあたり、740〜830℃の仕上温度で行ない、その
    後の捲取るまでの平均冷却速度を15 ’C/sec以
    上とし500℃以下で捲取シ、その後の電縫鋼管成形時
    に長手方向歪量として3%以上になるように強圧下しな
    がら造管し、その後に100〜550℃に加熱して30
    秒〜30分間保持することを特徴とする低硬度で降伏強
    度の高い電縫油井管の製遣方法。
  4. (4) C: 0.012〜022%、Sl °05チ
    以下、 Mn : 1.0〜2.0%、 Nb : 0.050係以下、 全基本成分とし、 At: 0.050チ以下、 V : 0.050%以下、 Ti : 0.040チ以下 の1種又は2種以上を含み、残部Fe及び不可避的不純
    物よシなる鋼を熱間圧延するにbたシ、740〜830
    ℃の仕上温度で行ない、その後の捲取るま4での平均冷
    却速度を15℃;/see以上とし500℃以下で捲取
    り、その後の電縫鋼管成形時に長手方向歪量として3%
    以上になるように強圧下しながら造管し、その後に10
    0〜550℃に加熱して30秒〜30分間保持すること
    を特徴とする低硬度で降伏強度の高い電縫油井管の製造
    方法。
JP3955484A 1984-03-01 1984-03-01 低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法 Pending JPS60187664A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3955484A JPS60187664A (ja) 1984-03-01 1984-03-01 低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法
GB08504858A GB2155950B (en) 1984-03-01 1985-02-26 Erw-oil well pipe and process for producing same
DE19853507124 DE3507124A1 (de) 1984-03-01 1985-02-28 Durch elektro-widerstandsschweissen geschweisstes oelbohrungsrohr und verfahren zu dessen herstellung
CA000475496A CA1239568A (en) 1984-03-01 1985-02-28 Erw oil-well pipe and process for producing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3955484A JPS60187664A (ja) 1984-03-01 1984-03-01 低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60187664A true JPS60187664A (ja) 1985-09-25

Family

ID=12556283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3955484A Pending JPS60187664A (ja) 1984-03-01 1984-03-01 低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60187664A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098556A1 (ja) 2013-12-25 2015-07-02 新日鐵住金株式会社 油井用電縫鋼管
WO2018139400A1 (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 新日鐵住金株式会社 鋼材、及び、鋼材の製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5067715A (ja) * 1973-10-23 1975-06-06
JPS51111418A (en) * 1975-03-26 1976-10-01 Nippon Steel Corp Method of manufacturing niobium containing high strength steel
JPS52103314A (en) * 1976-02-26 1977-08-30 Sumitomo Metal Ind Ltd Production of high toughness and high tension steel sheet of small ani sotropy
JPS5385711A (en) * 1977-01-06 1978-07-28 Sumitomo Metal Ind Ltd Manufacture of non-refined high tensile steel sheet with toughness
JPS5521517A (en) * 1978-07-28 1980-02-15 Kobe Steel Ltd Manufacture of hot-rolled coil
JPS5633425A (en) * 1979-08-24 1981-04-03 Sumitomo Metal Ind Ltd Manufacture of tempered high tensile steel sheet having excellent low temperature toughness
JPS57131319A (en) * 1981-02-06 1982-08-14 Nippon Steel Corp Manufacture of high strength seam welded steel pipe for oil well
JPS5819462A (ja) * 1981-07-24 1983-02-04 Kawasaki Steel Corp 電縫溶接鋼管
JPS6024321A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 Nippon Steel Corp 耐サワ−性と耐圧潰性にすぐれた高強度電縫油井管の製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5067715A (ja) * 1973-10-23 1975-06-06
JPS51111418A (en) * 1975-03-26 1976-10-01 Nippon Steel Corp Method of manufacturing niobium containing high strength steel
JPS52103314A (en) * 1976-02-26 1977-08-30 Sumitomo Metal Ind Ltd Production of high toughness and high tension steel sheet of small ani sotropy
JPS5385711A (en) * 1977-01-06 1978-07-28 Sumitomo Metal Ind Ltd Manufacture of non-refined high tensile steel sheet with toughness
JPS5521517A (en) * 1978-07-28 1980-02-15 Kobe Steel Ltd Manufacture of hot-rolled coil
JPS5633425A (en) * 1979-08-24 1981-04-03 Sumitomo Metal Ind Ltd Manufacture of tempered high tensile steel sheet having excellent low temperature toughness
JPS57131319A (en) * 1981-02-06 1982-08-14 Nippon Steel Corp Manufacture of high strength seam welded steel pipe for oil well
JPS5819462A (ja) * 1981-07-24 1983-02-04 Kawasaki Steel Corp 電縫溶接鋼管
JPS6024321A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 Nippon Steel Corp 耐サワ−性と耐圧潰性にすぐれた高強度電縫油井管の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098556A1 (ja) 2013-12-25 2015-07-02 新日鐵住金株式会社 油井用電縫鋼管
US10196702B2 (en) 2013-12-25 2019-02-05 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Electric resistance welded steel pipe for oil well
WO2018139400A1 (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 新日鐵住金株式会社 鋼材、及び、鋼材の製造方法
JPWO2018139400A1 (ja) * 2017-01-24 2019-11-07 日本製鉄株式会社 鋼材、及び、鋼材の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6846371B2 (en) Method for making high-strength high-toughness martensitic stainless steel seamless pipe
CN102725428B (zh) 管线管用无缝钢管的制造方法及管线管用无缝钢管
CN111996449B (zh) 一种塑韧性优异的管线用厚板及其生产方法
JPH04231414A (ja) 高耐食性油井管の製造法
US4772771A (en) Method for the production of high strength electric seam welded oil-well pipe
JP2001020039A (ja) 伸びフランジ性および疲労特性に優れた高強度熱延鋼板およびその製法
US20070267110A1 (en) Method for making high-strength steel pipe, and pipe made by that method
JP3473502B2 (ja) インライン熱処理用鋼およびこの鋼からなる耐硫化物応力腐食割れ性に優れる継目無鋼管の製造方法
JPS6145688B2 (ja)
JPS60187664A (ja) 低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法
JPH0158264B2 (ja)
JP2687841B2 (ja) 低降伏比高張力鋼管の製造方法
JPS60187663A (ja) 低硬度で降伏強度の高い電縫油井管及びその製造方法
JP3118623B2 (ja) 抗張力800MPa以上を有する非熱処理型電縫油井管の製造方法
CN113646455B (zh) 管线管用钢材及其制造方法以及管线管及其制造方法
JP2004027351A (ja) 高強度・高靭性マルテンサイト系ステンレス鋼継目無管の製造方法
JPS6024321A (ja) 耐サワ−性と耐圧潰性にすぐれた高強度電縫油井管の製造方法
JPS6148518A (ja) 熱延鋼板の製造方法
JPH07268457A (ja) 高強度高靱性ラインパイプ用厚鋼板の製造方法
KR101091368B1 (ko) 극저온 충격인성이 우수한 고강도 라인파이프용열연강판의 제조방법
JPS6257687B2 (ja)
JP4002315B2 (ja) 加工性に優れた高強度熱延鋼板及びその製造方法
KR101399887B1 (ko) 고강도 열연 강판의 제조 방법
JPS60184631A (ja) 加工性に優れた高張力熱延鋼板の製造方法
JPH06145881A (ja) 低温靱性と加工性に優れた高強度電縫鋼管用鋼、およびその製造方法