JPS60187432A

JPS60187432A - プレス装置

Info

Publication number: JPS60187432A
Application number: JP4315984A
Authority: JP
Inventors: Shuichi Amano; 天野　修一
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-03-07
Filing date: 1984-03-07
Publication date: 1985-09-24
Also published as: JPS6345889B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は折曲鋼板に波形状の絞り加工を施して湾屈さ
せるプレス装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、折曲鋼板を所定のピンチで送り出しながら折曲鋼
板の長手方向に対して直交するように波形状の絞りを順
次形成しｔ湾屈させるラジアンプレス装置がある。

このラジアンプレス装置は軌道上を所定のピッチで走行
する台車上に長尺の折曲鋼板を載置する下押え金具を固
定し、この下押え金具に圧接して折曲鋼板を挾持する上
押え金具を台車上に固定した第１フレームに吊設する（
！：、！：もｌこ、軌道延長線上の一方に下金型を固定
して設け、この下金型に咬合して折曲鋼板に波形状の絞
り加工を施す上金型を基台等に固定した第２フレームに
吊設し、かつ上金型を下金型に押圧させる圧縮機をフレ
ーム上に設けて構成したものである。

この装置は、まず最初ζこ昇降機を操作して上押え金具
を上方に持ち上げで、折曲鋼板を下押え金具と上押え金
具との間隙より挿入するとともｌこ、さらに下金型き上
金型との間隙に折曲鋼板を差し込んで下押え金具と下金
型の上に載置する。次に、折曲鋼板の折曲げ位置を決め
たあと、昇降機を操作して上押え金具を下押え金具に押
し付けて折曲鋼板を挾持する。

この状態で、台車を走行させて折曲鋼板を所定のピッチ
で送り出しながら圧縮機を作動させて折曲鋼板に波形状
の絞りを順次形成する。この絞り加工により、折曲鋼板
は所定の半径に湾屈される。

絞り加工終了後に、昇降機を操作して上押え金具を持ち
上げて折曲鋼板を引き抜く。

しかしながら、この装置では折曲鋼板を台車側から挿入
し、かつ成形加工後は反対側から引き抜かなければなら
ないため、装置の両側に大きな挿入スペースと抜き出し
スペースが必要になるとともに、折曲鋼板の移動距離が
長くなるため、折曲鋼板の搬入および搬出が面倒ｔこな
る。

しかも、折曲鋼板を搬入および搬出させる場合ｌこ、折
曲鋼板が下押え金具や下金型上に摺接するため、折曲鋼
板に擦り傷が付き易くなる欠点があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、折曲鋼板を横向きｌこ容易に挿脱させることができ
、かつ装置の取り付はスペースを小さくすることができ
るプレス装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明はガイドに沿って所定のピッチで走行する台車
上ｌこ対象となる折曲鋼板を載置する下押え金具を固設
し、この下押え金具に圧接して上記折曲鋼板を挾持する
上押え金具を回動可能に設けるとＬもに、この台車の走
行方向に折曲鋼板の断面形状と略同形状の絞り溝を形成
した下金型の固設し、この下金型ｔこ咬合して折曲鋼板
に絞り加工を施す上金型を回動可能に設けたフレームζ
こ吊設するとともに、このフレームに上金型を下金型σ
と圧接させる圧縮機を固設したものである。

〔発明の効果〕

この発明によれば、押え金具および上金型を回動させる
こＬにより、折曲鋼板を横向きに挿脱することができる
ため、折曲鋼板に擦り傷が付かず製品の信頼性と美観を
向上させることができるとともｌこ、折曲鋼板を横向き
に搬入および搬出することにより、装置の取り付はスペ
ースを小さくすることができる。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。

第１図、第２図において、１は２本の長い■形鋼１ａ、
ｌｂの間を複数本の平鋼で連結したベッドで、ジャ・ツ
キボルト２によって床に固定されている。このベッド１
の両側にガイドレール３．３　（！：　４，４を敷設す
るとともに、この二対のガイドレール３，３キ４．４の
内側にラック５，５と６，６を敷設する。

このガイドレール３．３　（４，４）およびラック５，
５（６，６）　ｉこ所定のピッチで走行する台車７を乗
せる。台車７の一方の車軸８ｔこは車輪９が固着され、
また他方の軸１０にはビニオンが固着されており、車輪
９はガイドレール３．３　（４，４）に乗せられ、かつ
ビニオンはラック５？５　（６ｔ６）に噛合する。

ビニオンを固着した車軸１０には円盤形の割出板とによ
り、台車７を所定のピッチで走行させることができる。

また、台車７の両側面には浮上り防止ローラ１３が設け
られている。

この台車７の上に対象となる折曲鋼板を載置する下押え
金具１４．１４を所定の間隔をあけで固定する。この下
押え金具１４．１４の横にＬ字形に屈曲させたアーム１
５．１５を上下方向に回動可能に設ける。

このアーム１５．１５の先端部にハンドル１６ａ、　１
６ａを左右に回転させることによって主軸１６ｂ、　１
６ｂを上下動させることができる昇降機１６．１６を固
設する。

また、主軸１６ｂ、　１６ｂに下押え金具１４．１４に
圧接して折曲鋼板を挾持する上押え金具１７．１７を連
結する。この、下押え金具１４．１４および上押え金具
１７．１７は折曲鋼板を挾持することができるように折
曲鋼板の断面形状に合せて雄型と雌型に形成される。こ
のとき、下押え金具１４，１４に折曲鋼板を横向きに挿
填できるようにアーム１５，１５の回動角度が設定され
る。

なお、この台車７は図示右側に敷設されでいるガイドレ
ール４，４とラック６．６上に移動させることができる
。

一方、上記台車７の走行方向に位置するベッド１の中中
部に第３図に示すように対象となる折曲鋼板の断面形状
と略同形の絞り溝を形成した下金型１８を固設するとと
もに、下金型１８に咬合し４尺て折曲鋼板に波形声の絞りを施す上金型１９をブリッジ
形のフレーム２０に吊設する。このフレーム２０は２本
の支柱２０ａ　、　２０ｂとアーム部２０Ｃにより構成
され、アーム部２０ｃは支柱２０ａを支点にして上下方
向に回動できるようになっている。図示例では支柱２０
ａの横に固設した油圧シリンダ２１によってアーム部２
０ｃを回動させるようｌこしである。また支柱２０ｂの
一端はロックピン２２にヨリ常時ロックされる。

上記アーム部２０ｃに、上金型１９を下金型１８に圧接
させる圧縮機として一対の油圧シリンダ２３．２４を垂
設し、この油圧シリンダ２３．２４のピストン軸を上金
型１９に連結する。２５は油圧シリンダ２１゜２３．２
４を駆動制御する油圧装置で、第４図に示すようにオイ
ルタンク２６．可変式油圧ポンプ２７、電動機２８．イ
ンラインチック弁２９．電磁弁３０．３１　、ラインフ
ィルタ３２等により油圧源回路を構成している。また、
３３は折曲鋼板の打出し位置を設定する位置決めストッ
パで、このストッパ３３はガイド３４に摺動可能ｌこ設
けられる。

上記ガイド３４は反対側に移設できるように着脱可能に
設けられている。

この装置の使用方法を説明する。まず、ロックビン２２
を外してフレーム２０の支柱２０ｂのロックを解除した
のち、開閉スイッチを操作して電磁弁３０を切換えて油
圧シリンダ２１のピストン軸を押し下げる。これにより
、アーム部２０ｃは支柱機１６．１６を押し上げて、上
押え金具１７を上方に回動させる。

この状態で、装置の正面より折曲鋼板を横向きに挿入し
て下押え金具１４．１４と下金型１８の上に載置する。

そして、折曲鋼板を位置決めストッパ３３に押し当てて
打ち出し位置を決めたのち、昇降機１６、１６を下げて
、上押え金具１７，１７を折曲鋼板に嵌合させる。そし
て、ハンドル１６ａ、　１６ａを回転させて上押え金具
１７．１７を下押え金具１４．１４に圧接させる。これ
により、折曲鋼板は下押え金具１４゜１４と上押え金具
１７．１７によって挾持される。

次に、開閉スイッチを操作して電磁弁３０を切換えて油
圧シリンダ２１のピストン軸を押し上げ、アーム部２０
ｃを下方向に回動させる。このようにして、フレーム２
０を所定の位置に復帰させたあと、ロックピン２２を用
いて支柱２０ｂをロックする。この状態で割出板１１の
目盛に対応させて、ハンドル１２を回転させて曲げ半径
と包配を設定する。この設定ｌこもとづいて台車７を所
定のピッチで走行させながら、昇降手動切換スイッチを
操作して油圧シリンダ２３．２４を駆動させる。これに
より、下金型１８に上金型１９が圧接して折曲鋼板に波
形状の絞りが順次形成される。

絞り加工が終了したならば、ロックビン２２を外して支
柱２０ａのロックを解除する。そして、開閉スイッチを
操作して油圧シリンダ２１のピストン軸を押し下げてア
ーム部２０ｃおよび上金型１９を上方に回動させる。こ
れと同時に、一対の昇降機１６．１６を押し上げて、上
押え金具１７．１７を上方に回動させる。この状態で、
下押え金具１４．１４および下金型１８から折曲鋼板を
横向きにして取り外す。

したがって、このような構成によれば、折曲鋼板を横向
きにして下押え金具１４．１４′！６よび下金型１８に
挿脱させることができるため、折曲鋼板に擦り傷が付か
ず製品の信頼性および美観を著しく高めることができる
とともに、折曲鋼板の搬入、搬出作業を容易に行なうこ
とができる。しかも、折曲鋼板の搬入、搬出スペースを
小さく設定することができるため、装置の取り付スペー
スを小さくすることができる利点がある。

才た、台車の走行ピッチおよび絞りの加工数を調整する
ことにより、曲げ半径と勾配を任意に設定することがで
きる。

さらに、台車７ならびにガイド３４を反対側に移設する
ことにより、同一装置で左右勝手違いの製品を製造する
ことができる。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、要旨を変更しない範囲において種々変形して実施する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す平面図、第２図は同
実施例の正面図、第３図は同実施例の右側面図、第４図
は同実施例の油圧源回路図である。１・・・ベッド　ｌａ、　ｌｂ・・・Ｉ形鋼３．４・・
・ガイドレール　５，６・・・ラック７・・・台車　８
，１０・・・車軸９・・・車輪　１１・・・割出板１２・・・ハンドル　１３・・・浮上り防止ローラ１４
・・・上押え金具　１５・・・アーム１６・・・昇降機
　１６ａ・・・ハンドル１６ｂ・・・主軸　１７・・・
上押え金具１８・・・下金型　１９・・・上金型２０・・・フレーム　２０ａ、　２０ｂ・・・支柱２０
ｃ・・・アーム部　２１．２３．２４・・・油圧シリン
ダー２２・・・ロックビン　２５・・・油圧装置２６・
・・オイルタンク２７・・・可変式油圧ポンプ　２８・・・電動機２９・
・・インラインチック弁　３０．３１・・・電磁弁３２
・・・ラインフィルタ　３３・・・位置決めストッパ３
４・・・ガイドぢｐ学士１）　１口特開昭ＧＯ−１８７４３２（５）第３図第４崗４１０Ｌ１コ９ ■ｒ　−２７１’ｉ２８＝

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　ガイドに沿って所定のピッチで走行する台車と
、この台車上に固設され対象となる折曲鋼板を載置する
下押え金具と、この下押え金具に上記折曲鋼板を横向き
に挿填することができるように回動可能に設けられ上記
下押え金具に圧接して上記折曲鋼板を挾持する上押え金
具と、上記台車の走行方向ｌこ設けられ上記折曲鋼板の
断面形状と略同形状の絞り溝を形成した下金型と、この
下金型に咬合して上記折曲鋼板に絞り加工を施す上金型
と、この上金型を吊設しかつ上記下金型に上記折曲鋼板
を横向きに挿填することができるように回動可能に設け
たフレームと、このフレームに設けられ上記台車の走行
に同期して上記上金型を上記下金型に圧接させる圧縮機
とを具備したことを特徴とするプレス装置。
（２）上記折曲鋼板は台車の走行ピッチおよび圧縮機の
往動ピッチを可変することにより曲げ半径を任意に設定
することができることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載のプレス装置。
（３）　上記ガイドは下金型を挾んで両側ｌこ設けたと
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のプレス装置
。