JPS6018689A - 配管接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は一対の配管、例えば容器と容器の蓋にそれぞれ
設けられた一対の配α′を着脱自在に接続する配管接続
装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点：１ 例えば着脱自在な蓋体を有する容器内に配管が配設され
ておシ、上記蓋体を離脱する際、配管が蓋体側と容器側
に分離し、また蓋体を装着する際分離した配管が再度接
続される構成を想定する。この場合一般にはフランジ接
合が考えられるが、前記蓋体を着脱するたびに、フラン
ジ部の接合あるいは分離を行なわなければならずまた蓋
体と容器との位置がずれた場合上記フランジ接合ではそ
のずれを吸収して接続部における漏洩を確実に防止する
ことができない恐れがあったＯ 〔発明の目的〕 本発明の目的とするところは、着脱操作を行なう際自動
的に配管相互の接続分離を行なうことができ、また位置
がずれてもそのずれを吸収しシール性を確実に維持する
ことができる配管接続装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

すなわち本発明による配管接続装置は、空間部を有して
配設された１対の配管を着脱自在に接続する配管接続装
置において、上記１対の配管の外周に設けられ上記空間
部を閉塞するとともにどちらか一方の配管に接続された
ハウジングと、このハウジングの内周側に設けられ他方
の配管に当接するスリーブと、このスリーブを他方の配
管方向に付勢することによりスリーブを他方の配管の先
端に押圧するばねとを具備した構成である。

したがって１対の配管を所定間隔で接近させるあるいは
離脱させるだけで自動的に接続あるいは分離を行なうこ
とができまたばねにょシスリーブを他方の配管方向に付
勢することにょシ十分な接触面圧を得ることができるの
で確実にシール性を維持することができる。

〔発明の実施例〕

第１図および第２図を参照して本発明の一実施例を説明
する。第１図中符号１は容器を示しこの容器１の上部開
口を閉塞するように蓋体２が設けられている。上記容器
ｌ内には配管ｌが配設されている。この配管旦は容器１
の側壁ＩＡを貫通し容器１内に配設された下部配管４と
、前記蓋体２内側に支持部材５を介して固定された上部
配管６とから構成されておシ、これら上部配管６および
下部配管４は配管接続装置スにより着脱自在に連結され
ている。

以下第２図を参照して上記配管接続装置Ａの構成につい
て説明する。前記下部配管４と上部配管６とは空間部を
有して配設されている。これら下部配管４および上部配
管６の外周には上記空間部を閉塞するようにハウ、クン
グ８が設けられておシ、このハウジング８は上部配管６
下端外周に螺合接続され、寸法調節後シール客扱されて
いる。このハウジング８の内周側にはスリーブ９が設け
られておシ、その下端内縁部９Ａを前記下部配管４上端
に当接させている。

このスリーブ９の下端内縁部９Ａは円錐状に形成されて
おシ、一方下部配管４の上端は球状に形成されている。

これはスリーブ９と下部配管４の軸心がずれても確実に
線接触させシール性を維持する為である。またこのスリ
ーブ９は軸方向のずれを吸収する為に上部配管６との間
に隙間１０を有している。上記スリーブ９と前記ハウジ
ング８との間にはシールハウジング１ノが同心状に設け
られておシ、このシールハウジング１１の下端部には段
付部１１人が形成されこの段付部１１に外周とハウジン
グ８との間にはシールリング１２が装着されている。そ
して上記段付部１１Ａと前記上部配管６との間にはコイ
ルはね１３が装着されている。このコイルばね１３はシ
ールハウ・ジング１１を介してスリーブ９を下部配管４
側に付勢しスリーブ９と下部配管４とのシールを確実に
している。

以上の構成をもとに上部配管６と下部配管４の接続操作
を説明する。蓋体２を離脱した状態ではコイルばね１３
は自由状態にあシ、またスリーブ９およびシールハウジ
ング１１は共にハウジング８下端の内周側に突出した環
状部８Ａに下方から支えられている。蓋体２を容器１に
装着していくと、まずスリーブ９の下端が下部配管４上
端に当接する。そしてコイルはね１３の付勢力がシール
ハウジング１１を介して徐々に作用してスリーブ９は下
部配管４側に押圧される。蓋体２を容器１に完全に装着
した状態ではコイルばね１３によシスリーブ９と下部配
管４との接触面圧を十分得ることができ確実にシールす
ることができる。またスリーブ９とシールハウジング１
１との接触部でスリーブ９およびシールハウジング１１
間のシールを維持し、シールリング１２によシ−ルハウ
ジング１１およびハウジング１１間のシールを行なう。

なおシールハウジング１１はスリーブ９の軸心移動によ
る滑シを助ける機能も有している。

以上本実施例による配管接続装置によると、蓋体２を着
脱する際自動的に上部配管６および下部配管４の接続９
分離を行なうことができる。

また下部配管４の上端を球形としかつスリーブ９の下端
内縁部９Ａを円錐状にしたので上部配管６と下部配管４
の軸芯がずれても確実に線接触し、しかもコイルばね１
３の付勢力によシ十分な接触面圧を得ることができるの
でシール性を確実に維持することができる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明による配管接続装置は、空間
部を有して配設された１対の配管を着脱自在に接続する
配管接続装置において、上記１対の配管の外周に設けら
れ上記空間部を閉塞するとともにどちらか一方の配管に
接続されだハウ・ジングと、このハウジングの内周側に
設けられ他方の配管に当接するスリーブと、このスリー
ブを他方の配管方向に付勢することによシスリーブを他
方の配管の先端に押圧するばねとを具備した構成である
・ したがって１対の配管を所定間隔まで接近させるあるい
は離脱させるだけで自動的に接続あるいは分離を行なう
ことができまたばねによシスリーブを他方の配管方向に
付勢することによシ十分な接触面圧を得ることができる
ので確実にシール性を維持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例を示す図で第１
図は容器、蓋および配管の構成を示す断面図、第２図は
配管接続装置の断面図である０ ４・・・下部配管、６・・・上部配管、Ｚ・・・配管接
続装置、８・・・ハウジング、９・・・スリーブ、１３
・・・コイルばね。 出ＩＵｉ４人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦矛１図 矛２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）空間部を有して配設された１対の配管を着脱自在
   に接続する配管接続装置において、上記１対の配管の外
   周に設けられ上記空間部を閉塞するとともにどちらか一
   方の配管に接続されたハウジングと、このハウジングの
   内周側に設けられ他方の配管に当接するスリーブと、こ
   のスリーブを他方の配管方向に何勢することによシスリ
   ーブを他方の配管の先端に押圧するばねとを具備したこ
   とを特徴とする配管接続装置。
2. （２）上記スリーブの下端内縁部は円錐形をなしかつ他
   方の配管の上記スリーブとの当接部は球形をなしこの球
   形の部分と上記円錐形の部分とでシールすることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の配管接続装置。