JPS6018656Y2 - 昇降台の直線移動玉受装置 - Google Patents

昇降台の直線移動玉受装置

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JPS6018656Y2
JPS6018656Y2 JP1965377U JP1965377U JPS6018656Y2 JP S6018656 Y2 JPS6018656 Y2 JP S6018656Y2 JP 1965377 U JP1965377 U JP 1965377U JP 1965377 U JP1965377 U JP 1965377U JP S6018656 Y2 JPS6018656 Y2 JP S6018656Y2
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JP
Japan
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retainer
stopper
elevating member
elevating
ball
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JP1965377U
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JPS53113946U (ja
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清一 小村
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は昇降製図台等の昇降台の脚部材と昇降部材の対
向面に、リテーナに回転自在に保持された複数の鋼球を
配置して、昇降部材が脚部材に対して直線方向に移動自
在と威した直線移動玉受装置に関する。
脚部材に昇降部材を遊嵌し、これら脚部材と昇降部材間
に、リテーナに回転自在に保持された鋼球を挟圧配置し
て、脚部材に対して昇降部材を昇降自在に保持した昇降
製図台が本件出願人によって開発されるに至っている。
上記構成において、昇降部材の昇降運動を繰返し行った
場合、脚部材と昇降部材に対する鋼球の微少なすべりの
累積によって、脚部材と昇降部材に対する鋼球のころが
り移動に誤差が生じて、この誤差が上方向又は下方向の
一方向に累積する。
そのため、昇降部材を脚部材に対して例えば最下降位置
に戻しても、鋼球は昇降部材が最下降位置のときに最初
に設定した所定の位置に戻らず、リテーナが脚部材と昇
降部材に対して所定位置から一方同郡ち上方向かあるい
は下方向にかなりの量ずれてしまい、最悪の場合には、
脚部材と、昇降部材との間からリテーナが外れてしまう
欠陥が存した。
リテーナの移動誤差が上方向に累積するか、下方向に累
積するかは昇降台の機械的性質によって決まる。
昇降部材を上方向に付勢するガススプリングの弾発力が
昇降部材の総重量により大きいとリテーナは下方向に移
動誤差が累積し、その反対だとリテーナは上方向に向っ
て移動誤差が累積することが実験的に確認されている。
これは例えば上記ガススプリングの弾発力が昇降部材の
総重量より大きい場合には昇降部材に対するブレーキを
解除したとき、昇降部材が上方向に急動し、反対にガス
スプリングの弾発力が昇降部材の総重量より小さい場合
には昇降部材に対するブレーキを解除したとき、昇降部
材が下方向に急動し、このときの慣性力によって昇降部
材が鋼球に対してて微少にすべり、このすべりが累積す
るためと思われる。
そこでリテーナが脚部材と昇降部材との間から外れるの
を防止するためにリテーナの最初に設定した昇降範囲の
上下端にストッパーを設け、リテーナがその設定した昇
降範囲を越えて移動すると、リテーナの上端又は下端が
ストッパーに衝突するようにしたところ、この衝突時、
リテーナに形成した一対のボール保持部に圧縮方向に荷
重がかかり、これによってボール保持部が破損してしま
う欠陥が存した。
本考案は、リテーナがストッパーに衝突したときにリテ
ーナの一対のボール保持部に圧縮方向に荷重かかからな
いようにして上記欠陥を除去することを目的とするもの
である。
以下に、本考案の構成を添付図面に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
4は昇降製図台であり、一対の水平足杆2,2には脚部
材3,3が立設され、該脚部材3,3間には連結軸4が
架設されている。
5,5は前記脚部材3,3に遊嵌する昇降部材であり、
該保持部5.5の上端間には連結軸6が架設されている
7はガススプリングであり、これらの両端は前記連結軸
4,6に連結し、該ガススプリング7の弾発力によって
前記昇降部材5,5は上方向に弾発されている。
8は前記昇降部材5,5の上端に固定された支持杆であ
り、これに図板受け9が取付けられている。
前記脚部材3の互いに平行な両側面には、該脚部材3の
長手方向に沿って保持枠10.10が固定され、該保持
枠10.10にはそれぞれ一対のレール軸11.11と
12.12が互いに平行に固設されている。
前記昇降部材5の互いに平行な内壁面には、上記と同様
の構成で保持枠13,13にレール軸14,14,15
.15が固設されている。
6はリテーナ1B、18aのそれぞれに形成された一対
のボール保持部に複数個回転自在に支持された鋼球から
戊るボールであり、前記レール軸11.14間と12.
15間に、挟圧配置されている。
前記リテーナ18と18aは、それぞれの一対のボール
保持部の中間において、該リテーナ18.18aと一体
的な部材19によって連結されている。
前記部材19にはばねから成るストッパー20,20a
が固定されている。
前記脚部材3の壁面にはストッパー21.21aが突設
され、前記昇降部材5が設定された最上昇位置の近傍に
達する。
と、前記ストッパー20が前記ストッパー21に当接し
、前記昇降部材5が最下降位置の近傍に適すると、前記
ストッパー20aが前記ストッパー21aに当接するよ
うに設定されている。
尚、上記構成は、他方の脚部材3側にも設けられている
次に、本実施例の作用について説明する。
ブレーキペダル22を操作し、昇降部材5,5に脚部材
3,3に対する固定状態を解除すると、昇降部材5,5
は脚部材3,3に対してフリーとなる。
該状態で昇降部材5,5に上下方向に手動によって力を
加えると、昇降部材5,5はガススプリング7の弾力に
抗して、脚部材3,3に沿って上下に移動する。
昇降部材5,5の移動に伴って、鋼製ボール16は、レ
ール軸11,14,12.15に沿ってころがり、リテ
ーナ18,18aは昇降部材5の移動量に対して二分の
−の移動量でレール軸11,14,12.15に沿って
移動する。
このとき、リテーナ18.18aが昇降部材5の上昇運
動に伴ってその設定移動範囲に達すると、ストッパー2
0の上端がストッパー21に弾接して、リテーナ18.
15aにはその上昇力に対してストッパー21から制止
力が付与される。
リテーナ18,18aが上方向にずれている場合にはリ
テーナ18,18aがストッパー21によって制止され
ても、昇降部材5はなおも上昇し得る状態にあり、該状
態において、昇降部材5が手動操作によって上昇しよう
とすると、昇降部材5のレール軸14は、ボール16に
対して若干すべってずれることになる。
このことは、ボール16と連動するリテーナ18.18
aが部材5゜3に対して相対的に下方向にズレることで
あり、このズレによってリテーナ18,18aの部材5
.3に対する上方向のズレが相殺され補正される。
リテーナ18.18aが部材5,3に対して下方向にズ
した場合には、昇降部材5の下降に伴ってストッパー2
0aの下端がストッパー21aに弾接して、リテーナ1
8.18aの下降がストッパー21aによって制止され
ても昇降部材5はなおも下降し得る状態にある。
該状態において、昇降部材5が下降しようとすると昇降
部材5のレール軸14はボール16に対して若干すべっ
てずれる。
このことはボール16と連動するリテーナ18.18a
が部材、5,3に対して相対的に上方向にずれることで
あり、このずれによってリテーナ18.18aの部材5
,3に対する下方向のズレが補正される。
このように、リテーナ18,18aの部材5,3に対す
る移動誤差は昇降部材5の昇降運動毎に補正され、リテ
ーナ18.18aは、部材5,3に対して最初に設定し
た位置関係から大きく変位することがない。
尚、ストッパー20.20aは特にばねに限定されるも
のではない。
尚、リテーナ18.18aが部材5,3に対して上方向
に移動誤差が累積する場合には、ストッパー20a、2
1aは設けなくとも良く、又、その反対の場合には、ス
トッパー20.21は設けなくとも良い。
またストッパー21,21aは特に脚部材3に設けた構
造に限定されるものではない。
次に他の実施例を第4図を参照して説明する。
23は昇降製図台等の昇降台の脚部材に固定された保持
枠であり、これの一方の側壁には、所定の間隔を存して
一対の傾斜面から成るストッパー24.25が形成され
、他方の側壁にも同様に所定の間隔を存して一対の傾斜
面から成るストッパー24 a、 25 aが形成さ
れている。
26は弾性部材から成るリテーナであり、これの一対の
ボール保持部の中間部には、これの傾斜面から戒るスト
ッパー27.28及び27a、28aが形成されている
リテーナ26の前記ボール保持部のそれぞれに回転自在
に保持された複数個の鋼製ボール29は、保持枠23に
固設されたレール軸30゜30aと、昇降部材側に固定
きれた保持枠に固定された一対のレール軸との間に挟圧
配置されている。
上記した構成において、リテーナ26が上方向にズした
場合には昇降部材が上昇移動し、その設定移動範囲の最
上端位置の近傍に達すると、リテーナ26の一対のボー
ル保持部の中間部分に形成されたストッパー27.27
aが保持枠23のストッパー24.24aに圧接し、両
者の摩擦力によってリテーナ26に制止力が付与され、
該状態でなおも昇降部材が上昇しようとするとリテーナ
26のズレが補正される。
また、リテーナ26が下方向にズした場合には、昇降部
材が下降移動し、その設定移動範囲内の最下端位置の近
傍に達すると、リテーナ26のストッパー28.28a
が保持枠23のストッパー25,255aに圧接し、両
者の摩擦力によってリテーナ26に制止力が付与される
この制止力に抗して昇降部材がなおも下降しようとする
とリテニナ26の脚部材及び昇降部材に対するズレが補
正される。
この場合、リテーナ26に対する制止力は、リテーナ2
6の中間部に作用する。
従って、この制止力は、リテーナ26のボール保持部を
圧縮変形させる力として作用しない。
ストッパー27.27aが制止されている状態で昇降部
材の上昇に伴ってボール29が上方向にに移動しようと
しても、この移動力は、リテーナ26のボール保持部を
上方向に押圧するだけで、これによってボール保持部は
圧縮変形しない。
これはストッパー27.27aがリテーナ26の一対の
ボール保持部の中間部分に設定されているからである。
これに対して、リテーナ26の上端がストッパーによっ
て制止されるようにした場合には、リテーナ26の上位
のボール保持部は、リテーナ26の上端に当接するスト
ッパーからの下向きの圧力と、昇降部材の上昇力に伴う
リテーナ26の下位のボール保持部内のボール29の上
昇力とによって圧縮方向に加圧され、この加圧によって
圧縮変形されるこのになる。
リテーナのボール保持部が圧縮変形すると、ボールが円
滑に回転できなくなり、ボールがレール軸に対してすべ
ってしまうことになる。
このことは、リテーナ26が下降してその下端がストッ
パーに当接する構成とした場合も同様である。
以上の作用は、第3図に示す実施例の場合も同様であり
、ストッパー20.20aの上下端にストッパー21.
21aから大きな制止力が加わっても、この制止力はり
テーナ18のボール保持部に圧縮方向に作用することが
ない。
本考案は上述の如く、脚部材と、これに対して昇降自在
な昇降部材の間に配置したリテーナの少くとも一対のボ
ール保持部の中間部分に、リテーナの移動経路に設けた
ストッパーに当接スるように、ストッパーを設けたので
、両ストッパーの衝突による荷重がリテーナの一対のボ
ール保持部に圧縮変形力として作用することがないとい
う効果が存する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図は昇降製図台
の正面図、第2図はA−A線断面図、第3図は要部の側
面図、第4図は他の実施例を示す要部の側面図である。 1・・・・・・昇降製図台、3・・・・・・脚部材、5
・・・・・・昇降部材、10・・・・・・保持枠、11
,12・・・・・・レール軸、13・・・・・・保持枠
、14.15・・・・・・レール軸、16・・・・・・
ボール、18・・・・・・リテーナ、20.20a・・
・・・・ばね、21,21a・・・・・・ストッパー、
23・・・・・・保持枠、24,25・・・・・・スト
ッパー、26・・・・・・リテーナ、27,28・・・
・・・ストッパー・・・ボール、3L 30a・・・
・・・レール軸。 29・・・

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リテーナ18に少くとも一対のボール保持部を形威し、
    該ボール保持部のそれぞれに複数個のボール16を回転
    自在に保持せしめる一方、脚部材3と昇降部材5の間に
    前記リテーナ18に保持された複数個のボール16を挟
    圧配置し、前記脚部材3に対して昇降部材5を所定範囲
    内で移動自在と威した装置において、前記リテーナ18
    の、前記一対のボール保持部の中間に位置する部分にス
    トッパー20,20aを固設し、前記昇降部材5の昇降
    に伴う前記リテーナ18の昇降経路の少くとも一端に位
    置させて前記脚部材3と昇降部材5のいずれか一方に前
    記ストッパー20.20aを制止するためのストッパー
    21,21aを設けたことを特徴とする昇降台の直線移
    動玉受装置。
JP1965377U 1977-02-19 1977-02-19 昇降台の直線移動玉受装置 Expired JPS6018656Y2 (ja)

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JP1965377U JPS6018656Y2 (ja) 1977-02-19 1977-02-19 昇降台の直線移動玉受装置

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JPS53113946U JPS53113946U (ja) 1978-09-11
JPS6018656Y2 true JPS6018656Y2 (ja) 1985-06-06

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ID=28849159

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JP1965377U Expired JPS6018656Y2 (ja) 1977-02-19 1977-02-19 昇降台の直線移動玉受装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56169269A (en) * 1980-05-31 1981-12-25 Pioneer Video Corp Slider moving mechanism
JPS56169268A (en) * 1980-05-31 1981-12-25 Pioneer Video Corp Retainer mechanism
JPH077200Y2 (ja) * 1987-12-24 1995-02-22 武藤工業株式会社 自動画線器
JP5016875B2 (ja) * 2006-08-31 2012-09-05 Ckd株式会社 スライドアクチュエータ

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