JPS60186544A - 難燃性軟質フオ−ムラバ−の製造方法 - Google Patents

難燃性軟質フオ−ムラバ−の製造方法

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JPS60186544A
JPS60186544A JP4364784A JP4364784A JPS60186544A JP S60186544 A JPS60186544 A JP S60186544A JP 4364784 A JP4364784 A JP 4364784A JP 4364784 A JP4364784 A JP 4364784A JP S60186544 A JPS60186544 A JP S60186544A
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JP
Japan
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foam rubber
flame
latex
foam
rubber latex
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Pending
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JP4364784A
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English (en)
Inventor
Sadao Kumasaka
貞男 熊坂
Satomi Tada
多田 郷見
Hirokazu Wakabayashi
若林 博和
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Human Industry Corp
Original Assignee
Human Industry Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は難燃性で且つ軟質のフオームラバーを得るため
の製造方法に関し、特に、シート等のクッション体とし
て使用し得るソフトな弾力性および優れた耐久性を具備
した難燃性軟質フォムラバーの製造方法に係る。
ゴム発泡体であるフオームラバーの製造方法としては、
ゴムラテックスを機械的に泡立たせた状態で加熱キュア
させることによって気泡状態を固定する方法や、生ゴム
等のゴム原料に分解性の発泡剤を混練りしてコンパウン
ドとした後に型内で加熱し、発泡剤を分解させて発泡さ
せる方法が従来性なわれている。然し乍ら、これら従来
の製造方法には次のような問題があった。
まず、有機発泡剤等の分解性発泡剤を用いた型内発泡で
は、型内充填率100%で加熱して発泡剤を分解した後
、型を開いて一挙に発泡させるために高倍率の発泡は困
難である。従って、この場合には密度が高い硬質のフオ
ーム体となり、クッション体に要求されるソフトな弾力
性が得られないという問題があった。
他方、機械的発泡方法の場合には比較的軟質のフオーム
ラバーが得られるが、珪沸化ソーダのような凝固剤で泡
を固定しているためにフオーム体が脆く、このためクッ
ション体のように強靭な引張り強度や引裂き強度が要求
される用途には適さないという問題があった。また、気
孔率が高い低雀度のフオーム体であることから、不可避
的に燃え易くならざるを得ないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、クッション
体としての用途に必要なソフトな弾力性および強靭な引
張り引裂き強度等の耐久性を有すると共に、難燃性を具
備したフォームラ/く−の製造方法を提供するものであ
る。
即ち1本発明による難燃性軟質フオームラバーの製造方
法は、クロロプレンゴムラテックス100重量部に対し
て有機インシアネート5〜20重量部、架橋剤1.0〜
15重量部、・及び必要に応じて凝固剤、架橋促進剤、
老化防止剤、充填剤等を添加混合し、これを機械的に泡
立たせた後に加熱することにより架橋および乾燥し、更
に結晶水含有化合物の1種以上とクロロプレンボンラテ
ックスとの混合液を含浸し、乾燥することを特徴とする
ものである。
上記から明らかなように本発明は機械的発泡による従来
の製造方法の改良であり、ゴムラテックス原料に有機イ
ソシアネートを一定の比率で添加して用いることによっ
てフオームラバーに充分な耐久性を与えると共に、特に
クロロプレンゴムラテックスを原料に用い、更に発泡キ
ュアして得られたフオーム体に結晶水含有化合物とクロ
ロプレンゴムラテックスとの混合液を含浸乾燥すること
によって低発煙性の難燃性を付与したものである。
本発明における有機インシアネートはウレタン樹脂の原
料として一般に用いられているもので、中でも4.4′
−ジフェニルメタンジイソシアネートが好適であるが、
他のインシアネート(例えばトリレンジイソシアネート
、ナフタレンジイソシアネート等)又はこれらを混合し
たものを使用してもよい。この有機インシアネートの添
加量をゴムラテックス100ffi量部に対して5〜2
0重量部としたのは、5重量部よりも少ないと効果が不
充分で引張り引裂き等の望ましい強度が得られず、また
20重量部よりも多いと発泡させたときの泡の安定性が
悪くなって消泡してしまうからである。なお、珪佛化ソ
ーダのような凝固剤の添加すれば泡の安定性を増大する
ことができ゛るから、上記上限に近い量の有機インシア
ネートを用いる場合にはこのような安定剤の添加を併用
することが望ましい。
本発明における架橋剤としては硫黄、亜鉛華等を用いる
ことができ、充填剤としては顔料、カーボンブラック、
水酸化アルミニウム等が使用できる。架橋剤の量を1.
0〜15重量部としたのは、これが望ましい強度を得る
上で必要かつ充分な範囲だからである。
本発明における結晶水含有化合物としては、例えば次の
ようなものが好適に使用できる。
Al 2 (OH)3争6H20゜ N、a2B402 a 10H20゜ Na2HPO4* l 2H20。
(COOH) 2Φ2H20 従って、本発明に用いる結晶水含有化合物は必ずしも無
機化合物に限られず、有機化合物であってもよい。これ
らの結晶水含有化合物はクロロプレンゴムラテックスと
混合した粘稠な溶液とじてフオームラバーに含浸される
が、その際の混合比率は、クロロルレンゴムラテックス
100重量部に対して結晶水含有化合物200〜120
0重量部の範囲とするのがよい。該溶液の粘度を調整す
るために水あるいはカルボキシメチルセルローズ等ノ粘
度調整剤を使用してもよい、 次に、本発明における作用および効果を説明する。
本発明においてクロロプレンゴムラテックスに上記の有
機インシアネート、その他必要な配合剤を添加した後、
これを機械的に発泡させ、加熱キュアしてフオームラバ
ーを製造すると、有機インシアネートがゴムラテックス
中に少量含まれる水と反応してウレタンリンケージが形
成される。
このため、該ウレタンリンケージによる補強効果によっ
てフオーム体の物理的強度は著しく向上し、クッション
体としての使用に充分耐え得る引張り及び引裂き強度を
具備することとなる。また1機械的発泡による低密度の
軟質フオームであるから、クッション体に必要なソフト
な弾力性を有している。
また、本発明においては特)こクロロプレンゴムラテッ
クスを原料に用いているため、得られたフオームラバー
は気孔率が高いにも拘わらず、従来の軟質フオームラバ
ーにはない難燃性を具備している。その明確な理由につ
いては未だ明らかではないが、フオームラバーの燃焼が
始まると下記の化学式で表されるクロロプレン中の塩素
が分離し、 これがフオーム体外部からの空気の供給を
遮断することによるものと思われる。
CH2=CHCl CH=CH2 加えて、本発明では上記得られたフオームラバーに結晶
水含有化合物とクロロプレンゴムラテックスの混合物を
含浸させる手段を併用することにより、低発煙性という
更に高度の難燃性を獲得するに至る。即ち、この含浸処
理を施さない場合にも一定の優れた難燃性を得ることは
できるが、ガスバーナー等、火炎を当てたときに多少発
煙するという問題は回避できないのに対して、上記の含
浸処理を施したフオームラバーでは同様の火炎を当てた
場合にも殆ど発煙を生じることはない。
上記の低発煙性はより硬度の難燃性として理解しイワる
もので、このような高度の難燃性が得られる理由は次の
ように考えることができる。即ち、含浸処理液中のクロ
ロプレンゴムラテックスにより既述したと同様の難燃効
果が得られる外、混入した結晶水含有化合物が熱分解し
て結晶水を放出するため、この吸熱反応による難燃効果
が得られる。更にこれら一次的難燃作用に加えて、該−
次難燃作用で発生した熱分解生成物、即ち、AI。
Na等が再び吸熱反応してAlG13、Na11等の塩
素化物を生じるため、この吸熱反応による二次的難燃効
果が得られる。然も、この二次的難燃作用により生じた
前記の塩素化物がまた空気中の水分と反応して塩素ガス
を放出する結果、難燃化作用の循環が生じることとなる
。前記の含浸処理でこうした相乗的な不燃効果が得られ
ることが上述したような高次の難燃効果が得られる理由
と考えられ、後述の実施例の結果もこれを支持している
次に、図面を参照して本発明の製造方法の内、」二記含
浸処理の前までの工程を実施する一つの具体的態様を説
明する。
第1図において、■は図中矢印方向に循環駆動されるエ
ンドレスベルトで、該エンドレスベルトlは略80℃〜
150℃の温度に維持されたオーブン2内を通って循環
されるようになっている。クロロプレンゴムラテックス
に有機インシアネート等の必要な配合剤を添加した原料
は、まず発泡機3に送られ、この中に空気を吹込んで機
械的に発泡される。こうして発泡状態になったゴムラテ
ックスU’W料10をノズル4からエンドレスベルト1
の開始端部上に吐出し、ドクターナイフ5により所定の
均一な厚さく大体10〜40IIII11)とした後、
エンドレスベルl−1に載せてオーブン2内に導入する
。オーブン2の中では加熱によるゴムラテックスのキュ
ア及び有機イソシアネートからのウレタンリンケージの
成長によって発泡状態が固定され、フオームラバーとな
る。このフオームラバー11を更に乾燥してオーブン2
から引き出し、ロール6に巻取るようにすれば、連続的
にフオームラバー11を製造することができる。
上記のようにして得られたフオームラバー11に既述の
含浸処理を行なう場合には、ディッピング、スプレー或
いはロールコータによる方法等、通常行なわれている含
浸処理方法を用いればよい。その際の含浸量としては、
基体であるフオームラバー11の100重量%以上であ
れば略満足できる程度の低発煙性を得ることができる。
なお、第2図に示すように織布等の表内材シート7をエ
ンドレスベルト1上に供給してその上に発泡状態のゴム
ラテックスlOを吐出し、表内材シート7と一体化され
たフオームラバー11をロール6に巻き取るようにして
もよい。
以下に本発明の一実施例を説明する。
実施例 クロロプレンラテックス 100 重量部4.4′−ジ
フェニルメタン 10.0’//ジイソシアネート 硫黄 Q、l tt 亜鉛華 6.0〃 水酸化アルミニウム 50/l 硅フツ化ソーダ 2.0〃 老化防止剤 2.Ott 上記の配合物を発泡機内に投入し、これに空気を流入し
ながら機械的に発泡させた。続いて、第2図で説明した
ようにこの発泡液を基布(寒冷紗)7−ヒに吐出させ、
ドクターナイフ5にて厚さ15mmのシート状とした後
、オーブン2の中に導入した。90℃で20分間キュア
ーさせたところ、下記のように優れた難燃性を有し、且
つ引張り等に対する強度およびクンジョン性に優れたフ
オームラバーが得られた。
引張強さ 0.8 Kg/Cm2 伸び 90% 引裂強さ 0.5 Kg/cm 難燃性 A−A基準合格 次に、上記得られた厚さ15IllI11の難燃性フオ
ームラバーシートに下記配合の難燃剤溶液を含浸させた
クロロプレンラテックス 100重量部水酸化アルミニ
ウム 600〃 木 600 tt 増粘剤 o、9tt 続いて、フオームラバーシー)100重量部に対して前
記難燃剤溶液の含浸料が150重量部になるようにロー
ルで絞った後、加熱オーブンに導入して乾燥させた。こ
うして得られたフオームラバーシートは低発煙性を有し
、難燃性にも優れていた。
以上詳述したように1本発明によればクッション体とし
ての用途に必要なソフトな弾力性および強靭な引張り引
裂き強度等の耐久性を有すると共に、難燃性を具備した
フオームラバーの製造が可能になる等、顕著な効果が得
られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、夫々本発明を実施するための具
体的な方法を示す説明図である。 1・・・エンドレスベルト、2・・・オーブン、3・・
・発泡機、4・・・ノズル、5・・・ドクターナイフ、
6・・・ロール、7・・・裏内材シート、10・・・発
泡状態のゴムラテックス、11・・・フオームラバー出
願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第 2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クロロプレンゴムラテックス100重量部に対して有機
    インシアネート5〜20重量部、架橋剤1.0〜15重
    量部、及び必要に応じて凝固剤、架橋促進剤、老化防止
    剤、充填剤等を添加混合し、これを機械的に泡立たせた
    後に加熱することにより架橋および乾燥し、更に結晶水
    含有化合物の1種以上とクロロプレンコンラテックスと
    の混合液を含浸し、乾燥することを特徴とする難燃性軟
    質7オームラバーの製造方法。
JP4364784A 1984-03-07 1984-03-07 難燃性軟質フオ−ムラバ−の製造方法 Pending JPS60186544A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0331936U (ja) * 1989-08-02 1991-03-28
US8163811B2 (en) 2009-06-04 2012-04-24 Armacell Enterprise Gmbh Fire retardant elastic foam material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53121045A (en) * 1977-03-23 1978-10-23 Uniroyal Inc Latex composition

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