JPS6018543B2 - インクジエツト記録装置 - Google Patents
インクジエツト記録装置Info
- Publication number
- JPS6018543B2 JPS6018543B2 JP51145582A JP14558276A JPS6018543B2 JP S6018543 B2 JPS6018543 B2 JP S6018543B2 JP 51145582 A JP51145582 A JP 51145582A JP 14558276 A JP14558276 A JP 14558276A JP S6018543 B2 JPS6018543 B2 JP S6018543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- ink
- nozzle body
- recording device
- inkjet recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインクジェット記録装置に関するもので、安定
したインク粒子の形成により良質の記録が可能なこの種
装置を提案することを目的とするものである。
したインク粒子の形成により良質の記録が可能なこの種
装置を提案することを目的とするものである。
一般にインクジェット記録装置は、加圧されたインクが
導入されるノズルを備え、このノズルのノズル孔から噴
出するインク柱をその先端部分において粒子化して被記
録面に付着され、ドットの集合によって情報を記録して
いる。
導入されるノズルを備え、このノズルのノズル孔から噴
出するインク柱をその先端部分において粒子化して被記
録面に付着され、ドットの集合によって情報を記録して
いる。
インク粒子の被記録面への付着制御はインク粒子に与え
られる電荷とインク粒子の飛行路に形成される静電場に
より生ずる静電偏向力によるものが多い。このようなイ
ンクジェット記録装置においては、インク粒子に偏向制
御のための電荷を与えるに当り、インク柱先端部分との
間に静電容量を形成する帯電磁極板を設け、記録すべき
情報に対応した信号電圧でインク柱先端部分を充電した
状態でインク柱先端部分を粒子化している。従ってイン
ク粒子に予定の電荷量をもたせるためには、インク粒子
の発生が時間的に安定でなければならない。また、イン
ク粒子の偏向量は電荷量とインク粒子の重量に関するか
らインク粒子の大きさも安定でなければならない。イン
ク粒子の発生を安定化するために／ズルに機械的振動を
与えノズル内のインクを振動させるようにしている。こ
のときの機械的振動はインクが流体共振モードとなるよ
うに設計される。ノズルが所要の操作周波数に近い流体
共振モードを呈するように作られた場合にインク粒子が
時間的、重量的に安定して作成されることは特開昭４７
一４６６ぴ号公報によって提案されている。発明者らの
実験においてもこの公報で提案された一端開他端開放型
の流体共振モードにおいてインク粒子の発生が安定して
いた。しかしながらこのような共振モードにおいても、
インク粒子を大形化すると（ノズル孔を大きくすると）
インク粒子の発生が不安定になることが判った。インク
粒子の大形化は大きな文字情報等を効率良く記録するの
に必要である。本発明は比較的大形のインク粒子を安定
して発生することができるようにしたもので、ノズルの
ノズル孔とノズル本体内径の比を０．２またはそれ以上
とし且つノズル本体内でインクが両端開放型流体共振モ
ードとなるようにしたものである。
られる電荷とインク粒子の飛行路に形成される静電場に
より生ずる静電偏向力によるものが多い。このようなイ
ンクジェット記録装置においては、インク粒子に偏向制
御のための電荷を与えるに当り、インク柱先端部分との
間に静電容量を形成する帯電磁極板を設け、記録すべき
情報に対応した信号電圧でインク柱先端部分を充電した
状態でインク柱先端部分を粒子化している。従ってイン
ク粒子に予定の電荷量をもたせるためには、インク粒子
の発生が時間的に安定でなければならない。また、イン
ク粒子の偏向量は電荷量とインク粒子の重量に関するか
らインク粒子の大きさも安定でなければならない。イン
ク粒子の発生を安定化するために／ズルに機械的振動を
与えノズル内のインクを振動させるようにしている。こ
のときの機械的振動はインクが流体共振モードとなるよ
うに設計される。ノズルが所要の操作周波数に近い流体
共振モードを呈するように作られた場合にインク粒子が
時間的、重量的に安定して作成されることは特開昭４７
一４６６ぴ号公報によって提案されている。発明者らの
実験においてもこの公報で提案された一端開他端開放型
の流体共振モードにおいてインク粒子の発生が安定して
いた。しかしながらこのような共振モードにおいても、
インク粒子を大形化すると（ノズル孔を大きくすると）
インク粒子の発生が不安定になることが判った。インク
粒子の大形化は大きな文字情報等を効率良く記録するの
に必要である。本発明は比較的大形のインク粒子を安定
して発生することができるようにしたもので、ノズルの
ノズル孔とノズル本体内径の比を０．２またはそれ以上
とし且つノズル本体内でインクが両端開放型流体共振モ
ードとなるようにしたものである。
以下図面に基づいて説明するに、第１図において１はノ
ズル孔ｌａを有するオレフィスで筒状のノズル本体２の
一端に鉄着されており、加圧インクＰは反オレフィス側
から本体２内に導入されるようになっている。ノズル本
体２には鍔部２ａとねじ部２ｂを有し、このねじ部２ｂ
に鉄合した縦付ナット５と前記鍔部２ａの間に金言部側
から圧軍素子３ａ、端子４ａ、圧電素子３ｂ、端子４ｂ
を挟持している。６ａ．６ｂは端子４ａ，４ｂにそれぞ
れ接続されたりード線で、氏電素子３ａ．３ｂに機械的
振動を発生させるための励振電圧が与えられる。
ズル孔ｌａを有するオレフィスで筒状のノズル本体２の
一端に鉄着されており、加圧インクＰは反オレフィス側
から本体２内に導入されるようになっている。ノズル本
体２には鍔部２ａとねじ部２ｂを有し、このねじ部２ｂ
に鉄合した縦付ナット５と前記鍔部２ａの間に金言部側
から圧軍素子３ａ、端子４ａ、圧電素子３ｂ、端子４ｂ
を挟持している。６ａ．６ｂは端子４ａ，４ｂにそれぞ
れ接続されたりード線で、氏電素子３ａ．３ｂに機械的
振動を発生させるための励振電圧が与えられる。
このようなノズル機構において、これまで提案されてい
た流体共振は、第２図ａ，ｂに示すように、〆・帯ざ 但し、ナ，：操作周波数（ＫＨＺ） ｎ：奇調和数（１，３，５・・・・・・）ＶＦ：インク
中の音速（ｍ／ｓ） １。
た流体共振は、第２図ａ，ｂに示すように、〆・帯ざ 但し、ナ，：操作周波数（ＫＨＺ） ｎ：奇調和数（１，３，５・・・・・・）ＶＦ：インク
中の音速（ｍ／ｓ） １。
：補正を加味したノズル本体長（側）
１０：日２Ｘｏ．６（牛）
但し、 １：ノズル本体長（肋）
◇・：ノズル本体内径（肋）
で与えられるところの一端閉他端開放型流体共振モード
である。
である。
ところが、第３図に示すように、
券＝ｏ‐２４
但し、Ｊ，：ノズル本体内径（剛）
◇２：ノズル孔内径（脚）
の／ズルを用いた場合にｎ＝１，ｎ＝２の一端閥他端開
放型流体共振モードではインク柱長さＩＰが長く不安定
であることが判った。
放型流体共振モードではインク柱長さＩＰが長く不安定
であることが判った。
この図に示す特性は、温度：１５．６０、湿温：５３％
、ノズル本体内蓬：１．仇奴、ノズル孔内蓬：０．２４
肌、ノズル本体長さ：８０．５肌、インク中の音速：１
４５仇ｈ／ｓの条件で測定したものである。これに対し
本発明に従って第４図に示すように、〆２号芋 但し、ナ２：操作周波数（ＫＨＺ） ｍ：整数（１，２，３・・・・・・） ＶＦ：インク中の音速（ｍ／ｓ） １。
、ノズル本体内蓬：１．仇奴、ノズル孔内蓬：０．２４
肌、ノズル本体長さ：８０．５肌、インク中の音速：１
４５仇ｈ／ｓの条件で測定したものである。これに対し
本発明に従って第４図に示すように、〆２号芋 但し、ナ２：操作周波数（ＫＨＺ） ｍ：整数（１，２，３・・・・・・） ＶＦ：インク中の音速（ｍ／ｓ） １。
：補正を加味したノズル本体長（側）
で与えられるところの両端開放型流体共振モード（ｍ＝
１）とすることにより、インク柱長さＩＰは短かくなり
インク粒子の発生が安定することが判かる。
１）とすることにより、インク柱長さＩＰは短かくなり
インク粒子の発生が安定することが判かる。
そしてこのような実験を重ねた結果では、ぞ≧ｏ．２
の範囲では両端開放型流体共振モードによる振動が、イ
ンク柱先端部分からの粒子化が安定で規則正しいインク
粒子を発生させることができた。
ンク柱先端部分からの粒子化が安定で規則正しいインク
粒子を発生させることができた。
以上のように本賜によれば比較的大きいノズル孔径のノ
ズルを用いて比較的大径のインク粒子を発生させるイン
クジェット記録装置のインク粒子の形成を安定にし、良
質の情報を効率良く記録することができる。
ズルを用いて比較的大径のインク粒子を発生させるイン
クジェット記録装置のインク粒子の形成を安定にし、良
質の情報を効率良く記録することができる。
第１図はノズル機構の一部縦断正面図、第２図ａ，ｂは
従来のノズルにおける共振状態図、第３図は共振特性図
、第４図は本発明におけるノズルの共振状態図である。 符号の説明、１・・・・・・オレフイス、ｌａ・・・・
・・ノズル孔、２・・・・・・／ズル本体、３ａ．３ｂ
・・・・・・噂歪素子。菱′図 劣２図 券３図 茅々紅
従来のノズルにおける共振状態図、第３図は共振特性図
、第４図は本発明におけるノズルの共振状態図である。 符号の説明、１・・・・・・オレフイス、ｌａ・・・・
・・ノズル孔、２・・・・・・／ズル本体、３ａ．３ｂ
・・・・・・噂歪素子。菱′図 劣２図 券３図 茅々紅
Claims (1)
- １ 筒状のノズル本体の外周に電気機械変換素子が設け
られ、該ノズル本体の一方の端から供給されたノズルを
他方の端に設けたノズル孔から噴出するノズルを備え、
前記電気機械変換素子を所定の操作周波数の励振電圧で
付勢してノズル本体に機械的振動を与えることによりノ
ズル孔から噴出するインクを該振動に同期したインク粒
子に形成し、このインク粒子を帯電、偏向制御して記録
面へ付着させて記録を行うインクジエツト記録装置にお
いて、前記ノズル本体内径φ＿１とノズル孔の内径φ＿
２をφ＿２／φ＿１≧０．２とし、且つ前記ノズル本体
内のインクが（ｍＶ＿Ｆ）／（２ｌ＿Ｏ）（但し、ｍ；
所要整数、Ｖ＿Ｆ；インクの中の音速（ｂ／ｓ）、ｌ＿
Ｏ；補正を加味したノズル本体の長さ（ｍｍ））の両端
開放型流体共振モードで前記操作周波数と共振するよう
にしたことを特徴とするインクジエツト記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51145582A JPS6018543B2 (ja) | 1976-12-06 | 1976-12-06 | インクジエツト記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51145582A JPS6018543B2 (ja) | 1976-12-06 | 1976-12-06 | インクジエツト記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5370631A JPS5370631A (en) | 1978-06-23 |
| JPS6018543B2 true JPS6018543B2 (ja) | 1985-05-10 |
Family
ID=15388414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51145582A Expired JPS6018543B2 (ja) | 1976-12-06 | 1976-12-06 | インクジエツト記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018543B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62162330A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-18 | Ushio Inc | レジスト処理方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56104065A (en) * | 1980-01-23 | 1981-08-19 | Hitachi Ltd | Preparing device for ink particle |
| JPS57138951A (en) * | 1981-02-20 | 1982-08-27 | Hitachi Ltd | Apparatus for producing ink particle |
-
1976
- 1976-12-06 JP JP51145582A patent/JPS6018543B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62162330A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-18 | Ushio Inc | レジスト処理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5370631A (en) | 1978-06-23 |
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