JPH0550598A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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Publication number
JPH0550598A
JPH0550598A JP20915591A JP20915591A JPH0550598A JP H0550598 A JPH0550598 A JP H0550598A JP 20915591 A JP20915591 A JP 20915591A JP 20915591 A JP20915591 A JP 20915591A JP H0550598 A JPH0550598 A JP H0550598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
vibrating body
ink jet
ink particles
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20915591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hirayama
雅弘 平山
Mitsuo Igari
光雄 猪狩
Hisamitsu Gomita
寿光 五味田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0550598A publication Critical patent/JPH0550598A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はインクジェット記録装置に関し、特に
加振体の振幅を効率良くインク噴出口に伝え、好適なイ
ンク粒子を作成するものを提供することにある。 【構成】加振体2の反ノズル19側をケース27の端面
に固定することにより、加振体2の伸縮振動がノズル1
8のインク噴出口に効率良く伝わり、小さなエネルギー
を加振体2に与えるだけで好適なインク粒子が出来る。 【効果】好適なインク粒子が出来、そのことより印字品
質が向上する効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に係り、特にインク粒子の作成に好適な加振体の支持
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に振動式インクジェット記録装置に
おいて、インク粒子の作成手段として、加振体とインク
粒子噴出口が一体となり、加振体の機械的共振を利用す
るものや、インクの流体的共振を利用するものがある。
なお、この種の装置として関連するものには、例えば特
開昭54−104343号が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、加振体の振動振幅を加振体と一体となったインク
噴出口に効率良く伝えることについて配慮されておら
ず、加振体に大きなエネルギーを与えないと好適なイン
ク粒子の作成ができないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、加振体に大きなエネルギ
ーを与えることなく、加振体の振動振幅を効率良くイン
ク噴出口に伝え好適なインク粒子の作成ができることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、加振体の反インク噴出側の一端をそれを保持するケ
ースに固定し、加振体のインク噴出側を固定しないもの
である。
【0006】
【作用】加振体を保持するケース内の加振体は、外部か
らの電源により軸方向に伸縮移動する加振体のインク噴
出口側の一端の伸縮移動により、ノズル内のインクの体
積が変化し、インクの圧力も変化する。それによりイン
ク粒子を作成する。このとき、加振体の反インク噴出口
側の支持端面をケース端面に固定することにより、加振
体の振動中にすきまを生じたりせず、加振体の振動振幅
を効率良くインク噴出口に伝えることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成及び動作を図
1と図2により説明する。
【0008】図2は概略図であり、図1は加振体支持機
構の詳細図である。インク粒子1を発生する圧電素子4
を含む加振体2と、インク噴出口を持つノズル19と、
このノズル19から噴出されたインク粒子1を荷電,偏
向する制御系と、加振体2にインクを供給するインクの
循環系からなっている。
【0009】すなわち、圧電素子4を含む加振体2は、
励振源3に接続され、この圧電素子4の機械的な振動に
よってインク噴出口18からインク粒子を噴出するよう
になっている。
【0010】帯電電極5は、インク粒子1がインク噴出
口18のインク柱から分離する位置に配置され、情報信
号源6に接続されている電極で、この帯電電極5に印加
されるパルス状の情報信号電圧によって、上記インク粒
子1が所定の電荷を有するように荷電される。
【0011】そして、この帯電されたインク粒子1の飛
行通路をはさんで対向する偏向電極8内を通される。
【0012】このときインク粒子1は、それのもつ個々
の電荷量に応じて所定量だけ偏向され、記録体9上に付
着する。
【0013】一方、電荷の与えられなかったインク粒子
1はそのまま直進し、ガター10によって記録体9への
付着が阻止されるようになっている。
【0014】さらに11は、インクタンク12に収納さ
れたインクで、このインク11はポンプ13,フィルタ
ー14および調整器15を介して前記加振体2に供給さ
れ、ガター10によって阻止されたインク11は、フィ
ルター16およびポンプ17を介して、インクタンク1
2に循環されるようになっている。
【0015】以上のような構成の本発明装置において、
インク11は、インクタンク12からポンプ13により
フィルター14,調整器15を通して、加振体2に加圧
状態で供給される。
【0016】この加圧されたインク11は、加振体2を
通過して、ノズル19を通り、インク噴出口18から噴
出され、加振体2に含まれる圧電素子4に加えられた励
振源3により、規則的なインク粒子1になる。
【0017】このインク粒子1に、帯電電極5より文字
信号に応じた電荷が与えられ、偏向電極8中の静電界で
偏向され、ガター10を飛びこえて記録体9上に衝突す
る。そして、この記録体9が、インク粒子1の偏向方向
と直角な方向に移動することにより、記録体9上に印字
ドットマトリックスが構成される。
【0018】一方、印字に使用されなかったインク粒子
1(帯電電極5を通過するとき電荷が与えられなかった
インク粒子1)は、偏向電極8によって偏向されること
なく直進し、ガター10にぶつかりポンプによってイン
クタンク12に回収される。次に、加振体2の支持構造
について図1にて説明すると、パイプ20に挿入された
圧電素子4と、端子21はそれらを固定するロックナッ
ト22により、一体的に構成されている。
【0019】さらに、上記圧電素子4が、励振源3によ
り所定の周波数で振動するように、端子21がリードセ
ン23を介して、励振源3に接続されている。そして、
この加振体2は、両端がOリング24,25を介して、
加振体ケース26およびフィルターケース27内に固定
され、チューブ28により供給されるインク11が、フ
ィルターケース27から加振体2を通して、漏れること
なくノズル19に供給されるようになっている。
【0020】Oリング24,25は加振体2に対し垂直
方向に圧力がかかり加振体2の軸方向には圧力がかから
ないようになっている。加振体2の反ノズル19側の一
端はフィルターケース27の端面にカラー31に圧入又
は接着で固定する。それにより加振体2とフィルターケ
ース27の端面に空隙が発生せず、又、加振体2の振動
振幅を吸収することがないので、振動振幅はインク噴出
口18が最大になるようになっている。そのため加振体
2に小さなエネルギーを与えるだけでインク噴出口18
からインクが噴出し、インク粒子1が出来易くなる効果
がある。
【0021】
【発明の効果】加振体の反インク室側をケースに固定す
ることにより好適なインク粒子が出来、そのことにより
印字品質が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置に使用される加振体の一実施例の拡
大断面図である。
【図2】本発明装置の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1…インク粒子、2…加振体、3…圧電素子、18…イ
ンク噴出口、19…ノズル、20,20′…パイプ、2
4,25…Oリング、26…加振体ケース、27…フィ
ルターケース、31…カラー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクタンクから供給されるインクを励振
    素子の振動周期に同期して、ノズル先端から噴出される
    インク粒子を所定の情報信号で荷電し、これを偏向して
    記録体上に付着せしめるものにおいて、加振体の一端を
    それを保持するケースの端面に固定することを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、加振体の一端をそれを
    保持するケースの端面に圧入又は接着で固定することを
    特徴とするインクジェット記録装置。
JP20915591A 1991-08-21 1991-08-21 インクジエツト記録装置 Pending JPH0550598A (ja)

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JP20915591A JPH0550598A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 インクジエツト記録装置

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JP20915591A JPH0550598A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 インクジエツト記録装置

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JPH0550598A true JPH0550598A (ja) 1993-03-02

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ID=16568230

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JP20915591A Pending JPH0550598A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 インクジエツト記録装置

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