JPS60184767A - 変速機の誤動作防護装置 - Google Patents

変速機の誤動作防護装置

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JPS60184767A
JPS60184767A JP3737684A JP3737684A JPS60184767A JP S60184767 A JPS60184767 A JP S60184767A JP 3737684 A JP3737684 A JP 3737684A JP 3737684 A JP3737684 A JP 3737684A JP S60184767 A JPS60184767 A JP S60184767A
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JP
Japan
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routine
signal
clutch
reverse
forwarding
Prior art date
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Pending
Application number
JP3737684A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Yamamuro
重明 山室
Haruyoshi Hisamura
春芳 久村
Yoshihisa Anpo
安保 佳寿
Hiroyuki Hirano
弘之 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60184767A publication Critical patent/JPS60184767A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/16Inhibiting or initiating shift during unfavourable conditions, e.g. preventing forward reverse shift at high vehicle speed, preventing engine over speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/16Inhibiting or initiating shift during unfavourable conditions, e.g. preventing forward reverse shift at high vehicle speed, preventing engine over speed
    • F16H2061/165Preventing reverse gear shifts if vehicle speed is too high for safe shifting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)技術分野 本発明は、変速機の誤動作防護装置に関するものである
(ロ)従来技術 水出願人は特願昭58−64429号「無段変速機の誤
動作防護装置」(昭和58年4月14日出願、従って本
出願日においてはまた出1iQ公開されていない)にお
いて、前進方向回転速度センサー及びリバースインヒビ
クー弁からなる誤動作防護装置を開示した。すなわち、
前進方向回転速度センサーは前進時と後退時とでは回転
方向が異なる回転部材の前進方向回転時の回転速度を検
出可能であり、またリバースインヒビター弁は後退用ク
ラッチに作動圧を供給する第1位置と、後退用クラッチ
から作動圧を排出する第2位置との間をすJ換わり可能
であり、リバースインヒビター弁は前記回転部材が所定
以」二の回転速度で前進方向へ回転している場合には前
進方向回転速度センサーからの信号によって常に第2位
置に保持されるように構成されている。上記のような誤
動作防護装置によって、前進時に後退用クラッチが作動
することを防止することかでさる。なお、同様の原理に
より、後退時に前進用クラッチが作動することを防止す
るようにすることもできる。
しかし、上記のような誤動作防護装置にも次のような改
良されるべき問題点が残されていた。すなわち、上記誤
動作防護装置はリバースインヒビター弁、前進方向回転
速度センサー(例えは、ピトー管)、及びこれらの乱行
の伴なう接続用油路を必要としており、価格が高くなる
と共に油圧制御装置の構成が複雑化していた。後退時に
おける誤動作の防護をも行なう場合には、上記と同様の
誤動作防護装置を更に1組設ける必要かあり、」二軸問
題点は倍加する。
(ハ)発明の目的 本発明は、インヒビター弁等の切換弁、及びピト−管等
の回転速度検出装置を必要とすることなく、シフトレバ
ーの誤動作の際の動力伝達機構の破損を防止することが
できる変速機の誤動作防護装置を得ることを目的として
いる。
(ニ)発明の構成 本発明は、クラッチへの供給油圧を制御する電気油圧制
御装置に指令を与える電子制御装置に誤動作防止機能を
付加することにより、上記目的を達成する。すなわち、
本発明による変速機の誤動作防護装置は、入出力回転比
を調節可能な変速機構と、クラッチの作動状態を制御す
ることにより変速機構の出力軸の回転方向を切換え可能
な前後進切換機構と、クラッチへの供給油圧を制御可能
な電気油圧式制御装置と、電気油圧制御装置に指令信号
を与える電子制御装置と、を有する変速機に適用可能で
あり、前記電子制御装置は、シフトポジションが前進位
置又は後進位置にあることを検出する前後進信号検出手
段と、前回ルーチンにおける前後進信号を記憶する前回
前後進信号記憶手段と、前回前後進信号記憶手段に記憶
された前回ルーチンの前後進信号と現在ルーチンの前後
進信号とを比較して両信号が不一致の場合にのみ前後進
切換機構を中立状態とするように指令する信号を出力す
る中立指令手段と、を有している。
(ホ)実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第1〜15図に基づ
いて説明する。なお、この実施例は本発明を無段変速機
に適用したものであるが、本発明は自動変速機等のその
他の変速機にも適用可能である。
第1図に、前後進切換機構を構成する前進用クラッチ4
及び後退用クラッチ24をqllえた無段変速機の動力
伝達機構を示す。この無段変速機は前進用クラッチ4又
は後退用クラッチ24を締結することにより、入力軸2
の回転を駆動プーリ6、■ベルト50、従動プーリ51
等を介して出力軸76及び78に伝達することができる
。この無段変速機は、入力軸2、前進用クラッチ4、駆
動プーリ6、駆動軸8、オイルポンプ10、駆動ギア1
2、被動ギア14、回転とい16、油だまり18、ピト
ー管20、副軸22、後退用クラッチ24、ギア26.
28.30.32及び34、ピストン室36及び38、
固定円すい板40、駆動プーリシリンダ室42、可動円
すい板44、回転とい46、油タマリ47、ピトーj%
’48、V ヘ)Iy 1−50、従動プーリ51、従
動軸52、固定円すい板54.従動プーリシリンダ室5
6、スプリング57、可動円すい板58、ギア60、リ
ングギア62、デフケース64、ピニオンギア66及び
68、差動装置ざ170、サイドギア72及び74、及
び出力軸76及び78、から構成されているか、これら
についての詳細な説明は省略する。なお、説明を省略し
た部分の構成については、本出願人の出陣に係る特願昭
57−184627号「油圧式自動クラッチの制御装置
」 (昭和57年lO月22日出願)に記載されている
第2図に、無段変速機の制御装置を示す。この無段変速
機のrljJ御装舒は、第2図に示すように、オイルポ
ンプ10、ライン圧調圧弁102、マニアル弁104、
変速制御弁106、変速モータ(ステップモータ)11
0、変速操作a構112、スロットル弁114、スター
ティング弁116、スタート調整弁118、最大変速比
保持弁120、潤滑弁124、クンク130、電子制御
装置300等を有しており、これらは互いに図示のよう
に連結されており、また前進用クラッチ4のピストン室
36、後退用クラッチ24のピストン室38、駆動プー
リシリンダ室42.従動ブーリシリンタ室56、及びピ
トー管20及び48とも図示のように接続されているが
、これらのゴf等については詳細な説明を省略する。な
お、説明を省略した部分の構成については前述の特願昭
57−184’627号に記載されている。
次に、ステップモータ110及びフォースモーク224
の作動を制御する変速制御装置300について説明する
変速制御装置300には、第3図に示すように、エンジ
ン回転速度センサー301、車速センサー302、スロ
ットル開度センサー(又は吸気管負圧センサー)303
、シフトポジションスイッチ304、変速基準スイッチ
298、エンジン冷却水温センサー306、ブレーキセ
ンサー307及びスタート圧検出圧力センサー321か
らの電気信号が入力される。エンジン回転速度センサー
301はエンジンのイグニッション点火パルスからエン
ジン回転速度を検出し、また車速センサー302は無段
変速機の出力軸の回転から車速を検出する。スロットル
開度センサー(又は吸気管負圧センサー)303はエン
ジンのスロットル開度を電圧信号として検出する(吸気
管負圧センサーの場合は吸気管負圧を電圧信号として検
出する)。シフトポジションスイッチ304は、ラニー
アル/ヘルプ104がP、R,N、D、Lのどの位置に
あるかを検出する。変速基準スイッチ298は、変速操
作機構112のロッド182が変速比の最も大きい位置
にきたときにオンとなるスイッチである(なお、ロッド
l°82は変速基準スイッチ298がオンとなった状態
で更に移動すること、すなわちオーバストロークが可能
である)。
エンジン冷却水温センサー306は、エンジン冷却水の
温度が一定値以下のときに信号を発生する。ブレーキセ
ンサー307は、車両のブレーキが使用されているかど
うかを検出する。スタート圧検出圧力センサー321は
油路140のスタート圧を電気信号に変換する。エンジ
ン回転速度センサー30 ’l及び車速センサー302
からの信号はそれぞれ波形整形器308及び309を通
して人力インターフェース311に送られ、またスロッ
トル開度センサー(又は吸気管負圧センサー)303か
らの電圧信号はAD変換機310によってデジタル信号
に変換されて入力インターフェース311に送られる。
変速制御装置300は、人力インターフェース311.
CPU(中央処理装置fi)313、基準パルス発生器
312、ROM(リードオンリメモリ)314、RAM
(ランダムアクナ、スメモリ)315、及び出力インタ
ーフェース316を有しており、これらはアドレスバス
319及びデータバス320によって連絡されている。
基準パルス発生器312は、CPU313を作動させる
基準パルスを発生させる。ROM314には、ステップ
モータ110及びフォースモーク224を制御するため
のプログラム。
及び制御に必要なデータを格納しである。RAM315
には、各センサー及びスイッチからの情報、制御に必要
なパラメータ等を一時的に格納する。変速制御装置30
0からの出力信号は、それぞれ増幅器317及び電流制
御器318を介してステップモータ110及びフォース
モーク224に出力される。
次に、この変速制御装置300によって行なわれるステ
ップモータ110及びフォースモーク224の具体的な
制御の内容について説明する。
制4J’llは大きく分けて、フォースモーク制御ルー
チン500と、完全諦結制御ルーチン600と、ステッ
プモータ制御ルーチン700とから成っている。
まず、フォースモータ224の制御について説明する。
フォースモーク制御ルーチン500を第4図に示す。フ
ォースモーク制御ルーチン500は、エンジンのアイド
リング時にスタート調整弁118及びスターチインク弁
116を介してスタート圧を調整し、前進用クラッチ4
(又は後退用フランチ24)をわずかに締結された状態
とする機能を有する。このフォースモーク制御ルーチン
500は一定時間毎に行なわれる(すなわち、短時間内
に以下のルーチンが繰り返し実行される)。まず、スロ
ットル開度センサー303からスロットル開度THの読
み込みを行ない(ステップ501)、車速センサー30
2から車速Vの読み込みを行ない(同503)、&いて
ステップ505において車速Vが所定の小さい値Vo以
下であるかどうかを判断し、所定値vO以下の場合には
ステップ507においてスロツI・ル開度THか所定の
小さい値THo以下であるかを判断し、所定値THo以
下(すなわち、車両は停止し、エンジンはアイドリンク
状B)ならばステップ509に進んでスタート圧検出圧
力センサー321からスタート圧Psを読み込む。なお
、ステップ505及び507においてv>vOメはTH
>THOと判断された場合にはステップ527に進み前
回ルーチンと同じフォースモータ電流イに号、すなわち
V>V o又はTH>THoとなる面前の電流信号、を
出力する。ステップ509においてスタート圧Psを読
み込んだ後はステップ511に進んでスター]・圧Ps
が目標締結開始前スタート圧」二限値Psuより大きい
かどうかを判断する。Ps>Psuの場合には、前回ル
ーチンのフォースモーク電流信号工に微小値Δ工を加算
して新たな電11コ信号値とする(ステップ513)。
次いで、゛上流信号■か工1容最大電流信号工0以下で
あるかとうかを判断しくステップ515)、I≦Ioの
場合はそのままステップ527に進み、I>I oの場
合にはI=I oとして(ステップ517)ステップ5
27に進み、フォースモーク電流仙号■を出力する。ス
テップ511においてPs≦PsUの場合、スタート圧
が目標締結開始前スタート圧下限値PS1−より小さい
かどうかを判断する(ステップ519)。Ps≧P s
 +−の場合(ステ、プ511の判断と組み合わせると
Ps+−≦PS≦Psuとなる。すなわち、スタート圧
Psは目標締結開始前スタート圧の上、下限値間にある
。)、ステップ527に進んで前回ルーチンの7I!、
流信号工をそのまま出力する。ステ・ンプ519におい
てPS<PSLの場゛合、フォースモーク電流信号工か
ら微小イ+(iΔ■を減じ、これを新たな電?Q信号工
とする(ステップ521)。次いで、電流信号■か負に
なることを防止するために、■≧0であるかどうかを判
断しくステップ523)、■≧0の場合はそのままステ
ップ527に進み、I<Oの場合はステップ525にお
いてr=0としてステップ527に進み、電流信号Iを
出力する。結局、上記一連のステップによって、スター
ト圧Psが目標締結開始前」二限値よりも太きI7λ場
合はフォースモーク電流信号工を増大させてスタート圧
Psを低丁させ、スタート圧Psか目標締結開始前スタ
ート圧下限値よりも小さい場合にはフォースモーク電流
信号工を減少させてスタート圧を」二昇させる制御か行
なわれ、スタート圧Psは目標締結開始前スタート圧の
上、下限イ[11間に維持される。目標締結開始前スタ
ート圧は、前進用クラッチ4(又は後退用クラッチ24
)をわずかに締結させる油圧(すなわち、車両がクリー
プ状態となる油圧)に設定しである。従って、この状態
からエンジン回転速度か」二昇すると、スターティング
Jp 116の作用によりスタート圧Psは1」標綿結
開始前スタート圧にエンジン回転速度に対応する油圧を
加算した油圧となり、前進用フランチ4(又は後退用ク
ラッチ24)か締結され発進が行なわれる。これによっ
てエンジンのアイドル回転速度の変動にかかわらず、空
吹き、誤発進等のない安定した発進動作を得ることかで
きる。なぜならば、エンジンのアイドル回転速度はチョ
ーク使用時、クーラ使用時、エンジン不調時等には正規
の設定値どおりでなくなるが、アイドル回転速度にかか
わらずスタート圧Psは上記作用により常に目標締結開
始前スタート圧となるように制御されるからである。
次に、完全締結制御ルーチン600について説明する。
完全締結制御ルーチン600を第5図に示す。完全締結
制御ルーチン600は前述のフォースモーク制御ルーチ
ン500のステップ527に引き続いて実行される。す
なわち、ステップ527からステップ601に進み、今
回ルーチンの変速基準スイフチ298のデータの読み込
みが行なわれ、ステップ602において前回ルーチンの
変速基準スイッチ298のデータの読み出しが行なわれ
、次いでステップ603において前回ルーチンにおいて
変速基準スイッチ298がオンであったかどうかが判断
される。前回ルーチンにおいて変速基準スイフチ298
がオフの場合には、今回ルーチンの変速基準スイッチ2
98がオンかとうかが判断され(ステップ604)、オ
ンの場合には完全締結用パルス数データMを一定値MO
に設定して(ステップ605)、ステップ607に進む
。また、ステップ603で前回ルーチンの変速基準スイ
フチ298かオンの場合には、今回ルーチンの変速基準
スイッチ298かオンであるかどうかか判断され(ステ
ップ606)、オンの場合にはステップ607に進み、
ステップ607では完全締結オン車速V OHの検索が
行なわれる。
なお、パルス数MOは、変速操作機構112のロッド1
82が第2図左方向へ移動してオーバストローク領域に
入る直前、すなわち変速基/Ij;スイッチ298かオ
ンとなるときのステンプモーク110の位置に対応して
いる。この位1ξではフランチ完全締結制御弁108か
ら駆動ブーり回転速度信号油圧がスターティング弁11
6へ4かれる。
完全締結オン車速=p 糸ルーチン607の詳細を第6
図に示す。完全締結オン車速VDNか、第7図に示すよ
うに、各スロットル開度に対応してROM3’14に格
納されている。完全締結オン車速検索ルーチン607で
は、まず、比較基準スロットル開度THXをO(すなわ
ち、アイドル状態)と設定しく同691)、これに対応
するROM314のアドレスiを検数ilに設定する(
同692)。次に、実スロツトル開度THと比較基準ス
ロットル開度TH”とを比較する(同693)。
実スロツトル開度THが比較基準スロットル開度TH″
″よりも小さい場合又は等しい場合には、実スロツトル
開度THに対応した完全締結オン車速データVIINが
格納されているROM314のアドレスが検数11で与
えられ、検数11のアドレスの完全締結オフ11!速デ
ータVLIN+の値が読み出される(同696)。逆に
、実スロツトル開Hz T Hか比較基準スロットル開
度TH”よりも大きい場合には、比較基準スロットルT
H0に所定の増分ΔTH8を加算しく同694)、検数
lも所定の増分Δiだけ加算する(同695)。その後
、再ひステップ693に戻り、実スロツトル開度THと
比較基準スロットル開度TH7とを比較する。
この一連の処理(同693.694及び695)を何回
か繰り返すことにより、芙スロットル開度THに対応し
た完全締結オン車速データV。Nが格納されているRO
M314のアドレスの検数lが得られる。こうしてアド
レスiに対応する完全締結オン車速データV ONを読
み出して、リターンする。
次に、上記のようにして読み出された完全締結オン車速
V LINと実車速Vとを比較しく同609)、実車速
Vの方が完全締結オン車速データVONよりも大きい場
合には、ステップ611においで完全締結フラグFを1
に設定し、次いでステップ613において完全締結用パ
ルス数データMがMOとなっているかどうかを判断し、
M # M oの場合にはステップ615に進む。ステ
ップ615では、タイマ値Tか負又はOになっているか
とうかを判断し、タイマ値Tが正の場合には、タイマイ
lI′ITから所定の減算値△Tを減算してこれを新た
なタイマ値として設定しく同617)、前回ルーチンと
同様のステップモーフ駆動信号を出力して(同647)
リターンする。このステップ617はタイマ値TがO又
は負になるまで繰り返し実行される。タイマ値TかO又
は負になった場合、すなわち一定時間が経過した場合、
ステップモータ110の駆動信号をアップシフト方向へ
1段階移動し、(同619)、タイマ値Tを所定の正の
値T、に設定しく同621 ) 、パルス数Mを現在の
ステップモータのパルス9Mに1だけ加算したもの番ご
設定しなおしく四623’)、アップシフト方向に1段
階移動されたステップモータ駆動信号を出力して(同6
47)リターンする。これによってステップモータ11
0はアップシフI・方向に1単位だけ回転される。上記
ルーチンを繰り返すことによりMの値は増大し、M =
 M oに達するとステップ613からステップ651
に進む。なお、ステップ604及び606において今回
ルーチンの変速基べUスイッチ298がオフの場合にも
ステップ651に進む。
ステップ609において、V < V DHの場合には
、完全締結を解除すべき車速(完全締結オフ車速)デー
タv ortを検索するルーチン(同625)を行なう
。この検索ルーチン625は、完全締結オン車速データ
V ONを検索する検索ルーチン6゜7と基本的に同様
である(入力されているデータが下記のように異なるだ
けである)ので説明を省略する。
なお、完全締結オン車速データVONと完全締結オフ車
速データV NfFとは、第8図に示すような関係とし
である。すなわち、V gH> V IIF+としてヒ
ステリシスを与えである。これによってハンチングの発
生を防止しである。また、車速データV 11N及びV
 ロ「Fは、第8図に示すように、スロットル開度TH
に対応して増大するように決定すること力1了ましい。
次いで、上記のようにしてステップ625において検索
された完全締結オフ車速データvoI「と実車速Vとを
比較して(同627)、実車速Vが小さい場合には、完
全締結フラグFを0としく同629)ステ・ンブ631
に進み、実車速Vが大きい場合には完全締結フラグFが
Oかどうかを判断しく同633)、F=Oの場合にはス
テップ631に進み、F=1の場合には前述のステップ
613に進む。ステップ631では、完全締結用パルス
数データMが0かどうかを判断し、MNOの場合には、
タイマ(lrj TがO又は負であるかどうかを判断し
く同635)、タイマ値Tが正の場合には所定の減算値
ΔTを減じてタイマ値Tとしく同637)、前回ルーチ
ンと同様のステップモータ駆動4A号を出力しく同64
’7)、リターンする。これを繰り返すことにより、タ
イマ値TからvtA算値△Tか繰り返し減じられるので
、ある時間を経過するとタイマ値Tが0又は負になる。
タイマ値Tが0又は負になった場合、ステップモータ駆
動イ1)号をタウンシフト方向へ1段階移動させる(同
641)。またタイマ値Tには所定の正の値T、を設定
しく同643)、パルス数Mを現在のステップモータパ
ルス数Mから1だけ減じたものに設定しなおしく同64
5)、ダウンシフト方向へ1段階移動されたステップモ
ータ駆動信号を出力しく同647)、リターンする。こ
れによってステップモータ110はタウンシフト方向へ
1単位だけ回転される。上記ルーチンを繰り返すことに
よりMの値は次第に小さくなり、M=Oに達するとステ
ップ631からステップ651に進む。なお、パルス数
M=Oは、変速操作機構112のロンド182が第2図
中で最も左方向へ動いたオーバストローク領域終端のス
テップモータ110の位置に対応している。
ステップ651では完全締結フラグFか1であるかどう
かが判断され、F=1ならば完全締結用パルス数MがM
Oであるかどうかを判断する(同653)、MsMoな
らばリターンし、M = M 。
ならば、後述のステップモータ制御ルーチン700のス
テップ705に進む。すなわち、クラッチの完全締結が
行なわれ且つM = M oのときにのみステ・ンブモ
ータ制御ルーチン700が実行されるようにしである。
」二軸完全締結制御ルーチン600の動作を場合に分け
て要約して説明すると以下のようになる。
まず、変速基準スイッチ298が前回ルーチンでオフで
あり今回ルーチンでオンとなった場合(ステップ603
→604→605→607→609)。パルス数MをM
oに設定する。次いでV≧V ONならばステップモー
タl 、10は動かさない。すなわち完全締結の状!E
のままである(ステップ611→613→651)。v
くvlINならばvとvo「Fとを比較し、V≦vII
FTならばM=0となるまでステップモータ110をオ
ーバストローク領域側に回転して完全締結を解除する(
ステップ625→627→629→631→635→(
,637)→641→643→645→647)。v>
VOFFならば(すなわち、V 111: (V < 
V開でありヒステリシス範囲にある)、前回ルーチンで
完全締結されていればM = M oとなるまでステッ
プモータ110を回転しく完全締結はオンのまま)(ス
テップ627→633→613以下)、また前回ルーチ
ンで完全締結されていなければステップモータ110を
M=0となるまで回転する(完全締結はオフのままであ
る)(ステップ627→633→631以下)。なお、
前述したように、変速ノ、(準スイッチ298は、変速
操作機構112のロッド182がオーバストローク領域
に入る直前にオンとなるようにしであるので、走行中ア
クセルペダルの急踏み込み、いわゆるキックダウンを行
なったとき、ロッド182は変速比を最大とする所まで
動き変速基/4+!スイッチ298はオンとなるが、明
らかにv>voNとなるので完全締結は保持される。
次に、変速基準スイッチ298が前回ルーチンでオフで
あり今回ルーチンでもオフの場合(ステップ603→6
o4)。ステップ651に進む。
変速基準スイッチ298が前回ルーチンでオンであり今
回ルーチンでもオンの場合(ステ、プロ03−+606
−607)、V≧V oNA:うばM=MOに達するま
でステップモータ11oを回転しくステップ609→6
11→613→615→(617)→619→621→
623→647)、クラッチを完全締結しステップ65
1へ進む。vくv開ならばVとV OFFとを比較し、
V≦V11)FならばM=0になるまでステップモータ
110を回転する(完全締結はオフとされる)(ステッ
プ627→629→631→635→(637)+ 6
41−643 →645 + 647 ) 、 V >
 V o+rならば(すなわち、vo[F< V < 
V IINならば)、前回ルーチンで完全締結オンなら
M = M oになるまでステップモータ110を回転
しくステップ627→633→613以下)、前回ルー
チンで完全締結オフならばM=Oになるまでステップモ
ータ110を回転する(ステップ627→633→63
1以下)。すなわち、前回ルーチンのままの完全締結オ
ン又はオフが維持される。
変速基べ6スイ・フチ298が前回ルーチンでオン、今
回ルーチンでオフの場合(ステップ603→606)。
ステップ651に進む。
ステップ651からステップモータ制御ルーチン700
に進めるのは、前述のように完全締結オンでM = M
 oの場合である・ ステップモータ110の制御ルーチン700を第9図に
示す。このステップモータ制御ルーチン700はクラフ
チが完全締結されている場合に実行される。まず、実際
の車速■が所定の車速Viよりも大きいかどうかを判断
する(ステップ90機能を必要とする車速である(なお
、Viはスロットル開度に応じて変化する車速とするこ
ともできる)。VがVi以上である場合にはそのままス
テ・ンブ705に進み、またVがViよりも小ざい場合
にはステップ903でパターンフラグFpをOに清算し
た後ステップ705に進む。なお、パターンフラグFp
は次のように設定されている。すなわち、Fp=Oは車
速がVi以下であることを示し、Fp=1は前回ルーチ
ンにおいてDレンジであると判断したことを示し、Fp
=2は前回ルーチンにおいてLレンジ変速パターンを検
索したことを示し、またFp=3は前回ルーチンにおい
てRレンジであると判断したことを示している。ステッ
プ705ではシフトポジションスイッチ304からシフ
トポジションを読込み、次いでシフトポジションがDレ
ンジにあるがどうかを判断しく同707)、Dレンジに
ある場合にはステップ905においてパターンフラグF
pが2以下であるかどうかを判断する。Fpか2以下の
−チンでDレンジ変速パターンを検索した場合、又は前
回ルーチンでLレンジ変速パターンを検索した場合)に
は、パターンフラグFpを1に設定し直しく同907)
、次いでDレンジ変速パターンの検索ルーチン(同72
0)を実行する。このDレンジ変m パターン検索ルー
チン720については後述する。ステップ905におい
てパターンフラグFpが2よりも大きい場合(すなわち
、車速がViよりも大きく且つ前回ルーチンにおいてR
レンジと判断された場合)には、後退中にDレンジにシ
フトされたと判断し、フォースモーク電流信号■を最大
値Imaxに設定しく同909)、リターンする(同9
11)。リターンすることによってフォースモーク制御
ルーチン500のステップ527において最大値Ima
xが出力されることになる。なぜならば、Viの値はス
テップ505におけるV’ oの値よりも大きく設定し
であるため、ステフプ505から直接ステップ527へ
進むからである。フォースモーク224に最大値I m
awが出力されると、フォースモータ224によって得
られるスタート調整圧は最高圧となり、スターティング
バルブ116によって得られるスタート圧は最小値とな
る。このためクラッチか解放される。結局、このステッ
プ905→90,9→911のflill 1Hによっ
て、後退中に誤ってDレンジにシフトが行なわれた場合
にはクラッチか強制的に解放されることになる。従って
、誤操作によってVベルト式変速機構が破損したり、エ
ンジンか停止したりする不具合の発生を防止することか
できる。ステップ707でDレンジでない場合には、ス
テフプ709に進みLレンジかどうかの判断をし、Lレ
ンジの場合にはパターンフラグFpが2以下であるかど
うかを判断する(同913)。パターンフラグFpが2
以下の場合にはノくターンフラグFpを2に設定し直し
く同915)、Lレンジ変速パターン検索ルーチンを実
行する(同740)。ステップ913においてパターン
フラグFpが2よりも大きい場合にはステ・ンプ909
以下に進み、前述の場合と同様に後退走行時に誤って工
、レンジにシフトしたものと判断し、クラッチを解放す
る。ステップ709でLレンジでない場合にはステップ
917に進み、Rレンジにあるかどうかを判断する。R
レンジの場合にはパターンフラグFpが1以上2以下で
あるかとうかを判断しく同919)、パターンフラグF
pが1より小さい場合又はFpが2より大きい場合には
パターンフラグFpを3に設定しく同921)、変速基
準スイッチ298のデータを読込み(同713)、その
オン・オフに応じて処理を行なう(同715)が、これ
については後述する。
ステラ7’ 91 ’9においてパターンフラグFpが
1以上2以下の場合(すなわち、前回ルーチ/において
Dレンジ変速パターン又はLレンジ変速パターンの検索
ルーチンが実行された場合)には、ステップ909以下
に進みクラ・フチを強制的に解放する。すなわち、この
場合には前進走行中に誤ってRレンジにシフトされたと
判断しフランチか解放される。ステップ917において
、Rレンジでない場合(すなわち、Pレンジ又はNレン
ジの場合)、パターンフラグFpが10下であるかどう
か(すなわち、車速がVi以下であるか又は前回Dレン
ジ変速パターンを検索したかどうか)を判断しく同92
3)、パターンフラグFpが1以下の場合にはDレンジ
変速パターンの検索ルーチンを実行する(同720)。
これは、走行中DレンジからNレンジにシフトされたと
き、Nレンジの変速パターンをDレンジの変速パターン
と同一にし、次にDレンジにシフトされたときのクラッ
チの締結ショックを小さくするためである。ステフプ9
23でパターンフラグFpか1より大の場合(すなわち
、前回ルーチンにおいてLレンジ変速パターンが検索さ
れた場合又はRレンジと判断された場合)には、パター
ンフラグFpか2であるかどうか(すなわち、前回ルー
チンにおいてLレンジ変速パターンが検索されたかとう
か)を判断しくM925)、パターンフラグFpか2の
場合にはLレンジ変速パターンの検索を行ない(同74
0)、これによってNレンジにおける変速パターンをL
レンジにおける変速パターンと同一にする。ステップ9
25でパターンフラグFpか2でない場合にはステップ
713以下に進む。
なお、ステップ901において車速かViよりも小さい
場合にはステップ90.3でパターンフラグFPを0に
設定し、以下の制御においてステップ909に進まない
ようにする(すなわち、車速かVi以下では誤操作かあ
った場合にもクラッチを解放させない)のは、上記のよ
うな操作か状況によってはとうしても必要となるからで
ある。すなわち、泥道、雪道等で車両か立往生したとき
、比較的低い車速で前進走行中にRレンジにシフトし、
又は後退走行中にDレンジにシフトし、車両を前後に駆
動させて脱出を図る場合かあるからである。車速がVi
以下の場合には、フォースモーク制411ルーチン50
0の制御によって発進制御が行なわれる。すなわち、ク
ラッチにはエンジン回転速度の2乗に比例して増大する
油圧が供給される。
Dレンジ変速パターン検索ルーチン720は第10図に
示すように実行される。まず、比較基準スロットル開度
TH’をO(すなわち、アイドル状態)シ(同721)
、スロットル開度が0になっている場合のパルス数デー
タが格納されているROM314のアドレスj1を槽数
jに設定する(同722)。次いで、実際のスロットル
開度THと比較基準スロットル開度TH’ とを比較し
て(同723)、実スロツトル開度THの力が大きい場
合には比較基準スロットル開度TH’ に所力?の増分
△TH’を加算しく同724)、槽数Jにも所定の増分
Δjを加算する(同725)。この後、再び実スロツト
ル開度THと比較基準スロットル開度TH’ とを比較
しく同723)、実スロツトル開度THの方か大きい場
合にはm述のステップ724及び725を行なった後、
再瓜ステップ723を実行する。このような一連の処理
(ステ、プ723.724及び725)を行なって実ス
ロツトル開度THが比較基準スロットル開1隻TH′よ
りも小さくなった時点において実際のスロットルυト1
度THに対応する槽数jか得られる。次いで、車速Vに
ついても上記と同様の処理(ステップ726.727.
728.729及び730)を行なう。これによって実
際の車速Vに対応した槽数Kか得られる。次に、こうし
て得られた槽数J及びkを加算しく同731)、実際の
スロットル開度TH及び車速Vに対応するアドレスを得
て、第11図に示すROM314のアドレスからステッ
プモータのパルレス数テータN+)を読取る(同732
)。第11図には、Dレンジ変速パターン用のステップ
モータパルス数データNOが格納されている状態を示し
である。すなわち、ROM314の横方向には車速が、
また縦方向にはスロットル開度が、それぞれ配置されて
いる(右方向に行くに従って車速か高くなり、下方向に
行くに従ってスロワI・ル開度が大きくなるようにしで
ある)。こうして読取られたパルス数N。
は現在のスロットル開度TH及び車速Vにおいて設定す
べき目標のパルス数を示している。このパルス数データ
NDを読取ってDレンジ変速パターy 検索Jl/lチ
ー’720を終了しリターンする。
Lレンジ変速パターン検索ルーチン740もDレンジ変
速パターン検索ルーチン720と基本的に同様の構成で
あり、ROM314に格納されているステップモータの
パルス数データNLがDレンジの場合のパルス数データ
NDと異なるだけである。
以上のように、ステップ720又は740において、シ
フトポジションに応して、それぞれl」標のステップモ
ータパルス数データND又はNLを検索し終ると、変速
基準スイッチ298の信号を読み込み(回778)、変
速基準スイッチ298かオン状F、であるかオフ状態で
あるかを判断する(同779)。変速i&準スイッチ2
98かオフ状Fu、であるJ↓1合には、RAM315
に格納されている現在のステップモータのパルス数NA
を読み出t(l司7’81)。このパルスBNへは、ス
テップ。
モータ110を駆動するための信号として変速制御Q 
i&−300により発生されたパルス数であり、電気的
雑音等がない場合にはこのパルス数Nへとステップモー
タ110の実際の回転位置とは常に1対1に対応してい
る。ステップ779において変速基準スイッチ298が
オン状態にある場合には、ステップモータ110の現在
のパルス数NへをOに設定する(同780)。変速基準
スイッチ298は、変速操作機構112のロッド182
が最大変速比位置にあるときにオン状態になるように設
定されている。すなわち、変速基準スイ・フチ298か
オンのときには、ステップモータエ1゜の実際の回転位
置が最大変速比位置にあることになる。従って、変速基
準スイッチ298がオンのときにパルスa N AをO
にすることにより、ステップモータ110が最大変速比
位置にあるときにはこれに対応してパルス数NAは必ず
0になることになる。このように最大変速比位置におい
てパルス数NAを0に修正することにより、電気的外音
等のためにステップモータ110の実際の回転位置とパ
ルス数Nへとに相違を生じた場合にこれらを互いに一致
させることができる。従って、電気的雑音が累積してス
テップモータ110の実際の回転位置とパルス数Nへと
が対応しなくなるという不具合は生じない。次いで、ス
テップ783において、検索した目標パルス数ND又は
NLと、実パルス数Nへとの大小を比較する。
実パルス数NAと目標パルス数ND又はNLとが等しい
場合には、目標パルス数ND又はNL(=パルスINへ
)が0であるかどうかを判断する(同785)。目標パ
ルス数ND又はNLが0でない場合、すなわち最も変速
比か大きい状態にはない場合、前回ルーチンと同様のス
テップモータ駆動信号(これについては後述する)を出
力しく同811) 、リターンする。目標パルス数ND
又はNLがOである場合には変速基準スイ・フチ298
のデータをActみ込み(同713)、そのオン・オフ
に応じて処理を行なう(同715)。変速ノ1(準スイ
ッチ298がオンの場合には、実パルス数NへをOにし
く同717)、また後述するステップモータ用241個
Tを0にしく同718)、パルス数Oに対応する前回ル
ーチンと同様に対応する前回ルーチンと同様のステップ
モータ駆動信号を出力する(同811)。ステップ71
5において変速基準スイー2チ298がオフの場合には
、後述するステップ801以下のステンプが実行される
次に、ステップ783において実パルス数Nへが目標パ
ルス数No又はNLよりも小さい場合には、ステップモ
ータ110を、パルス散大の方向へ駆動する必要がある
。まず、前回ルーチンにおけるタイマ値Tが負又はOに
なっているかどうかを判断しく同787)、タイマ値T
が正の場合には、タイマ値Tから所定の減算値ΔTを減
算してこれを新たなタイマ@Tとして設定しく同789
)、前回ルーチンと同様のステップモータ駆動信号を出
力して(同811)リターンする。このステップ789
はタイマ値TがO又は負になるまで繰り返し実行される
6タイマ値TがO又は負になった場合、すなわち一定詩
m1が経過した場合、@述のようにステップモータ11
0の駆動信号をアップシフト方向へ1段階移動し、(同
791)、タイマ値Tを所定″の正の値T1に設定しく
同793)、現在のステップモータのパルス数NAを1
だけ加算したものとじC同795)、アップシフト方向
に1段階移動されたステ・ンプモータ駆動信号を出力し
て(同811)リターンする。これによってステップモ
ータ110はアンプシフト方向に1単位だけ回転される
ステップ783において現在のステップモータパルス数
Nへが目標パルス数ND又はNLよりも大きい場合には
、タイマ(iff Tが0又は負であるかどうかを判断
しく同801)、クイマイICITか正の場合には所定
のvA算値△Tを減じてタイマ値Tとしく同803)、
前回ルーチンと同様のステップモータ駆動信号を出力し
く同811)、リターンする。これを繰り返すことによ
り、タイマ(tri Tから減算イ16ΔTが繰り返し
減じられるので、ある時間を経過するとタイマ値Tが0
又は負になる。タイマ4fi TがO又は負になった場
合、ステップモータ駆動信号をダウンシフト方向へ1段
階移動させる(同805)。また、タイマ値Tには所定
の正の値T1を設定しく同807)、現在のステップモ
ータパルスaNAを1だけ減じて(同809)、ダウン
シフト方向へ1段階移動されたステップモータ駆動信号
を出力しく同811)、リターンする。これによってス
テップモータ110はダウンシフト方向へ1単位だけ回
転される。
ここでステップモータの駆動信号について説明をしてお
く。ステップモータの駆動信号を第12図に示す。ステ
ップモータ110に配線されている4つの出力線317
a、317b、317c及び317d (第3図参照)
には、A−Dの4通りの信号の組合せがあり、A+B4
C−+D+Aのように駆動信号を与えるとステップモー
タ110はアップシフト方向に回転し、逆に、D−C−
B→A−Dのように駆動信号を与えると、ステップモー
タ110はダウンシフト方向に回転する。従って、4つ
の駆動信号を第13図のように配置すると、第12図で
A+B4C−Dの駆動(アップシフト)をすることは、
第13図で信号を左方向へ移動することと同様になる。
この場合、bit3の信号はbitOへ移される。逆に
、第12図でD−C+B+Aの駆動(ダウンシフト)を
行なうことは、第13図では信号を右方向へ移動するこ
とに相当する。この場合、bitoの信号はbiE3へ
移動される。
アップシフトの時の出力線317a、317b、317
c及び317dにおける信号の状態を第14図に示す。
ここで、A、B、C及びDの各状態にある時間は、ステ
ップ793又は807で指定したタイマ値T、になって
いる。
上述のように、ステップモータ駆動信号は、実パルス数
(すなわち、実変速比)が目標パルス数(すなわち、目
標変速比)よりも小さい場合は、左方向に移動させられ
る(同791)ことにより、ステップモータ110をア
ップシフト方向へ回転させる信匂として機能する。逆に
、実変速比が目標変速比よりも大きい場合には、ステッ
プモータ駆動信号は右方向に移動させられる(同805
)ことにより、ステップモータ110をタウンシフト方
向へ回転させる信号として機能する。また、実変速比が
目標変速比に一致している場合には、左、右いずれかの
方向にも移動させないで、1111回のままの状態の駆
動信号が出力される。この場合にはステップモータ11
0は回転せず、変速か行なわれないので変速比は一定に
保持される。
前述のステップ921又は925(第9図)からステッ
プ713に進んだ場合、すなわちパターンフラグFp=
3でRレンジにある場合には、上述のステップ713以
下のステップが実行される。すなわち、変速基準スイッ
チ298の作動状態を読み込み(同713)、変速基準
スイッチ298がオンであるかオフであるかを判別しく
同715)、変速基準スイッチ298がオン状態の場合
には、実際のステップモータのパルス数を示す実パルス
数NAをOにしく同717)またステップモータ用タイ
マー値Tを0にする(同718)。次いで、前回ルーチ
ンと同じ状態のステップモータ駆動信号を山号を出力し
く同811)、リターンする。ステップ715において
変速基4+8スイッチ298がオフ状態にある場合には
、前述のステップ801以下のステップが実行される。
すなわち、ステップモータ110がダウンシフト方向に
回転される。従って、Rレンジでは、最も変速比の大き
い状態となっている。
結局上記のような制御によって1ステツプ901→70
5→707→905→909→911と進んだ場合、及
び901→705→707→709→913→909→
911と進んだ場合には、riii進走行中にRレンジ
にシフトされた状態にあるため、クラッチを強制的に解
放する。またステップ901→705→707→709
→917→919→909→911に進んだ場合には、
前進走行中にRレンジにシフトされた状態にあり、誤操
作か行なわれたとしてクラッチが強制的に解放される。
従って、前進走行中及び後追走行中にシフトレバーの誤
操作が行なわれた場合、必ずクラッチが強制的に解放さ
れ、変速機の破損、エンジン件ロニ等の発生が防止され
る(なお、誤操作が行なわれたと判断したときに運転者
に警報を発するようにすることもできる)。なお、車速
が所定値よりも低い場合(ステップ901→903)に
は、前進中にRレンジにシフトされた場合にも、後退走
行中にD又はLレンジにシフトされた場合にも、フラン
チの強制的な解放は行なわれず、通常の発進制御か行な
われる。」二軸の説明から明らかなように、この実施例
では誤操作から変速装置を防護するために特別の切換バ
ルブ、ピトー管等を必要としない。
(へ)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、入出力回転比
を調節可能な変速機構(説明した実施例では、■ベルト
式無段変速機構)と、クラッチの作動状態を制御するこ
とにより変速機構の出力軸の回転方向を切換え可能な前
後進切換機構(前進用クラッチ4、後退用クラッチ24
、ギア26.28.30.32.34等)と、クラッチ
への供給油圧を制御可能な電気油圧式制御装置(スター
ト調整弁118、スターティング弁116等)と、電気
油圧式制御装置に指令信号を与える電子制御装置(30
0)と、を有する変速機の誤動作防護装置において、第
15図に示すように、前記電子制御装置は、シフトポジ
ションが前進位置又は後退位置にあることを検出する前
後進信号する前回前後進信号記憶手段(説明した実施例
では、パターンフラグFpによってこの機能が行なわれ
る)と、前回前後進信号記憶手段に記憶された前回ルー
チンの前後進信号と現在ルーチンの前後進信号とを比較
して両信号が不一致の場合にのみ前後進切換機構を中立
状態とするように指令する信号(第9図におけるステッ
プ905.913.919からステップ909に進んで
出力されるフォースモーク電流Imax)を出力する中
立指令手段と、を有しているので、インヒビターバルブ
、ピトー管等を必要とすることなく誤操作の場合に変速
装置を確実に防護することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はVベルト式無段変速機の断面図、第21閾は制
御装置全体を示す図、第3図は変速制御装置を示す図、
734図はフォースモーク制御ルーチンを示す図、第5
図は完全締結制御ルーチンを示す図、第6図は完全締結
オン車速検索ルーチンを示す図、第7図は完全締結オン
車速データの格納配置を示す図、第8図は完全締結制御
パターンを示すI21!1.第9図はステップモータ制
御ルーチンを示す図、第101.X!lはDレンジ変速
パターン検索ルーチンを示す図、第11図はパルス数デ
ータの格納配置を示す図、第12図は各出力線の信号の
組合わせを示す図、第13図は各出力線の配列を示す1
Δ、第14図はアップシフトの場合の各出力線のイ、)
υを示す図、第15図は本発明の各構成要素間の関係を
示す図である。 4.24・・Φクラッチ、26,28,30゜32.3
4◆・eギア、116Φ・・スターティング弁、118
・中・スタート調整弁、224・・・フォースモーク、
300・・・電子制御装置。 4.5詐出願人 日産自動車株式会社 代押人 ゴf 理 士 宮 内 利 行第1図 (J− 第13図 01士3 bit2 bitl bitO第14図 区 U) 蛙

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入出力回転比を調節可能な変速機構と、クラッチの
    作動状態を制御することにより変速機構の出力軸の回転
    方向を切換え可能な前後進切換機構と、クラ・ンチへの
    供給油圧を制御可能な電気油圧式制御装置と、電気油圧
    式制御装置に指令信号を与える電子制御装置と、を崩す
    る変速機の誤動作防護装置において、 前記電子制御装置は、シフトポジションが前進位置又は
    後進位置にあることを検出する前後進信じ検出手段と、
    前回ルーチンにおける前後進信号を記憶する前回前後進
    信号記憶手段と、i[j回前後進信号記憶手段に記憶さ
    れた前回ルーチンの前後進信号と現在ルーチンの前後進
    信号とを比校して両イ菖号か不一致の場合にのみ前後進
    切換機構を中立状態とするように指令する信号を出力す
    る中立指令手段と、を有していることを特徴とする変速
    機の誤動作防護装置。 2、電子制御装置は、所定の車速以下において中立指令
    手段が中立指令信号を出力する条件となった場合には、
    フランチに入力回転速度に応じた油圧が供給される発進
    制御状態に切換えるすJ換手段を有している特許請求の
    範囲第1項記載の変速機の誤動作防護装置。
JP3737684A 1984-03-01 1984-03-01 変速機の誤動作防護装置 Pending JPS60184767A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0405550A2 (en) * 1989-06-29 1991-01-02 Nissan Motor Co., Ltd. Transmission control apparatus for automotive vehicle
US20110000735A1 (en) * 2008-02-29 2011-01-06 Peter Karlsson Steering linkage

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0405550A2 (en) * 1989-06-29 1991-01-02 Nissan Motor Co., Ltd. Transmission control apparatus for automotive vehicle
US20110000735A1 (en) * 2008-02-29 2011-01-06 Peter Karlsson Steering linkage

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