JPS601838B2 - 巻線形誘導電動機の始動方法 - Google Patents
巻線形誘導電動機の始動方法Info
- Publication number
- JPS601838B2 JPS601838B2 JP8920078A JP8920078A JPS601838B2 JP S601838 B2 JPS601838 B2 JP S601838B2 JP 8920078 A JP8920078 A JP 8920078A JP 8920078 A JP8920078 A JP 8920078A JP S601838 B2 JPS601838 B2 JP S601838B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- induction motor
- wound induction
- switch
- speed generator
- Prior art date
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- Motor And Converter Starters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベルトコンベヤのように、始動時の負荷にバラ
ッキのある機械の駆動に適する巻線形誘導電動機の始動
方法に関するものである。
ッキのある機械の駆動に適する巻線形誘導電動機の始動
方法に関するものである。
カゴ形誘導電動機を用いたベルトコンベヤなどの運転に
おいては、一般に全電圧始動が行なわれているが、ベル
ト上の移送物が少なく特に無負荷のときには始動時間が
短かくなり、急速な始動によって大きな騒音を発生する
欠点があった。
おいては、一般に全電圧始動が行なわれているが、ベル
ト上の移送物が少なく特に無負荷のときには始動時間が
短かくなり、急速な始動によって大きな騒音を発生する
欠点があった。
渦亀流援手のような悪段変速機を使用すれば、この欠点
は避けられるが、大きな裾付けスペースを必要とするた
め、建屋の都合などで採用できないこともある。本発明
は上記のような場合を考慮してなされたもので、これを
図面に示す実施例について説明する。
は避けられるが、大きな裾付けスペースを必要とするた
め、建屋の都合などで採用できないこともある。本発明
は上記のような場合を考慮してなされたもので、これを
図面に示す実施例について説明する。
1は巻線形誘導電動機、2は運転開閉器、Rは2次抵抗
器、Aは短絡開閉器で、開閉器IA,2A・・・・・・
(N−1)A,NAを順次閉路して2次抵抗器Rの抵抗
値を減少させてゆくようになっている。
器、Aは短絡開閉器で、開閉器IA,2A・・・・・・
(N−1)A,NAを順次閉路して2次抵抗器Rの抵抗
値を減少させてゆくようになっている。
3は短絡開閉器を順次開路するノッチをそなえた制御器
、4はタイマー、5は直線指令器、6は比較器、TGは
電動機1に連結された速度発電機、7は比較器、Sは切
換えスイッチである。
、4はタイマー、5は直線指令器、6は比較器、TGは
電動機1に連結された速度発電機、7は比較器、Sは切
換えスイッチである。
比較器6は電動機1が回転をはじめて速度発電機TGの
出力が出るとスイッチSを切換えて直線指令器5をスタ
ートさせ、比較器7は速度発電機TGの検出値VTが直
線指令器5の指令値Vsを下まわると制御器3のノツチ
を一つ進める。また、速度発電機TGの出力が出ていな
い間は、切換えスイッチSによりタイマー4が制御器3
のノツチを順次進めるようになっている。いま、全負荷
状態で運転開閉器2を投入すると、第2図に示すように
全抵抗ノッチではモータトルクが負荷トルクに足りない
から電動機1は回転しない。
出力が出るとスイッチSを切換えて直線指令器5をスタ
ートさせ、比較器7は速度発電機TGの検出値VTが直
線指令器5の指令値Vsを下まわると制御器3のノツチ
を一つ進める。また、速度発電機TGの出力が出ていな
い間は、切換えスイッチSによりタイマー4が制御器3
のノツチを順次進めるようになっている。いま、全負荷
状態で運転開閉器2を投入すると、第2図に示すように
全抵抗ノッチではモータトルクが負荷トルクに足りない
から電動機1は回転しない。
したがって、速度発電機TGの出力VTが出ないので切
換えスイッチSが図の状態であり、タイマー4が作動し
て制御器3のノッチが順次進められ、ノッチVに至って
ようやく電動機1が回転を始める。電動機1の回転によ
り速度発電機TGの出力が出ると比較器6によりスイッ
チSが切換えられ、直線指令器5がスタートする。直線
指令器5の指令値が逐次増大し、この指令値に対して速
度発電機TGの検出値が下まわるようになると比較器7
が出力を出し、制御器3のノツチを一つ進め、ノッチの
に移ってさらに加速する。こうして順次ノッチが進み、
最終ノッチX脚で定常運転に至る。また無負荷の状態で
運転開閉器2が投入されると、2次抵抗器Rが全抵抗で
は、電動機1は殆んど回転しないが、タイマー4によっ
て制御器3のノツチが一つ進められると、ノツチ1で加
速を始める。このため速度発電機TGの出力VTが出て
比較器6によりスイッチSが切換わり、直線指令器5が
スタートし、前述と同様に制御器3のノッチが順次進み
定常運転に達するが、第3図に示すように加速は概ね直
線指令器5の指令値に沿って行なわれる。本発明はこの
ように巻線形誘導電動機の2次抵抗を、電源を投入した
のちに、まずタイマーが動作して順次に減少させ、電動
機が回転をはじめると、その速度発電機の検出信号と直
線指令器の指令値とを比較し、検出値が指令値より低下
すると、2次抵抗を順次に減少させるようにしてあるの
で、負荷や慣性の大小にかかわらず、始動時間を一定か
つ円滑に制御することができ「軽負荷時の騒音や電源へ
の影響をなくし、始動特性の調整も容易に行ないうると
ともに、簡単な装置により可変遠制御と同等の効果が得
られ極めて経済的であるなどの特長がある。
換えスイッチSが図の状態であり、タイマー4が作動し
て制御器3のノッチが順次進められ、ノッチVに至って
ようやく電動機1が回転を始める。電動機1の回転によ
り速度発電機TGの出力が出ると比較器6によりスイッ
チSが切換えられ、直線指令器5がスタートする。直線
指令器5の指令値が逐次増大し、この指令値に対して速
度発電機TGの検出値が下まわるようになると比較器7
が出力を出し、制御器3のノツチを一つ進め、ノッチの
に移ってさらに加速する。こうして順次ノッチが進み、
最終ノッチX脚で定常運転に至る。また無負荷の状態で
運転開閉器2が投入されると、2次抵抗器Rが全抵抗で
は、電動機1は殆んど回転しないが、タイマー4によっ
て制御器3のノツチが一つ進められると、ノツチ1で加
速を始める。このため速度発電機TGの出力VTが出て
比較器6によりスイッチSが切換わり、直線指令器5が
スタートし、前述と同様に制御器3のノッチが順次進み
定常運転に達するが、第3図に示すように加速は概ね直
線指令器5の指令値に沿って行なわれる。本発明はこの
ように巻線形誘導電動機の2次抵抗を、電源を投入した
のちに、まずタイマーが動作して順次に減少させ、電動
機が回転をはじめると、その速度発電機の検出信号と直
線指令器の指令値とを比較し、検出値が指令値より低下
すると、2次抵抗を順次に減少させるようにしてあるの
で、負荷や慣性の大小にかかわらず、始動時間を一定か
つ円滑に制御することができ「軽負荷時の騒音や電源へ
の影響をなくし、始動特性の調整も容易に行ないうると
ともに、簡単な装置により可変遠制御と同等の効果が得
られ極めて経済的であるなどの特長がある。
第1図は本発明実施例の接続図、第2図は速度トルク特
性線図、第3図は時間速度特性線図である。 1は巻線形議導電動機、2は運転開閉器、Rは2次抵抗
器、Aは短絡開閉器、TGは速度発電機、3は制御器、
4はタイマー、Sは切換えスイッチ、5は直線指令器、
6,7はそれぞれ比較器である。 第1図 第2図 第3図
性線図、第3図は時間速度特性線図である。 1は巻線形議導電動機、2は運転開閉器、Rは2次抵抗
器、Aは短絡開閉器、TGは速度発電機、3は制御器、
4はタイマー、Sは切換えスイッチ、5は直線指令器、
6,7はそれぞれ比較器である。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 2次抵抗を順次低減させて始動する巻線形誘導電動
機において、電源を投入したのち電動機が回転しはじめ
るまでは、タイマーにより2次抵抗を減少させてゆき、
電動機が回転をはじめたあとは、電動機速度に応じた検
出信号が直線指令器の指令値より低下することにより、
順次2次抵抗を減少させてゆくようにした巻線形誘導電
動機の始動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8920078A JPS601838B2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 | 巻線形誘導電動機の始動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8920078A JPS601838B2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 | 巻線形誘導電動機の始動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5517256A JPS5517256A (en) | 1980-02-06 |
JPS601838B2 true JPS601838B2 (ja) | 1985-01-17 |
Family
ID=13964064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8920078A Expired JPS601838B2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 | 巻線形誘導電動機の始動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601838B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01278278A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-08 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 巻線形誘導電動機を適用したベルトコンベヤの始動方式 |
-
1978
- 1978-07-19 JP JP8920078A patent/JPS601838B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5517256A (en) | 1980-02-06 |
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