JPS6018330A - 金属繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

金属繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法

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JPS6018330A
JPS6018330A JP12669683A JP12669683A JPS6018330A JP S6018330 A JPS6018330 A JP S6018330A JP 12669683 A JP12669683 A JP 12669683A JP 12669683 A JP12669683 A JP 12669683A JP S6018330 A JPS6018330 A JP S6018330A
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Japan
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low
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thermoplastic resin
alloy
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Hiroatsu Tsunoda
角田 浩淳
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低a)1点金属又は低融点合金(以下単に低融
点金属と称する)の繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物
、詳しくは熱可塑性樹脂100重量部に対し繊維化した
低融点金属10〜1000重虫部を含む熱可塑性樹脂組
成物の製造方法に関するものである。
近年電子機器の急速な普及によりそれらが光づ゛る電磁
波を防止する電磁波遮蔽材料や重子1幾器素材としての
合成樹脂に導電性をイ」与した導電竹材料が注目され、
多くの提案がなされている。従来合成樹脂に高度の導電
性をイ」与する方法として高融点の繊維状金属を合成樹
脂に混合する方法がある。これはあらかじめ繊維化され
た高融点全屈繊維と熱可塑性樹脂とを押出機、ミキサー
などて゛よく混練し押出成形機にて所定の形状に成形加
I ’1−るものである。高度の導電性をイ」与するに
は合成樹脂中で金属繊維同志が充分接触することが必要
となり、そのためには金属繊維の長さと直径の比、即ち
アスペクト比が大きいことが好ましい。従来の方法では
このようにアスペク1へ比が大きい、即ち長さが大きく
、径が小さい金属繊維を経済的に得ることは生産性の制
約から極めて困難であった。
更に又繊維長の大きいIJIを多聞にかつ均一に合成樹
脂と混合させることはむずかしく又多大な114間ど動
ノjを要づる。しかも混練中に金属繊維が切断されてア
スペクト比を減少したり、あるいは不均一な混合ににり
充分な導電効果が得難い。更にこれら混合物を押出成形
あるいは射出成形する場合固体の金属繊維が混合されて
いるため混合物の児か(プの粘麻が箸しく畠くなり成形
性が悲くかつ多大の動力を要して生産性が低いという欠
点がある。
本発明はこれら従来技術の欠点を一掃し、全く新しい着
想のちとに高度の導電性を有する金属繊維含有熱可塑性
樹脂組成物の工業的に右利な製造方法を提供するちので
ある。即ち本発明は合成樹脂と既成の金属繊illとを
混合する従来技術と異って、繊維化されていない低融点
金属を微細粒の状態で予め熱可塑性樹脂中に均一分散さ
せておき、しかる複核金属粒/樹脂混合物を該金属の融
点或いは固相線温度以上の湿度で延伸することを特徴と
するものであって、樹脂中の低融点金属粒はこの温度で
液粒となり、延伸時に樹脂の流動力の作用を受けて延伸
方向に引伸ばされ、−挙に繊維化される。
換言すれば本発明は熱可塑性樹脂100重61部に対し
、低融点金属10〜1000重量部を均一に分散せしめ
た金属粒/樹脂混合物を該金属の融点ないしは固相線温
度以上の温度で、延伸倍率5倍以−にに一軸延伸して、
繊細な金属繊維を含有Jる高導電性の熱可塑性樹脂組成
物を製造せんとするものである。
本発明の製造方法には二つの条゛件がある。第一の条件
は混合物の延伸過程で低融点金属を液状に保つ必要があ
り、その/jめ低F(’I’点金属のfζ11点く合金
の場合には同相線温度)は延伸過程での処理311A度
より低いことが必要である1゜ 第二の条件は混合物を延伸する際延伸イβ率5倍以上に
一軸延伸することが必要である。延伸倍率を5倍以上と
したのはそれ以下では低融点金属を繊細に繊維化できな
いことによる。
上記本発明の実施に当っては例えは熱可塑性樹脂と低融
点金属との混合物を押出機又はミキシングロールなどの
成形機を用いて充分に混練して棒状、シート私その他連
続形状物として成形するが、或いは熱可塑性樹脂と低融
点金属とを混合してからプレス成形するなどして得られ
た両者の均一混合物を上記の如く一軸延伸することによ
り溶融した金属は縦方向に引伸ばされて繊維状となる。
この状態の熱可塑性樹脂成形物を冷却すれば金属は繊細
なW!紺状のまま樹脂中で固化する。がくして樹脂内部
に多量の金属繊維を含んだ樹脂成形物が得られる。この
成形物をそのまま二次加工するがあるいは適当な大ぎさ
に切Wi1ペレット化した後該金属の融点以下の温度で
射出成形するが、シー1へ状のままプレス成形、真空成
形など公知の成形法ににり二二次成形を行ない所望の成
形品とする。
又上記成形物の熱可塑性樹脂のみを例えば溶剤除去して
低融産金113織柑を単離して使用するようにすること
b可能である。
本発明の低f、f’li点金属は使用する熱可塑性樹脂
の延伸可能な温度以下のハ11点即ちおよそ400℃以
下の融点を右づ−ることか望ましい。かかる金属として
は例えば11(,1易、亜鉛、カドミウム、ヒ゛スマス
等の単体又はこれらの金属を含む合金を挙げることが出
来る。金属と熱可塑性樹脂どの混合割合【J合成樹脂1
00重争部に対し金属10〜1000市早部、特に10
0〜500重量部が好適である。金属の混合割合が10
重量部未満では導電性付与効果が111られず又金属配
合による衝撃強度、曲げ強度の向上も期待出来ない。一
方1000重量部を越づと混線時に均一な混合分散が極
めて困難となる。熱可塑tl: li号脂に混合する金
属の形態どしては特に制約はないが、粒状、リボン状、
粉状のものが好ましい。
本発明に用いられる熱可塑性樹脂は押出機、ミキシング
ロール等による成形の可能な熱可塑性樹脂であれば特に
制約はない。かかる熱用塑11樹脂を例示するとポリオ
レフィン系、ボリスヂレン系、ポリ塩化ビニル系、ポリ
アクリル酸エステル系、ポリメタアクリル酸エステル系
、ポリアクリロニトリル系、ポリブタジェン系、ポリア
ミl” 5:iI 、ポリエステル類、又はこれらの変
性物、其重合物、混合物等が挙げられる。これらは射出
成形その他の各種二次成形後の物性要求と二次成形性と
を考虞して適宜選択される。
又低融点σ属と熱可塑性樹脂を混合する場合に金属の繊
維化時の成形性、二次成形性、金属の分散性、二次成形
品の物性等の温特性を向上させるために種々の添加剤を
加えることが出来る。例えば安定剤、酸化防止剤、滑剤
、分散剤、可塑剤、難燃剤等である。更に二次成形は含
有する低融点金属の融点以下の温度で行なうが、その際
の成形性を向上さける目的ぐ各種の樹脂類、ゴム類、可
塑剤、油脂類、滑剤等を配合することも可能である。
本発明の実施においては低融点金属と熱可塑性樹脂及び
更に要すれば各種添加剤の混合、混練には高11能のミ
キ゛リーーやロールあるいは押出I幾などが使用出来る
。これらの(成域によって充分に混練し、ペレッ1〜化
したものを押出1幾又はミキシングロール等の成形機に
投入し、再び混練を行なって棒状、シート状その他連続
形状物として成形するか、あるいはミキサー、ロール又
は押出機による一次の混練を省略して直接金属と熱可塑
性樹脂、更に要すれば各種添加剤を加えて、これらを押
出機又はミキシングロール等の成形(幾に入れ、該成形
機により混合−1混線を併せて行なうことも1]1能で
ある。このようにして得られた低融点金属が樹脂中に分
散している連続成形物を該金属の融点以上に加熱して延
伸することにより該金属は樹脂中で繊維化づる。
本発明法によって得られる熱可塑性樹脂組成物には金属
が繊細な繊維となって均一に混合されCおり、合成樹脂
と既成の金属繊維とを?IN合さけることよりなる従来
の技術と比較して、一段と1aれた導電特性を有するば
かりでなく、その製jj!i 7“j法が簡単で、安価
にかつ能率高く生産出来る点で、本発明は真に画期的な
技術である。このよう(J本発明による熱可塑性樹脂組
成物は優れた特性を有するので、二次成形加工により電
磁波遮蔽4.J J’l、静電防止材料、電気メツキ用
素材、電卓用キーボード等、あるいはシー1〜化にJ:
り導電性テープ、シーh、フィルム等広範囲な用途に利
用可能Cある。
以]ζ実施例によって本発明の内容を更に詳しく説明す
る、。
以下単に部とあるはいずれも重ω部を意味する。
実施例1 ポリスチレン樹脂デンカスヂロールl−I RM −2
(電気化学社製)70部 耐衝撃11ポリスチレン樹脂ニスブライト500A(昭
和電工社製)20部 耐衝すh性ポリスチレン(k1脂タフプレン691(旭
化成社製) 10部 低μ1:点合金U−アロイ 150Δ(融点150℃大
阪アザヒメタル社製)150部 ステアリン酸サ 1部 上記配合を20mmφ押出(幾(L/D=20)に投入
し、22 (1°Cスクリュー回転fi60 rpIl
lで[IJ20mIn厚さ2 mmの板状に押出した。
得られた連続板状物を一φm延伸機にかけ180 ’C
に加だ1した後−軸に8イ8延伸した。得られた延伸物
をトルエンで′処理し、(1°:4脂を溶解したところ
、大部分の金属は繊細に繊維化しており、太さ30μ〜
200μのlll0いものであった。
実施例2 低密度ポリエチレン樹脂ユカロンLK−30(三菱油化
社製)30部 高密度ポリエチレン樹脂ハイゼツクス7000F(三菱
油化社製)70部 ステアリン酸 1部 上記配合をブラベンダーブラストグラフで135℃で混
練した後、低融点金属Uアロイ−150へ(大阪アサヒ
メタル社製 融点150°C)の粉状物(平均粒径20
0μ)150部を添加し同じ(135’(yで混合し、
ホラ1−プレスで厚さ3 mmの板状物にした。このも
のの電気抵抗を測定したところ108 Q・cm以上で
あった。
この板状物を160℃に加熱し、延伸倍率2 (l イ
fXに一軸延伸した。延伸物を再度ブラベンダーブラス
トグラフで135°C5分間混練し−Cホットプレスで
厚さ3 mmの板状にした。このものの電気抵抗を測定
したところ3.0x102Ω・Cmを示したn 41j
’l脂中には無数の金属繊維を児ることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性樹脂100重量部に対し低融点金属又は低
    融点合金10〜1000重量部配合した混合物を該金属
    又は合金の融点以上又は同相線温度以上の)n度で延伸
    倍率5倍以上に一軸延伸することを特徴とする金属繊維
    を含有する熱可塑性461脂組成物の製造方法。 2、低融点金属又は低M9i点合金を粉末状ないしは粒
    状化物として混合する特許請求の範囲第1項記載の熱可
    塑性樹脂組成物の製造方法。
JP12669683A 1983-07-12 1983-07-12 金属繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法 Granted JPS6018330A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63305168A (ja) * 1987-06-05 1988-12-13 Matsushita Electric Works Ltd 樹脂組成物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59215827A (ja) * 1983-05-24 1984-12-05 Unitika Ltd 導電性フイルム
JPS59225927A (ja) * 1983-06-07 1984-12-19 Unitika Ltd 熱収縮性導電性フイルム

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