JPS6018325Y2 - 自動包装機における電熱溶着体の温度制御装置 - Google Patents

自動包装機における電熱溶着体の温度制御装置

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JPS6018325Y2
JPS6018325Y2 JP12812979U JP12812979U JPS6018325Y2 JP S6018325 Y2 JPS6018325 Y2 JP S6018325Y2 JP 12812979 U JP12812979 U JP 12812979U JP 12812979 U JP12812979 U JP 12812979U JP S6018325 Y2 JPS6018325 Y2 JP S6018325Y2
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JP
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temperature
electrothermal
signal
automatic packaging
amplifier
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JP12812979U
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JPS5646513U (ja
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哲夫 吉田
泰夫 一瀬
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日本フエンオ−ル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシー1〜状の又は帯状の合成樹脂フィルムによ
って自動的に物品を被包し、かつ電熱によって溶着密封
するための自動包装機において、前記合成樹脂フィルム
を溶着するための電熱溶着体の温度制御装置に関するも
のである。
従来のこの種の装置では、連続的に物品が包装されてい
る状態における合成樹脂フィルムの溶着に要する熱量に
見合った電力が電熱溶着体に断続的に加えられ、電熱溶
着体の表面温度がある一定の制御温度帯幅に維持される
ようになっている。
しかしながら、物品供給の中断やあるいは合成樹脂フィ
ルム材料の破断などの事故によって自動包装機の運転が
一時的に停止された場合には、電熱溶着体は無負荷状態
となり、その表面温度が所定の値を超えてしまうことが
ある。
このような場合に、自動包装機の運転を再開すると、電
熱溶着体の温度が所定の値よりも高すぎるために、合成
樹脂フィルムのシール部分が溶けだしてしまい不完全な
包装状態となるという問題がある。
本考案の目的は上述の問題を解決するために、電熱溶着
体が無負荷状態となる外的条件に対して温度検出部の信
号量が実質的に増大されるような補正信号を加えること
によって、温度制御装置の出力信号を減じ、電熱溶着体
へ供給される通電量を減じ、電熱溶着体の異常な温度上
昇を防止するようにした自動包装機における電熱溶着体
の温度制御装置を提供することにある。
このため、本考案の構成は電熱溶着体の所定温度に相当
する電圧信号を得る温度設定器と、前記電熱溶着体の温
度変化を電圧変化として検出する温度検出器と、該温度
検出器の電圧信号と前記温度設定器の電圧信号とを比較
して偏差信号を得る比較増幅器と、前記比較増幅器の出
力信号に比例して0N−OFF比が変化する出力信号を
発生する演算増幅器と、前記演算増幅器の出力に基づい
て断続的に電熱溶着体を加熱する加熱器とを有する自動
包装機における電熱溶着体の温度制御装置において、前
記電熱溶着体の無負荷状態を検出する無負荷状態検出器
と、前記電熱溶着体の無負荷状態において前記無負荷状
態検出器により駆動されるリレー回路と、該リレー回路
によって前記比較増幅器の入力端子へ接続されて前記比
較増幅器の出力信号を減じる信号を発生する信号発生器
とを備えたものである。
本考案の構成を実施例に基づいて説明すると、第1図に
おいて28は電源、29は正導線、30は負導線、5は
電熱溶着体の表面よりも内側に配置された例えば測温抵
抗体などからなる温度変化を抵抗変化として検出する温
度検出器、6〜22は抵抗器、1は温度検出器5の信号
を増幅する増幅器、32は温度検出器5の検出信号を実
際の温度として指示するメータ、11は電熱溶着体の表
面温度を設定するための可変抵抗器からなる温度設定器
、24aは後述するリレー24が励磁される時回路を閉
じるスイッチであり、抵抗器12゜13と共に直列に接
続されて信号発生回路を構成する。
2は温度検出器5と温度設定器11との各信号を入力と
して、これらの偏差量を出力として発生する比較増幅器
、3は比較増幅器2の出力を入力信号とする演算増幅器
、4は演算増幅器3の出力信号によってON、OFFす
るトランジスタ、23はトランジスタ4によって断続的
に励磁されるリレーコイルであり、これによって開閉さ
れるスイッチを介して図示してない電熱溶着体の内部に
装着される加熱器が断続的に通電されるようになってい
る。
25.26はコンデンサ、31はダイオード、27は自
動包装機の異常状態、すなわち包装する物品がなくなっ
た場合あるいは合成樹脂フィルムが破断した場合など自
動包装機の運転が一時的に停止され、電熱溶着体が無負
荷状態となった時に閉じられるスイッチであり、ダイオ
ード31、リレーコイル24と共に電源に直列に接続さ
れる。
第2図に示すように電熱溶着体40は金属のブロック状
体の内部に加熱器41を埋設してなり、合成樹脂フィル
ム44の上下両端にそれぞれ配置され、一方が上下方向
移動可能に構成されている。
そして、互いに長手方向に2つに折返されかつ図示して
ないローラ様の電熱溶着体によって折重ね縁部を溶着さ
れたフィルム44が前記1対の電熱溶着体40の突部4
3により挾み付けられ、2個所の部分46で幅方向に溶
着され、2個所の溶着部分46の間で包装品45が切離
されるようになっている。
突部43に近接して温度検出器5が電熱溶着体40の内
部に取付けられている。
次に、本考案装置の作動について説明する。
温度検出器5及び抵抗6.7. 8から成るブリッジ回
路によって電熱溶着体40の表面に近い温度が電圧変化
と1−で検出され、この信号は増幅器1によって増幅さ
れる。
増幅器1の出力は抵抗9を介して指示メータ32に温度
として表示される。
増幅器1の出力信号はまた抵抗14を介して比較増幅器
2に加わえられる。
一方、抵抗10、温度設定器を構成する可変抵抗器11
との直列回路によって分圧された電圧が抵抗15を介し
て比較増幅器2に加えられ、ここで温度検出信号と比較
され、その偏差量に相当する出力が演算増幅器3へ加え
られる。
演算増幅器3は第3図に示すように比較増幅器2の出力
すなわち偏差量がOの場合にはON −0FF比が1、
すなわち出力信号の発生時間と出力信号のない時間とが
等しくなるように設定されており、制御帯幅において偏
差量に比例的に0N−OFF比が増減するようになって
いる。
演算増幅器3の出力は抵抗22を介してトランジスタ4
のベースに加えられ、出力信号がある時にトランジスタ
4が導通し、リレーコイル23に通電される。
リレーコイル23によって閉成される図示してないスイ
ッチを介して電熱溶着体40の加熱器41が通電される
のである。
一方、演算増幅器3の出力が0となって場合には、トラ
ンジスタ4が不導通となり、リレー23が消磁され、加
熱器41への通電が遮断される。
このようにして、自動包装機が運転状態にあって物品4
8がフィルム44によって被包され、間歇的に矢印X方
向へ送られ、加熱器41によって加熱される上下1対の
電熱溶着体40の突部43により、上下2層のフィルム
44が加圧溶着され、物品48が密封されるのである。
電熱溶着体40の表面付近の温度は温度検出器5によっ
て検出され、前述のように温度変化に対応して加熱器4
1に通電される時間と通電されない時間との割合が制御
され、電熱溶着体40の突部43の表面が一定の温度範
囲に維持される。
今、包装する物品48がなくなり、あるいはフィルム4
4が途中で破断されるような事故が発生ずると、当然自
動包装機の運転は一時的に停止されるようになっている
しかし、物品補充あるいはフィルム調整による自動包装
機の運転再開に備えて、加熱器41は継続して0N−O
FF制御される。
自動包装機が停止すると、電熱溶着体40は無負荷状態
になり、急激に突部43の表面温度が上昇する。
このような温度変化が加熱器41と突部43との間に配
置されている温度検出器5に伝達されるまでに時間がか
かり、温度検出器5の信号によって加熱器41の0N−
OFF比が小さくなるように作動するまでに、なおこれ
までの加熱器41の作動状態によって創出された熱が突
部43へ伝達されるために、突部43の表面温度は通常
の運転状態における温度帯幅を超えて高温となる。
そして、自動包装機の運転が再開されると、異常な高温
下にある突部43のためにフィルム44の溶着部分46
が溶は出して、物品48の密封状態を保ち得なくなる。
しかしながら、本考案によれば自動包装機の運転状態で
は開かれているスイッチ27が自動包装機の運転停止に
伴って自動的に閉じられ、リレー24が励磁され、これ
によってスイッチ24aが閉じられる。
そして、抵抗12.13によって分圧された電圧が抵抗
16を経て温度検出器5の出力端側すなわち比較増幅器
2の一入力端子へ加えられる。
従って、演算増幅器3の出力は第3図に示す制御帯幅を
超えて0N−OFF比が低下腰加熱器41に対する通電
時間の割合が少なくなり、突部43の表面温度が所定の
温度を超えて高くなるのを防止することができる。
しかも信号発生器としての可変抵抗器13の値を適当に
設定することによって、電熱溶着体40の無負荷状態に
おける突部43の表面温度を調節することができ、自動
包装機の運転再開に際し直ちに正常な溶着性能を発揮で
きるように準備される。
自動包装機における異常状態が取り除かれると、スイッ
チ27が開かれ、スイッチ24aもまた開かれるので、
抵抗13をもって代表される信号発生器の信号が止めら
れ、第1図に示す温度制御装置は元の運転状態に復帰す
る。
本考案は以上のように構成したので、自動包装機の異常
状態に伴ない電熱溶着体が無負荷状態となった時、信号
発生器が作動し、温度検出器の信号とを比較する比較増
幅器へ信号を加え、演算増幅器3へ加えられる出力が減
少するように構成したものであるから、電熱溶着体の無
負荷状態において無駄な電力消費を少なく賦型熱溶着体
の異常な温度上昇を防止することができ、包装品のロス
を少なくすることができる。
また、温度設定器11をその都度調節しなくても、電熱
溶着体の無負荷状態と負荷状態の如何に拘らず、常に電
熱溶着体の表面温度を一定に保つことができ、自動包装
機の運転再開に対して電熱溶着体の正常な性能を直ちに
発揮することができる。
なお、上述した実施例では信号発生器13が温度検出器
5の信号を入力とする増幅器1の出力端子側に接続され
ているが、温度設定器11の端子側に接続されかつ比較
増幅器2へ加えられる信号が減少するように構成しても
同様の効果を得ることができる。
また、上記実施例では、説明の簡単のために蓄電池を電
源としているが、一般には交流電源から必要な電圧の直
流電源がつくられ、これによって作動されるのはいうま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動包装機の電熱溶着体の温度制
御装置を示す電気回路図、第2図は同装置によって制御
される電熱溶着体についての概略構成図、第3図は同装
置における演算増幅器の作用説明線図である。 1・・・・・・増幅器、2・・・・・・比較増幅器、3
・・・・・・演算増幅器、4・・・・・・トランジスタ
、5・・・・・・温度検出器、24−−−−−− IJ
トレーイル、24a・・・・・・スイッチ、27・・・
・・・スイッチ、13・・・・・・信号発生器、40・
・・・・・電熱溶着体、41・・・・・・加熱器、43
・・・・・・突部、44・・・・・・フィルム、45・
・・・・・包装品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電熱溶着体の所定温度に相当する電圧信号を得る温度設
    定器と、前記電熱溶着体の温度変化を電圧変化として検
    出する温度検出器と、該温度検出器の電圧信号と前記温
    度設定器の電圧信号とを比較して偏差信号を得る比較増
    幅器と、前記比較増幅器の出力信号に比例してON −
    OF F比が変化する出力信号を発生する演算増幅器と
    、前記演算増幅器の出力に基づいて断続的に電熱溶着体
    を加熱する加熱器とを有する自動包装機における電熱溶
    着体の温度制御装置において、前記電熱溶着体の無負荷
    状態を検出する無負荷状態検出器と、前記電熱溶着体の
    無負荷状態において前記無負荷状態検出器により駆動さ
    れるリレー回路と、該リレー回路によって前記比較増幅
    器の入力端子へ接続されて前記比較増幅器の出力信号を
    減じる信号を発生する信号発生器とを備えたことを特徴
    とする自動包装機における電熱溶着体の温度制御装置。
JP12812979U 1979-09-18 1979-09-18 自動包装機における電熱溶着体の温度制御装置 Expired JPS6018325Y2 (ja)

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JPS5646513U JPS5646513U (ja) 1981-04-25
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JPS58169009U (ja) * 1982-05-07 1983-11-11 有限会社ユニキエンジニアリング 包装機乃至製袋機のシ−リング温度制御装置
JPS60154207U (ja) * 1984-03-26 1985-10-15 新明和工業株式会社 包装機におけるフイルム熱溶着装置
JPS613015A (ja) * 1984-06-18 1986-01-09 Satake Eng Co Ltd 穀物用計量袋詰装置のシ−ル装置

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