JPS60183207A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPS60183207A JPS60183207A JP59036266A JP3626684A JPS60183207A JP S60183207 A JPS60183207 A JP S60183207A JP 59036266 A JP59036266 A JP 59036266A JP 3626684 A JP3626684 A JP 3626684A JP S60183207 A JPS60183207 A JP S60183207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- rim
- bead
- pneumatic tire
- volume resistivity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、走行
中においてタイヤの踏面と路面との摩1が等に起因して
発生ずる静電気が車体に伝達されるのを阻止し得るよう
にした空気入りタイヤに関するものである。
中においてタイヤの踏面と路面との摩1が等に起因して
発生ずる静電気が車体に伝達されるのを阻止し得るよう
にした空気入りタイヤに関するものである。
従来、自動車の走行中において、タイヤの踏面と路面と
の摩擦等に起因してタイヤに静電気が発/:しし、これ
がトレッド部からサイドウオール部、ヒート部、’J
、lxを介して車体に伝わり、iI町内に装備されてい
るラジオやステレオに雑音が入ると云・う問題があった
。
の摩擦等に起因してタイヤに静電気が発/:しし、これ
がトレッド部からサイドウオール部、ヒート部、’J
、lxを介して車体に伝わり、iI町内に装備されてい
るラジオやステレオに雑音が入ると云・う問題があった
。
そこで、本発明の発明者らは、」二連した問題点を解消
すべく研究した結果、走行中に発生した静電気が車体に
伝達されるのを阻止するためには、タイヤの電気抵抗を
上げる必要があり、これを容易に具現化するためには、
タイヤとリムとが直接接触する部分の部材、例えばリム
クッションゴムやチェーファ−を構成するゴム組成物の
、体積固有抵抗率を上げれば良いことを知見するに至っ
た。
すべく研究した結果、走行中に発生した静電気が車体に
伝達されるのを阻止するためには、タイヤの電気抵抗を
上げる必要があり、これを容易に具現化するためには、
タイヤとリムとが直接接触する部分の部材、例えばリム
クッションゴムやチェーファ−を構成するゴム組成物の
、体積固有抵抗率を上げれば良いことを知見するに至っ
た。
従って本発明の目的は、上記知見に基づき、走行中にお
いて発生ずる静電気が車体に伝達されるのを阻止し得る
よ・うにした空気入りタイヤを提供することにある。
いて発生ずる静電気が車体に伝達されるのを阻止し得る
よ・うにした空気入りタイヤを提供することにある。
すなわち本発明は、ビード部のリムとの接触部分を体積
固有抵抗率が1010Ω−cm以上のゴム組成物で構成
したことを特徴とする空気入りタイヤを、その要旨とす
るものである。
固有抵抗率が1010Ω−cm以上のゴム組成物で構成
したことを特徴とする空気入りタイヤを、その要旨とす
るものである。
以下本発明を実施例により図面を参照して具体的に説明
する。
する。
図においてEは、本発明の実施例からなる空気入りタイ
ヤであって、左右一対のビード部10と、このビード部
10に連なる左右一対のサイドウオール部20と、この
サイドウオール部20間に位置するトレンド部30から
なり、前記左右一対のビード部10間に、タイヤ周方向
に対するコード角度が実質的に90°であるカーカス層
40が装架され、その両端部がビード部10に位置する
ビードワイヤ11の周りに内側から外側に向って巻き上
げられて左右一対の折り返し部40bを形成し、この折
り返し部40bが、ビードワイヤ11上に位置するビー
ドフィラー50を包み込んで折り返し前のカーカス層4
0aに密着し、さらに前記トレッド部30におけるカー
カス屓40上に、タイヤ周方向に対するコード角度が1
0°〜30°で互いに交差する複数層のベルト層60を
配置し、また、前記ビード部10のサイドウオール部2
0側でリムRと直接接触する部分にはリムクッションゴ
ム70が配置されており、このリムクッションゴム70
の下部からビードトウ部を介してビードヒール部に亙る
リムRと直接接触する部分にはチェーファ−80が配置
されている。
ヤであって、左右一対のビード部10と、このビード部
10に連なる左右一対のサイドウオール部20と、この
サイドウオール部20間に位置するトレンド部30から
なり、前記左右一対のビード部10間に、タイヤ周方向
に対するコード角度が実質的に90°であるカーカス層
40が装架され、その両端部がビード部10に位置する
ビードワイヤ11の周りに内側から外側に向って巻き上
げられて左右一対の折り返し部40bを形成し、この折
り返し部40bが、ビードワイヤ11上に位置するビー
ドフィラー50を包み込んで折り返し前のカーカス層4
0aに密着し、さらに前記トレッド部30におけるカー
カス屓40上に、タイヤ周方向に対するコード角度が1
0°〜30°で互いに交差する複数層のベルト層60を
配置し、また、前記ビード部10のサイドウオール部2
0側でリムRと直接接触する部分にはリムクッションゴ
ム70が配置されており、このリムクッションゴム70
の下部からビードトウ部を介してビードヒール部に亙る
リムRと直接接触する部分にはチェーファ−80が配置
されている。
そして本発明においては、特に、前記ビード部10のリ
ムRと直接接触する部分の部材、すなわちリムクッショ
ンゴム70及びチェーファ−80を体積固有抵抗率が1
0!QΩ−0以上のゴム組成物で構成しである。
ムRと直接接触する部分の部材、すなわちリムクッショ
ンゴム70及びチェーファ−80を体積固有抵抗率が1
0!QΩ−0以上のゴム組成物で構成しである。
さらに説明すると本実施例において、上記リムクッショ
ンゴム70及びチェーファ−80のゴム組成物は、天然
ゴム単独又はジエン系合成ゴム単独、あるいは天然ゴム
とジエン系合成ゴムのブレンドゴム100重量部に対し
て、無機充填剤特に、クレー、タルクを20〜150重
量部、カーボンブランクを20重量部以下、硫黄を1〜
10重量部配合した加硫可能なゴム組成物により構成さ
れている。
ンゴム70及びチェーファ−80のゴム組成物は、天然
ゴム単独又はジエン系合成ゴム単独、あるいは天然ゴム
とジエン系合成ゴムのブレンドゴム100重量部に対し
て、無機充填剤特に、クレー、タルクを20〜150重
量部、カーボンブランクを20重量部以下、硫黄を1〜
10重量部配合した加硫可能なゴム組成物により構成さ
れている。
また上記ジエン系合成ゴムは、本実施例において、イソ
プレン又はブタジェン単独の重合体又は共重合体、スチ
レン・ブタジェン共重合体。
プレン又はブタジェン単独の重合体又は共重合体、スチ
レン・ブタジェン共重合体。
エチレン・プロピレン共重合体、イソプレン・イソブチ
レン共重合体からなり、上記無機充填剤としては、前述
したように補強性の高いクレー、タルクの他に、やはり
補強性の高い炭酸カルシウム、マイカを用いることがで
き、上記クレーは粒子径5μ以下、タルクは粒子径5μ
以下、炭酸カルシウムは平均粒子径2μ以下のものを用
いることが好ましい。
レン共重合体からなり、上記無機充填剤としては、前述
したように補強性の高いクレー、タルクの他に、やはり
補強性の高い炭酸カルシウム、マイカを用いることがで
き、上記クレーは粒子径5μ以下、タルクは粒子径5μ
以下、炭酸カルシウムは平均粒子径2μ以下のものを用
いることが好ましい。
上述したゴム組成物は、その体積固有抵抗率が10IO
Ω−ω以上となることは勿論である。
Ω−ω以上となることは勿論である。
しかも、ビード部10のリムRと直接接触する部分の部
材すなわちリムクッションゴム70及びチェーファ−8
0、特に、リムクッションゴム70ばリムRとの摩擦に
よる損傷、摩耗を防止するために、JIS硬度(at2
5°C)50度以上、引張り強さ100 kg/ca1
以上の物性を有することが必要である。
材すなわちリムクッションゴム70及びチェーファ−8
0、特に、リムクッションゴム70ばリムRとの摩擦に
よる損傷、摩耗を防止するために、JIS硬度(at2
5°C)50度以上、引張り強さ100 kg/ca1
以上の物性を有することが必要である。
これは、JIS硬度が50度未満、あるいは引張り強さ
が100 kg/cIA未満であると、リムRとの摩擦
による損傷、摩耗が大きくなり、耐摩耗性。
が100 kg/cIA未満であると、リムRとの摩擦
による損傷、摩耗が大きくなり、耐摩耗性。
耐久性等から好ましくないからである。
なお上述した本実施例においては、ビード部10のリム
Rと直接接触する部分の部材、すなわちリムクッション
ゴム70及びチェーファ−80の両方の部材を、体積固
有抵抗率が10”Ω−国国土上ゴム組成物で構成したが
、これは、リムクッションゴム70単独あるいはチェー
ファ−80単独を体積固有抵抗率が10”<2−、J以
上のゴム組成物で構成しても良いのは勿論である。
Rと直接接触する部分の部材、すなわちリムクッション
ゴム70及びチェーファ−80の両方の部材を、体積固
有抵抗率が10”Ω−国国土上ゴム組成物で構成したが
、これは、リムクッションゴム70単独あるいはチェー
ファ−80単独を体積固有抵抗率が10”<2−、J以
上のゴム組成物で構成しても良いのは勿論である。
〔実験例1〕
本発明の発明者らは、第1表上段に示す組成の従来の空
気入りタイヤ及び本発明の各実施例からなる空気入りタ
イヤのリムクッションゴム及びチェーファ−の特性、ず
なわら引張り強さ及び体積固有抵抗率を測定した結果、
第1表下段に示す測定結果を得た。
気入りタイヤ及び本発明の各実施例からなる空気入りタ
イヤのリムクッションゴム及びチェーファ−の特性、ず
なわら引張り強さ及び体積固有抵抗率を測定した結果、
第1表下段に示す測定結果を得た。
この測定結果から明らかなように、カーボンブラックの
配合量を従来のものと比較して少なくすると共に、2炭
酸カルシウム又はクレーを多く配合した本発明の各実施
例からなる空気入りタイヤのリムクッションゴム及びチ
ェーファ−の、特に体積固有抵抗率を大幅に大きくする
ことができることが判る。
配合量を従来のものと比較して少なくすると共に、2炭
酸カルシウム又はクレーを多く配合した本発明の各実施
例からなる空気入りタイヤのリムクッションゴム及びチ
ェーファ−の、特に体積固有抵抗率を大幅に大きくする
ことができることが判る。
(以下余白)
〔実験例2〕
本発明の発明者らは、第1表上段の従来例1に示す組成
のリムクッションゴム及び従来例Iに示す組成のチェー
ファ−を備えた従来の空気入りタイヤと、第1表上段の
実施例Cに示す組成のリムクッションゴム及び実施例B
に示す組成のチェーファ−を備えた本発明の実施例から
なる空気入りタイヤにおける、トレッド部とじ一ド部間
の電気抵抗を測定した結果、第2表に示す測定結果をf
lた。
のリムクッションゴム及び従来例Iに示す組成のチェー
ファ−を備えた従来の空気入りタイヤと、第1表上段の
実施例Cに示す組成のリムクッションゴム及び実施例B
に示す組成のチェーファ−を備えた本発明の実施例から
なる空気入りタイヤにおける、トレッド部とじ一ド部間
の電気抵抗を測定した結果、第2表に示す測定結果をf
lた。
この測定結果から明らかなように、本発明の空気入りタ
イヤは、従来の空気入りタイヤと比較して、トレッド部
とビード部間の電気抵抗を大幅に大きくすることができ
ることが判る。
イヤは、従来の空気入りタイヤと比較して、トレッド部
とビード部間の電気抵抗を大幅に大きくすることができ
ることが判る。
C発明の効果〕
本発明は上述したように、ビード部のリムとの接触部分
を体積固有抵抗率が101OΩ−cm以、トのゴム組成
物で構成したから、走行中においてタイヤの踏面と路面
との摩擦等に起因して発生ずる静電気が車体に伝達され
るのを確実に阻止することができる。
を体積固有抵抗率が101OΩ−cm以、トのゴム組成
物で構成したから、走行中においてタイヤの踏面と路面
との摩擦等に起因して発生ずる静電気が車体に伝達され
るのを確実に阻止することができる。
従って、自動車の走行中において、タイヤに発生する静
電気に起因して、車内に装備されているラジオやステレ
オに雑音が入るのを大幅に低減することができる。
電気に起因して、車内に装備されているラジオやステレ
オに雑音が入るのを大幅に低減することができる。
図は本発明の実施例からなる空気入りタイヤのラジアル
方向半断面説明図である。 lO・・・ビード部、R・・・リム。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 Ll 賢 照 弁理士斎下和彦
方向半断面説明図である。 lO・・・ビード部、R・・・リム。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 Ll 賢 照 弁理士斎下和彦
Claims (1)
- ビード部のリムとの接触部分を体積固有抵抗率が101
OΩ−cm以上のゴム組成物で構成したことを特徴とす
る空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59036266A JPS60183207A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59036266A JPS60183207A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60183207A true JPS60183207A (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=12464961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59036266A Pending JPS60183207A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60183207A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5107915A (en) * | 1989-10-11 | 1992-04-28 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire for passenger car |
US5323742A (en) * | 1993-03-26 | 1994-06-28 | Fuji Oozx, Inc. | Shim structure in use for valve tappet of internal combustion engine |
KR20010057782A (ko) * | 1999-12-23 | 2001-07-05 | 조충환 | 사이드월부의 강성을 향상시킨 공기입 타이어 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP59036266A patent/JPS60183207A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5107915A (en) * | 1989-10-11 | 1992-04-28 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire for passenger car |
US5323742A (en) * | 1993-03-26 | 1994-06-28 | Fuji Oozx, Inc. | Shim structure in use for valve tappet of internal combustion engine |
KR20010057782A (ko) * | 1999-12-23 | 2001-07-05 | 조충환 | 사이드월부의 강성을 향상시킨 공기입 타이어 |
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