JPS6018303Y2 - 分割型プラ− - Google Patents

分割型プラ−

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Publication number
JPS6018303Y2
JPS6018303Y2 JP12986581U JP12986581U JPS6018303Y2 JP S6018303 Y2 JPS6018303 Y2 JP S6018303Y2 JP 12986581 U JP12986581 U JP 12986581U JP 12986581 U JP12986581 U JP 12986581U JP S6018303 Y2 JPS6018303 Y2 JP S6018303Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
plastic member
main body
rotating
rotating shaft
hook
Prior art date
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Expired
Application number
JP12986581U
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English (en)
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JPS5836081U (ja
Inventor
基 安井
Original Assignee
日野自動車株式会社
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Publication date
Application filed by 日野自動車株式会社 filed Critical 日野自動車株式会社
Priority to JP12986581U priority Critical patent/JPS6018303Y2/ja
Publication of JPS5836081U publication Critical patent/JPS5836081U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ギヤ、ベアリング等の回転部品を回転軸から
引き抜く工具としての分割型プラーに係り、特に回転部
品と相手側機械部品との間の隙間が非常に狭い場合でも
回転部品を容易に引き抜くことができるようにした分割
型プラーに関する。
従来、ギヤ、ベアリング等の回転部品を回転軸から引き
抜くのに用いられる工具であるプラーは、通常2つのフ
ック部材のフックが回転部品の引き荷重を受ける面に引
掛けられて、中央のボス部に螺着された引き抜き用ポル
I〜で回転軸を押圧して回転部品を引き抜くようになっ
ていた。
しかし該従来例のフックの厚さは一般的には1077+
77+以上もあるため、回転部品の引き荷重を受ける面
と相手側機械部品の壁面との間がフックの厚さよりも狭
いと、プラーは使用不可能であり、最近ではこの隙間が
非常に狭くなっているものが多いため、このような場合
には、本来分解の必要のない関連部品を分解したり、或
いは回転部品を切断したりしなければならず、機械の分
解に多くの工数を要すると共に甚だ不経済であるとい・
う欠点があった。
本考案は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たものであって、その目的とするところは、回転軸に圧
入固定されたベアリング、ギア等の回転部品と相手側機
械部品の壁面との間の狭い隙間に挿入される一対の半円
環状のフック部が該回転部品の引き荷重を受ける面の略
全面に係合するように構成することによって、受圧面積
を増大させ、該フック部の板厚を非常に薄くすることが
できるようにすることであり、またこれによって回転部
品と相手側機械部品との間の隙間が非常に狭い場合でも
回転軸から該回転部品を容易に引き抜くことができるよ
うにすることであり、またこれによって関連部品を分解
する必要性をなくし、回転部品の切断等の無駄を省き、
回転部品を含む機械の分解作業を容易化することである
要するに本考案は、回転軸に圧入固定されてベアリング
、ギア等の回転部品と相手側機械部品の壁面との間の狭
い隙間に挿入される半円環状のフック部と該フック部に
連続してテーパをつけて形成された半円筒状の本体部と
該本体部の中央ボス部に固着されためねじ部材とからな
る第1のプラ一部材と、該第1のプラ一部材のフック部
及び本体部と同様に形成され第1のプラ一部材と対向し
て組み合わされるようにした第2のプラ一部材と、前記
第1のプラ一部材及び該第2のプラ一部材の前記本体部
に嵌挿されるリング部材と、前記第1のプラ・一部材の
めねじ部材に螺着されその先端が前記回転軸に当接して
押圧するようにした引抜きボルトとを備え、前記回転部
品の引抜きに際しては、前記一対の半円環状のフック部
が該回転部品の引き荷重を受ける面の略全面に係合する
ように構成したことを特徴とするものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
図面において、本考案に係る分割型プラーPは、第1の
プラ一部材1と、第2のプラ一部材2と、リング部材3
と引抜きボルト4を主要部として構成されている。
第1のプラ一部材1は、回転軸5に圧入固定されたベア
リング、ギア等の回転部品6と相手側機械部品7の壁面
7aとの間の狭し)隙間Cに挿入される半円環状のフッ
ク部1aと該フック部に連続してテーパをつけて形成さ
れた半円筒状の本体部1bと該本体部の中央ボス部IC
に固着されためねじ部材8とから成る。
第2のプラ一部材2は第1のプラ一部材1のフック部1
a及び本体部1bと同様に形成されており、第1のプラ
一部材1と対向I7て組み合わされるように構成されて
いる。
即ちフック部2a、本体部2b及び中央ボス部2(は第
1のプラ一部材1と同一であるが、ボス部2cにめねじ
部材8が固着されていない点で異なる。
リング部材3は、第1のプラ一部材1及び第2のプラ一
部材2の本体部1b、2bに嵌挿され、両ブラ一部材1
,2を締め付けるようになっている。
引抜きボルト4は、第14のプラ一部材1のめねじ部材
8に螺着され、その先端4aが回転軸5に当接してこれ
を押圧するようになっている。
ぞし、て回転部品6の引抜きに際しては、一対の半円環
状のフック部ia、2aが回転部品6の引き荷重を受け
る面6aの略全面に係合するように構成されている。
なおフック部1a、2aの板厚は2TfrIn程度でよ
い。
本考案は、上記のように構成されており、以下その作用
について説明する。
図面においで、回転軸5に圧入固着された回転部品6を
該回転軸から引き抜(には、該回転部品の引き荷重を受
ける面6aと相手側機械部品7の壁面7aとの間の隙間
Cは2rrrm以上あればよく、まずリング部材3を外
して第2のプラ一部材2を第1のプラ一部材1から外(
7、フック部1a及ぼ2aを夫々隙間Cに差し込んで、
第1のプラ一部材1と第2のプラ一部材2とを対向させ
、リング部材3をボス部IC92c側から挿入して本体
部1b、2bのテーパに沿って移動させて最後に木ハン
マ等で軽くたたいて第1のプラ一部材1と第2のプラ一
部材2を締め付け、回転部品6をフック部1a、2aで
完全に把持する。
そこで引抜きボルト4を回転させると、その先端4aが
回転軸5に当って、めねじ部材8が第1図において矢印
Aの方向に移動し、これによって、第1のプラ一部材1
と第2のプラ一部材2のフック部1a、2aが回転部品
6の面6aの略全面に係合してこれをを引き、回転部品
6は回転軸5から容易に引き抜かれる。
この場合、フック部1at2aは2rrvn程度の厚さ
しかないが、第2図に示すように受圧面積が広いので、
十分な強度を有するのである。
本考案は、上記のように構成され、作用するものである
から、回転軸に圧入固定されたベアリング、ギア等の回
転部品と相手側機械部品の壁面との間の狭い隙間に挿入
される一対の半円環状のフック部が該回転部品の引き荷
重を受ける面の略全面に係合するように構成したので、
受圧面積を増大させ、該フック部の板厚を非常に薄くす
ることができる効果があり、回転部品と相手側機械部品
との間の隙間が非常に狭い場計でも回転軸から該回転部
品を容易に引き抜(ことができる効果が得られ、この結
果関連部品を分解する必要性も極めて少なくなり、また
回転部品の切断等の無駄を省くことができ、回転部品を
含む機械の分解作業を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例に係り、第1図は本考案分分割型
ブラーで回転部品の引抜きを行っている状態を示す横断
面図、第2図は回転部品をフック部で把持した状態を示
す側面図、第3図は分割型ブラーの斜視図である。 1は第1のブラ一部材、1 a92 aはフック部、l
b、2bは半円筒状の本体部、ICt2cは中央ボス部
、2は第2のブラ一部材、3はリング部材、4は引抜き
ボルト、4aは一端、5は回転軸、6は回転部品、6a
は引き荷重を受ける面、7は相手側機械部品、7aは壁
面、8はめねじ部材、Cは隙間、Pは分割型ブラーであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に圧入固定されたベアリング、ギア等の回転部品
    と相手側機械部品の壁面との間の狭い隙間に挿入される
    半円環状のフック部と該フック部に連続してテーバをつ
    けて形成された半円筒状の本体部と該本体部の中央ボス
    部に固着されためねじ部材とからなる第1のプラ一部材
    と、該第1のプラ一部材のフック部及び本体部と同様に
    形成され第1のプラ一部材と対向して組み合わされるよ
    うにした第2のプラ一部材と、前記第1のプラ一部材及
    び該第2のプラ一部材の前記本体部に嵌挿されるリング
    部材と、前記第1のプラ一部材のめねじ部材に螺着され
    その先端が前記回転軸に当接して押圧するようにした引
    抜きボルトとを備え、前記回転部品の引抜きに際しては
    、前記一対の半円環状のフック部が該回転部品の引き荷
    重を受ける面の略全面に係合するように構成したことを
    特徴とする分割型プラー。
JP12986581U 1981-08-31 1981-08-31 分割型プラ− Expired JPS6018303Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12986581U JPS6018303Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 分割型プラ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12986581U JPS6018303Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 分割型プラ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5836081U JPS5836081U (ja) 1983-03-09
JPS6018303Y2 true JPS6018303Y2 (ja) 1985-06-03

Family

ID=29923525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12986581U Expired JPS6018303Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 分割型プラ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS6018303Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617501A (ja) * 1984-06-14 1986-01-14 日本テレビ放送網株式会社 照明器具の昇降装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5836081U (ja) 1983-03-09

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