JPS6018219A - 冷間圧延潤滑方法 - Google Patents
冷間圧延潤滑方法Info
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- JPS6018219A JPS6018219A JP12596883A JP12596883A JPS6018219A JP S6018219 A JPS6018219 A JP S6018219A JP 12596883 A JP12596883 A JP 12596883A JP 12596883 A JP12596883 A JP 12596883A JP S6018219 A JPS6018219 A JP S6018219A
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- roll
- rolling
- lubrication
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/06—Lubricating, cooling or heating rolls
- B21B27/10—Lubricating, cooling or heating rolls externally
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は冷間圧延における潤滑方法に関するものであ
る。
る。
現在、冷間圧延の潤滑が抱えている問題は、数多くのも
のがある。最も基本的な問題は、現状の圧延油供給方法
が、単一の圧延油供給方法で、様々の圧延条件に対応し
きれていないということである。
のがある。最も基本的な問題は、現状の圧延油供給方法
が、単一の圧延油供給方法で、様々の圧延条件に対応し
きれていないということである。
次表は、厚物〜極薄に対して、現状におけるそれぞれ最
適な圧延油供給方法の1例を示したものである。
適な圧延油供給方法の1例を示したものである。
潤滑性だけを問題にすれば、極薄圧延で示されるように
、直接給油方式(高濃度エマルジョンを直接ストリップ
に吹き付ける。)で油脂100チのものが最適である。
、直接給油方式(高濃度エマルジョンを直接ストリップ
に吹き付ける。)で油脂100チのものが最適である。
これは、油脂の粘度効果及び表面への化学吸着性が高く
、摩擦係数を低く押え、耐ヒートストリーク性(圧延油
油膜切れによる鋼板表面の傷の発生を押える性能)も良
いからである。
、摩擦係数を低く押え、耐ヒートストリーク性(圧延油
油膜切れによる鋼板表面の傷の発生を押える性能)も良
いからである。
しかし、油脂では、伶圧後の焼鈍時に、オイルスティン
とl乍ばれる板表面の汚れが多く発生ずる。これは、第
2図に圧延油鹸化価と、無電清比率の関係を示したよう
に油脂の鹸化価が高いためである。冷圧後無厄清でステ
ィンの無い清浄1よ板いわゆるミルクリーンシートな眉
ることは極めて経済的であることからすると、欠点の1
つであると言える。その他、融点が高(管理がkffL
い、臭気やスカムなと作業性が悪くコストも高いという
欠点がある。
とl乍ばれる板表面の汚れが多く発生ずる。これは、第
2図に圧延油鹸化価と、無電清比率の関係を示したよう
に油脂の鹸化価が高いためである。冷圧後無厄清でステ
ィンの無い清浄1よ板いわゆるミルクリーンシートな眉
ることは極めて経済的であることからすると、欠点の1
つであると言える。その他、融点が高(管理がkffL
い、臭気やスカムなと作業性が悪くコストも高いという
欠点がある。
鉱油ペースの圧延油は、鹸化価が低くへ前述I〜だステ
ィンのない清浄な板を得る性能、いわゆるミルクリーン
性は良好であり、作業性も良いが、油脂に比べ粘度も低
く、銅板・ロール表面への化学吸着性が悪いため、潤滑
性・耐ヒートストリーク性とも良好とはいえない。
ィンのない清浄な板を得る性能、いわゆるミルクリーン
性は良好であり、作業性も良いが、油脂に比べ粘度も低
く、銅板・ロール表面への化学吸着性が悪いため、潤滑
性・耐ヒートストリーク性とも良好とはいえない。
そこで潤滑性・剛ヒートストリーク性・ミルクリーン性
を同時に満足する圧延油の研究もi、仁されてきている
。例えば、特公昭53−7174は、「冷間圧延油基油
に炭素数20〜28のα−オレフィンを酸素含有ガスと
反応させて得られる酸価30〜80の酸化生成物を含有
せしめることを特徴とする冷間圧延油」、特公昭53−
42470[モノエステル類10〜85重量%および脂
肪族アルコールg5〜60重量係を基油とし、これにア
ミン誘導体、フェノール誘導体、インドールジラリルチ
オジフ0ロピオネート、ホスファイト類お」二びヒドロ
キノン類から選ばれた少くとも1鍾の20〜30卸u係
を配合したことを特徴とする鋼用冷間圧延油」などが挙
げられる。しかし、これらの配合比については、給油設
備・水切り設fltff・焼なまし条件などミル固有の
設備・作業条件を考慮し、検削されねば1よらないもの
であり、神々変化する圧延・焼鈍条件などに対応するに
は、不充分であると思われる。
を同時に満足する圧延油の研究もi、仁されてきている
。例えば、特公昭53−7174は、「冷間圧延油基油
に炭素数20〜28のα−オレフィンを酸素含有ガスと
反応させて得られる酸価30〜80の酸化生成物を含有
せしめることを特徴とする冷間圧延油」、特公昭53−
42470[モノエステル類10〜85重量%および脂
肪族アルコールg5〜60重量係を基油とし、これにア
ミン誘導体、フェノール誘導体、インドールジラリルチ
オジフ0ロピオネート、ホスファイト類お」二びヒドロ
キノン類から選ばれた少くとも1鍾の20〜30卸u係
を配合したことを特徴とする鋼用冷間圧延油」などが挙
げられる。しかし、これらの配合比については、給油設
備・水切り設fltff・焼なまし条件などミル固有の
設備・作業条件を考慮し、検削されねば1よらないもの
であり、神々変化する圧延・焼鈍条件などに対応するに
は、不充分であると思われる。
上記の他に、圧延操拓上の問題もある。チャタリング(
圧延中に異音を伴って板厚の急激な変動が生じる現象)
の殉、生がそれである。チャタリングは、圧延油として
潤滑性能の優れた高性能圧延油を使用した鴇合に比較的
頻発することから、摩擦係数が低すぎることが問題と考
えられる。これへの対策としては、川下刃を大きくとっ
たり、速度を遅< 1.たり(速度効果による油引き込
み効果を小さくする)して摩擦係数を高くすることがと
られているが、逆に、こういった対策をあげていくと、
ヒートストリークの発生という問題が起こってくる。ず
1.Cわら、Xl)y 31’<lに示す如(、冷間圧
※;五の潤滑では、単に摩4;:< 9.% ′4’9
を下げるというだけではなく、圧延状態に応じた最適な
摩擦係数がある。
圧延中に異音を伴って板厚の急激な変動が生じる現象)
の殉、生がそれである。チャタリングは、圧延油として
潤滑性能の優れた高性能圧延油を使用した鴇合に比較的
頻発することから、摩擦係数が低すぎることが問題と考
えられる。これへの対策としては、川下刃を大きくとっ
たり、速度を遅< 1.たり(速度効果による油引き込
み効果を小さくする)して摩擦係数を高くすることがと
られているが、逆に、こういった対策をあげていくと、
ヒートストリークの発生という問題が起こってくる。ず
1.Cわら、Xl)y 31’<lに示す如(、冷間圧
※;五の潤滑では、単に摩4;:< 9.% ′4’9
を下げるというだけではなく、圧延状態に応じた最適な
摩擦係数がある。
また、圧延加減速時の板J1y変動の問題もある。
第:う図に示したように摩擦係数は、速度に対する依存
性を持つが、圧延加速時は、速度効果により、油がロー
ルバイト中にひき込まれ、摩擦係数μが低下する。また
、減速時には、P擦係数μが上がる。従って、第4図に
示すように板厚の変動が生ずる。
性を持つが、圧延加速時は、速度効果により、油がロー
ルバイト中にひき込まれ、摩擦係数μが低下する。また
、減速時には、P擦係数μが上がる。従って、第4図に
示すように板厚の変動が生ずる。
本発明は、冷間圧延における氾1滑槙宿を基本的に解明
することによって、上記の各技術の欠点を除き、かつ効
果を得ることかできるようにした新しい潤滑方法を提供
することを目的とするものである。
することによって、上記の各技術の欠点を除き、かつ効
果を得ることかできるようにした新しい潤滑方法を提供
することを目的とするものである。
この発明の冷間圧延潤滑方法の!1ヶ徴は、境界潤滑用
に油脂系油を用い、そのロールへの伺着量を開側1する
と共に、流体潤滑用に鉱物油系油な用い、その供給量を
制御I!iIシて冷間圧延することである。
に油脂系油を用い、そのロールへの伺着量を開側1する
と共に、流体潤滑用に鉱物油系油な用い、その供給量を
制御I!iIシて冷間圧延することである。
発明者等は、前述した従来技術の欠点を克服するために
、圧延温潤の基本的な1?! 69の解明を行なった。
、圧延温潤の基本的な1?! 69の解明を行なった。
第5図に冷間圧延時の潤滑の模式図を示す。
ロールバイト中での状態は、流体、TJI、IFJ状態
と境界潤滑状態の混在した、いわゆる混合潤滑状態であ
る。このことは、冷間圧延されたス2ツブ表面を詳細に
観察すると、ロール表面の粗さに起因する圧延方向に伸
びた凹凸および潤滑油の封じ込めにより発生ずるいわゆ
るオイルビットカ臂3められることから!lla n、
’Jhされる。
と境界潤滑状態の混在した、いわゆる混合潤滑状態であ
る。このことは、冷間圧延されたス2ツブ表面を詳細に
観察すると、ロール表面の粗さに起因する圧延方向に伸
びた凹凸および潤滑油の封じ込めにより発生ずるいわゆ
るオイルビットカ臂3められることから!lla n、
’Jhされる。
また、2;′J6図は、境界潤泪部における油の状況で
あるが、流(+潤滑と違っ゛C1油分子が固体表面に吸
;l’f シ、この油分子膜が潤滑を受け持つことにな
る。
あるが、流(+潤滑と違っ゛C1油分子が固体表面に吸
;l’f シ、この油分子膜が潤滑を受け持つことにな
る。
したがって、ロールとi−j’ tF間の見掛けの接触
面積中に、境界潤i゛11部の占める面積の比即ち接f
独率をαとすると、ロール・々イトでの剪断応力τ□は
次式で表わされる。
面積中に、境界潤i゛11部の占める面積の比即ち接f
独率をαとすると、ロール・々イトでの剪断応力τ□は
次式で表わされる。
τ□=ατb+(1−α)τf(1)
τb=境界潤滑領域の剪19を応力
τf:流体潤渭温潤の剪1祈応力
α :接触率
しかしながら、従来の技術の対応の仕方では、(1)式
のrm(潤滑性)を向上さぜるために、例えば、牛脂を
ly′J4って潤滑性を上げている。但し、このどきは
、ミルクリーン性が悪(なるので、パンフィンの酸化生
成物を添加する、或いはミルクリーン性をまず4+i’
i保ずイ)ために、砿油ペースの潤滑油に油性向上剤ど
して高級脂肪口λ、或いは粘度指数向上剤とし゛(、+
?IJブテンを添加し、潤滑性をあげるなどの方法がと
られていた。このような方法は、いわば、唱当り的な対
処の仕方であり、ロールバイト中の状態(τm)が、α
。
のrm(潤滑性)を向上さぜるために、例えば、牛脂を
ly′J4って潤滑性を上げている。但し、このどきは
、ミルクリーン性が悪(なるので、パンフィンの酸化生
成物を添加する、或いはミルクリーン性をまず4+i’
i保ずイ)ために、砿油ペースの潤滑油に油性向上剤ど
して高級脂肪口λ、或いは粘度指数向上剤とし゛(、+
?IJブテンを添加し、潤滑性をあげるなどの方法がと
られていた。このような方法は、いわば、唱当り的な対
処の仕方であり、ロールバイト中の状態(τm)が、α
。
τblτfの関数になっているにもかかわらず、α、τ
b、τfに全く無関係に同時に変えてしまうことであり
、潤滑状態の細かな制御が期待できない。
b、τfに全く無関係に同時に変えてしまうことであり
、潤滑状態の細かな制御が期待できない。
(1)式の意味するところは、ロールバイト中の潤滑状
態は、金属表面に吸着している油膜の物性(τb)が受
け持つ境界潤滑状態と、流体としてロールバイト内に存
在している油の物性(τf:すなわち粘度)が受け持つ
流体潤滑状態、及びそれぞれの割合によって一意に決定
できるということである。
態は、金属表面に吸着している油膜の物性(τb)が受
け持つ境界潤滑状態と、流体としてロールバイト内に存
在している油の物性(τf:すなわち粘度)が受け持つ
流体潤滑状態、及びそれぞれの割合によって一意に決定
できるということである。
発明者等は、この2つの基本状態をそれぞれ独立に制御
することによって、圧延鼎滑状態を制御する方法を案出
した。
することによって、圧延鼎滑状態を制御する方法を案出
した。
ずなわち、上記のτb、τfをそれぞれ従来の方法のよ
うに単一の潤滑油で6対応せずに、τb(境界潤滑)用
の油と、τf(流体潤滑)用の油とをイ吏いわけるとい
うことである。
うに単一の潤滑油で6対応せずに、τb(境界潤滑)用
の油と、τf(流体潤滑)用の油とをイ吏いわけるとい
うことである。
境界氾1滑状態は、次のようh考え方で開側1する。ま
ず、境界潤滑用の油であるが、金F1表面への油の吸着
は、一般に鉱物油系の油では、ファンテ゛ルワールスカ
による物理的な吸着がなされるが、これに比べ、でj−
まし油、パーム油、牛脂などの油脂は、金属表i?ti
にきわめて強固な化学的吸着膜をつくる。これは、中に
含まれる遊離脂肪酸がC0OHといつ(I!iζ1゛に
原子団もしくは金属と作用しやすい活発な1“11−分
をもつため、金ス1との吸煎力が非常に・強く化学反応
によって母金属とm点の高い金属石けんを作るためであ
る。した/ン1って、境界潤滑用の油としては、肪゛肋
油、高級脂゛肪酸、金篇石けん1.cどを採用し、場合
によっては、極圧添加済として、硫黄、塩素、りんなど
の有機化合物を加えたものを使用する。
ず、境界潤滑用の油であるが、金F1表面への油の吸着
は、一般に鉱物油系の油では、ファンテ゛ルワールスカ
による物理的な吸着がなされるが、これに比べ、でj−
まし油、パーム油、牛脂などの油脂は、金属表i?ti
にきわめて強固な化学的吸着膜をつくる。これは、中に
含まれる遊離脂肪酸がC0OHといつ(I!iζ1゛に
原子団もしくは金属と作用しやすい活発な1“11−分
をもつため、金ス1との吸煎力が非常に・強く化学反応
によって母金属とm点の高い金属石けんを作るためであ
る。した/ン1って、境界潤滑用の油としては、肪゛肋
油、高級脂゛肪酸、金篇石けん1.cどを採用し、場合
によっては、極圧添加済として、硫黄、塩素、りんなど
の有機化合物を加えたものを使用する。
(第7図、第8図参照)
境界潤?’fl膜の吸着のさせ方としては、従来のよう
にロールバイト内圧供給するような方法はとらない。従
来の方法で14(紹されると、供給油量は、次式によっ
て決定されるからである。
にロールバイト内圧供給するような方法はとらない。従
来の方法で14(紹されると、供給油量は、次式によっ
て決定されるからである。
η:粘度、vR:ロール速度、V:ロール入側速度、α
:がみ込み角、σy:イLF)の変形抵抗 これによれば、供給量は、VB + 1 +α、σアな
どのいわゆる圧延栄件によって大きく左右される。これ
では、境界潤滑状態を制御すること1、Cど不可能であ
る。
:がみ込み角、σy:イLF)の変形抵抗 これによれば、供給量は、VB + 1 +α、σアな
どのいわゆる圧延栄件によって大きく左右される。これ
では、境界潤滑状態を制御すること1、Cど不可能であ
る。
従って、ここでは、ロール或いは、月別に直J−1λ吸
若きぜる方法をとる。例えば、エマルジョンの電気泳動
を利用して、ロールに電位を与え、ロール表面に吸着き
せる方法、或いは、ロールと潤滑油間に高圧静電界をつ
くり、潤滑油をイオン化させて付着させる、或いは、ロ
ール及び月利に直接塗布する方法等が考えられる。
若きぜる方法をとる。例えば、エマルジョンの電気泳動
を利用して、ロールに電位を与え、ロール表面に吸着き
せる方法、或いは、ロールと潤滑油間に高圧静電界をつ
くり、潤滑油をイオン化させて付着させる、或いは、ロ
ール及び月利に直接塗布する方法等が考えられる。
流体潤滑状態については、以下のような考え方でfii
lJ御する。すなわち、油としては、ミルクリーン性を
も考慮し、像画化価で、なるべく粘度の高い鉱物油を用
いる。供給方法としては、流体力学的な動水圧効果で供
給量が決定される従来方法のノズル噴射法及びこれにり
−′1する方法で行なう。この方法では、ロールバイト
内に引き込まれる油脂は、第9図に示す如(、供給量が
充分ある場合、油の粘度(及びそのときの圧延条件(2
)式参照)のみによって決まり、この量よりも油の供給
量が少なければ、その供給量によってのみ決定する。
lJ御する。すなわち、油としては、ミルクリーン性を
も考慮し、像画化価で、なるべく粘度の高い鉱物油を用
いる。供給方法としては、流体力学的な動水圧効果で供
給量が決定される従来方法のノズル噴射法及びこれにり
−′1する方法で行なう。この方法では、ロールバイト
内に引き込まれる油脂は、第9図に示す如(、供給量が
充分ある場合、油の粘度(及びそのときの圧延条件(2
)式参照)のみによって決まり、この量よりも油の供給
量が少なければ、その供給量によってのみ決定する。
従って、ノズルによる供給量は、第9図のa点より左側
で使い、その旦を増減させることによってロールバイト
内の流体1渭油量を制御で。
で使い、その旦を増減させることによってロールバイト
内の流体1渭油量を制御で。
きる。
接触率については、必要に応じて、ロール表面粗さ調県
装置(例えば、グラインダー等)によって、調整する。
装置(例えば、グラインダー等)によって、調整する。
第10図に本発明の基本概念図を示す。
本発明による基本的潤滑状態の制御方法は、以下のとお
りである。すなわち、冷間圧延油に要求される3大機能
、潤fit性・耐ヒートストリーク性・ミルクリーン性
に対して、基本的には、非常にうすい境界潤滑膜吸着と
、圧延条件及び流体潤滑油の粘度によって決められる最
大の流体潤滑膜(鉱油)とによって、まずミルクリーン
性を確保し、ヒートス) IJ−りの発生時及び、より
潤滑性が要求される場合は、境界潤滑!I(4(油脂系
)の吸着厚さをあげてやる。また、チャタリングの発生
等、潤滑性を落してやりたいとぎは、流体潤滑油の供給
量を落してやればよXJ)。
りである。すなわち、冷間圧延油に要求される3大機能
、潤fit性・耐ヒートストリーク性・ミルクリーン性
に対して、基本的には、非常にうすい境界潤滑膜吸着と
、圧延条件及び流体潤滑油の粘度によって決められる最
大の流体潤滑膜(鉱油)とによって、まずミルクリーン
性を確保し、ヒートス) IJ−りの発生時及び、より
潤滑性が要求される場合は、境界潤滑!I(4(油脂系
)の吸着厚さをあげてやる。また、チャタリングの発生
等、潤滑性を落してやりたいとぎは、流体潤滑油の供給
量を落してやればよXJ)。
すなわち、前記(1)式におけるτbは、境界潤滑膜吸
着装置によって制御し、τf、αは、流体側滑脱供給装
置、又必要1(応じてロール表面粗さ調整装置によって
制御するものである。
着装置によって制御し、τf、αは、流体側滑脱供給装
置、又必要1(応じてロール表面粗さ調整装置によって
制御するものである。
本発明を実施するための鞍tξの1例を第11図に示す
。境界潤滑膜吸着装置を12、直流′電源)、陰極2及
び図示しない直流′[k圧制側1器とから構成されてい
る。3は油脂゛エマル・ジョン液5の貯槽である。また
6は鉱物油エマルジョン液7を供給する流体潤滑用ノズ
ルである。8は圧延利である。
。境界潤滑膜吸着装置を12、直流′電源)、陰極2及
び図示しない直流′[k圧制側1器とから構成されてい
る。3は油脂゛エマル・ジョン液5の貯槽である。また
6は鉱物油エマルジョン液7を供給する流体潤滑用ノズ
ルである。8は圧延利である。
そして、直流電源1の電圧を:l+II御することによ
って、第12図に示す如く、ロール4への付着量即ち境
界潤滑膜厚を制御することができる。
って、第12図に示す如く、ロール4への付着量即ち境
界潤滑膜厚を制御することができる。
第13図に、本発明の、Jiti本特性を示した。これ
は板幅1214mm、入側板厚2,3調、出側板厚1,
6剛の場合のものである。この図かられかるように、本
発明では、摩擦係数が0.2〜0.02迄得られており
、境界潤滑膜吸着装置の直流電圧と、鉱物油の流入油量
を制御することによってjよされたものである。
は板幅1214mm、入側板厚2,3調、出側板厚1,
6剛の場合のものである。この図かられかるように、本
発明では、摩擦係数が0.2〜0.02迄得られており
、境界潤滑膜吸着装置の直流電圧と、鉱物油の流入油量
を制御することによってjよされたものである。
以下、この発明が前述した従来技術の問題点をすべて克
服していることを具体例により説明する。
服していることを具体例により説明する。
■ 潤滑性・・・既に、第13図に示したように、本発
明は摩擦係数を制個luJ能であり、境界潤滑膜吸油装
置の直流電圧を40v1鉱物油流入油量を0.6〜1.
0 gem”にすることによって摩擦係数を0,02迄
下げることが可能である。
明は摩擦係数を制個luJ能であり、境界潤滑膜吸油装
置の直流電圧を40v1鉱物油流入油量を0.6〜1.
0 gem”にすることによって摩擦係数を0,02迄
下げることが可能である。
■ 耐ヒートストリーク性・・・耐ヒートストリーり性
については境界潤滑膜を構成する油の種類によっ°〔、
左右されることは、本文中にも記16:シた通りである
。ここでは、牛脂を使用し゛〔おり、第14図本発明の
銅ヒ−■・ストリーク性能を示したが、従来の方法によ
る牛脂の性能と、本発明の性能(ここでは、板幅121
4 mm、入側板厚2.3閣の場合に、境界■滑膜吸5
n装置の直流電圧10V、流体潤滑油)1゛を0.3
g/m2 とした。)とは殆ど差がなく、非常に良好な
性能を示していることがわかる。
については境界潤滑膜を構成する油の種類によっ°〔、
左右されることは、本文中にも記16:シた通りである
。ここでは、牛脂を使用し゛〔おり、第14図本発明の
銅ヒ−■・ストリーク性能を示したが、従来の方法によ
る牛脂の性能と、本発明の性能(ここでは、板幅121
4 mm、入側板厚2.3閣の場合に、境界■滑膜吸5
n装置の直流電圧10V、流体潤滑油)1゛を0.3
g/m2 とした。)とは殆ど差がなく、非常に良好な
性能を示していることがわかる。
■ ミルクリーン性・・・篠15図に本発明のミルクリ
ーン性能を示した。前述したように、境界4“・1滑ル
ソの膜厚は、たがだが数分子層で、その性能を満たすた
め、ロールバイト中は鹸化価の低い鉱油で済ませること
ができるため、オイルスティンの発生率は殆んど、鉱油
と変化がない。
ーン性能を示した。前述したように、境界4“・1滑ル
ソの膜厚は、たがだが数分子層で、その性能を満たすた
め、ロールバイト中は鹸化価の低い鉱油で済ませること
ができるため、オイルスティンの発生率は殆んど、鉱油
と変化がない。
(この場合の境界潤滑膜吸着装(イの電圧は5V。
流体潤滑油(鉱物油)石:は、0.5 gem”とした
。)■ チャタリング防止性能・・・第16図に、本発
明の板幅1214wa、入側板厚2.3鰭、出側板厚1
.6柵の場合におけるチャタリングに対する能力を示ず
。本発明は?閑、’IPj、性の項でも述べたが、基本
的に摩擦係数をfli制御することが可能であり、図に
示したように、流体潤滑油(鉱物油)Mを少な(するこ
とによって、チャタリング発生を押えることができる。
。)■ チャタリング防止性能・・・第16図に、本発
明の板幅1214wa、入側板厚2.3鰭、出側板厚1
.6柵の場合におけるチャタリングに対する能力を示ず
。本発明は?閑、’IPj、性の項でも述べたが、基本
的に摩擦係数をfli制御することが可能であり、図に
示したように、流体潤滑油(鉱物油)Mを少な(するこ
とによって、チャタリング発生を押えることができる。
■ 加減速時の板厚変化J1・・・第17図に、本発明
の板中iK 121−4咽、入f1111板厚2.3胴
、出倶j板厚1.6咽の、[9合におり−る加速中の板
厚偏差と従来の板厚偏差を示したが、本発明法では、加
速直前に流体潤滑油(鉱物油)tl、なしぼることによ
って、従来の板厚偏差を約半減させること++V成功し
ている。
の板中iK 121−4咽、入f1111板厚2.3胴
、出倶j板厚1.6咽の、[9合におり−る加速中の板
厚偏差と従来の板厚偏差を示したが、本発明法では、加
速直前に流体潤滑油(鉱物油)tl、なしぼることによ
って、従来の板厚偏差を約半減させること++V成功し
ている。
以上本発明方法によって、従来解決できなかった諸問題
を解決できることを示したが、境界潤滑膜吸着装置とし
て、第18図に示すように静電塗装装置を利用すること
もできる。図中11は高電圧発生装置、J2は境界潤滑
油の循環配管である。そして、この場合も、第19図に
示ず如く、潤滑油のロール4への付着量な制御すること
ができる。
を解決できることを示したが、境界潤滑膜吸着装置とし
て、第18図に示すように静電塗装装置を利用すること
もできる。図中11は高電圧発生装置、J2は境界潤滑
油の循環配管である。そして、この場合も、第19図に
示ず如く、潤滑油のロール4への付着量な制御すること
ができる。
第1図は圧延油鹸化価と圧延速度との関係を示す説明図
、第2図は圧延油鹸化価と無電清比率との関係を示す説
明図、第3図は最適摩擦係数域の概念を示す説明図、第
4図は摩擦係数の変化による板厚変化の説明図、第5図
は冷間圧延時の潤滑機宿の説明図、第6図は境界潤滑状
態における固体面間の潤滑油分子の説明図、第7図は境
界潤滑剤としての各種油の性能説明図、第8図は境界温
潤祠の強さの説明図、出9図は流体潤滑職制m110基
本的考え方を示す説明図、第10図は本発明の基本概念
を示す説明図、第11図は本発明を実施するための装置
の1例を示す説明図、第12図は第11図に示す装置−
での電圧とロール付着油量との関係を示す説明図、第1
3図は本発明による潤滑性能の説明図、第14図は本発
明による耐ヒートストリーク性能の説明図、第15図は
、本発明のミルクリーン性能の説明図、第16図は本発
明によるチャタリング制御性能の説明図、第17図は加
速中の出口板厚偏差を従来方法と対比して示す説明図、
第18南は本発明友実施するための装置の他の例を示す
説明図、第19図は、第18図に示す装置での潤滑油吐
出−耽とロール付着油量との関係を示す説明図。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 第3図 Tジ邊■矩 第4図 第5図 第6図 第7図 雇痕 第8図 符束(TON/m) 第9図 髪 i材りνL骨5由のノス゛ル1;よろ(共キB量第10
図 倹豐彬繕 県豐留ま1 ヤ吹シ11椿悴−争司ミ ャrV逐に1トY、\牟昭什ド
、第2図は圧延油鹸化価と無電清比率との関係を示す説
明図、第3図は最適摩擦係数域の概念を示す説明図、第
4図は摩擦係数の変化による板厚変化の説明図、第5図
は冷間圧延時の潤滑機宿の説明図、第6図は境界潤滑状
態における固体面間の潤滑油分子の説明図、第7図は境
界潤滑剤としての各種油の性能説明図、第8図は境界温
潤祠の強さの説明図、出9図は流体潤滑職制m110基
本的考え方を示す説明図、第10図は本発明の基本概念
を示す説明図、第11図は本発明を実施するための装置
の1例を示す説明図、第12図は第11図に示す装置−
での電圧とロール付着油量との関係を示す説明図、第1
3図は本発明による潤滑性能の説明図、第14図は本発
明による耐ヒートストリーク性能の説明図、第15図は
、本発明のミルクリーン性能の説明図、第16図は本発
明によるチャタリング制御性能の説明図、第17図は加
速中の出口板厚偏差を従来方法と対比して示す説明図、
第18南は本発明友実施するための装置の他の例を示す
説明図、第19図は、第18図に示す装置での潤滑油吐
出−耽とロール付着油量との関係を示す説明図。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 第3図 Tジ邊■矩 第4図 第5図 第6図 第7図 雇痕 第8図 符束(TON/m) 第9図 髪 i材りνL骨5由のノス゛ル1;よろ(共キB量第10
図 倹豐彬繕 県豐留ま1 ヤ吹シ11椿悴−争司ミ ャrV逐に1トY、\牟昭什ド
Claims (1)
- 境界憫滑川に油脂系油を用い、そのロールへの付着量を
制や月1すると共に、流体潤滑用属鉱物油系油を用い、
その供給邦を制御して冷間圧延することを!時機とする
冷間圧延潤滑方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12596883A JPS6018219A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 冷間圧延潤滑方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12596883A JPS6018219A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 冷間圧延潤滑方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6018219A true JPS6018219A (ja) | 1985-01-30 |
JPH0569609B2 JPH0569609B2 (ja) | 1993-10-01 |
Family
ID=14923431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12596883A Granted JPS6018219A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 冷間圧延潤滑方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018219A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6415215A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-19 | Sumitomo Metal Ind | Cold rolling lubricating method for steel plate |
JPH06121963A (ja) * | 1992-10-12 | 1994-05-06 | Nippon Steel Corp | 塗装外観の極めて美麗な塗装鋼板及びその製造方法 |
WO1995026837A1 (en) * | 1994-03-31 | 1995-10-12 | Bhp Steel (Jla) Pty. Ltd. | Method of reducing the effects of thermal shock on the rolls of hot reduction mills |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP12596883A patent/JPS6018219A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6415215A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-19 | Sumitomo Metal Ind | Cold rolling lubricating method for steel plate |
JPH06121963A (ja) * | 1992-10-12 | 1994-05-06 | Nippon Steel Corp | 塗装外観の極めて美麗な塗装鋼板及びその製造方法 |
WO1995026837A1 (en) * | 1994-03-31 | 1995-10-12 | Bhp Steel (Jla) Pty. Ltd. | Method of reducing the effects of thermal shock on the rolls of hot reduction mills |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0569609B2 (ja) | 1993-10-01 |
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