JPS601818Y2 - 接着剤液連続塗布装置 - Google Patents

接着剤液連続塗布装置

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Publication number
JPS601818Y2
JPS601818Y2 JP14101880U JP14101880U JPS601818Y2 JP S601818 Y2 JPS601818 Y2 JP S601818Y2 JP 14101880 U JP14101880 U JP 14101880U JP 14101880 U JP14101880 U JP 14101880U JP S601818 Y2 JPS601818 Y2 JP S601818Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive liquid
roll
supply tank
liquid continuous
coating device
Prior art date
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Expired
Application number
JP14101880U
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English (en)
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JPS5762670U (ja
Inventor
訓生 川上
耕二 前原
Original Assignee
日本硝子繊維株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、接着剤液をオーバーフローによる液面安定状
態に収納する供給槽と、この供給槽内を下方から上方に
向けて回転することにより、前記接着剤液をその外周面
に層状に付着移行させて、前記供給槽とは反対側におい
て、前記外周面に摺接する状態で走行移動する複数本の
フィラメントに塗布するロールと、前記供給槽から前記
ロール外周面に沿ってロール回転方向とは逆方向に流下
する余剰接着剤液を受容する槽とを備えた接着剤液連続
塗布装置に関する。
この種の接着剤液連続塗布装置は、収納接着剤液に対す
るロール外周面の接触面積が常時一定又はほぼ一定でフ
ィラメント群への接着剤液塗布量を均−又はほぼ均一化
して、ストランドなどの米製品の品質を良好化し易い反
面、オーバーフローおよび供給槽底板とロール外周面と
の間に不可避的に生じる隙間から、ロール外周面にった
って流下する接着剤液が、その落差エネルギーによって
ロール最下端よりロール回転方向とは逆方向の接線方向
に沿って飛散して、次のような不都合を生じていた。
即ち、第4図に示すように受容槽03は、飛散液B′を
も受容するにはその一部03aを集束フィラメントF′
に非常に近接しなければならない〔クリアランスL□′
〕。
又、集束フィラメントF′は、製造形態からその走行方
向がロール2との接点からロール2′軸芯に近づくよう
な方向であることが望ましい。
故に飛散液官の一部が受容槽−側壁03aに付着固化し
、これが成長(ガムアップ)すると集束フィラメントF
′に接触して糸切れなどを惹起していた。
又、ロール2′と一側壁03aとのクリアランスh′も
非常に小さく、固化物をナイフ等で取除くときにロール
2′が傷つきやすくそのロールではフィラメント切れを
生じやすい上に、塗布量が不均一となって製品不良を招
くおそれがあった。
因みに、オーバーフローに起因した飛散液量が多くて、
ガムアップ速度が早く問題が大きかった。
本考案は、こうした問題に鑑みたもので、頭記した構成
の接着剤液連続塗布装置にあって、前記流下接着剤液の
堰止め具を前記ロール外周面に接触又は極近接状態で設
けであることを特徴とする。
即ち、ロール外周面をったって流下する余剰接着剤液の
飛散を前記の堰止め具にて大巾に抑制し、堰止めた液を
その直下に自重滴下させるから、受容槽をその一側壁が
集束フィラメントから比較的大きく離れる状態に設ける
ことができ(第1図のクリアランスL□を参照)、たと
え前記の一側壁にガムアップが生じても、糸切れなどの
おそれは殆ど生じない。
又−側壁とロールとのクリアランス(第1図の匈を参照
)も比較的大となるから、固化物の取除き時にロールを
傷つけるおそれも少ない。
このように本考案によれば、官記のように均一な塗布形
態のものにおいて、堰止め具を設けるだけの極めて簡単
な構造付加により、生産性と品質の向上を図ることがで
きるに至った。
本考案の実施態様を第1図ないし第3図に基づいて説明
する。
第1図において1は、接着剤液Bをオーバーフローによ
る液面安定状態に収納する供給槽、2は、この供給槽1
内を下方から上方に向けて回転することにより、接着剤
液Bをその外周面2aに層状に付着し、回転に伴って移
行させ、供給槽1とは反対側で外周面2aに摺接しなが
ら走行移動する複数本の硝子のフィラメントFに接着剤
液Bを塗布するロール、3は、供給槽1の底板とロール
2との隙間から逃げたり、供給槽1の側板上方からオー
バーフローしたりした余剰の接着剤液B′を受容する槽
である。
4はロール2の外周面2aに沿ってロール2回転方向と
は逆方向に流下する接着剤液B′が集束フィラメントF
′側に飛散するのを防ぐ堰止め具でロール外周面2aに
接触又は極近接状態に設けである。
この堰止め具4はロール2の全長に亘るもので、ロール
外周面2aがグラファイトである関係から傷防止のため
断面円形の小径棒状体、例えば直径8m程度のステンレ
スパイプが好適であるが、グラファイトでない場合には
第2図のようなナイフエッヂ状のものでもよい。
堰止め具4は第1図のようにロール2最下点に設ける以
外、所要作用をなすのであればどこに設けてもよい。
堰止め具4を設けてことにより受容槽3の一側壁3aは
集束フィラメントF′およびロール2とのクリアランス
LL、L2が大となる。
第3図のように、供給槽1のオーバーフロー口として側
板に切欠き1aを形成して液面安定化を促進すること、
ならびにこの切欠き1aに連ねる状態で供給槽1の底板
より下方まで延びるガイド板5を付設し、オーバーフロ
ー液をロール1側に移行させることなく受容槽3へその
まま滴下させることは有効である。
尚、受容槽3の液は供給バイブロへと循環利用するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る接着剤液連続塗布装置の実施の態様
を例示し、第1図は概略構成図、第2図は応用例の構成
図、第3図は部分の背面図であり、第4図は従来装置の
概略構成図である。 1・・・・・・供給槽、2・・・・・・ロール、2a・
・・・・・外周面、3・・・・・・受容槽、4・・・・
・・堰止め具、6・・・・・・ガイド板、B・・・・・
・接着剤液、B′・・・・・・余剰の流下接着剤液、F
・・・・・・フィラメント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 接着剤液Bをオーバーフローによる液面安定状態に
    収納する供給槽1と、この供給槽1内を下方から上方に
    向けて回転することにより前記接着剤液Bをその外周面
    2aに層状に付着移行させて、前記供給槽1とは反対側
    において前記外周面2aに摺接する状態で走行移動する
    複数本のフィラメントFに塗布するロール2と、前記供
    給槽1から前記ロール外周面2aに沿ってロール2回転
    方向とは逆方向に流下する余剰接着剤液B′を受容する
    槽3とを備えた接着剤液連続塗布装置であって、前記流
    下接着剤液B′の堰止め具4を前記ロール外周面2aに
    接触又は極近接状態で設けであることを特徴とする接着
    剤液連続塗布装置。 ■ 前記堰止め具4は、断面円形の小径棒状のものであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の接着剤液連続
    塗布装置。 ■ 前記供給槽1は、そのオーバーフローロ側から下方
    へ向かうガイド板5を備えている実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の接着剤液連続塗布装置。
JP14101880U 1980-10-01 1980-10-01 接着剤液連続塗布装置 Expired JPS601818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14101880U JPS601818Y2 (ja) 1980-10-01 1980-10-01 接着剤液連続塗布装置

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JP14101880U JPS601818Y2 (ja) 1980-10-01 1980-10-01 接着剤液連続塗布装置

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Publication Number Publication Date
JPS5762670U JPS5762670U (ja) 1982-04-14
JPS601818Y2 true JPS601818Y2 (ja) 1985-01-18

Family

ID=29500878

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JP14101880U Expired JPS601818Y2 (ja) 1980-10-01 1980-10-01 接着剤液連続塗布装置

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JPS5762670U (ja) 1982-04-14

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