JPS6018169B2 - 架空線の防振装置 - Google Patents
架空線の防振装置Info
- Publication number
- JPS6018169B2 JPS6018169B2 JP56206742A JP20674281A JPS6018169B2 JP S6018169 B2 JPS6018169 B2 JP S6018169B2 JP 56206742 A JP56206742 A JP 56206742A JP 20674281 A JP20674281 A JP 20674281A JP S6018169 B2 JPS6018169 B2 JP S6018169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- present
- vibration isolation
- isolation device
- damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は架空送電線の微風振動による疲労破断などを防
止する為に使用されるべートダンパーの如き防振装置の
改良に関する。
止する為に使用されるべートダンパーの如き防振装置の
改良に関する。
分布定数系の防振装置として王にべートダンパーが多用
されている。
されている。
このものは第1図に示すように架空線1の懸垂クランブ
近傍にクランブ2などにより添線3を取付けることによ
り、架空線1の微風振動を減衰させるものであるが、単
線系である為充分な減衰効果を期待できない場合が多い
。従来これら効果を更に上げる為に第2図のようにクラ
ンプ2′,2′,2′間に添線の複数を平行配置したり
、第3図のように各取付けられる添線3′,3′を交差
させたりしていたが、取付方法が煩雑でクランプ箇所が
多い為部品の多様化が進みコスト的にも余り好ましくな
かった。またその添孫鰍ま同一撚線を単に配置するのみ
であるから、装置の複雑化の割りには振動吸収効果は飛
躍したものは望めず効率が良くない。
近傍にクランブ2などにより添線3を取付けることによ
り、架空線1の微風振動を減衰させるものであるが、単
線系である為充分な減衰効果を期待できない場合が多い
。従来これら効果を更に上げる為に第2図のようにクラ
ンプ2′,2′,2′間に添線の複数を平行配置したり
、第3図のように各取付けられる添線3′,3′を交差
させたりしていたが、取付方法が煩雑でクランプ箇所が
多い為部品の多様化が進みコスト的にも余り好ましくな
かった。またその添孫鰍ま同一撚線を単に配置するのみ
であるから、装置の複雑化の割りには振動吸収効果は飛
躍したものは望めず効率が良くない。
本発明は上記実情にかんがみてなされたものであって、
添線の秦線として撚線を用いた複合撚線を使用し、撚線
素線の数を順次逓減することにより、中広い振動周波数
帯城にわたり、振動吸収効果を可能にした防振装置を提
供しようとするものである。
添線の秦線として撚線を用いた複合撚線を使用し、撚線
素線の数を順次逓減することにより、中広い振動周波数
帯城にわたり、振動吸収効果を可能にした防振装置を提
供しようとするものである。
以下に本発明実施例について図面をもって説明する。
本発明においては、第4に示すように添線40として撚
線素線30,30・・・を複数本撚り合せてなる複合撚
線が使用される。
線素線30,30・・・を複数本撚り合せてなる複合撚
線が使用される。
これは、このような複合撚線を使用することにより、繁
線30,30,・・・内部における摩擦のほか素線30
,30,…間の摩擦にも依存し、振動に対する減衰能を
ならしめ、従来のように複雑多岐なダンパーを用いるこ
となく、小型化にして効率よい振動吸収を達成せしめよ
うとするものである。しかして、本発明においては、添
藷泉40は第5図に示すように碍子運(図示してないが
図中において右方向に存在する)より遠ざかるにつれて
、順次その数が逓減せられる。
線30,30,・・・内部における摩擦のほか素線30
,30,…間の摩擦にも依存し、振動に対する減衰能を
ならしめ、従来のように複雑多岐なダンパーを用いるこ
となく、小型化にして効率よい振動吸収を達成せしめよ
うとするものである。しかして、本発明においては、添
藷泉40は第5図に示すように碍子運(図示してないが
図中において右方向に存在する)より遠ざかるにつれて
、順次その数が逓減せられる。
第5図においてaは添線401こおける逓減すべき素線
の端部を順次クランプ20〆,20′にクランプして図
のように逓減したものであり、bは添線40の逓減すべ
き素線の端部と逓減しない素線とを一諸にクランプ20
″,20′によりクランプし、図のように逓減せしめた
ものである。
の端部を順次クランプ20〆,20′にクランプして図
のように逓減したものであり、bは添線40の逓減すべ
き素線の端部と逓減しない素線とを一諸にクランプ20
″,20′によりクランプし、図のように逓減せしめた
ものである。
この場合、クランプ20,20′.20−の聞隔1,.
12,13は吸収しようとする周波数帯域に応じ適宜異
る間隔とすればより効果的である。以上の如く構成して
なる本発明に係る防振装置によれば、秦線の数を減少せ
しめなし、添線40の原型部分は重く太く、周波数の低
い部分を吸収する。
12,13は吸収しようとする周波数帯域に応じ適宜異
る間隔とすればより効果的である。以上の如く構成して
なる本発明に係る防振装置によれば、秦線の数を減少せ
しめなし、添線40の原型部分は重く太く、周波数の低
い部分を吸収する。
ついで黍線30の数を減らし、そのクランプ間隔を小と
して行くにつれ、中程度の周波数帯城、高い周波数帯域
というように順次その吸収特性を変化せしめることがで
き、結果において全体として低周波数から高周波数の帯
城まで方遍なく振動防止が可能となるのである。第6図
は第5図bの場合の実験結果であり、斑協鋼心アルミ撚
線を素綾とした3ケ孫のヮィャを試料として用い、1,
=2000胸、12=300仇舷、13=500仇吻と
して振動吸収特性を調べたものである。
して行くにつれ、中程度の周波数帯城、高い周波数帯域
というように順次その吸収特性を変化せしめることがで
き、結果において全体として低周波数から高周波数の帯
城まで方遍なく振動防止が可能となるのである。第6図
は第5図bの場合の実験結果であり、斑協鋼心アルミ撚
線を素綾とした3ケ孫のヮィャを試料として用い、1,
=2000胸、12=300仇舷、13=500仇吻と
して振動吸収特性を調べたものである。
Aはその本発明に係る特性線図、Bは16Q磯撚線を用
いた従来のべートダンパーの特性線図である。第6図か
らわかるように、本発明の場合は秦線間の摩擦によるほ
か、前記広帯域吸収能力によって広い範囲にわたりすぐ
れた振動吸収特性を発揮することがよくわかる。
いた従来のべートダンパーの特性線図である。第6図か
らわかるように、本発明の場合は秦線間の摩擦によるほ
か、前記広帯域吸収能力によって広い範囲にわたりすぐ
れた振動吸収特性を発揮することがよくわかる。
以上の本発明に係るべートダンパーによれば、燃線を素
線として複合撚りしたから素線内部の摩擦のほか素線間
の摩擦にも依存し、振動吸収能力を大きくするばかりで
なく、低周波数から高周波数にかけて全体的に振動吸収
をする能力をも有するから、従来のように複雑多岐なダ
ンパーを用いることなく特にトーショナルダンパ−の如
き集中型ダンパ−を併用せずとも十分な周波数帯域に亘
り、ダンピング効果を発揮可能に構成できたものであり
、その実用上の利益はけだし大きい。
線として複合撚りしたから素線内部の摩擦のほか素線間
の摩擦にも依存し、振動吸収能力を大きくするばかりで
なく、低周波数から高周波数にかけて全体的に振動吸収
をする能力をも有するから、従来のように複雑多岐なダ
ンパーを用いることなく特にトーショナルダンパ−の如
き集中型ダンパ−を併用せずとも十分な周波数帯域に亘
り、ダンピング効果を発揮可能に構成できたものであり
、その実用上の利益はけだし大きい。
第1図は懸垂クランプ近傍におけるべートダンパ−の敬
付状況を示す説明図、第2および3図は、従来のべート
ダンパーの二様の構成を示す説明図、第4図は本発明に
係るべートダンパーに用し、る添線の一例を示す部分斜
視図、第5図aおよびbは本発明に係るべートダンパー
の二様の実施例を示す説明図、第6図は本発明に係るべ
ートダンパ−と従来のべートダンパーとの特性を比較し
た特性線図である。 10・・・・・・架空送電線、20,20′,20″・
・・・・・クランプ、30,30・・・・・・秦線、4
0・・・・・・添線。 オー図矛Z図 ゲラ図 才4図 オタ図 がら図
付状況を示す説明図、第2および3図は、従来のべート
ダンパーの二様の構成を示す説明図、第4図は本発明に
係るべートダンパーに用し、る添線の一例を示す部分斜
視図、第5図aおよびbは本発明に係るべートダンパー
の二様の実施例を示す説明図、第6図は本発明に係るべ
ートダンパ−と従来のべートダンパーとの特性を比較し
た特性線図である。 10・・・・・・架空送電線、20,20′,20″・
・・・・・クランプ、30,30・・・・・・秦線、4
0・・・・・・添線。 オー図矛Z図 ゲラ図 才4図 オタ図 がら図
Claims (1)
- 1 分布定数系の架空線防振装置において、架空線に添
られる添線として、撚線素線の複数を撚り合せてなる複
合撚線を使用し、当該複合撚線の撚線素線の数を碍子連
より遠ざかるにつれて順次逓減せしめてなる架空線の防
振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56206742A JPS6018169B2 (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 架空線の防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56206742A JPS6018169B2 (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 架空線の防振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57126221A JPS57126221A (en) | 1982-08-05 |
JPS6018169B2 true JPS6018169B2 (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=16528343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56206742A Expired JPS6018169B2 (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 架空線の防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018169B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220050812A (ko) * | 2020-10-16 | 2022-04-25 | 에코브 주식회사 | 차량용 배터리 충전 스테이션의 안전관리장치 및 그 방법 |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP56206742A patent/JPS6018169B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220050812A (ko) * | 2020-10-16 | 2022-04-25 | 에코브 주식회사 | 차량용 배터리 충전 스테이션의 안전관리장치 및 그 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57126221A (en) | 1982-08-05 |
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