JPS6018131A - コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明にコーヒー沸し器に関し、簡単な構造で各人の好
みに応じたコーヒー濃度の調節を可能とするものでるる
。

従来、トリ、プ式コーヒー沸し器で（げ、ヒーターによ
り加熱された熱湯をバスケットに納められたコーヒー粉
に注湯してコーヒーを抽出するが、抽出されたコーヒー
液の濃度にコーヒー粉量に対する熱湯の量により左右さ
れるのみであった。そのため、薄めのコーヒーを好む者
に熱湯の量に対するコーヒー粉量を減らしてコーヒーを
抽出するが、コーヒー粉量に対する熱湯の量が多く成り
過ぎてコーヒー粉からコーヒー抽出液に必要な成分以外
の成分を抽出し過ぎ、酸味、渋味や苦味の強いコーヒー
抽出液や、水っぽいコーヒー抽出液となり、その１まの
まずいコーヒー液またげ好みに合わない濃Ｖ）コーヒー
液を我慢して飲壕すければならなかった。

本来、コーヒー粉はコーヒー豆の焙煎の程度で抽出され
るコーヒー液の濃度がほとんど決められる。従ってコー
ヒー粉量に対する熱湯の量は加減することなくほぼ一定
としている。しかし焙煎の異なる幾種類ものコーヒー粉
を準備すると長く保存することとなりコーヒー粉が酸化
してまずいコ−ヒー抽出液となり、またそのたびごとに
コーヒー粉を購入することも不可能に近く、結局その時
々に自分の好みに合った濃度のコーヒーを常に飲むこと
ば出来なかった。

本発明は上記従来の欠点を解消し、簡単な構造で常に各
人の好みに応じたコーヒー抽出液の濃度を調節可能とし
たコーヒー沸し器を提供するものである。

以下、本発明の実施例について添付図面を参照して説明
する。

図において、１は水タンクであり、上方開口部にタンク
蓋２を備え、底部には逆止弁３が設けられている。４に
加熱パイプであり、一端は前記逆止弁３を介して水タン
ク１に連結され、他端に昇水バイブロを介して吐出バイ
ブロに連結σれている。この吐出バイブロに上方向の開
口６ａおよび下方向の開口６ｂが設けられ、前記上方向
の開口ら！Ｌの上方に凹状の散水蓋７が設けられ、また
下方向の開口６ｂの下方にはバスケット８がコーヒー抽
出液を受けるガラス容器９に載置はれて備えられている
。１ｏげ前記昇水バイブロの開口部近傍に設けられた筒
状の注口で、段部１１を有し、この段部１１上の側壁に
は穴１２を具備している。

１３は前記注口１０の穴１２に対応して穴明部１４を有
する調節枠で、一部に操作片１３ａを備え、回動自在に
設けられている。１６に昇水バイブ５を覆う逆り字状の
器具本体で、ひさし部１６にに注口１０の穴１２が臨む
位置に環状の溝１７〃′設けてあり、この溝１７の一部
には貫通孔１８を具備するとともに注口１０と散水蓋７
が取付けられ、調節枠１３が回動自在に支持されている
。

１９げバスケット８を覆うバスケット蓋で、中央に穴を
有し、周辺部が中央部より下方に位置するように傾斜ま
たげ彎曲せしめ周辺部に切欠穴２゜を備えている。前記
バスケット８け略逆円錐状で内面にげリプ２１が形成さ
れ、このリブ２１の上端部２２に中心方向に突出して形
成でれ、底部にはコーヒー流出口３２が形成され、合成
樹脂等で一体に成形されている。ガラス容器９の下方に
は保温プレート２３を介してガラス容器９を加熱する加
熱体２４が加熱パイプ４．およびシーズヒータ２５を内
装して備えられてＶ）る。２７は器具本体１６の蓋で、
調節枠１３の操作片２６の可動範囲だけ穴２８が設けら
れており、穴２８近傍に「レギュラー」、「マイルド」
の表示部２９を具備する。３０にコーヒー粉、３１は紙
フィルターでめる０ 上記構成において、所望めカップ数およびコーヒー抽出
濃度に応じたコーヒー粉３０を紙フイルタ−３１に入れ
、バスタ・フト８内に納める。この時、第１図に示すよ
うに紙フイルタ−３１の上端に、リブ２１の上端部２２
に沿って立ち上がり、バスケット８と紙フイルタ−３１
の間に隙間を確保する。次に所望のコーヒー抽出濃度に
操作片２６を回動させて設定する。操作片２ｅを表示部
２９の「マイルド」に合わせると、注口１０の穴１２と
調節枠１３の穴明部１４が一致して全開のを定めること
でア臥全開から全閉まで調節可能としている。

次にバスケット８をガラス容器９に載置し、保温プレー
ト２３に設置し、所望のカップ数に応じた水を水タンク
１に入れて準備完了となる。電源スイッチ（図示せず）
を入れると、水タンク１内から逆止弁３を通シ加熱パイ
プ４に流れ込んだ水に、加熱体２４を介してシーズヒー
タ２６により加熱される。逆止弁３に水タンク１内の水
を加熱パイプ４に通すが逆方向にげ通さず、水は次々と
加熱されて膨張沸騰を繰り返して吐出バイブロの開口６
ａ、ｅｂから次々と噴出する。

上記コーヒー抽出濃度設定時に操作片２６を「マイルド
」°に合わせると、第１図に示すように注口１０の穴１
２が全開となり、開口６ａから噴出した湯は散水蓋７を
伝わり、注口１ｏの段部１１に当たり、穴１２．穴明部
１４を通って、溝１７に落ち、貫通孔１８からバスケッ
ト蓋１９に滴下し、周辺部の切欠穴２０から滴下しバス
ケット８のリプ２１の上端部２２に導かれ、コーヒーバ
スケット８と紙フイルタ−３１の間を流れてコーヒー流
出口３２からガラス容器９に流れ出る。

一方、開口６ｂから噴出した湯に直接滴下してバスケッ
ト８内のコーヒー粉３０のコーヒー成分を抽出し、紙フ
イルタ−３１で濾過されてコーヒー陣出口３２からガラ
ス容器９に流れ出し、所望の濃度のコーヒー抽出液が抽
出されることとなる。

また操作片２６を「レギュラー」に合わせると、第２図
に示すようｖＣａ口１Ｑの穴１２に全閉となり、開口６
ｂからに同様に直接コーヒー粉３０へ、開口６ａからに
散水蓋７の内面に沿って広がり、注口１ｏから全てがコ
ーヒー粉３ｏへ滴下され、従来と同様にコーヒー抽出を
行なう。さらに上記操作片２６を「マイルド」と「レギ
ュラー」の中間に合わせると、バスケット８の内面と紙
フイルタ−３１の間に流入する湯量は「マイルド」での
ほぼ半分となり、操作片２６の位置により「マイルド」
と「レギュラー」の間でコーヒー抽出液の濃度を無段階
に設定出来るー 以上の説明から明らかなように本発明によれば、昇水パ
イプの開口の上方に散７ｆ蓋を備え、この散水蓋の下部
に、筒状で側壁に穴を有する注口と、この注口の穴を開
閉する調節枠を備え、かつ器具本体の注口取付部に前記
穴が臨む溝を設け、この溝の一部に貫通孔を形成し、昇
水パイプの開口の下方に備えたバスケット内に前記貫通
孔から滴下する湯を容器に直接導く通路を設けた構成に
より、バスケット内に納められたコーヒー粉の量に対す
る熱湯の量を一定としたため、薄いコーヒー液から従来
の濃いコーヒー液捷で常においしいコーヒー液が無段階
に得られる。

捷だ従来以上の濃いコーヒー液についても熱湯の量に対
するコーヒー粉量を増せば可能であり、はとんど全ての
人の好みに合ったコーヒー液の抽出を可能とし、しかも
１力ツプ分におＶ）でも数カップ分と同様に可能となる
。

また、注口の操作片を動かすのみで所望のコーヒー抽出
濃度が設定出来、操作が非常に簡単でその効果に大なる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図に本発明の一実施例を示すコーヒー沸し器のコー
ヒー抽出濃度を薄くする場合の縦断面図、第２図にコー
ヒー抽出濃度を濃くする場合の縦断面図、第３図に要部
平面図、第４図に要部分解斜視図、第５図に同コーヒー
沸し器のバスケットの分力斜視図である。 １・・・・・水タンク、４・・・・・・加熱パイプ、５
・・・・・・昇水パイプ、８・・・・・・バスケット、
９・・・ガラス容器、１ｏ・・・・・注口、１３・・・
・調節枠、１２．１４・・・・穴明部、１５・・・・・
容器、１７・・・・溝、１８・・・・・切欠穴。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 ７ 第３図 ｚ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱装置を備えた加熱パイプの一端を、逆止弁金倉して
   水タンクに連結し、他端を昇水パイプに連結し、昇水パ
   イプの先端をバスケットの上方で開口し、バスケットの
   下部にコーヒー抽出液を受ける容器を備えたコーヒー沸
   し器において、前記昇水パイプの開口の上方に散水蓋を
   備え、この散水蓋の下部に、筒状で側壁に穴を有する注
   口と、この注口の穴を開閉する調節枠を備え、かつ器具
   本体の注口取付部に前記穴が臨む溝を設け、この溝の一
   部に貫通孔を形成し、前記バスケット内に前記貫通孔か
   ら滴下する湯を容器に直接導く通路を設けてなるコーヒ
   ー沸し器。