JPS6018079Y2 - 回転式自動製麹装置における玉麹用手入機 - Google Patents
回転式自動製麹装置における玉麹用手入機Info
- Publication number
- JPS6018079Y2 JPS6018079Y2 JP1979135090U JP13509079U JPS6018079Y2 JP S6018079 Y2 JPS6018079 Y2 JP S6018079Y2 JP 1979135090 U JP1979135090 U JP 1979135090U JP 13509079 U JP13509079 U JP 13509079U JP S6018079 Y2 JPS6018079 Y2 JP S6018079Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- koji
- rotary
- balls
- perforated disc
- tama
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は大粒径の玉数を回転式自動製麹装置で効率よく
製造するための手入機の構造に関するものである。
製造するための手入機の構造に関するものである。
玉数は味噌の製造に使用され、麹原料をチョッパー等で
混合切断して、例えば第４図に示すような丸味を帯びた
十字型で厚みが２０〜２５ｍｍ、十字の長さが６０〜７
５ＴＩ！ｎもの大粒径に成形し、玉数原料１８の表面に
菌糸１９を振り掛けて製麹室の中で適当な温湿度の条件
下で放置すると菌が玉数の内部へ侵入して内部まで製麹
される。
混合切断して、例えば第４図に示すような丸味を帯びた
十字型で厚みが２０〜２５ｍｍ、十字の長さが６０〜７
５ＴＩ！ｎもの大粒径に成形し、玉数原料１８の表面に
菌糸１９を振り掛けて製麹室の中で適当な温湿度の条件
下で放置すると菌が玉数の内部へ侵入して内部まで製麹
される。
この際麹層を攪拌しないと玉数が合一して塊状となり、
風の通りが悪く、酸素の供給が不十分で良質な麹ができ
ないのであるが、従来の回転式製麹装置の手入機は麹粒
子の細いものに適した横型掻板による攪拌装置であり、
これでは玉数戒形体そのものを破砕してしまうので好ま
しくない。
風の通りが悪く、酸素の供給が不十分で良質な麹ができ
ないのであるが、従来の回転式製麹装置の手入機は麹粒
子の細いものに適した横型掻板による攪拌装置であり、
これでは玉数戒形体そのものを破砕してしまうので好ま
しくない。
また、如何に攪拌羽根の形状を変更しても玉数の破砕が
起り、良質の製品とならないことが実験の結果判明した
のである。
起り、良質の製品とならないことが実験の結果判明した
のである。
そこで、玉数の製造を効率のよい回転円板式自動製麹装
置で製造するための手入機について詳細な検討を加え、
本考案の完成に至ったもので、その要旨とするところは
、手入機に掬き板と手入用クラッシャーとを併用し、玉
数を先ず掬き板で麹層より上部へ持ち上げ、円板床へ落
下する途中に手入用クラッシャーを設け、自由空間で玉
数の塊状をほぐすことにある。
置で製造するための手入機について詳細な検討を加え、
本考案の完成に至ったもので、その要旨とするところは
、手入機に掬き板と手入用クラッシャーとを併用し、玉
数を先ず掬き板で麹層より上部へ持ち上げ、円板床へ落
下する途中に手入用クラッシャーを設け、自由空間で玉
数の塊状をほぐすことにある。
以下図面によって本考案の玉数用手入機について詳細に
説明する。
説明する。
第１図は本手入機を装着した回転式自動製麹装置の平面
図、第２図は第１図Ａ−Ａ部拡大断面図、第３図は同Ｂ
−Ｂ部拡大断面図である。
図、第２図は第１図Ａ−Ａ部拡大断面図、第３図は同Ｂ
−Ｂ部拡大断面図である。
回転式自動製麹装置は、第１図に示すように、室側壁１
内に回転多孔円板床２を配置し、円板床２の外周に設け
たラックピン３とかみ合うピニオンギヤ−４によって動
力を伝達して回転させ、その中心円筒５と側壁１の外方
に設けた昇降台６゜６に支持して回転多孔円板床上を上
下に移動する手入機７と排出板８とをそれぞれ別個に昇
降可能に設けてものである。
内に回転多孔円板床２を配置し、円板床２の外周に設け
たラックピン３とかみ合うピニオンギヤ−４によって動
力を伝達して回転させ、その中心円筒５と側壁１の外方
に設けた昇降台６゜６に支持して回転多孔円板床上を上
下に移動する手入機７と排出板８とをそれぞれ別個に昇
降可能に設けてものである。
なお９は麹基質の盛込コンベアであり、１０は空調装置
である。
である。
ここで、手入機７が玉数用に開発されたもので、掬き板
１１と手入用クラッシャー１２とからなり、掬き板１１
は玉数を持ち上げる作用をするように、回転多孔円板２
の半径方向で、かつ回転方向に対して斜め上方に傾斜し
た長方形の板状体であり、その下縁１３が回転多孔円板
２に接したとき、上縁１４は玉数層１５の上面より上方
へ露出するに十分な幅を有している。
１１と手入用クラッシャー１２とからなり、掬き板１１
は玉数を持ち上げる作用をするように、回転多孔円板２
の半径方向で、かつ回転方向に対して斜め上方に傾斜し
た長方形の板状体であり、その下縁１３が回転多孔円板
２に接したとき、上縁１４は玉数層１５の上面より上方
へ露出するに十分な幅を有している。
掬き板は板状体のほか、スリット板あるいはフォーク状
にして固っていない個々の玉数のみを隙間から通過させ
るようにしてもよい。
にして固っていない個々の玉数のみを隙間から通過させ
るようにしてもよい。
手入用クラッシャー１２はその回転軸１６に対して順次
９０°角度を変えて軸の外周に撹拌棒１７を植えつけた
、いわゆるパドル式崩解機が好ましく、これを第３図に
示すように掬き板上縁１４にほぼ接近して上から下へ左
回転させ、撹拌棒１７によって合一した玉数の塊をほぐ
す作用をさせる。
９０°角度を変えて軸の外周に撹拌棒１７を植えつけた
、いわゆるパドル式崩解機が好ましく、これを第３図に
示すように掬き板上縁１４にほぼ接近して上から下へ左
回転させ、撹拌棒１７によって合一した玉数の塊をほぐ
す作用をさせる。
手入機７の操作方法は次のようにする。
すなわち、回転多孔円板床２を回転させながら昇降台６
．６を下げて掬き板１１と手入用クラッシャー１２を共
に降下させる。
．６を下げて掬き板１１と手入用クラッシャー１２を共
に降下させる。
この際、手入用クラッシャー１２を回転させながら下げ
て、掬き板子縁１３が円板床面に接した位置で降下を止
める。
て、掬き板子縁１３が円板床面に接した位置で降下を止
める。
玉数層１５内の玉数は互いに合一したままで掬き板１１
により上方へ持ち上げられ、ここで手入用クラッシャー
１２の撹拌棒１７にまり玉数の表面欠損や破砕なく個々
にほぐされる。
により上方へ持ち上げられ、ここで手入用クラッシャー
１２の撹拌棒１７にまり玉数の表面欠損や破砕なく個々
にほぐされる。
もし、玉数の破砕が起ると、切断部に雑菌が繁殖して良
好な玉数にならないのである。
好な玉数にならないのである。
回転多孔円板床２が１回転して玉数の手入れが終ると、
手入機７全体を玉数層１５より上部に持ち上げ、次に排
出板８を適当な位置まで下げ、玉数層１５の表面を均し
て手入作業が完了する。
手入機７全体を玉数層１５より上部に持ち上げ、次に排
出板８を適当な位置まで下げ、玉数層１５の表面を均し
て手入作業が完了する。
以上詳述したように、手入機に掬き板とクラッシャーと
を併用し、かつ掬い上げた玉数の塊を解きぼぐすような
位置にこれらを配置したために、玉数の破砕が全くなく
、十分な手入操作が行えるようになり、効率のよい回転
式自動製麹装置で玉数の製麹を可能にした点で、本考案
手入機の効果は大である。
を併用し、かつ掬い上げた玉数の塊を解きぼぐすような
位置にこれらを配置したために、玉数の破砕が全くなく
、十分な手入操作が行えるようになり、効率のよい回転
式自動製麹装置で玉数の製麹を可能にした点で、本考案
手入機の効果は大である。
第１図は玉数用手入機を装着した回転式自動製麹装置の
平面図、第２図は第１図Ａ−Ａ部拡大断面図、第３図は
同Ｂ−Ｂ部拡大断面図、第４図は玉数の形状の一例を示
す斜視図である。 １・・・・・・室側壁、２・・・・・・回転多孔円板床
、５・・・・・・中心円筒、７・・・・・・手入機、１
１・・・・・・掬き板、１２・・・・・・手入用クラッ
シャー、１３・・・・・・掬き板子縁、１４・・・・・
・掬き板上縁、１５・・・・・・玉数層、１７・・・・
・・撹拌棒。
平面図、第２図は第１図Ａ−Ａ部拡大断面図、第３図は
同Ｂ−Ｂ部拡大断面図、第４図は玉数の形状の一例を示
す斜視図である。 １・・・・・・室側壁、２・・・・・・回転多孔円板床
、５・・・・・・中心円筒、７・・・・・・手入機、１
１・・・・・・掬き板、１２・・・・・・手入用クラッ
シャー、１３・・・・・・掬き板子縁、１４・・・・・
・掬き板上縁、１５・・・・・・玉数層、１７・・・・
・・撹拌棒。
Claims (1)
- 回転多孔円板床２の中心円筒５内と側壁１の外方との間
に張架して回転多孔円板上を昇降可能に掬き板１１と手
入用クラッシャー１２とを取付け、該掬き板１１は回転
多孔円板床２の半径方向で回転方向に対して斜め上方に
傾斜して設け、下縁１３が回転多孔円板床２に接したと
き上縁１４は麹層１５上面より上方へ突出し、該上縁１
４に接して回転可能に手入用クラッシャー１２を設けた
ことを特徴とする回転式自動製麹装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979135090U JPS6018079Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | 回転式自動製麹装置における玉麹用手入機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979135090U JPS6018079Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | 回転式自動製麹装置における玉麹用手入機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5650300U JPS5650300U (ja) | 1981-05-02 |
| JPS6018079Y2 true JPS6018079Y2 (ja) | 1985-06-01 |
Family
ID=29366643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979135090U Expired JPS6018079Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | 回転式自動製麹装置における玉麹用手入機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018079Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-28 JP JP1979135090U patent/JPS6018079Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5650300U (ja) | 1981-05-02 |
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