JPH0434718Y2 - - Google Patents

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JPH0434718Y2
JPH0434718Y2 JP2210284U JP2210284U JPH0434718Y2 JP H0434718 Y2 JPH0434718 Y2 JP H0434718Y2 JP 2210284 U JP2210284 U JP 2210284U JP 2210284 U JP2210284 U JP 2210284U JP H0434718 Y2 JPH0434718 Y2 JP H0434718Y2
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JP
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koji
culture bed
substrate
bearings
circumference
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JP2210284U
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JPS60136700U (ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、製麹において麹基質の培養床を回
転円盤とし、麹基質の盛込、出麹、手入の各作業
を培養床としての回転円盤の回転と、搬送スクリ
ユウ、手入機の回転作動との相関関係によつて、
麹基質の盛込作業、出麹作業ならびに手入作業を
自動的に行なえるようにした自動製麹装置の改良
に係るものである。
すでに提案された装置においては、断熱を施し
た密閉製麹室内に通気可能な多孔板或いは金網か
らなる麹基質の培養床を円形の回転板とし、中心
部を中心柱体としての中心円筒に、外周部をロー
ラーにそれぞれ支持させ、回転自在に設置した培
養床回転円盤式自動製麹装置の培養床の上部に、
正逆回転によつて麹基質の盛込と出麹作業を行う
搬送手段としてのスクリユウを中心円筒と麹室の
壁体とに亘らせて装着し、更にこのスクリユウは
各作業に適応するように昇降自在な昇降装置に連
けいされて設置される。また手入手段は前記搬送
手段と異なる麹室内の壁面に搬送手段と同様な機
構を介して配設される。なお温湿風は空気調整装
置(図示せず)により調整されて培養床の麹基質
に供給し、品温、水分を制御する。
麹基質の盛込に際しては、搬送用のスクリユウ
をあらかじめ麹基質の堆積される厚みの高さの位
置に昇降装置により昇降させ、その位置において
スクリユウの搬送作用が、中心円筒側に働くよう
に駆動装置によつて回転させる。次に培養床を回
転させ、原料処理を終つた麹基質を投入口から投
入する。培養床に山積された状態に投入された麹
基質は、搬送用スクリユウに到達すると、一定高
さ以上の麹基質は搬送用補助スクレーパと、搬送
用スクリユウとの作用により、中心筒側に徐々に
搬送されて盛込が行なわれ連続自動的に所定の厚
みに培養床上に整地され、麹基質の盛込作業を自
動的に終らせるものである。所定時間経過後、麹
基質は手入を必要とするが、手入作業を行なうに
は、手入手段を回転駆動装置により回転させなが
ら、麹基質内へ昇降装置により培養床面に近接す
る位置まで降下させ、その位置において回転を続
行させる。
次に培養床を駆動装置により回転させると、そ
の培養床の回転進行速度と手入機の回転速度の相
関作用により、麹基質は逐次手入を施されるもの
である。出麹に際しては、搬送用スクリユウを麹
室壁側へ作用するように駆動装置により回転させ
ると同時に、昇降装置により培養床面に近接する
位置まで降下させ、その位置において回転を続行
させ、培養床を回転させることによつて、麹基質
は培養床の回転速度と、スクリユウの回転との相
関作用により、徐々に出麹用シユートを経由して
麹室外へ自動的に搬出されるものである。
上述のような製麹装置において、従来は第1図
に示すように、搬送手段としてのスクリユウaと
手入手段bの中心部分の軸受及び昇降装置は、中
心柱体としての中心円筒c内に収容されていた。
そのため中心円筒cと培養床dとの摺動部並びに
中心円筒c内部が雑菌の巣となりやすかつた。こ
の考案はこれらの欠陥の排除並びに回転駆動の簡
易化によつて清潔な製麹が行なえる有益有用なも
のである。
第2図において、断熱壁で覆われた室1内の中
に回転培養床2が設けられ、その外周は側板3に
よつて麹基質の堆積を形成し、中心柱体としての
中心軸4を中心として、駆動装置5によつて回転
駆動される。詳細を後述する手入手段6は、外方
の軸受7と、中心部分の軸受8とに軸支される
が、この軸受8は中心軸4に設けられた長溝9に
摺動可能に嵌合され、この長溝9内を上下運動可
能とし、支持部材としての支持金具10を経て、
昇降装置のねじ11に連けいされ、歯車12にか
み合い駆動される。13は歯車12と14とを同
期駆動させるもので、手入手段6を水平に上下動
させるものである。15,16,17は、手入手
段6を昇降させるための駆動部で、自動並びに手
動によつて操作され、手入手段6の回転は減速モ
ータ18によつて駆動される。
温湿風は図示されない空気調節装置によつて調
整され、開口部19,20から供給排出が行なわ
れる。
搬送手段としてのスクリユウ21の昇降運動、
回転駆動とも、前記手入手段6と同じ構成である
ので、前記手入手段6関係の各部に付した符号に
ダツシユを付して同等の部分を示す。
上記構造において、培養床上に堆積される麹基
質の製麹は、前述した要領で行なわれるが、この
考案においては、中心軸4自体に長溝9,9′を
設け、その下端に外方下向きの傾斜面22を設け
て、軸受8,8′を遊合させてあるため、長溝9,
9′中に入り込んだ麹基質は、軸受8,8′の上下
運動によつて容易に排出され、更にこれら作業部
分の回転駆動は駆動部18単体で構成したため、
洗滌殺菌も容易で清潔を保ちながら、製麹を行な
うことができるのである。
なお前記手入手段6としては、第4図ないし第
6図に示すように手入用切刃の枚数を外周に多く
中心に向つて少なくしたものを使用するのであつ
て、これら図において、23は回転軸、24は手
入用切刃、25は側板であつて、xは円板及び手
入機の回転軸が駆動された時、それぞれの手入用
切刃24が麹基質を切つて手入する量を示すもの
である。
麹基質の培養床2は円板によつて構成されてい
るため、第5図のように培養床2の各円周長a,
b,c,d,e,f,gの円周数値にはそれぞれ
差がある。この場合、中心部から外周部に亘つて
手入を行う時、全域に亘り同一刃数の手入機を使
用し、これに回転を与え手入を行なうと、円板の
外周においては手入機の一定回転数に対して円周
長は内周長より長く従つて刃一枚当りの切刃量
(第6図x)は多い。また、内周は外周とは逆に
手入機の一定回転数に対し外周より円周長は短
く、したがつて刃一枚当りの切刃量(第6図x)
は少ない。よつて、手入における切刃量すなわち
第6図のxの数値は外周から内周に向つて徐々に
少なくなり、最内周において最少となる。
またかような現象は合理的な手入を欠くと同時
に、手入における切刃量第6図のxの数値が外周
(x=大)から内周(x=小)に向つて一つの傾
斜を有した変位を生ずるために手入密度が不均一
になると共に、麹基質に移動を生じ、その結果、
通気条件に不均等を招く結果となり、良質な麹は
得られない。
そこでこの考案では合理的な均等性を有する手
入を行うため手入用切刃の枚数を、外周に多く中
心に向つて少なくし、その関係は任意の円周にお
ける手入用刃の切刃量(第6図x)がほぼ均等に
なるような関係を保つように切刃の枚数を選定し
構成したものであつて、かような構造としたため
に麹基質の内外周共その手入の条件はほぼ均等化
され、そして通気条件も良く手入として理想的な
ものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す竪断面図、第2図はこの
考案の装置の竪断面図、第3図はその一部分の側
面図、第4図は手入手段の一例の斜視図、第5図
は回転培養床平面図で、第6図は羽根式の手入手
段の一例を示す図である。 なお図において、1……製麹室、2……回転培
養床、4……中心軸(中心柱体)、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 断熱的に構成した密閉製麹室内に通気可能な
    多孔板又は金網等から成る円形の麹基質回転培
    養床を設け、中心部を中心柱体に外周部をロー
    ラにそれぞれ支承させた前記回転培養床上に、
    麹基質の盛込と出麹作業とを行なう搬送手段
    と、麹基質の手入れを行なう手入手段とを前記
    中心柱体と麹室の壁体とに亘らせて昇降自在に
    配設するものにおいて、前記搬送手段と手入手
    段とを前記中心柱体を構成する中心軸に支承さ
    せる軸受がそれぞれこの中心軸に形成した軸線
    方向の長溝に摺動可能に嵌合され、これら長溝
    の下端には外側下向きの傾斜面を形成すると共
    に、前記軸受を支持部材及び伝動手段を介して
    麹室外に設置した昇降用駆動源に連けいさせて
    成る自動製麹装置。 2 前記手入手段の手入部分として、培養床上の
    麹基質を攪拌する切刃の枚数を、前記回転培養
    床の周長が長い外周側において多く、周長が短
    かい内周側に向つて少なくし、もつて培養床の
    内外周において麹基質に切り込まれる切刃によ
    る麹の手入条件をほぼ均等にするようにした実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の自動製麹装
    置。
JP2210284U 1984-02-18 1984-02-18 自動製麹装置 Granted JPS60136700U (ja)

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JP2210284U JPS60136700U (ja) 1984-02-18 1984-02-18 自動製麹装置

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JP2210284U JPS60136700U (ja) 1984-02-18 1984-02-18 自動製麹装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60136700U JPS60136700U (ja) 1985-09-10
JPH0434718Y2 true JPH0434718Y2 (ja) 1992-08-18

Family

ID=30514095

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JP2210284U Granted JPS60136700U (ja) 1984-02-18 1984-02-18 自動製麹装置

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JPS60136700U (ja) 1985-09-10

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