JPS60179905A - 垂直磁気記録ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

本発明は、垂１Ｇ磁気記録ヘッドに関する。 発明の技術的背景及びその問題点 一般に、補助磁極励磁形又は主ａ極励磁形の単磁棒ヘッ
ドで垂直磁気記録を行なう場合に、より高密度の記録と
するためには、主磁極Ｎや主磁極幅を小さくする必要が
ある。ところが、°１ミ磁極の厚さや幅を小さくするに
従ってその再生出力は漸７に醤ル１７丁ｌ、主・）、ご
のｔ−め−＊直磁領記鈴■ノ１；方式において、より高
密度の記録、再生をするためには、主磁極と磁気記録媒
体との間隙により生するスペース損失を無視できる程度
にできるだけ小さく抑える必要がある。従って、垂直磁
気記録再生方式においては、主磁極と磁気記録媒体とが
常に接触していることが、必要かくべからざる条件であ
る。つまり、主６Ｊ＆極と磁気記録媒体とは常に接触し
つつ老朽することになる。 ところが、ここで垂直磁気記録媒体をみると、従来の面
内磁気記録媒体のような塗布型と異なり、蒸着法、スパ
ッタリング法等により形成された金　パ属膜であるため
、この媒体自身には潤滑能力が全くないといえる。そし
て、一般によく知られている垂直磁気記録媒体の記録層
はＣＯ−Ｃｔ・膜であるが、これはＣｏ　−Ｃｔの六方
晶が膜面に対し垂直に立った構造を有している。このた
め、ＣＯ−Ｃ「・膜の表面には凹凸が生じているととも
に、ＣＩの偏析と酸化により六方晶の間隙にはＣｒ　Ｚ
　ＯＪが埋められていることになる。又、　Ｇ　ｏ−Ｃ
ｒ膜の表面も酸化されてＣｒ　２０３で薄くコートされ
た状態にあると考えられる。 しかし、て、このＣｒ　１０３は非常に硬いことが知ら
れている。従って、主磁極を凹凸があって硬い表面に接
触させて走行させるということは、ｌ″磁極媒体表面で
研磨しているに等しいと云える。 このように−Ｌ磁極はマ１（゛に研磨されている状態で
あるので、使用するに従って＋？耗することになる。。 この点、垂直磁気記録ヘッドの構造によっては、例えは
補助磁極励磁形・＼ラドにあってはある程度の摩耗が沿
されるものの、現状の垂直ヘッドではＩ！ｉｒ任が：）
〜′しかったり、あるいは逆にヘラ８１−粍は殆んどな
いが記録媒体に傷をつけてしまうどい）よ）に、？ｌ′
Ｉｉ足な垂直八ツ１−が得られでいないものである。 この点、改良案としては、・＼ラド構造を１−磁極をガ
ラス状カーボンで挟んだ構造とし、このカーボンの潤滑
能力を利用して主磁極ヘッド部と記録媒体との摩擦を減
少させてヘッド摩耗を減少させるとともに、記録媒体を
保護する方法が提案されている。このような主磁極をガ
ラス状カーボンで挾んだ構造の・＼ツ１−では、・＼ラ
ドが研磨されることにより牛１′るカーボン粉が潤泪剤
の役割を担うわけであるが、潤滑能力が不足すると考え
られ摩粍眼が１１５較的入きく、結局、装置の寿命を考
慮するど不適＋ｌｌなｈ　’（Ｊ、：とｈえられる５゜
他の例として、記録媒体に着１１シ、この記録媒体１−
に弗メ・３系の潤滑剤を塗布することにより摩擦を減少
させる方法も提案されている。ところが、潤滑剤膜はス
ペース損を考えた場合、例えは２００人以トの如く−１
−分に薄く、かつ、均一に塗布しなけれはならないこと
や、潤滑剤が蒸発するような場合には常に供給しなげれ
はならないこと等を考えれば、実験室的には有効である
が、実際上は不Ｆｉｌ能とカえられる。。 発明の目的 本発明は、このよ）な点に鑑みなされたもので、接触す
る記録媒体との摩耗を低減させて、・＼ラド白身の摩耗
の減少及び記録媒体の保護を図ることができる垂直磁気
語録ヘットを得ることを目的とする。。 発明の概要 本発明は、主磁極を潤滑剤を含浸させたポーラスな炭素
Ｊ基板により挟み込み・＼ラドを形成することによ＃ｊ
、・＼ラド白身に十分な潤滑能力を持だ仕、・＼ラドと
記録媒体とのｊｌ；「耗を低減さゼで、両者祭保護する
ことがてき、この際、ポーラスな炭素基板の開気（（、
率等が人きくなっでト磁捧形成面が凹凸になったり、接
着剤のｄみ込みかあ−っても、♂属炭化物１１ツ！によ
り解消できるよ）に構成したものである。。 発明の実施例 本発明の・実施例を図面に基づいて、説明する。。 本実施例は、浦助磁ＩＪｊ励磁形ヘッドに適用し、たち
ので、・＼ラドは１゛磁極１を有するｆ：直・＼ツドニ
】とコイル３が巻回された補助１！ｉ４とを対向させＣ
構成さ］しる１、そして、記録媒体５は基板ｒｊ　ｌ；
にパーマロイなどの高透磁率膜７、Ｃ；　０−　ＣＩな
どの垂直磁化膜８を形成してなり、この垂直磁化膜８が
垂直・＼ラド２に接触する。 ここで、木′ガ施仔１１′７７はｆｋ　ｉｆ　□＼・ソ
１ご２Ｌこ土ζＬ寸ど、パーマロイ、Ｃｏ−７，ｒ　−
Ｎ　ｂ等による主磁極ｌを。 ガラス基数やガラス状カーボン−１ｉ（ζ（）ｊてなく
、ポーラスな炭素基板９１−に形成してなｊｌ、この炭
素」Ｉ。 板９に潤４′１・剤を含Ｉ！Ｊさせた１＞のである１、
４Ｉ一体的には、・方の炭（・：基板９．Ｉにスパッタ
１１シシ法や前着法により主磁（セ１模を形成した後、
エツチングにより所′−１１Ｊの主磁極形として１″磁
極１を形成し、他−力の炭素Ｊｉｌ＋板９１）を稈ρｊ
合わぜることによりｉｒ直ヘット２か作１）れる、 このよ）な構成によれは、垂直パ＼ット２か潤滑剤を含
浸さゼたポーラスなＬＡ素により形成され、垂直ヘット
２白身が潤滑能力を有するので、記録媒体５ど常に接触
して走１−１シても、ｊ（＋直ヘット２と記録媒体５と
の摩耗か減少する。即ち、重；直・＼ット２自身（炭素
基板９）が研磨され、そのどきに生ずる炭素粉か潤滑剤
として作用し、かつ、含浸させた潤滑剤も作用するので
、両名間の摩擦が非常に小さくなる。よって、垂直ヘッ
ド２の摩耗が１引力低減され、か−〕、記録媒体５も傷
つくことなく保護される１゜ どころて、炭素基板９に含浸させる潤ｌ；°１剤の種類
及びその１ｕｌＦｉ力法についで説明する。ま・ｒ、常
温で液体である弗素系界面活性剤を用いることかできる
１、この場合には、潤滑剤中にｉｃ：直・＼ツ１へ２を
−Ｊ漬さ（↓てや体を減ハ、すれはよい、、第゛、に、
常湿で固体である弗素系界面活性剤を用いることがでさ
る１、この場合には、潤１ｒ［削のｔｘｔｔ液にｌＪ漬
し７て全体を減ハす扛はよい１．第・

【ニー、常温でｄ
ｋ体σＪ弗素系！１１１曲ｒｌ＋ｉ　４’ｌ剤ど常温て
固（４りの弗素系界ｌ１１１活４′１剤との混合系を用
いることができる。この１白には、固体潤滑剤へ液体潤
滑剤中にｌ岩屑又は５）　ＩＶｌさ−１１て才；き、こ
れに東向・＼ツ１−２をｌ−Ｊ清さゼで９体を減圧すれ
はよい。第四に、全屈でもよい１．二のＩＩ！、Ｎには
、全屈を１″磁極ｌに形成前に含ンシさせるか。 あるいは歌属融液中に垂直・＼ブト２を浸請さ仕て全体
を減ハすれはよい（つまり、１゛磁極１の加熱劣化が考
えられる場ｒ↑には、）！磁ｔ！ｉ１の形成前にポーラ
スな炭素基板９に金属を含浸させるのがよい）。 又、潤滑剤に帯電防１１−剤を含まぜることにより、コ
ミの付着を防ＩＩ−するがでさる。。 とこ７）で、この上）にポーラスな炭素基ＩＩ！１　＋
ｉ　。 ９１】によ（１主磁極ｌを秋み込む場合において、開気
孔率＼）気孔祥が大きくなると、１：磁極ｌ形成ｉｒ＋
ｉの凹凸か激しく”：ｊＦってしま）。父、炭素基板！
ｌ　、ｒ　ＨＯ２）を接着固定する場なの接着剤が浸み
込んτしま）宿の問題か牛し５る１、 しかし石、本実施例では、炭素」、ｔ＋版！１　ａのに
磁１１形成曲（決・７）、込、７７、　＋ｌｉｉ　）に
比較的）すめの金属ＶＡｌｌｘ物膜ｌＯを形成オろもの
である１、この金属炭化物１１Ｑ　Ｉ　ｏは、スパッタ
リング法、蒸着ｆ人、（−１Ｖ　１．）法。 ・（オーンブレー子インソ法等により炭素基（反ｒ＋　
、、、　１．：に形成される。このよ）な金属炭化物膜
１０の存（１，によ１．１．炭素基板９　、の■′磁（
４ｉ形成而の凹凸が激しくても主磁極１は平用な金属炭
化物膜１０トに形成されることにな番１、凹凸の影響を
受（づない６又、接着剤の浸み込みも生じない、。 ところで１金属炭化物としではｓｉｃ、ｉ”ｉｃ等が用
いられ、金属と炭素との比がｌ：１であると非祁」笠硬
いので、金属と炭素の比、即ち、（金１１が）／（炭素
）をＯ，Ｒ以ｌ：とＬ・、炭素過剰として軟かめどする
のが望ましい。より具体的には、金属と炭素の比は、ポ
ーラスな炭素基板９の開気孔率、潤滑剤の種類等に応じ
て適当な値に設定される。 又、第：ｔ　Ｘに示すよ）に他方の炭素ＪＡ板９１）の
に磁捧挟２ノ込み面にも金属炭化物膜１０を形成するよ
）にすれはよ１１効果的である、１なお、本実施例では
補助磁棒励磁形ヘットて説明し、だが、１．磁忰励磁形
ヘットでも同様に適用できる。 発明の効果 本発明１よ、上述したよ）に１−磁圓をｉｌ’、’ｌ　
’／ｉ’）剤ム含浸させたポーラスな炭素ノー；板によ
り挟ゐ込んで・＼。 ラドを形成したので、ＪＡ素扮による潤滑作用ど含浸さ
せた謂Ｊ７け剤の作用とによりヘット白身に１弓）な潤
滑能力を持たせることができ、よって、・“＼ノドの摩
耗を防１１・しつつ記録媒体を傷つけろことなく保護す
ることができ、この際、少なくとも　・方の炭素基板の
主磁極挟み込み面に金属炭化物１１’；ｉを形成したの
で、炭素１．Ｃ板の凹凸の影響をなくして１ご磁極を形
成することができ、接着剤の〜み込Ｊ）も防＋Ｌできる
ものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の・実施例をｉバすもので、第１　ｌｐｌ
は側面図、第２図は要部を拡大してホす縦断側面図、第
；（図は変形例を小ず縦断側面図である。 １・・・ｉ′、磁極、２・垂直ヘラ１−１５・記録゛媒
体、９・・・ポーラスな炭素１良板、１ｏ−金属炭化物
１１グ蒐出　願　人　東京電気株式会７１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、記録媒体面に接する主磁極を潤滑剤を含浸させたポ
   ーラスな炭素基板により挟み込み、少なくとも・方の炭
   素基板の主磁極挟み込み面に金属炭化物膜を形成したこ
   とを特徴とする垂直磁気記録・＼ラド。 ２、黴属炭化物膜の金属と炭素の比が０．８以下である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の垂直磁気
   記録ヘッド。