JPS60179778A - ブラシクリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、絶縁性繊維よシなるクリー二ｙグ用のブラシ
ロールを感光体に摺擦して感光体上に残留したトナーを
クリーニングするブラシクリーニング装置に関するもの
である。

従来技術 感光体と対向したハウジング内に絶縁性繊維よりなるク
リーニング用のブラシロールを感光体と摺擦するように
設ゆ、ハウジング内にはブラシロールと干渉するフリッ
カ−パーを設けると共に、ハウジングのトナー進入側に
清掃コロトロンを設け、プラクロールの機械的な払拭作
用及び静電的吸着作用によって感光体上のトナーをクリ
ーニングするものが殖られている。

前述の静電的吸着作用はブラシロールとフリッカ−パー
の材質を、両者の摩擦によってブラシロールが残留トナ
ーの極性と逆１性に帯電するように選択し、その摩擦帯
電電荷によって残留トナーをブラシルールに吸着するも
のである。

この様であるから、ブラシロールと７リツカーパーの材
質の組合せが静電的吸着力に影響を与えるので、両者の
材質の組合せがクリーニング能力に重大な影響を与える
ととくなる。

一般に、ブラシロールを（ト）に帯電して使用する場合
にはフリッカ−パーの材質をテフロン、ブラシロールを
θに帯電して使用する場合にはフリッカ−パーの材質を
ポリアセタールとしている。

しかし、これらの材料は体積固有抵抗が非常に高い為に
、ブラシロールとともに７リツカーバーが帯電して両者
間の電位差がある値以上となると７リツカーバーに蓄積
されていた電荷がプツシロール側に放電し、ブラシロー
ルの帯電電位を低下してしまう。

この結果、７リツカーバーよシプラシロール側に電荷が
放電された直後ではブラシロールの帯電電位が急激に低
下して静電的吸着力が弱くなるからクリーニング能力が
低下し、クリーニング不良を発生することがある。

発明の目的 ブラシロールの帯電電位を略一定に維持できて静電的吸
着力を常に略一定にでき、安定したしたクリーニング能
力が得られるようにすることを目的とする。

発明の構成 フリッカ−バーの材質を１０１（ｌΩａｍ以下、望まし
くは１０＋８Ωｍ以下の体積固有抵抗をもつ樹脂とし、
このツリツカ−パーを大地と電気的実　施　例 第１図はブラシクリーニング装置の概略説明図であシ、
感光体１と対向して清掃コロトロン２とブラシロール（
ファーブラシ）３とが設けられ、ブラシロール３は絶縁
硅繊維（ナイロン等の合成繊維）が３ａが約２０．００
０本／α２の密度で植毛された径６０ＩＩＩＩＩのブラ
シ状ロールで、ハウジング４内に、１．２０　Ｏｒｐｍ
の回転速度で感光体１と摺擦しながら回転するように設
けられ、かつ７リツカーバー５と干渉するようにしであ
る。

６は除電ランプであシ、前記清掃ゴロトロン２には直流
電源７によって（へ）の直流電圧が印加しである。

そして、紙に転写されなかった残留トナーは感光体１表
面に付着した状態で清掃コロトロン２部に進入し、０の
直流電圧が印加されている清掃コロトロン２によってマ
イナスコロナカＷＡ光体１と残留トナーとに照射される
と共に、除電ランプ６の光が光透過性の感光体１の裏面
に照射されるから、感光体１上の残留トナーのトナー粒
子の帯電量は、清掃コロトロン２によってマイナス帯電
に整えられると共に、除電２ンプ６によって感光体上の
余剰電荷が除去されて感光体１とトナーの付着力が弱め
られる。

この状態でトナー及び感光体１はクリーナ部に進入し、
ブラシロール３の機椋的な払拭力及び静電的吸着力によ
って感光体１上の残留トナーは除去されてハウジング４
内に収納される。

つまシ、ブラシロール３はフリッカ−ツク−５及び感光
体１に摺擦しているのでプラスに摩擦帯電され、マイナ
スに帯電しているトナーとの間に静電的吸着力が発生す
る。

そして、除去されたトナーの大部分は感光体１より離脱
すると同時に図示しない真空源による空気流に乗り、ブ
ラシロール３に付着した残シのトナーは７リツカーバー
５で掻き落されて前記の空気流に乗る。空気流に乗った
トナー１は真空源に至る前にサイクロンフィルター等の
トナー捕集装置で空気よシ分離される。

前記フリッカ−・（−５の材質はカーボン粒子を分散さ
せたテフロンとなり、体積固有抵抗が１０−６Ω譚とな
っていると共に、導線８で大地に電気的に接続しである
。

この様であるから、フリツ゛カーｚ＜　−５Ｋ貯積され
た電荷は大地に流れ、従来の様にブラシロール３側に放
電されることがないから、ブラシロール３の帯電電位は
常に略一定に維持され、静電的吸着力が略一定となるの
で、安定したクリーニング能力が得られると共に、帯電
電位も高くなってクリーニング能力を向上できる。

（実験例） ナイロン製のブラシロール３を第２図に示す構成で回転
させ、フリッカ−バー５と摺擦後のブラシロール３の帯
電電位を電位センサー９で測定すると共に、ツリツカ−
パー５の表面帯電電位を測定したところ第３図に示す結
果を得た。

第３図において、ａ及びムは７リツカーＩり一５をテフ
ロンとした場合、１及びＢはツリツカ−バー５をカーボ
ン分散テフロンとした場合である。

これによシ、テフロンのフリッカ−バー５を用いた場合
にはフリッカ−バー５とブラシロール３の電位差がある
値に達すると放電が発生してブラシロール３の帯電電位
が低下するが、カーボン分散テフロンのフリッカ−パー
５を用いた場合にはフリッカ−パーの電位が殆んど上昇
せずに放電が発生しないからブラシロール３の帯電電位
はｂに示すように高く、かつ略一定に維持されることが
判明した。

また、カーボンを分散したテフロンの摩擦係数は低いの
でフリッカ−パー５とブラシロール３との摺擦部分で発
生する熱が少なくなシ、ブラシロール５に付着したトナ
ー粒子の一部がクリツカ−パー５及びブラシロール３の
繊維３ａに融着することが低減するから、その融着物が
感光体１に運ばれてトナーフィルミングを発生すること
がある程度防止できる。

以上の実施例ではカーボン分散テフロンによってフリッ
カ−バーとしたが、との材質に限るものではな（１０＋
１００α　以下の体積固有抵抗をもつ樹脂であれば前述
と同様な効果が得られる。

発明の効果 ブラシロール３の帯電電位゛を常に略一定に維持できて
静電的吸着力を略一定とす石ことができるから安定した
クリーニング能力が得られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図はブラシクリー二
／グ装置の概略説明図、第２図はブラシロール及びツリ
ツカ−バーの帯電電位測定状態の説明図、第３図はブラ
シロールと７リツ　′カーパーの帯電電位をブラシロー
ルの回転時間の推移とともに測定した表口である。 １は感光体、　３はブラシロール ５はフリッカ−パー 出願人　富士ゼロックス株式会社 代理人　弁理士　米　原　正　章 弁理士洪水　忠 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体１にブラシロール３を摺擦すると共に、該ブラシ
   ロール３にツリツカ−パー５を干渉させたブラシクリー
   ニング装置において、前記７リツカーパー５を１０＋１
   １１０ｄ　以下の体積固有抵抗をもつ樹脂で構成すると
   共に、７リツカーバー５を大地に電気的に接続したこと
   を特徴とするブラシクリーニング装置。