JP3186372B2 - トナ−像記録装置 - Google Patents
トナ−像記録装置Info
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Description
たトナ−像をカット紙等の第2の記録体に転写する静電
記録、電子写真記録装置、磁気記録装置、直接粉体記録
装置等に係る。
報には、カット紙等の第2の記録体をベルトにより搬送
して第1の記録体に形成された粉体トナ−像を半導電性
または絶縁性誘電体の上記ベルトを介して第2の記録体
に静電転写し、さらに第2の記録体をベルトの移動とと
もに定着器に搬送する記録装置が開示されている。
は、第2の記録体を搬送手段であるベルトから分離する
際にトナ−像が乱れてトナ−が飛散するという問題があ
った。また、ベルトに残留、付着したトナ−を除去し難
いという問題もあった。本発明の目的は上記の問題を解
消することのできる記録装置を提供することにある。
に、カット紙等の第2の記録体をベルトにより搬送して
第1の記録体に形成された粉体トナ−像を上記ベルトを
介して第2の記録体に転写するトナ−像記録装置におい
て、上記ベルトの第2の記録体搬送面とは反対の側より
転写電圧を印加して第1の記録体に形成された粉体トナ
−像を第2の記録体に転写する手段と、第2の記録体を
上記ベルトから分離するためのベルト背面部材と、ベル
ト背面部材に上記転写電圧と同極性の電圧を印加する分
離電源と、上記ベルトと第2の記録体の分離部に交流コ
ロナもしくは脈流コロナを印加する手段と、第2の記録
体を分離した後のベルトに付着しているトナ−、紙粉等
を静電的に除去する手段とを設けるようにする。さら
に、上記交流コロナもしくは脈流コロナ印加手段に第2
の記録体を介して対向する位置にトナ−飛散抑止電極を
設け、これにトナ−の帯電極性と同極性の電圧を印加す
るようにする。
ム、第2の記録体として通常紙、絶縁紙、高抵抗誘電体
等を用いた本発明による静電記録装置の実施例について
説明する。なお、本発明は電子写真記録、静電記録、磁
気記録、直接粉体記録等の装置にも同様に適用すること
ができる。
の構成図である。帯電器2により一様に帯電させた光導
電性の感光ドラム1の表面にレ−ザビ−ム3を照射して
記録情報の電荷潜像を形成し、次いで現像器4により上
記電荷潜像を現像して感光ドラム1上にトナ−像を形成
する。送紙ロ−ルにより繰り出された記録紙(カット
紙)5は感光ドラム1の表面速度と同速度で回動する絶
縁性、または光導電性誘電体のベルト7により感光ドラ
ム1の表面に接触する。このとき、転写器(コロナ帯電
器)8により、ベルト7の裏面にトナ−の帯電極性とは
逆極性の電荷を与えて静電力により感光ドラム1上のト
ナ−像を記録紙5に転写する。
5は、分離部にて、分離ロ−ル9の曲率半径と記録紙5
の剛性によりベルト7より剥離する。なお、分離ロ−ル
9には転写器8と同極性の電圧が印加される。上記分離
部では交流コロナ放電器10により記録紙5の裏面とベ
ルト7の表面に交流コロナ若しくは交流に直流を重畳し
た脈流コロナが与えられ、また、記録紙5の表面に対向
する位置にはトナ−の帯電極性と同極性の電圧を印加し
たトナ−飛散防止電極11を設ける。次いで、記録紙5
のトナ−像はヒ−タ13により加熱されたヒ−トロ−ル
12とバックロ−ル14よりなる定着器により定着され
た後、排出ロ−ル15により機外に排出される。
は記録紙間隔部や用紙欠損部にて感光ドラム1から転移
されたトナ−や、用紙トラブル等により感光ドラム1か
ら直接転移されたトナ−、紙粉等が附着するが、これら
のトナ−や紙粉等はベルトクリ−ナ16により除去され
る。すなわち、トナ−はブラシ17により静電的に除去
され、静電力により回収ロ−ル18に移された後、掻き
落されて回収スクリュウ19によりベルトクリ−ナ16
の外部に排出される。
留するトナ−はドラムクリ−ナ20により除去され、そ
の後、感光ドラム1上の残留電荷がイレ−ズランプ21
により消去され、次回の作像工程に供される。なお、転
写器8にはコロナ帯電器の代わりに電圧を印加したロ−
ルを用いることもできる。また、分離ロ−ル9はベルト
7の円滑な駆動が阻害されない場合には固定するように
してもよい。また、上記トナ−の飛散が少ない場合には
トナ−飛散防止電極11を省略してもよい。
動作と、分離部の動作、ベルトクリ−ナ16の動作等を
さらに詳細に説明する模式図である。図2においいて、
感光ドラム1の表面には潜像電荷23とこれを現像した
トナ−22等が存在する。なお、図2はレ−ザビ−ム3
が露光した部分を反転現像する場合であり、潜像電荷2
3とトナ−22はともに負に帯電している。転写器8内
のコロナワイヤには転写電源24の電圧5〜8kVが印
加され、コロナ放電により正の転写電荷25がベルト7
の裏面に与えられる。この正の転写電荷25による電界
作用によりトナ−22が記録紙5上に転写される。
る際には、記録紙5と感光ドラム1間の間隙部で放電が
発生して負の剥離放電電荷26が記録紙5側に帯電さ
れ、感光ドラム1側には正の剥離放電電荷27が帯電さ
れる。このようにしてトナ−22が記録紙5上に転写さ
れるのであるが、このとき、トナ−の一部が感光ドラム
1側に残留する。なお、ベルト7にはポリエチレンフタ
レ−ト、ポリテトラフルオロエチレン、ウレタン、シリ
コンゴム、フッ素ゴム材等の単体もしくは複合体の厚さ
0.1〜1mmの絶縁性シ−ト、または光導電性シ−ト
等を用いる。
れたまま搬送され、分離部にてベルト7より分離され
る。この分離部でも同様に剥離放電が生じるので、正の
電荷30が記録紙5側に帯電し、負の電荷31がベルト
7側に帯電される。この剥離放電時に記録紙5の表側
(記録面)に帯電される負の電荷量は同裏側の正の電荷
量に比べて大きくなるので、トナ−粒子は負電荷同志の
反発力により飛散したり、移動してトナ−像が乱れると
いう問題が発生する。
負の電荷量と裏面側の正の電荷量を釣り合わせるように
して上記トナ−粒子の飛散やトナ−像の乱れを防止す
る。このため、記録紙5とベルト7の分離点に交流コロ
ナ放電器10を設け、これに4〜6kV,500〜1
0、000Hzの交流、または500〜2000Vの直
流に交流を重畳した脈流電圧を印加して交流コロナもし
くは脈流コロナを発生し、これにより記録紙5の裏側の
正の電荷量と表側の負の電荷量に釣り合うように、記録
紙5の裏面側の正の帯電量を増やすようにする。この結
果、負の電荷間の反発力が減少するので、トナ−粒子の
飛散やトナ−像の乱れ等を著しく減少させることができ
る。また、記録紙5の両面の正と負の電荷が釣り合い、
記録紙5全体として中性になるので、記録紙5とベルト
7間の吸着力がなくなり、記録紙5の分離が容易にな
る。
極性の電圧(500〜2000V)の分離ロ−ル電源2
8を接続して記録紙5の表面のトナ−像を引き付けるの
で、分離時のトナ−粒子の飛散やトナ−像の乱れが抑止
される。また、同時に交流コロナ放電器10からの負電
荷をベルト7側に引き付けてベルト7を負に帯電させる
のであるが、同時にトナ−や紙粉等も負に帯電してベル
ト7表面に付着するので、これらをベルト7によりベル
トクリ−ナ16に搬送して除去することができる。トナ
−への帯電は、本来トナ−がもつ帯電極性と同じであ
り、均一に帯電することができるので効率よくクリ−ニ
ングできる。
であり、これにブラシ電源34により500〜1500
Vの正電圧を印加するので、トナ−や紙粉等はブラシ1
7とバック電極ロ−ル33間の電界によりブラシ17に
吸着される。このブラシ17に吸着されたトナ−や紙粉
等はブラシ電源34より高圧(700〜1200V)の
回収ロ−ル電源35を接続した回収ロ−ル18により回
収するようにしてブラシ17をクリ−ニングする。な
お、上記トナ−や紙粉等の帯電レベルは分離ロ−ル電源
28の電圧により調節することができる。
ナ−飛散抑止電極11には、接地電位、またはトナ−と
同極性の電圧(0〜500V)を有する飛散抑止電源1
11を接続して、トナ−が記録紙5から離散することを
抑止する電界を形成する。なお、トナ−飛散抑止電極1
1の表面を絶縁体で被覆することにより鏡像力によりト
ナ−がトナ−飛散抑止電極11に付着する力を弱めるこ
とができる。また、トナ−飛散抑止電極11にはトナ−
材に対する付着力の弱いポリテトラフルオロエチレンの
ような材質を用いることが望ましい。
トに静電吸着して搬送される記録紙をベルトから分離す
る際に生じる記録紙上のトナ−像の乱れやトナ−粒子の
飛散等を著しく減少することができ、同時に記録紙とベ
ルト間の吸着力を低減して記録紙の分離を容易にするこ
とができる。さらに、ベルトに不要なトナ−や紙粉等を
吸着してベルトクリ−ナに搬送するので、記録紙の汚れ
や記録像の乱れを低減することができる。
成図である。
る。
現像器、5…記録紙、6…送紙ロ−ル、7…ベルト、8
…転写器、9…分離ロ−ル、10…交流コロナ放電器、
11…トナ−飛散抑止電極、12…ヒトロ−ル、13…
ヒ−タ、14…バックロ−ル、15…排紙ロ−ル、16
…ベルトクリ−ナ、17…ブラシ、18…回収ロ−ル、
19…回収スクリュウ、20…ドラムクリ−ナ、21…
イレ−ズランプ、22…トナ−、23…潜像電荷、24
…転写器電源、25…転写電荷、26、27…剥離放電
電荷、28…分離ロ−ル電源、29…交流電源、30…
裏面電荷、31…ベルト表面電荷、32…ベルト残留ト
ナ−、33…バック電極ロ−ル、34…ブラシ電源、3
5…回収ロ−ル電源、111…飛散抑止電極電源。
Claims (3)
- 【請求項1】 カット紙等の第2の記録体をベルトによ
り搬送して第1の記録体に形成された粉体トナ−像を上
記ベルトを介して第2の記録体に転写するトナ−像記録
装置において、上記ベルトの第2の記録体搬送面とは反
対の側より転写電圧を印加して第1の記録体に形成され
た粉体トナ−像を第2の記録体に転写する手段と、第2
の記録体を上記ベルトから分離するためのベルト背面部
材と、ベルト背面部材に上記転写電圧と同極性の電圧を
印加する直流電源と、上記ベルトと第2の記録体の分離
部に交流コロナもしくは脈流コロナを印加する手段と、
第2の記録体を分離した後のベルトに付着しているトナ
−、紙粉等を静電的に除去する手段とを備えたことを特
徴とするトナ−像記録装置。 - 【請求項2】 請求項1において、第2の記録体を介し
て上記交流コロナもしくは脈流コロナ印加手段に対向す
る位置にトナ−飛散抑止電極を設けたことを特徴とする
トナ−像記録装置。 - 【請求項3】 請求項2において、トナ−飛散抑止電極
にトナ−の帯電極性と同極性の電圧を印加する手段を設
けたことを特徴とするトナ−像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25537693A JP3186372B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | トナ−像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25537693A JP3186372B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | トナ−像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07110629A JPH07110629A (ja) | 1995-04-25 |
JP3186372B2 true JP3186372B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=17277912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25537693A Expired - Fee Related JP3186372B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | トナ−像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186372B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09171306A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP25537693A patent/JP3186372B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07110629A (ja) | 1995-04-25 |
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