JPS60179645A - Nmr断層撮影装置 - Google Patents

Nmr断層撮影装置

Info

Publication number
JPS60179645A
JPS60179645A JP60002652A JP265285A JPS60179645A JP S60179645 A JPS60179645 A JP S60179645A JP 60002652 A JP60002652 A JP 60002652A JP 265285 A JP265285 A JP 265285A JP S60179645 A JPS60179645 A JP S60179645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
magnetic field
current
devices
coil devices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60002652A
Other languages
English (en)
Inventor
デイートマール・クンツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPS60179645A publication Critical patent/JPS60179645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/385Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は均一な静磁場を発生ずる装置及び周期的に変化
する電流が流れる3個のコイル装置を具え、該コイル装
置によって静磁場の方向に延在し且つ相互に直角な3方
向に空間に直線的に変化する追加の磁場を発生させ、さ
らに静磁場の方向に垂直なRF (無線周波)磁場を発
生ずる)IFコイル装置を具えるNMR(核磁気共鳴)
断層撮影装置に関するものである。
斯るNMR断層撮影装置は、例えば西独国公開特許第2
8−49355号明細書から既知であり、第1図に部分
切欠図にて示す。このN、 M R断層撮影装置はxy
z座標系の2方向に延在する強ノj且つ均一な静磁場を
発生する装置を具える。この磁場発生装置は、中心軸が
2方向に延在する4個の同心環状コイル1で構成される
。これらコイルの内側で磁場は比較的大きな区域、即ち
検査区域において均一であり、その磁束密度は0.1T
乃至2Tである。この高い磁束密度は一般的に超電導コ
イル装置により得る必要がある。そして、2方向に移動
自在に上部3を具える診察台2上の検査区域に診察すべ
き患者4を導入する。
さらに、この既知めNMR断層撮影装置は2方向に延在
し且つx、y、z方向の空間で直線的゛に変化する磁場
を発生する3個のコイル装置を具える。これらのコイル
装置を一般に[グラジェントコイル」 (傾斜磁場コイ
ル)と称している。2方向に延在し且つ2方向に直線的
に減少する磁場を発生するコイル装置は、少なくとも2
個の同一のコイル装WGzから構成され、これらコイル
装置はコイル装置1に対して対称となるように2方向に
互い違いに配置し、電流がこれらコイル装置を反対方向
に流れる場合に、前記複数のコイル装置Gz間に2方向
に延在すると共にこの2方向の位置関数として直線的に
変化する磁場を発生させるようにする。
2方向に延在しX方向の空間で直線的に変化する他の磁
場を発生するコイル装置は4個の同一なコイル装置1G
xで構成する。これらほぼ断面が矩形のコイル装置を、
中心線がy軸に平行に延在する円柱の周囲にリング1の
中心、従って検査区域を横切るようにして配置する。4
個のコイル装置Gxに流れる電流値を同一にし、隣接す
るこれらのコイル装置の他のコイル装置と面し且つX方
向に延在している各部分に流れる電流を同一方向に流れ
るようにする。
2方向に延在し、X方向に直線的に変化する位置の関数
としての磁場を発生するコイル装置は、コイル装置Gx
を90°回転して得られたものと同一構体である。つま
り、このコイル装置は検査区域を通りX軸と平行に延在
する中心軸を有する円柱の周囲に配置された4個の断面
が矩形のコイル装置で構成されていることを意味する。
コイル装置Gx及びcyにより生じた磁場の2方向に延
在する対称軸における磁束密度は零となる。
最後に、検査区域に均一なRF磁場を発生するRFコイ
ル装置5を配設し、この磁場の周波数は検査区域の2軸
について原子核スピンが歳差運動をするラーモア振動数
と一致する。
斯るNMR断層撮影装置は、理論的に多数のイメージン
グの可能性がある。例えば、3個のコイル装置Gx、G
y、Gzを適切に附勢する場合には、検査すべき被検体
内で原子核スピンを励起することができ、従ってこの被
検体内の原子核スピン分布を再構成することができる。
しかし、斯る3次元イメージング方法は時間がかかり過
ぎるため、実現されていない。
これがため検査すべき被検体のスライス面だけの原子核
スピンを励起する2次元イメージング方法がしばしば利
用される。この目的のため、RFコイル装置5による原
子核スピンの励起中、コイル装置Gzを電流により附勢
して、コイル装置1及びGzにより発生した磁場が一方
のコイル装置Gzから他方のコイル装置に直線的に変化
し得るようにする。従って、スライス内で原子核スピン
を励起してラーモア振動数(既知であるようにラーモア
振動数は磁場強度に比例する)がRF磁場の振動数に一
致し得るようにする。続いて、コイル装置GX及びcy
を同時に或いは順次附勢して、層内の磁場がX方向或い
はy方向夫々に変化するようにする。
原子核スピンの励起後のI?Fコイル装置5内に誘起さ
れた共鳴信号の位相及び振幅により励起されたスライス
内の原子核スピン分布が再構成されるようにする。
第2a図は空間のx−y平面における磁場強度の変動を
示している。水平直線はコイル装置Gyの磁場を表わし
、その磁場強度は隣接する任意の水平直線対の間で同一
量だけ夫々変化する。同様のことが垂直直線に対しても
あてはまり、これら垂直直線はコイル装置Gxにより発
生した磁場を表わし、これらコイル装置の磁場強度が同
一の個所を夫々相互連結したものである。これにより明
らかなように両コイルに対して、各々が同一磁場強度を
表わし、且つそれらの間で磁場強度に所定の差が存在す
る2本の隣接する線間の空間距離は、各方向で各直線対
に対し一定である。この空間距離が一定であるのは、コ
イル装置Gx及びGVにより発生した磁場が夫々X方向
、y方向の空間で直線的に変化する、即ちこれらの方向
において一定の磁場勾配を有する為である。x−y平面
内でチェッカー盤状の原子核スピン分布を示す被検体が
斯る磁場により検査された場合、検査中RFコイル装置
に誘起された信号により、第2b図に示すような原子核
スピン密度分布がチェッカー盤状に再構成される。
しかし、実際の画像(イメージ)は、斯るNMR断層撮
影装置の空間分解能が限定されている為、実際の原子核
スピン密度分布から変位する。
この装置の分解能を向上させるには、すでに比較的長い
測定期間をさらに増加させるか、或いは受信した信号の
帯域幅を増加させる原因となる磁場勾配を増加させる必
要があり、従って信号対雑音比が低下するようになる。
本発明の目的は、検査区域の部分で分解能を向上させる
ようにした上述した種類のNMR断層撮影装置を提供せ
んとするにある。
上記目的を達成するため、本発明のNMR断層撮影装置
は主磁場の方向に延在し且つ空間において非直線的に変
化する磁場を発生する少くとも1個の他のコイル装置(
Gx2. Gx3・・・)を設け、該他のコイール(G
x2.Gx3=−)を電流源(61,62,・)に接続
し、a、b、cを定数とし、it、 i2. i3を3
個のコイル装置(Gx、 Gy、 Gz)を流れる電流
としたとき、式1=ail+bi2+ci3を満足する
電流iを前記電流源から供給し得るようにしたことを特
徴とする。
できるだけ一定な磁場勾配が得られるか或いは空間で可
能な限り直線的に変化する磁場が得られるコイル装置を
構成することを試みていた既知のNMR断層撮影装置と
は対照的に、本発明では磁場が空間で非直線的に変化し
てその磁場勾配が空間の位置に依存するようにした(少
なくとも)1個のコイル装置を必要とし、一方分解能は
、既知のNMR断層撮影装置では空間的に一定であり、
本発明による装置では磁場勾配により変化する、即ち磁
場勾配の大きな区域では分解能が高く、磁場勾配の小さ
な区域では分解能は低い。
rJournal of Physics、lE、5c
ientific Instruments、J198
31983年第16乃至38頁及びrPhysics 
inMedicine and BiologyJ 1
983年第28巻第8号第925乃至938頁から既知
であるように、全検査区域にわたって磁場勾配が一定で
ない場合、再構成の際に欠陥が生じる。斯る不所望な不
均一性は磁場勾配が検査区域の中央部より端部で大きく
なるコンパクトな構造のグラジェント・コイルに発生ず
る。また前記出版物に記載されているように、検査区域
の各点に対して磁場勾配が正確に分っている場合に、再
構成誤りを適切な再構成アルゴリズムにより除去できる
。しかし、本発明において、少なくとも1個の追加のコ
イル装置を使用して非対称性を故意に増加させて検査区
域の分解能を改善している。磁場勾配の空間変動の程度
は、定数a。
bおよびCにより各被検体に対し個々に決定できる。例
えば、3個の定数全てを零とした場合、追加のコイル装
置により発生される磁場をも零にして画像を3個のコイ
ル装置により発生した定勾配磁場だけで決定する。電流
i1+ i2又はi3が空間的に一定の勾配を有する配
設したコイル装置の代わりに別のコイル装置を流れる場
合、上述した所と全く逆の状態が生じる。従って、この
状態において、係数a、 b又はCの1つを非常に大き
く又は極めて大きくする必要がある。
本発明の好適実施例において、静磁場に平行に延在し且
つ同一方向に程度を異にして空間に非直線的に変化する
磁場を発生する少なくとも2個のコイル装置ff(Gx
2. Gx3又はGy2. Gy3)を設け、これらコ
イル装置を流れる電流が周期的に可調整振幅で同様に変
化するようにしたことを特徴とする。
種々のコイル装置に流れる電流の振幅を変えて、例えば
磁場勾配の最大値の空間位置を、与えられる必要条件を
満足するように適合させることができる。このことは、
検査区域の分解能の特に高い部分の位置を該当する必要
条件に応して変化させることを意味する。原則的には本
発明の装置は3次元イメージング方法を使用するが特に
2次元イメージング方法も使用できる。
図面につき本発明の詳細な説明する。
第4図において、コイル装置Gx、Gy、Gzへの電流
を電流源6.7及び8により供給し、この電流源は中央
制御装置9により制御する。この中央制御装置はまたコ
イル装置lに対し直流を発生する電流源装置10をも制
御し、コイル装置1は、2方向に延在する静磁場を発生
する。変調器11は搬送振動を発生し、この搬送振動を
電力増幅器12を経てRFコイル5に供給し、コイル1
により発生した磁場の強度だけでなく変調された振動の
周波数を互いに適宜適合させて、検査すべき被検体4の
スライス内に原子核スピン共鳴を励起し得るようにする
この励起後コイル5内に誘起された信号を増幅器13を
経て位相復調器14に供給し、位相復調器の出力信号を
^−D変換器15にてデジタルデータ語に変換して再構
成装置16に供給する。この再構成装置では予め定めた
アルゴリズムにより励起したスライスの原子核スピンの
空間分布を決定し、この空間分布を例えばモニタ17に
よって表示する。
以上説明した装置はすでに既知である。
本発明により、さらに可制御電流源6L62,71及び
72に夫々接続された4個の追加のコイル装置Gx2.
 Gx3. Gy2及びGy3を設ける。コイル装置G
x2及びGy2は、z軸に平行であり、その強度がX方
向及びX方向夫々の位置の2乗関数として変化する磁場
を発生し、z軸に平行な対称軸で磁場強度が零となるよ
うにする。コイル装置Gx3及びGy3は、2方向に延
在し、その強さがX方向及びX方向夫々の位置の3乗関
数として変化する磁場を発生する。
2方向に延在し、磁場強度がX方向又はX方向の何れか
一方の位置の関数として非直線的に変化する磁場を発生
するコイルは、NMR断層撮影装置においてすでに既知
である。これらコイルを静磁場の不均一さを取り除く為
の補正コイル(シムコイル)として使用する。斯るコイ
ル装置は、「ザ・レビュー・オブ・サイエンティフィツ
ク・インストルメンツ」の1961年3月第3巻第3号
第241〜250頁、米国特許第3,582,779号
及び西独国公開特許第1946059号明細書に記載さ
れている。斯るコイル装置の磁場は2方向(X方向又は
X方向)の一方だけでなくz方向にも変化することがで
きるが、NMR断層撮影装置において、スライスに対す
る2方向の磁場が一定であるため、x−y平面のスライ
スを検査する。
電流源6,61及び62を中央制御装置9によって適宜
制御して、コイル装置1Gxl、Gx2及びGx3を流
れる電流が周期的に尚−変動をするが、振幅は異なる(
調整することができる)ようにする。
この制御は、その出力端子が電流源6,61及び62の
制御入力端子に夫I接続された3個のマルチプライヤ段
63.64及び65により達成され、その方法は、関数
発生器66の信号を制御装置により発生し、関連するコ
イル装置Gx、Gx2又はGx3の磁場が有効に作用す
る重みを表す因子(重み付き因子)で乗算する。従って
、すでに述べたように全部のコイル装置Gx、Gχ2及
びGx3には周期的に同一変動をするが中央制御装置9
によって振幅を調整できる電流が流れる。
同様にして、コイル装置Gy、 Gy2及びGy3の制
御入力端子をマルチプライヤ段73.74及び75の出
力端子に接続し、全部で3電流の時間変動を決定する関
数発生器76の出力信号を中央制御装置9により決定さ
れる重み付き因子によって乗算して、これらコイルに流
れる電流が振幅は異なるが時間変動が同一となるように
する。
マルチプライヤ段64.65並びに74.75に対する
重み付き因子を適宜選定して電流源61.62並びに7
1、7’2の電流が零となるようにする際には、その作
動はすでに第1図に記載したNMR断層撮影装置と同様
である。グラジェント・コイル装ZCX。
Gyにより発生した磁場は、第2図に示す磁場強度の変
動を生起し、被検体のチェッカー盤状原子核スピン分布
は第2b図に図示したようになる。
しかし、電流源61.62又は7L 72により生じた
電流が零でない場合には異なる状態が生じる。それはx
−y平面の磁場強度は直線状に変化せずに、第3a図の
ようになる。第3a図において、x−y平面の同一磁場
強度の位置は(直1ll)によって互いに結ばれており
、2本の任意の隣接する線は夫々所要の磁場強度差に相
当する(またコイルCx、Gx2及びGx3を電流が流
れる場合にコイルGy、Gy2及びGy3を流れる電流
はスイッチオフされ、その逆もまた同様とするとみなし
ている)。この図から分かるように、2本の隣接する線
間の空間距離はX方向並びにX方向において外側で大き
く、内側で小さい、即ち磁場強度勾配の最大値は中心部
にある。チェッカー盤状原子核スピン密度分布を有する
被検体を磁場により検査する際、平面内の原子核スピン
密度分布をコイル5に誘起された信号から従来の方法で
再構成する際には、第3b図に示す分布を得る。この第
3b図を第2b図と比較して分かるように、中心部はや
や広がった形状となっており、端部は狭まった形状とな
っている。
同様の表示はチェッカー盤を魚眼レンズにより写した場
合に得ることができる。この内部区域の大きさが増加し
、外部区域の大きさが減少している画像と同様に、RF
コイル5により誘起された信号から得た情報はこれら区
域に関し夫々増加及び減少することを表現することがで
きる。従って(全ての区域に対して同じ情報を得る第2
b図に示した再構成と比較して)比較的少量の情報を得
る外部区域を犠牲にして中心区域にて比較的多量の情報
を得る。このことは端部での分解能を犠牲にして中心部
の分解能を改善することを意味する。
実際の分布に関して、所望により第3b図の再構成され
た原子核スピン密度分布の幾何図形状歪曲を再構成アル
ゴリズムの変更により排除することができる。コイル装
置Gx2およびGx3又はGy2及びGy3を流れる電
流の振幅は分っている為、幾何図形状歪曲の範囲を決定
でき、再構成アルゴリズムを変えてこの歪曲を除去し得
るようにする。従って、第3b図に示した再構成の代わ
りにチェ・ツカ−盤状分布に相当する再構成を得る。し
かし、第2b図とは異なり、中心部の情報密度即ち空間
分解能は端部でのものより高くなり、即ち中心部の細部
は端部でのものより鮮明に写し出される。
前述において、磁場強度の勾配を中心部(に・0゜y・
0)で最大にして、分解能もまた中心部で最高となるよ
うにすると仮定していた。これはコイル装置Gx、Gx
2及びGx3またはGy、Gy2及びGy3を流れる電
流゛の所定の組合せに対してのみ良好な状態を保ってい
る。その他の組合せに対して最大勾配の位置はX方向及
びX方向に変化する。これらコイル装置に流れる電流の
組合せは、中央制御装置9によって決定される為、これ
ら組合せを使用して該当する要求条件に応じて最大磁場
勾配の位置、または最高分解能を呈する区域を変更する
ことができる。
特別な場合において、コイル装置G×及びGyを流れる
電流を零とし、その一方でコイル装置Gx2及びGx3
またはGy2及びGy3の少なくとも1つを流れる電流
を零でなくする。これによって、X方向およびX方向の
勾配磁場が非直線的な変化となるようにする。
また或いは、X方向又はX方向の磁場強度が2乗則又は
3乗関数として変化するコイル装置の代わりに、磁場強
度が他の方法により位置関数として非直線的に変化する
コイル装置を利用することもできる。従って、これらコ
イル装置に供給される電流の組合せを変えることによっ
て磁場勾配の最大の位置を変化させることができる。さ
らに、2方向に延在し且つX方向及びX方向に非直線的
に勾配が変化する磁場を発生する1個以上のコイル装置
も使用することができる。
第4図に示す装置において、コイル装置Gx2及びGx
3を流れる電流は、コイル装置Gxを流れる電流にのみ
依存し、その一方、コイル装置Gy2及びGV3を流れ
る電流はコイル装置Gyに流れる電流と同期して変動す
るがコイル装置Gxに流れる電流とは独立である。従っ
て原理的にはコイル装置Gxを流れる電流11とコイル
装置cyを流れる電流12との一次結合にて各コイル装
置Gx2+ Gx3+ Gy2及びGy3を流れる電流
を形成することができ、2次元の場合には i =ail+bi2 と表せ、3次元の場合には i =ail+bi2+ci3 と表わせる。ところでi3はコイルGzを流れる電流で
ある。従って、上式の係数a、b、cの種々の組を各コ
イルに対し適用する。しかし、磁場の変化を空間におい
て非直線的とするコイル装置(例えばGx2. Gx3
)を流れる電流が、コイル装置(Gx)を流れる電流と
同期して変動する場合には、歪曲した画像の解釈又は後
処理における歪曲像の改善、即ち空間において直線的と
することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のNMR断層撮影装置の斜視図、第2a
図は、空間におけるx−y平面の磁場強度の変動を示す
線図、 第2b図は、第2a図の配置により再構成された原子核
スピン分布を示す線図、 第3a図は、本発明により空間における磁場強度の変動
を示す線図、 第3b図は、本発明のNMR断層撮影装置によりチェッ
カー盤状原子核スピン密度分布の再構成を示す線図、 第4図は、本発明のNMR断層撮影装置のブロック図で
ある。 ■・・・同心環状コイル 2・・・診察台3・・・上部
 4・・・患者 5・・・RFコイル 6.7.8.10・・・電流源9
・・・中央制御装置 11・・・変調器12・・・電力
増幅器 13・・・増幅器14・・・位相復調器 15
・・・A−D変換器16・・・再構成装置 17・・・
モニタ61.62,71.72・・・可制御電流源63
、73・・・マルチプライヤ段 66、76・・・関数発生器 Gx、 Gy・・・コイル装置 Gx2.Gx3.Gy2.Gy3−追加コイル装置Fl
G、1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 均一な静磁場を発生する装置!(1)及び周期的
    に変化する電流が流れる3個のコイル装置(Gx、Gy
    、Gz)を具え、該コイル装置によって静磁場の方向に
    延在し且つ相互に直角な3方向(X+ V+ 2)に空
    間に直線的に変化する追加の磁場を発生させ、さらに静
    磁場の方向に垂直なRF (無線周波>Vt場を発生す
    るRFコイル装置を具えるNMR断層撮影装置において
    、主磁場の方向に延在し且つ空間において非直線的に変
    化する磁場を発生する少くとも1個の他のコイル装置(
    Gx2. Gx3・・・)を設け、該他のコイル(Gx
    2.Gx3−)を電流源(61,62,・)に接続し、
    a、b、cを定数とし、il、i2.i3を3個のコイ
    ル装置(Gx、 Gy、 Gz)を流れる電流としたと
    き、式i =ail+bi2+ci3を満足する電流i
    を前記電流源から供給し得るようにしたことを特徴とす
    るNMR断層撮影装置。 2、RFコイル装置によりスライス(断層面)内の原子
    核スピンを励起している間に3個のコイル装置の少なく
    とも1つ(Gz)に電流を流し、前記コイル装置(Gx
    2. Gx3・・・)により発生した磁場を前記スライ
    スに平行に且つスライス内の空間で非直線的に変化する
    ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のNMR断層撮影装置。 3、RFコイル装置(5)により原子核スピンを励起し
    ている間に3個のコイル装置の一個(Gz)のみに流れ
    る電流(i3)をスイッチオンすることによりスライス
    を決め、前記他のコイル装置(Gx2.Gx3・・・)
    に流れる電流が他の2個のコイル装置を流れる電流(H
    ,i2)の重み付き和に相当するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載のNMR断層撮影装置
    。 4、静磁場に平行に延在し且つ同一方向に程度を異にし
    て空間に非直線的に変化する磁場を発生する少なくとも
    2個のコイル装置(Gx2゜Gx3又はGV2. GV
    3)を設け、これらコイル装置を流れる電流が周期的に
    可調整振幅で同様に変化するようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項又は第3項記載のNMR断層撮
    影装置。 5、RFコイル装置(5)による励起中附勢されず、そ
    0磁場は2個のコイル装置の磁場が空間に非直線的に変
    化する方向と同一方向に空間に直線的に変化する磁場を
    発生する前記3個のコイル装置のうちの1つ(Gx又は
    Gy)に、2個のコイル装置(Gx2.Gx3又はGV
    2.h3)を流れる電流と同様に周期的に変動する電流
    (il又はi2)を流すようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第4項記載のNMR断層撮影装置。
JP60002652A 1984-01-12 1985-01-12 Nmr断層撮影装置 Pending JPS60179645A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3400861.6 1984-01-12
DE19843400861 DE3400861A1 (de) 1984-01-12 1984-01-12 Kernspintomograph

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60179645A true JPS60179645A (ja) 1985-09-13

Family

ID=6224791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60002652A Pending JPS60179645A (ja) 1984-01-12 1985-01-12 Nmr断層撮影装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4644277A (ja)
EP (1) EP0150541B1 (ja)
JP (1) JPS60179645A (ja)
CA (1) CA1232014A (ja)
DE (2) DE3400861A1 (ja)
IL (1) IL74029A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01110354A (ja) * 1987-10-26 1989-04-27 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JPH01227747A (ja) * 1988-03-08 1989-09-11 Hitachi Ltd 核磁気共鳴を用いた検査装置
US5582316A (en) * 1992-08-28 1996-12-10 S&B Foods, Inc. Cap operating mechanism

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0296833B1 (en) * 1987-06-23 1991-09-25 Hafslund Nycomed Innovation AB Improvements in and relating to magnetic resonance imaging
JPH01192341A (ja) * 1988-01-29 1989-08-02 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JPH0330756A (ja) * 1989-06-29 1991-02-08 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
DE4309958C1 (de) * 1993-03-26 1994-09-29 Markus Von Dr Kienlin Verfahren und Vorrichtung zur ortsauflösenden Magnetresonanzuntersuchung eines Meßobjekts
DE19616388A1 (de) * 1996-04-24 1997-11-06 Siemens Ag Pulssequenz zur Selektion mehrerer Schichten in einem Kernspintomographiegerät
EP1047948B1 (en) 1998-10-20 2007-09-05 Koninklijke Philips Electronics N.V. Magnetic resonance imaging apparatus including a gradient coil system with a correction coil
US6313630B1 (en) * 1999-08-25 2001-11-06 Ge Medical Systems Global Technology Company Llc Modular gradient system for MRI system
DE19955117C2 (de) * 1999-11-16 2001-09-27 Siemens Ag Verfahren zum Betrieb eines Magnetresonanztomographiegeräts

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2070254B (en) * 1980-01-21 1984-10-17 Oxford Instr Group Ltd Nuclear magnetic resonance apparatus and methods
US4437053A (en) * 1982-05-10 1984-03-13 Diasonics (Nmr) Inc. Gradient power supply
US4480228A (en) * 1982-10-15 1984-10-30 General Electric Company Selective volume method for performing localized NMR spectroscopy

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01110354A (ja) * 1987-10-26 1989-04-27 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JPH0528135B2 (ja) * 1987-10-26 1993-04-23 Tokyo Shibaura Electric Co
JPH01227747A (ja) * 1988-03-08 1989-09-11 Hitachi Ltd 核磁気共鳴を用いた検査装置
US5582316A (en) * 1992-08-28 1996-12-10 S&B Foods, Inc. Cap operating mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
DE3480561D1 (en) 1989-12-28
DE3400861A1 (de) 1985-07-18
US4644277A (en) 1987-02-17
IL74029A0 (en) 1985-04-30
EP0150541A3 (en) 1987-04-01
EP0150541B1 (de) 1989-11-23
EP0150541A2 (de) 1985-08-07
CA1232014A (en) 1988-01-26
IL74029A (en) 1988-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101070153B1 (ko) 핵 자기 공명 이미징 장치 및 핵 자기 공명 이미징 방법
US4670716A (en) NMR tomography apparatus
US4794337A (en) Method and apparatus for magnetic resonance analysis of nuclear distribution
US5636636A (en) Magnetic resonance method for imaging a moving object and device for carrying out the method
RU2614648C2 (ru) Использование градиентных катушек для коррекции неоднородностей поля b0 высших порядков при формировании изображения методом магнитного резонанса
JPH07194571A (ja) 核スピン共鳴装置におけるシムコイル及び傾斜磁場コイルを流れる電流の調整方法
JPS60179645A (ja) Nmr断層撮影装置
CN112444766B (zh) 一种磁共振系统及其匀场方法
KR20010007447A (ko) 그레디언트 코일, 그레디언트 코일 유니트, 그레디언트코일 및 엠알아이 장치 제조 방법
JPS59132346A (ja) 核磁気共鳴方法および装置
JPH09215673A (ja) 検査領域内の磁界不均一を決定するmr方法及び装置
Juchem et al. Dynamic multicoil technique (DYNAMITE) MRI on human brain
JP2003052668A (ja) 核スピントモグラフィ装置及びその作動方法
JPH025929A (ja) 限定された容積内の核磁化分布を決定する方法及び装置
GB2128746A (en) Method of scanning specifying magnetic field region for nuclear magnetic resonance imaging
JPH01502323A (ja) 核磁気共鳴の画像化のための方法及び装置
US4706023A (en) Method of reducing artefacts in images formed by means of Fourier zeugmatography
JP3705996B2 (ja) 磁気共鳴撮影装置
JP4319035B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP4045769B2 (ja) 磁場発生装置及びこれを用いるmri装置
JP3928992B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP3887082B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
EP0265955B1 (en) Nuclear magnetic resonance imaging method
JPH06254063A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JPH04279151A (ja) 核磁気共鳴装置