JPS6017953Y2 - 発振器 - Google Patents

発振器

Info

Publication number
JPS6017953Y2
JPS6017953Y2 JP6235879U JP6235879U JPS6017953Y2 JP S6017953 Y2 JPS6017953 Y2 JP S6017953Y2 JP 6235879 U JP6235879 U JP 6235879U JP 6235879 U JP6235879 U JP 6235879U JP S6017953 Y2 JPS6017953 Y2 JP S6017953Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current source
capacitor
current
transistor
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6235879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55162439U (ja
Inventor
正文 菊池
Original Assignee
ソニー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP6235879U priority Critical patent/JPS6017953Y2/ja
Publication of JPS55162439U publication Critical patent/JPS55162439U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6017953Y2 publication Critical patent/JPS6017953Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 従来の発振器は、抵抗を通じてコンデンサを充電し、コ
ンデンサを電流源で放電させる構成になっていて、コン
デンサの充電時間及び放電時間が電源電圧にも依存し、
したがって電源電圧の変動によって発振周波数が変化し
てしまう不都合がある。
この考案は、この点にかんがみ、簡単な構成によって電
源電圧が変動しても発振周波数が変化しないようにした
ものである。
第1図及び第2図は、この考案の発振器の一例で、第1
図はコンデンサの充電時の状態、第2図は放電時の状態
である。
この考案の発振器では、充電用の第1の電流源10とコ
ンデンサ20の直列回路が電源の両端間に接続され、コ
ンデンサ20と並列に放電用の第2の電流源30が接続
される。
図の例は、第1の電流源10が2個のトランジスタ11
及び12を並列に接続したもので構成され、第2の電流
源30が1個のトランジスタで構成された場合である。
さらに、コンデンサ20の端子電圧と出力電圧を比較し
て第1の電流源10ないし第2の電流源30のオン・オ
フを制御する制御部40が設けられる。
図の例は、第1の電流源10のオン・オフが制御される
場合で、すなわち、トランジスタ41及び42のエミッ
タが共通に接続され、その接続点が電流源のトランジス
タ43のコレクタ・エミッタを介して電源の一端に接続
され、第1の電流源10、コンデンサ20及び第2の電
流源30の接続点がトランジスタ41のベースに接続す
れ、トランジスタ41のコレクタがトランジスタ44の
ベースに接続されるとともに抵抗45を介して電源の他
端に接続され、トランジスタ42のコレクタが第1の電
流源10であるトランジスタ11及び12のベースに接
続されるとともにダイオード46を介して電源の他端に
接続され、トランジスタ44のエミッタがトランジスタ
42のベースに接続されるとともに抵抗47を介して電
源の一端に接続され、コレクタが電源の他端に接続され
、抵抗48とダイオード49の直列回路が電源の両端間
に接続され、この抵抗48及びダイオード49の接続点
が2の電流源であるトランジスタ30とトランジスタ4
3のベースに接続される。
そして、トランジスタ44のエミッタより出力端50が
導出される。
第2の電流源であるトランジスタ30、トランジスタ4
3.44及びダイオード49は常にオンで、第1図に示
すように、トランジスタ41がオフ、トランジスタ42
がオンのときは、ダイオード46がオン、第1の電流源
10であるトランジスタ11及び12がオンになって、
第1の電流源10に電流I工が流れる。
この第1の電流源10の電流11は第2の電流源30の
電流I2より大きくされていて、その差の電流11−1
2でコンデンサ20が充電され、コンデンサ20の端子
電圧EAが直線的に上昇する。
このとき、出力電圧Eoは相対的に高い電圧■8になり
、すなわち、電源電圧をvoo1トランジスタ44のベ
ース・エミッタ間降下電圧をV B Eとすれば、第3
図に示すように、Eo ” V)(= VCCVBE
・・・・・・・・・(1)になる。
そして、コンデンサ20の端子電圧EAがVH=VCC
VBEに達すると、第2図に示すように、トランジスタ
41がオン、トランジスタ42がオフになって、ダイオ
ード46がオフ、第1の電流源10であるトランジスタ
11及び12がオフフになり、コンデンサ20から電流
I2が第2の電流源30を通じて放電し、コンデンサ2
0の端子電圧EAが直線的に下降する。
このとき、出力電圧E0は相対的に低い電圧Vしになり
、すなわち、トランジスタ43に流れる電流を■。
、抵抗45の値をRとすると、抵抗45に流れる電流が
■。
で、抵抗45の電圧降下が ■。
工■。R・・・・・・・・・(2)になるから、第3図
に示すように、 Eo”Vし=VCCVBE VO =Voc−VBE−IoR−−−−−−−−−(31に
なる。
そして、コンデンサ20の端子電圧EAがVt、=Vo
o VBE VOに達すると、第1図に示すように、
トランジスタ41がオフ、トランジスタ42がオンにな
って、ダイオード46がオン、第1の電流源10である
トランジスタ11及び12がオンになり、上述のように
電流I□−I2でコンデンサ20が充電され、以後同様
の動作をくり返す。
したがって、コンデンサ20の容量をCとすると、充電
時間T1は T=96=−!L−CR 1I□−I2I□−■2 °−−−−−−−
−(4)となり、放電時間T2は T=簡=X9LC:R ・ ■2I2 °−−−−−−−−(5
)となる。
ここで、第1の電流源10の電流11と、第2の電流源
30の電流I2と、電圧VH及びVLの差の電圧■。
=■。Rが互いに比例するようにされる。すなわち、K
A、KBを定数とすると、 11= KAI2 ・・・
・・・・・・(6)’2 ” KB I O・・・・・
・・・・(7)にされる。
したがって、 1゛=jイR=−シイR ” 11’2 (KA 1) CR −□、−1)KB °−−−−−−−−(
8)IOCR 7、=σR=汽 ・・・・・・・・・(9)
となって、発振周波数fは 、&迅よ KA ・。
。 ・・・・・・・・・(11となり、電源電
圧■。
0が変動しても発振周波数fは変化しない。
図の例は、第1の電流源10のトランジスタ11及び1
2、ダイオード46、第2の電流源のトランジスタ30
、トランジスタ43、ダイオード49が同一のトランジ
スタで構成されて、KA=2すなわちIz = 2I2
・・・・・・・・・(11)KB=1すな
わちl2=1゜ ・・・・・・・・・(12)
にされた場合で、したがって、 T1=T2=CR・・・・・・・・・(13)となって
、発振周波数fは f=土 ・・・・・・・・・(1υCR になる。
この考案の発振器は電圧制御発振器(VCO)として構
成することもできるもので、第4図はその一例で、第1
図及び第2図の発振器において、第1の電流源10のト
ランジスタ11及び12とダイオード46に抵抗61,
62,66がそれぞれ直列に接続され、トランジスタ1
1と抵抗61の接続点が制御用トランジスタ71のコレ
クタ・エミッタ及び抵抗72を介して電源の一端に接続
され、トランジスタ71のベースに制御電圧ECが供給
される。
したがって、制御電圧ECによりトランジスタ71の電
流りが制御され、これにより第1の電流源10の電流I
□が、すなわち上述の定数KAが制御されて、発振周波
数fが制御される。
充電用の第1の電流源の電流11と放電用の第2の電流
源の電流I2が等しくされ、かつ、充電時は第1の電流
源がオン、第2の電流源がオフにされて第1の電流源の
電流I工で充電され、放電時は第1の電流源がオフ、第
2の電流源がオンにされて第2の電流源で放電するよう
にされてもよい。
また、図の例とは逆に、放電用の第2の電流源の電流I
2が充電用の第1の電流源の電流■1より大きくされ、
たとえば12 = 2Lにされ、かつ、第1の電流源が
常にオンにされ、充電時は第2の電流源がオフにされて
第1の電流源の電流■□で充電され、放電時は第2の電
流源がオンにされて電流I2−■1=11が放電するよ
うにされてもよい。
上述のように、この考案によれば、簡単な構成によって
電源電圧が変動しても発振周波数が変化にしないように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の発振器の一例の充電時及
び放電時の状態を示す接続図、第3図はその説明のため
の波形図、第4図は電圧制御発振器として構成した場合
の一例の接続図である。 10は第1の電流源、20はコンデンサ、30は第2の
電流源、40は制御部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の電流源とコンデンサの直列回路が電源の両端間に
    接続され、上記コンデンサと並列に第2の電流源が接続
    されると共に、第1、第2の入力端子及び第1、第2の
    出力端子を有する差動増幅器が設けられ、この差動増幅
    器の第1の入力端子と上記コンデンサ及び上記第2の電
    流源の接続中点とが接続され、上記第1の出力端子がバ
    ッファを介して上記第2の入力端子に接続され、上記第
    2の出力端子が上記第1の電流源の駆動回路に接続され
    、上記コンデンサの端子電圧が第1の所定電圧になった
    とき上記第1の電流源で上記コンデンサを充電し、上記
    コンデンサの端子電圧が上記第1の所定電圧より高い第
    2の所定電圧になったとき上記第2の電流源で上記コン
    デンサを放電するように上記第1ないし第2の電流源を
    オン・オフ制御するようになされ、上記第1の電流源の
    電流と上記第2の電流源の電流と上記第1及び第2の所
    定電圧の差の電圧が互いに比例するようにされた発振器
JP6235879U 1979-05-10 1979-05-10 発振器 Expired JPS6017953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6235879U JPS6017953Y2 (ja) 1979-05-10 1979-05-10 発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6235879U JPS6017953Y2 (ja) 1979-05-10 1979-05-10 発振器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55162439U JPS55162439U (ja) 1980-11-21
JPS6017953Y2 true JPS6017953Y2 (ja) 1985-05-31

Family

ID=29296359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6235879U Expired JPS6017953Y2 (ja) 1979-05-10 1979-05-10 発振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6017953Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659020B2 (ja) * 1985-03-28 1994-08-03 ソニー株式会社 非安定マルチバイブレ−タ
JPS626523A (ja) * 1985-07-02 1987-01-13 Pioneer Electronic Corp Pwm駆動回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55162439U (ja) 1980-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4115748A (en) MOS IC Oscillation circuit
US4611136A (en) Signal delay generating circuit
US4871985A (en) Low noise relaxation oscillator
JPS6017953Y2 (ja) 発振器
JPS6218807A (ja) カレントミラ−回路
US5220291A (en) Complementary transistor oscillator
US3715604A (en) Integrated circuit frequency divider having low power consumption
JPS5941636Y2 (ja) Cmos発振回路
JPH069583Y2 (ja) 定電圧電源回路
JPH0326674Y2 (ja)
JPS6410134B2 (ja)
SU1075363A1 (ru) Генератор
JPH03101159A (ja) 半導体集積回路
JPS5821235Y2 (ja) タンアンテイマルチバイブレ−タ
KR920002427B1 (ko) 주파수밴드패스용 전압제어발진기
JPS6138264Y2 (ja)
JPS5947891B2 (ja) 電圧制御発振器
JPH0486118A (ja) 電圧制御発振器
JP2520466B2 (ja) 時定数回路
JPH0522969Y2 (ja)
JPS6119141B2 (ja)
JPH0320086B2 (ja)
JPH0243387B2 (ja)
JPS6145654Y2 (ja)
JPS5821234Y2 (ja) タンアンテイマルチバイブレ−タ